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メモワール
四百四十話 古代の武器 その二
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アンリデットvsクオーナ・ジェルチ
勝者が決まる
(狂人は予測不可能…………動きすら読めないし、調子乗れなくなった)
ーーこれはジョーカーだね、流石はアンリデットさん
「エクサルシスの力も引き継いでのあの威力…………やばい」
背中が一瞬だげゾクゾクした
アンリデットを敵に回さなくてよかったかもしれない
アンリデットを敵に回していたら負けていたかもしれない
だから英雄ギルドに入ってくれつよかった
「予測不可能なアンリデットちゃんだよぉ!」
「いや知ってるよ!!」
「アンリデットちゃんは止まらないよぉ!」
アンリデットのスピードは上がっていた
だんだんと速くなっていてさっきの第2ステージのスピードを自分のものにしてスピードを早くしている、そこまで強くなるのかと驚くくらいにアンリデットは強くなっている。エクサルシスアンリデットの超狂人コンボは凄まじい攻撃でクオーナ・ジェルチは怯んでいるようだ、流石にここまで追い込まれるとは思っていなかっただろう。クオーナ・ジェルチは悪の組織のトップに任されて戦っているわけだから自身で戦っているわけではない、ゼルベラウス閣下に命令されて動いている
英雄ギルドの情報はなにも知らされてはいなかった、だからクオーナ・ジェルチは英雄ギルドの名前と前の情報しか知らなかった。本当に仲間を見殺しにしていいのだろうか、悪の組織ではあるが仲間では無いんだろうか。本当にクオーナ・ジェルチを捨て駒だと思っているんだろう、捨て駒だと思われているのは本当に仲間だと思って居ないはずだ。本当に仲間なら捨て駒にはしないはずだから仲間とは思っていない
「アンリデットちゃんは最強だよぉっ!」
「なにその自己紹介タイム!意味わからない!」
「女の子の反応してるねェ?やっぱり悪なんてやりたくなかったんじゃないのぉ?」
悪の組織には入りたくなかった
とまでは行かないが悪にはなりたくなかったらしい
だが悪の組織に入ってるからには悪をやるしか無かった
それが悪の組織だから
「悪にはなりたかったの?クオーナは」
「生きるためには悪を演じるしかないのッ!それ以外の方法は無いんだから!」
「方法あるよ、この世界で自由に生きたくは無いの?」
首を横に振った、どうやら生きたくは無いらしい
悪の組織に入ったからにはちゃんと役目を果たさないといけないんだろうか、そんな世界があっていいのだろうか。そんな世界を作りたくないから英雄ギルドは死ぬ気で守り抜いている、英雄ギルドは素晴らしいとまで言ったら否定をされるかもしれないが死ぬ気で戦っているヤツらも居る。その中にこの世界を生きたくないヤツだっている、それはクオーナ・ジェルチだって生きたくない世界で生きている。それは皆も同じく思っていることなんだろうがみんな悲しい過去を抱えて生きている
悲しい過去を辛い過去を抱えて生きているわけだ、だからそんな楽に生きていける世界では無い。そんな楽に生きていける世界があったら本当に楽に生きて行けるのだろうか、誰もが平和になる世界になるんだろうか。平和な世界があったら皆幸せに生きれるはずだ、笑いあって過ごせる。そんな世界にこれからなるのかは不安でしかない
「私は2人を倒すよ、あはっ!」
「それが本音だったらの話だけどねェ」
「あはっ、毎日毎日一分一秒たりとも嘘をついたことはないッ!!」
本当にそう思ってるとは思えなかった
あれが本音なんだろうか、アンリデットとクレアは気付いている
クオーナ・ジェルチが嘘ついていること
本音じゃないことが分かる
「そこまで必死に否定するならぁ、それは本音じゃないってことだねェ」
「本音?本音だよ、本音に決まってるじゃんッ!あはっ!本音じゃなきゃ、私はこんな任務をやらない!」
「本音だったら、本気出すよね?」
クオーナ・ジェルチはまだ本気を出していない
英雄ギルドは悪の組織を倒そうとしているが悪の組織をそこまで恨んでいる訳ではなくてただ悪を排除しているだけだ、悪を排除しているのはいいが英雄ギルドは優しすぎるのかもしれない。英雄ギルドは優しすぎるからこそ舐められたりするのだが苦しんでいるヤツらを放っておく訳には行かない、放っておいたら本当に幸せになるのかも分からない。だからこそ英雄ギルドはその悪にはなりたくない者を救おうとしている、悪にはなりたくないんだったらこちら側が救うしかない方法は無い
手遅れになる前に救うと決めている英雄ギルドは止められないだろう、優しいヤツらしか居ないから苦しむ敵を救うことしか出来ない。救うなとか思われてるかもしれないが英雄ギルドは止められないから仕方ない、でもいずれかは天罰がこちらに来る可能性もある。敵を救っていれば必ず死の道を進むことにはなるがそれでも諦めたくは無い、クオーナ・ジェルチの本音は悪にはなりたくないということだろう
「私は英雄ギルドを倒すことあはっ!全員ここで死ぬ、それは決まったことッ!我らゼルベラウス閣下に決められたこと」
「狂っちゃったかなぁ?人間の脳みそが無くなっちゃったぁ?」
「人間の脳みそは最初からないよ、あはっ!あるわけないッ!」
さっきから誤魔化しているように見える
気のせいでは無いだろう、明らかに嘘のオーラが見えている
だからきっとクオーナ・ジェルチは嘘をついている
それを分かっているのがアンリデットだ
「いまぁ、クオーナ・ジェルチちゃんが言っていることはぁ、本音なのかなぁ?」
「本音で話してるに……………」
「″嘘″のオーラが見えてるよぉ?」
ギクッと肩が下がった
クオーナ・ジェルチが嘘をついていることがこれで分かったはずだがでも攻撃をして来ない以上、悪の組織はクオーナ・ジェルチを殺しに来るだろう。そう来るならこちらはどうすればいいのだろうか、守ってやることは多分出来ないはずだ。悪の組織はインフレにインフレを重ねたむちゃ強いヤツらだから今勝てるような相手では無い、諦めなければ確かに勝てるかもしれないがリスクがあるから辞めた方がいいだろう。死ぬ気で戦うんだとしたら諦めない心が必要になるかもしれないが死ぬ
死ぬ可能性もあるだろうから本気でやりたいのならば死ぬ覚悟があるヤツらだけが戦えばいいのだが英雄ギルドは諦めたりしない、レンはいつになっても元には戻らないがトラウマを抱えているから仕方なくはある。クオーナ・ジェルチは剣を地面に置いてゆっくり話し始めた、クオーナ・ジェルチからは嘘のオーラは無くなっていた。本音のオーラが出始めてアンリデットは心底安心していた、これから話すのは本音
「私はゼルベラウス閣下の指示で色んな罪を犯してきた、ゼルベラウス閣下の命令は絶対だから逆らうことは出来ないよ、あはっ……………」
「気力が無くなってるみたいだねェ、さっきのが無くなってるねェ」
「あはって言うのがだんだんテンション無くなってる……」
あはっを言うほどのテンションは無かった
クオーナ・ジェルチは戦いたくないという選択肢を取った
悪にはうんざりしていたらしい
だから嘘のオーラが見えていた
「古代の武器を貰っても大丈夫?」
「あは、いいよ。貰っても」
「本当にぃ~?ありがとうねェ~」
クオーナ・ジェルチはもう諦めているようだ
戦う価値もない戦いをやったって意味は無い、クオーナ・ジェルチはそれが分かった上で戦いをやめて英雄ギルドに古代の武器を上げようと思っている。クオーナ・ジェルチは悪の組織にやられることはもう分かっているから地面に膝を着いて絶望している、でもこれはクオーナ・ジェルチ自身で決めた判断だからもう後悔はしていないようだ。死ぬなら殺してくれればいいのだがアンリデットとクレアは戻ってきた、こちらにアンリデットとクレアは寄ってきてこちらに手を差し伸べていた
クオーナ・ジェルチは一人では無い、クオーナ・ジェルチには悪の組織が居るが今は関係ない。悪の組織だろうがなんだろうがクオーナ・ジェルチを放っておくわけには行かない、それが英雄ギルドなんだから当たり前。放っておいたらいずれかは悪の組織にやられる可能性だってあるのに放っておいていいんだろうか、もちろん放っておくわけには行かない。英雄ギルドがそれを許してくれるんだろうか
「なん………で」
「辛いことを支え合うのが英雄ギルドだよ、クオーナも辛い過去くらいあるよね?」
(頷いた)
英雄ギルドが支えるのが筋というもの
クオーナ・ジェルチを英雄ギルドに入れたらどれくらい上がるのか
戦力はどれくらい上がって行くんだろうか
実力はアンリデットよりちょっと上くらいだ
「さ、レンもそろそろ戻ってきていいよ」
「あぁ、そうか」
「え?え!?落ち込んでなかったの?もしかして演技だったの?あっは」
レンは頷いた
視聴者までもが騙される演技だったらしいがあれは本当じゃなかったんだろうか、でもレンは少しだけは後悔していたらしい。お父さんとお母さんを殺して莉乃香と紫織が殺されて後悔しないはずがないだろう、後悔しなかったら逆に失礼なんじゃないかってくらいだ。でもレンは演技をしていただけでそこまで病んでいるわけでは無かったようだ、これはどうやら作者までが騙されていた演技だったらしい。ここまで騙してくるとは思わなかっただろう、心臓に悪いからあまりやらないで欲しかった
まじでレンは病んでいるのかと思っていたが嘘だと見抜いたのはこちらのアンリデットという子であった、クオーナ・ジェルチの嘘を嘘だと見抜いてレンを嘘だと見抜いたアンリデットはどこからそんなのを手に入れたんだろうか。アンリデットはやはり有能すぎる、前線を張ってくれる子だからこちらとしても安心出来る仲間だった。クオーナ・ジェルチは英雄ギルドにはまだ入らないらしいがまだ保留らしい
「保留しとく、今は英雄ギルドに入るかどうかは決められない。あはっ…………」
「分かった、決まるまでは英雄ギルドと一緒に行動しような」
「あはっ、分かった~」
英雄ギルドとの協力関係を結んだ
英雄ギルドに入るか入らないかの答えはメモワールが終わるまでだ
メモワールが終わったら入るか入らないかを決めるとのこと
それまではただの協力関係だ
すると・・・・
「魔力が感じられるよぉ~、みんな気をつけてねェ~」
「こんな時に?」
「誰だ!」
ゲートから出てきたのはまた悪の組織が出てきた
どうやらクオーナ・ジェルチが裏切っていることが悪の組織に伝わっていたらしいが伝わるのがあまりにも怖い気もしているが伝わるのは無理ない、クオーナ・ジェルチは悪の組織を裏切ってしまったのだからそれ相応の価値を与えなきゃ行けないわけだ。だからクオーナ・ジェルチはここで終わっているのかと思っているがもちろん英雄ギルドがやらせるわけには行かない、英雄ギルドがそれを守らなきゃ誰が守ればいいんだと思うことだ。この場で助けられるのは英雄ギルドしか救えない
英雄ギルドが勝てる可能性は低くあるが救うためなら命をかけてでも救ってやらないとクオーナ・ジェルチの明るい未来はないだろう、もう古代の武器は貰ったから出てもいいんだが出られないように閉鎖されている。だから英雄ギルドとクオーナ・ジェルチはこここら逃げられない、だから誰かが助けに来るしかないか、倒すしかないかの2択しか与えられない。ここをどう切り抜けるかは英雄ギルドに迫られた
「俺ぁ、悪の組織No.6のクリムゾンだぁ、よろしくなぁ」
「また魔力が化け物みたいな人だねェ」
「あはっ……………この子はクレアと同じで炎魔法使いだよ」
クレアと同じ炎魔法使いだが、魔力はあちらの方が上だ
勝てるかどうかはまだ決まらない、だが勝てない
実力は明らかにあちらの方が上だとクレアは感じている
アンリデットならまだやれるかもしれない
でも今は戦える相手では無い
「はぁ、脱出方法を見つけるしかないか」
「脱出方法なんてあるのかな、あはっ」
「脱出方法はあるはずだよ、多分………………」
多分かいとツッコミを入れるレンだった
脱出方法なんて本当にあるのかってくらいにこの部屋は魔法で閉じ込められている、もちろん魔法で閉じ込めたのはこのNo.6のクリムゾンが魔力で閉じ込めていた。だから普通の人ではこの魔力壁を開けることは出来ないのだがゲートを使用することくらいは出来るはずだ、でもゲートを持っている者はここには居ないから脱出することは出来ない。だから外側から誰かがゲートを出すという方法しか無いと思った方がいい、外側から誰が助けてくれるんだろうかと思っているがまだ居る
英雄ギルドとクオーナ・ジェルチを助けてくれる人がまだメモワールにはいる可能性が高い、だからそのある方に助けてもらえば英雄ギルドとクオーナ・ジェルチが解放されるかもしれない。それなら抜け出せるかもしれないが早く来てくれない限りはこちらが時間稼ぎをするしかないようだ、そうしないとあの方は来てくれないだろうから来るまではとりあえず時間を稼げればいいのだが早めに来てくれた
「ガキンチョ共!早く入れ!」
「お前は!分かった、クオーナ、アンリデット、クレア、先行け!」
「うん!」「分かったよぉ」「分かった、あはっ」
先にクレア、アンリデット、クオーナ・ジェルチは先に出た
レンはクリムゾンを抑えながらゲートを通ろうとしている
だがあまりにもクリムゾンがしつこすぎる
レンだけでも殺そうとして来る
「しゃがみな!ガキンチョ!」
レンは反射でしゃがんだ
剣が飛んできてクリムゾンに当たり、麻痺をした。レンはその隙にゲートを通って外に抜け出した、しつこく追っかけてきたクリムゾンはあの魔力ゾーンに閉じ込められているだろう。多分また悪の組織は英雄ギルドを探しに来てクオーナ・ジェルチをも探しに来て殺しに来るはずだ、あの方に助けてもらったから英雄ギルドとクオーナ・ジェルチは助かっただけだ。でもこれはただ逃げ道を作っているだけだ、だからまた追い付かれる可能性は十分にあるから気をつけた方がいいだろう
古代の武器の2個目はゲットしたがまだ残り10本このメモワールにはあるからまだまだこの戦いは続く、それにクリムゾンと決着をつけなきゃ行けないからまたいずれ会うことにはなる。だからそれまでにはまた強くならないといけないのだがここから上に行く方法は分からない、だから古代の武器を探しながらそれを見つけ出そうとおもっている。またダンジョンとか色々ありそうだがやらなきゃならない
「この古代の武器を時ノ泉に捧げなきゃ行けないらしくて、ここから分かる?」
「んー、そうだな。ガキンチョ共が目指してる時ノ泉か……………案内する、後俺の名前はレーグルだ、ガキンチョ共」
「レーグル…………」
ギレット王より上の存在、レーグル
ギレット王とは友達みたいな関係でよく、酒飲んでいる
レーグルはこのメモワールが気になって調べている
だからこのメモワールに居る
「ガキンチョ共はなんで旅をしている?危険だと思っても進むか?」
「ああ、まだやりたいことが山ほどあるもんでな。デヴォント・アークも悪の組織も倒さなきゃならない」
「デヴォント・アークだって?そうか、ガキンチョ共はデヴォント・アークまで倒すつもりか」
レン、クレア、アンリデットは頷いた
デヴォント・アークを本気で倒すつもりなら十分に警戒をした方がいいとレーグルから警告された、デヴォント・アークは今まで以上に凶暴なやつになっているからという情報をレーグルは持っていた。なんでそんな情報を持っているのかと言うと知らない内に世界に広まっていたらしい、30年も時が動けばそりゃそうなるだろう。この世界はもう30年くらいは経っているが英雄ギルドの歳は進んでいなかった、だから歳を取る心配は要らないだろう。だが外の世界のヤツらは歳をとっている
それだけは変わらないままだ、メモワールに入った者は歳を取らないという設定になっているから歳を取ることは無いだろう。メモワールに出た瞬間に知り合いとかは英雄ギルドの歳を超えているはずだ、クレアがループしたせいでメモワール外は時間が進んでしまっているようだ、だからループはしないように気をつけた方がいいだろう。知らない内に歳をとって亡くなっている可能性が高いからだ、だからループはしない
レン、クレア、アンリデット、クオーナ・ジェルチ、レーグルは時ノ泉に向かった
「ここが時ノ泉…………ん、ゲームらしいな、ここ」
ーーいやゲーム!
「ゲームだよ」
とダブルツッコミされた
古代の武器2本目を泉に刺した
クエスト14-2「時ノ十二戦士 古代の武器二を時ノ泉に捧げよ」がクリアされました
クエスト14-3 「時ノ十二戦士 古代の武器三を時ノ泉に捧げよ」
勝者が決まる
(狂人は予測不可能…………動きすら読めないし、調子乗れなくなった)
ーーこれはジョーカーだね、流石はアンリデットさん
「エクサルシスの力も引き継いでのあの威力…………やばい」
背中が一瞬だげゾクゾクした
アンリデットを敵に回さなくてよかったかもしれない
アンリデットを敵に回していたら負けていたかもしれない
だから英雄ギルドに入ってくれつよかった
「予測不可能なアンリデットちゃんだよぉ!」
「いや知ってるよ!!」
「アンリデットちゃんは止まらないよぉ!」
アンリデットのスピードは上がっていた
だんだんと速くなっていてさっきの第2ステージのスピードを自分のものにしてスピードを早くしている、そこまで強くなるのかと驚くくらいにアンリデットは強くなっている。エクサルシスアンリデットの超狂人コンボは凄まじい攻撃でクオーナ・ジェルチは怯んでいるようだ、流石にここまで追い込まれるとは思っていなかっただろう。クオーナ・ジェルチは悪の組織のトップに任されて戦っているわけだから自身で戦っているわけではない、ゼルベラウス閣下に命令されて動いている
英雄ギルドの情報はなにも知らされてはいなかった、だからクオーナ・ジェルチは英雄ギルドの名前と前の情報しか知らなかった。本当に仲間を見殺しにしていいのだろうか、悪の組織ではあるが仲間では無いんだろうか。本当にクオーナ・ジェルチを捨て駒だと思っているんだろう、捨て駒だと思われているのは本当に仲間だと思って居ないはずだ。本当に仲間なら捨て駒にはしないはずだから仲間とは思っていない
「アンリデットちゃんは最強だよぉっ!」
「なにその自己紹介タイム!意味わからない!」
「女の子の反応してるねェ?やっぱり悪なんてやりたくなかったんじゃないのぉ?」
悪の組織には入りたくなかった
とまでは行かないが悪にはなりたくなかったらしい
だが悪の組織に入ってるからには悪をやるしか無かった
それが悪の組織だから
「悪にはなりたかったの?クオーナは」
「生きるためには悪を演じるしかないのッ!それ以外の方法は無いんだから!」
「方法あるよ、この世界で自由に生きたくは無いの?」
首を横に振った、どうやら生きたくは無いらしい
悪の組織に入ったからにはちゃんと役目を果たさないといけないんだろうか、そんな世界があっていいのだろうか。そんな世界を作りたくないから英雄ギルドは死ぬ気で守り抜いている、英雄ギルドは素晴らしいとまで言ったら否定をされるかもしれないが死ぬ気で戦っているヤツらも居る。その中にこの世界を生きたくないヤツだっている、それはクオーナ・ジェルチだって生きたくない世界で生きている。それは皆も同じく思っていることなんだろうがみんな悲しい過去を抱えて生きている
悲しい過去を辛い過去を抱えて生きているわけだ、だからそんな楽に生きていける世界では無い。そんな楽に生きていける世界があったら本当に楽に生きて行けるのだろうか、誰もが平和になる世界になるんだろうか。平和な世界があったら皆幸せに生きれるはずだ、笑いあって過ごせる。そんな世界にこれからなるのかは不安でしかない
「私は2人を倒すよ、あはっ!」
「それが本音だったらの話だけどねェ」
「あはっ、毎日毎日一分一秒たりとも嘘をついたことはないッ!!」
本当にそう思ってるとは思えなかった
あれが本音なんだろうか、アンリデットとクレアは気付いている
クオーナ・ジェルチが嘘ついていること
本音じゃないことが分かる
「そこまで必死に否定するならぁ、それは本音じゃないってことだねェ」
「本音?本音だよ、本音に決まってるじゃんッ!あはっ!本音じゃなきゃ、私はこんな任務をやらない!」
「本音だったら、本気出すよね?」
クオーナ・ジェルチはまだ本気を出していない
英雄ギルドは悪の組織を倒そうとしているが悪の組織をそこまで恨んでいる訳ではなくてただ悪を排除しているだけだ、悪を排除しているのはいいが英雄ギルドは優しすぎるのかもしれない。英雄ギルドは優しすぎるからこそ舐められたりするのだが苦しんでいるヤツらを放っておく訳には行かない、放っておいたら本当に幸せになるのかも分からない。だからこそ英雄ギルドはその悪にはなりたくない者を救おうとしている、悪にはなりたくないんだったらこちら側が救うしかない方法は無い
手遅れになる前に救うと決めている英雄ギルドは止められないだろう、優しいヤツらしか居ないから苦しむ敵を救うことしか出来ない。救うなとか思われてるかもしれないが英雄ギルドは止められないから仕方ない、でもいずれかは天罰がこちらに来る可能性もある。敵を救っていれば必ず死の道を進むことにはなるがそれでも諦めたくは無い、クオーナ・ジェルチの本音は悪にはなりたくないということだろう
「私は英雄ギルドを倒すことあはっ!全員ここで死ぬ、それは決まったことッ!我らゼルベラウス閣下に決められたこと」
「狂っちゃったかなぁ?人間の脳みそが無くなっちゃったぁ?」
「人間の脳みそは最初からないよ、あはっ!あるわけないッ!」
さっきから誤魔化しているように見える
気のせいでは無いだろう、明らかに嘘のオーラが見えている
だからきっとクオーナ・ジェルチは嘘をついている
それを分かっているのがアンリデットだ
「いまぁ、クオーナ・ジェルチちゃんが言っていることはぁ、本音なのかなぁ?」
「本音で話してるに……………」
「″嘘″のオーラが見えてるよぉ?」
ギクッと肩が下がった
クオーナ・ジェルチが嘘をついていることがこれで分かったはずだがでも攻撃をして来ない以上、悪の組織はクオーナ・ジェルチを殺しに来るだろう。そう来るならこちらはどうすればいいのだろうか、守ってやることは多分出来ないはずだ。悪の組織はインフレにインフレを重ねたむちゃ強いヤツらだから今勝てるような相手では無い、諦めなければ確かに勝てるかもしれないがリスクがあるから辞めた方がいいだろう。死ぬ気で戦うんだとしたら諦めない心が必要になるかもしれないが死ぬ
死ぬ可能性もあるだろうから本気でやりたいのならば死ぬ覚悟があるヤツらだけが戦えばいいのだが英雄ギルドは諦めたりしない、レンはいつになっても元には戻らないがトラウマを抱えているから仕方なくはある。クオーナ・ジェルチは剣を地面に置いてゆっくり話し始めた、クオーナ・ジェルチからは嘘のオーラは無くなっていた。本音のオーラが出始めてアンリデットは心底安心していた、これから話すのは本音
「私はゼルベラウス閣下の指示で色んな罪を犯してきた、ゼルベラウス閣下の命令は絶対だから逆らうことは出来ないよ、あはっ……………」
「気力が無くなってるみたいだねェ、さっきのが無くなってるねェ」
「あはって言うのがだんだんテンション無くなってる……」
あはっを言うほどのテンションは無かった
クオーナ・ジェルチは戦いたくないという選択肢を取った
悪にはうんざりしていたらしい
だから嘘のオーラが見えていた
「古代の武器を貰っても大丈夫?」
「あは、いいよ。貰っても」
「本当にぃ~?ありがとうねェ~」
クオーナ・ジェルチはもう諦めているようだ
戦う価値もない戦いをやったって意味は無い、クオーナ・ジェルチはそれが分かった上で戦いをやめて英雄ギルドに古代の武器を上げようと思っている。クオーナ・ジェルチは悪の組織にやられることはもう分かっているから地面に膝を着いて絶望している、でもこれはクオーナ・ジェルチ自身で決めた判断だからもう後悔はしていないようだ。死ぬなら殺してくれればいいのだがアンリデットとクレアは戻ってきた、こちらにアンリデットとクレアは寄ってきてこちらに手を差し伸べていた
クオーナ・ジェルチは一人では無い、クオーナ・ジェルチには悪の組織が居るが今は関係ない。悪の組織だろうがなんだろうがクオーナ・ジェルチを放っておくわけには行かない、それが英雄ギルドなんだから当たり前。放っておいたらいずれかは悪の組織にやられる可能性だってあるのに放っておいていいんだろうか、もちろん放っておくわけには行かない。英雄ギルドがそれを許してくれるんだろうか
「なん………で」
「辛いことを支え合うのが英雄ギルドだよ、クオーナも辛い過去くらいあるよね?」
(頷いた)
英雄ギルドが支えるのが筋というもの
クオーナ・ジェルチを英雄ギルドに入れたらどれくらい上がるのか
戦力はどれくらい上がって行くんだろうか
実力はアンリデットよりちょっと上くらいだ
「さ、レンもそろそろ戻ってきていいよ」
「あぁ、そうか」
「え?え!?落ち込んでなかったの?もしかして演技だったの?あっは」
レンは頷いた
視聴者までもが騙される演技だったらしいがあれは本当じゃなかったんだろうか、でもレンは少しだけは後悔していたらしい。お父さんとお母さんを殺して莉乃香と紫織が殺されて後悔しないはずがないだろう、後悔しなかったら逆に失礼なんじゃないかってくらいだ。でもレンは演技をしていただけでそこまで病んでいるわけでは無かったようだ、これはどうやら作者までが騙されていた演技だったらしい。ここまで騙してくるとは思わなかっただろう、心臓に悪いからあまりやらないで欲しかった
まじでレンは病んでいるのかと思っていたが嘘だと見抜いたのはこちらのアンリデットという子であった、クオーナ・ジェルチの嘘を嘘だと見抜いてレンを嘘だと見抜いたアンリデットはどこからそんなのを手に入れたんだろうか。アンリデットはやはり有能すぎる、前線を張ってくれる子だからこちらとしても安心出来る仲間だった。クオーナ・ジェルチは英雄ギルドにはまだ入らないらしいがまだ保留らしい
「保留しとく、今は英雄ギルドに入るかどうかは決められない。あはっ…………」
「分かった、決まるまでは英雄ギルドと一緒に行動しような」
「あはっ、分かった~」
英雄ギルドとの協力関係を結んだ
英雄ギルドに入るか入らないかの答えはメモワールが終わるまでだ
メモワールが終わったら入るか入らないかを決めるとのこと
それまではただの協力関係だ
すると・・・・
「魔力が感じられるよぉ~、みんな気をつけてねェ~」
「こんな時に?」
「誰だ!」
ゲートから出てきたのはまた悪の組織が出てきた
どうやらクオーナ・ジェルチが裏切っていることが悪の組織に伝わっていたらしいが伝わるのがあまりにも怖い気もしているが伝わるのは無理ない、クオーナ・ジェルチは悪の組織を裏切ってしまったのだからそれ相応の価値を与えなきゃ行けないわけだ。だからクオーナ・ジェルチはここで終わっているのかと思っているがもちろん英雄ギルドがやらせるわけには行かない、英雄ギルドがそれを守らなきゃ誰が守ればいいんだと思うことだ。この場で助けられるのは英雄ギルドしか救えない
英雄ギルドが勝てる可能性は低くあるが救うためなら命をかけてでも救ってやらないとクオーナ・ジェルチの明るい未来はないだろう、もう古代の武器は貰ったから出てもいいんだが出られないように閉鎖されている。だから英雄ギルドとクオーナ・ジェルチはこここら逃げられない、だから誰かが助けに来るしかないか、倒すしかないかの2択しか与えられない。ここをどう切り抜けるかは英雄ギルドに迫られた
「俺ぁ、悪の組織No.6のクリムゾンだぁ、よろしくなぁ」
「また魔力が化け物みたいな人だねェ」
「あはっ……………この子はクレアと同じで炎魔法使いだよ」
クレアと同じ炎魔法使いだが、魔力はあちらの方が上だ
勝てるかどうかはまだ決まらない、だが勝てない
実力は明らかにあちらの方が上だとクレアは感じている
アンリデットならまだやれるかもしれない
でも今は戦える相手では無い
「はぁ、脱出方法を見つけるしかないか」
「脱出方法なんてあるのかな、あはっ」
「脱出方法はあるはずだよ、多分………………」
多分かいとツッコミを入れるレンだった
脱出方法なんて本当にあるのかってくらいにこの部屋は魔法で閉じ込められている、もちろん魔法で閉じ込めたのはこのNo.6のクリムゾンが魔力で閉じ込めていた。だから普通の人ではこの魔力壁を開けることは出来ないのだがゲートを使用することくらいは出来るはずだ、でもゲートを持っている者はここには居ないから脱出することは出来ない。だから外側から誰かがゲートを出すという方法しか無いと思った方がいい、外側から誰が助けてくれるんだろうかと思っているがまだ居る
英雄ギルドとクオーナ・ジェルチを助けてくれる人がまだメモワールにはいる可能性が高い、だからそのある方に助けてもらえば英雄ギルドとクオーナ・ジェルチが解放されるかもしれない。それなら抜け出せるかもしれないが早く来てくれない限りはこちらが時間稼ぎをするしかないようだ、そうしないとあの方は来てくれないだろうから来るまではとりあえず時間を稼げればいいのだが早めに来てくれた
「ガキンチョ共!早く入れ!」
「お前は!分かった、クオーナ、アンリデット、クレア、先行け!」
「うん!」「分かったよぉ」「分かった、あはっ」
先にクレア、アンリデット、クオーナ・ジェルチは先に出た
レンはクリムゾンを抑えながらゲートを通ろうとしている
だがあまりにもクリムゾンがしつこすぎる
レンだけでも殺そうとして来る
「しゃがみな!ガキンチョ!」
レンは反射でしゃがんだ
剣が飛んできてクリムゾンに当たり、麻痺をした。レンはその隙にゲートを通って外に抜け出した、しつこく追っかけてきたクリムゾンはあの魔力ゾーンに閉じ込められているだろう。多分また悪の組織は英雄ギルドを探しに来てクオーナ・ジェルチをも探しに来て殺しに来るはずだ、あの方に助けてもらったから英雄ギルドとクオーナ・ジェルチは助かっただけだ。でもこれはただ逃げ道を作っているだけだ、だからまた追い付かれる可能性は十分にあるから気をつけた方がいいだろう
古代の武器の2個目はゲットしたがまだ残り10本このメモワールにはあるからまだまだこの戦いは続く、それにクリムゾンと決着をつけなきゃ行けないからまたいずれ会うことにはなる。だからそれまでにはまた強くならないといけないのだがここから上に行く方法は分からない、だから古代の武器を探しながらそれを見つけ出そうとおもっている。またダンジョンとか色々ありそうだがやらなきゃならない
「この古代の武器を時ノ泉に捧げなきゃ行けないらしくて、ここから分かる?」
「んー、そうだな。ガキンチョ共が目指してる時ノ泉か……………案内する、後俺の名前はレーグルだ、ガキンチョ共」
「レーグル…………」
ギレット王より上の存在、レーグル
ギレット王とは友達みたいな関係でよく、酒飲んでいる
レーグルはこのメモワールが気になって調べている
だからこのメモワールに居る
「ガキンチョ共はなんで旅をしている?危険だと思っても進むか?」
「ああ、まだやりたいことが山ほどあるもんでな。デヴォント・アークも悪の組織も倒さなきゃならない」
「デヴォント・アークだって?そうか、ガキンチョ共はデヴォント・アークまで倒すつもりか」
レン、クレア、アンリデットは頷いた
デヴォント・アークを本気で倒すつもりなら十分に警戒をした方がいいとレーグルから警告された、デヴォント・アークは今まで以上に凶暴なやつになっているからという情報をレーグルは持っていた。なんでそんな情報を持っているのかと言うと知らない内に世界に広まっていたらしい、30年も時が動けばそりゃそうなるだろう。この世界はもう30年くらいは経っているが英雄ギルドの歳は進んでいなかった、だから歳を取る心配は要らないだろう。だが外の世界のヤツらは歳をとっている
それだけは変わらないままだ、メモワールに入った者は歳を取らないという設定になっているから歳を取ることは無いだろう。メモワールに出た瞬間に知り合いとかは英雄ギルドの歳を超えているはずだ、クレアがループしたせいでメモワール外は時間が進んでしまっているようだ、だからループはしないように気をつけた方がいいだろう。知らない内に歳をとって亡くなっている可能性が高いからだ、だからループはしない
レン、クレア、アンリデット、クオーナ・ジェルチ、レーグルは時ノ泉に向かった
「ここが時ノ泉…………ん、ゲームらしいな、ここ」
ーーいやゲーム!
「ゲームだよ」
とダブルツッコミされた
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欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
勇者じゃないと追放された最強職【なんでも屋】は、スキル【DIY】で異世界を無双します
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旧題:re:birth 〜勇者じゃないと追放された最強職【何でも屋】は、異世界でチートスキル【DIY】で無双します~
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その際に、判明したスキルは、誰にも理解されない【DIY】と【なんでも屋】という隠れ最強職であった。
だが、勇者職を有していなかった主人公は、誰にも理解されることなく勇者ではないという理由で王族を含む全ての城関係者から露骨な侮蔑を受ける事になる。
城に滞在したままでは、命の危険性があった海人は、城から半ば追放される形で王城から追放されることになる。 僅かな金銭で追放された海人は、生活費用を稼ぐ為に冒険者として登録し、生きていくことを余儀なくされた。
この物語は、多くの仲間と出会い、ダンジョンを攻略し、成りあがっていくストーリーである。
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