最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

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マグマ帝国

五十九話 修行

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カインド村

ルリシアside

あれから1ヶ月は経っただろうか、リンジェは眠ったままだ。私はどうすればいいのか分からない………このまま看病して例え、起きても1ヶ月前のままだろう。これは稽古を付けようがない

「ルリシアさん、ちょっといい?」

「む、君はレーネだったか?」

「うん、ルリシアさん、ルリシアさんを呼んできてって人が居るの」

「私に?わ、分かった」

レーネと一緒に門前まで

「君は………クレア」

「久しぶりだね、ルリシア」

槍を持った茶髪ポニーテールの女の子がそこに立っていた

1週間前

クレアside

私はルリシアに稽古をつけてもらう為、再び第三王国のローズ王国へ向かい………馬車に乗りたいと申し出た、するとリノアがすぐにいいよと言ってくれて馬車に乗せてくれた

「本当にごめんね、リノア」

「ううん、大丈夫」

「「……………」」

喋ることが無い

「聞いてこないの?」

「何を?」

「その………なんでまた来たのかなとか」

「聞かないよ、そんな暗い顔されたら聞けないからね」

「え?」

私は暗い顔をしてたみたい

レン達にあんな怒鳴っちゃったから、怒ってないかなって………レンの事裏切っちゃったから。あれだけ隣に居るって言ってたのに、怒鳴って離れて行っちゃったから、ちゃんと謝らないとね

「私、強くなりたい」

「………いっぱい強くなってね、ルリシア、結構教えるの上手いから」

「うん、リノアもありがとう」

「私は借りを返したいだけだよ、クレアにも助けられたから」

「こっから1週間よろしくね」

「うん、よろしく」

と、いう事でね、1週間は普通に過ごしてた。リンジェを運んでた時と変わらない生活を送って、私は今カインド村に到着した

「クレア、変わりないか?」

「うん、リノアのおかげで」

「リノアもありがとう」

「気にしないで、私は恩返しの為にやっただけだから………それより、クレア、言った方がいいんじゃない?」

「じ、実は私、ルリシアに言いたいことがあって来たの」

「私にか?告白か?」

「違うよ!?」

(クレアさんは相変わらずで良かった、あの時のリーダーと変わってない)

私は強くならなきゃ、ならなくちゃいけない。じゃないとレン達にまた迷惑かけちゃうから………だからルリシアに

私はここに来た理由を話した

「なるほど………いい心構えだ、でも私は厳しいからな」

「リノアから聞いてる、承知の上でルリシアに言った」

「…………分かった、私が良いと言うまで修行をやろう」

「うん………ルリシア師匠!」

「い、いや師匠は大丈夫だ!恥ずかしいからな」

「ルリシアったら、可愛い~」

「か、可愛くない!/////」

(この会話が懐かしい、レンとルリシアが一回やった会話だけど)

その前に私はリンジェの顔がみたい

一回見ないと多分、気にしちゃうから

医務所

「目は覚めてはいないが、無事だ」

「可愛い顔なんだから、もう………リンジェが起きたら、修行始めよ」

「ああ、分かった」

いつ目覚めるかも分からない、目覚めても多分喋ってくれない。それが1番寂しい………あの可愛かったリンジェが今では、もっとちゃんと気にかけてあげれば、こんな事にはならなかった………ってネガティブ発言ダメダメ!私が弱気になってちゃ何も始まらない!

「一緒に乗り越えようね、リンジェ」

乱れてる髪を直しながら、リンジェに言った

目を覚ますのを私は待っている、あれからどれ程経ったっけ………2ヶ月くらいは経ってる気がする。リンジェは目を覚ましているけど、やっぱり喋ってくれない。でも頷いてはくれる

「良く寝れた?」

首を縦に振るリンジェ

「良かった」

(まだ言わない方がいいよね)

今の状況をルリシアに伝えた

「稽古はまだしないのか………寂しいぞ」

「ごめんね、でも私はリンジェとルリシアとやりたいの」

「………全く、仕方がないな」

「ありがとう」

「君には借りがあるからな、返しきれないくらいに」

「もうちょっとだけ待ってもらってもいい?」

「ああ」

期限は言わない、いつになるか分からない………でも、リンジェを引き出せるのはこの場に居る私しか居ないから。一緒に強くなって一緒にレンを支えて行きたい

あれからまた1ヶ月

「おはよ、リンジェ」

「お、おはよう………クレアさん………」

喋れるようにはなってきてるけど、まだ怖がってる感じかな

でも私はリンジェと一緒に

「リンジェ、そろそろ一緒に修行しない?」

「嫌………」

「私はリンジェと一緒に強くなりたい、一緒に修行しよ?」

「怖いんです………あれから………ずっと………」

「私も怖いよ、だから超えてかなくちゃいけない」

私だって怖くて辛い

怖くてこれからの旅にビビって

レン達に怒鳴ってここに帰ってきて、私はまだ何もしてない。でも私は強くなってリンジェと一緒にレンの元へ帰りたい

だからどんな困難でも立ち向かわなきゃいけない

「私が居るよ、一緒に超えていこ?一歩一歩でもいいからね!」

「っ………少し………胸借りていい………?」

「うん」

抱き締めながら、優しく頭を撫でた

あれから1時間くらいは経ったかな、リンジェは再び立ち上がって私と修行がしたいって言ってきた瞬間………私は嬉しくなっちゃって思わずリンジェに抱き着いちゃった。

「ありがとう、クレアさん」

「ううん、なんかリンジェ、香水付けてる?」

「うん、ちょっと臭かったから」

「いい匂いだね………落ち着く」

「そうかな?クレアさんも付ける?」

「ちょっとだけ!」

「………しゅ………修行は………?」

めっちゃ涙目のルリシアが居た、頼んだのは私なのにリンジェの事ですっかり忘れてた、本当にごめん。久しぶりに会っての女子の会話ってやっぱり長く話したいから

数分くらいリンジェと話をした

「修行を始める、準備はいいな?」

「うん」

「準備万端!」

「よし、まずはリンジェ、的狙い100本………クレアは素振り1000回だ」

「ひゃ、100………」

「厳しいって言うのは本当だったんだね………」

ちなみにリノアについてだけど、一緒に修行するとか言って寝坊しています。寝坊するのは良いんだけどね………寝坊したらリノアは罰を与えられる、多分素振りだと思う

「私、リンジェの隣でやるから一緒に頑張ろ?」

「うん!ありがとう、クレアさん!」

私はリンジェの隣で素振りを1000回やる、やってるけど………結構腕がきついね………剣なんか振ったことないから

私達が修行しているとリノアが起きてきた

「おはよ………」

「リノア、何か言う事は?」

「ご、ごめんなさい………ルリシア………」

「罰として、クレアと一緒に素振り1000回だ」

「わ、分かった………」

木刀を持ち、私の隣に来た

「一緒にいい?」

「いいよ、一緒に素振りしよっか」

「うん」

リノアも混ぜて修行を再び始めた

だが事件は起きた、なんと500回で腕が上がらない

「腕が痛いね………」

「私も痛いよ………ルリシアは厳しいから………」

「私も的が外れてきたかも」

リノア、クレア、リンジェはギブアップ寸前

「………少し休憩するか?」

「いいの……?」

「ただし飲料を飲んだらすぐに戻って来ること、いいな?」

「「は~いっ!」」

飲み物を飲んですぐに戻った

私達はそのまま、素振りや的狙いを終わらせた。

私ってこんな体力無いんだね………500回振った時に驚いた。でもこれが強くなる為の第一歩だね、まだ5時間経ってないからもっと頑張らないといけないね。

「次は反射神経を鍛える」

「反射神経?」

「ああ、戦闘において反射神経は必須だ………もし、背後から襲われたりしたら君達はどうする?」

「抑える」

「違うな、避けるだ」

「抑えるより避けた方がいいって事だね、抑えても押される時が常にあるから」

「リンジェ、偉い、正解だ」

「えへへ」

反射神経を教えよう

反射神経は無意識に身体を反応させること、反射神経を鍛えることで今まで力づくで抑えてきたことを反射神経で避けることが出来る

「修行、始めるぞ」

2時間目の修行が始まる
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