最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

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未知の世界

百四十九話 答え

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~前回の話~

外が騒がしいガン王国、なんの騒ぎかと銃屋のおっさんに聞いてみると門前に新しい敵が居ると、追い出して欲しいくらいの敵だと言うため、レン達は門前まで行って確かめに行く。だがそこに居たのはレンの知っている者だった、誰よりも一番知っている人物、レンを虐めていた主犯。宮瀧がそこに居た、宮瀧は相変わらずの煽り口調と人を見下している目をしていた。弱虫君呼ばわりしていた宮瀧を怒鳴るイザン

決着を着けなければ成長をすることは不可能と思ったレンは宮瀧に決闘を申し込む、ガン王国にある決闘場を使い、戦う。決闘場はグワリのお父さんが決闘場を王国民にお願いして作ったとのこと、1ヶ月で完成させた決闘場はちゃんと決闘場であり、観客席があり、観客席の周りにはちゃんと透明な壁で守られている。強力な魔法が当たっても問題ないようになっている

グワリのお父さんが手を振り下ろした瞬間、宮瀧は黒炎より強い炎、漆黒の炎で斬り掛かってくる。だがレンはルリシアから教わった受け流しばっかしてしまっている、自分にまた壁が出来て、スキルが使えなくなってしまっている。受け流し続けていると武器同士がぶつかり、力勝負になる。力に負けてしまったレンは蹴り飛ばされ、壁にぶつかり、トドメを刺されたと思った瞬間、時が止まった、何処かに飛ばされた、そこは

カインド村

「なんで、カインド村に居るんだ?それにクレア、リンジェ、莉乃香、ルリシアも………どういうこった」

「ん?え?レン?何してるのよ?」

「はぇ?見えてんの?」

「見えてるも何も、丸見えよ………」

どうやらこれは夢ではなく、現実らしい。莉乃香はレンの姿に気付いてこちらを向いて話をかけてきた。レンは幽霊として映るんだろうと思っていたが本体として映ったのはどういう事だろうか、本当に戻って来てしまったレンはどうすることも出来ない

戻る条件が分からねぇ、このままだと帰れないな

だけど、莉乃香と会えて良かったのかもしれない

一日だけ時間をください、神様。一日で必ず戻る

「莉乃香、久しぶり」

「ええ、久しぶり。でもどうやって来たのよ?蓮が今居る場所からかなり遠いわよね?」

「まぁ、遠いな。何故か分からないが今は特殊な条件でここに居る感じだ、答えが見つかったら多分戻る」

莉乃香は一瞬考えるが察した、何がどうなってるのかを。レンの考えていることは全て分かっているため、直ぐに分かってしまう。だが現実かどうかはあやふやなため、まだ信じきれていない。莉乃香が本当の人物なのかどうかを

いきなり転送とかされても理解が出来ない、リアルでは有り得ない事だからな。いややっていたゲームに転送される自体がありえないか、けど本当に分からない、どちらかが

ということで素直に聞いてみることにした

「莉乃香!」

「びっくりした、どうしたのよ?」

「本当に莉乃香か?夢じゃないよな、俺の妄想とかで出てきたりとかしてないよな?」

「妄想って………あんた、なんの妄想してたのよ………まぁ、本物の私ね、本物って分からないのなら、私にガツンと抱き着いてみな………ってもう!?」

言う前にはもう抱き着いていた、彼女の前では甘々なレンであり、ダメダメな人になる彼である。どうやったら乗り越えられるか、どうすれば帰れるか、今は考えても無駄

莉乃香は抱き着いてきたことに何かを察し、頭を撫でてくれた。依存へと導いてしまう一つの原因である

「また何かあったのよね、大丈夫。大丈夫よ、出来ないことがあったのよね。よしよし」

「………うん………ありがとう………」

「良いのよ、一番分かってあげられるのは私だけなんだから」

一番に理解してくれるのは彼女である莉乃香、一番の心の支えは莉乃香、辛い時はこうやって慰めてくれる。慰めてくれる莉乃香に依存してしまう、彼女に依存を、でも今は依存しても大丈夫だと思った、今だけは
  そして莉乃香に慰められていると村にある懐かしき家から3人の仲間が出てきた、英雄ギルドから外れて何ヶ月程経ったのだろうか、自分のせいで2人は英雄ギルドから抜けることになったと責めてしまう、だが2人は

クレア、リンジェは

「レン!」

「レンさんっ!」

抱き着いてきた

怒らなかった、過ちに対して怒りもしなかった。むしろ心配していた、心配して抱き着いてきた。リンジェも元に戻っている、あの過ちを許してくれるのはあまりにも

クレアとリンジェは

「レンっ………ごめんね、あの時強く言っちゃって、あの時!レンを嫌いに、英雄ギルドを嫌いになった訳じゃないよ!」

「レンさん私もだよ!あれはレンさんのせいじゃない、弱かった私のせいだから!レンさんは気にしなくていい!」

「クレア………リンジェ………」

過ちを許す、とかではなく、強く言ってしまったことに謝罪するクレアと自分が弱かったからだと言い張るリンジェ、2人ともレンの過ちに対して怒ってはいなく、むしろ自分達のせいだと言う。こんな優しい子達は中々居ない

俺に一生優しくしてくれるな、クレアもリンジェも莉乃香も、みんな、なんでなんだ

俺には分からない、分からないよ。その優しさの理由が

「はぁ……はぁ……ちょっと早いでは無いか、2人ともっ………レンと分かった瞬間、猛ダッシュで………」

「ルリシア!」

「久しいな、レン。今はどうやって来たのかは聞かない、でも今は今の時間を過ごしてくれ。答えが見つかるまで」

「ああ、そのつもりだ」

ルリシアも察していた、どうやらレンは思考がバレバレらしい。顔に出ているため、いつもみんなに辛かったこと、悲しいこと、隠していること、全てバレる。みんなに全てがバレるため、隠し事は出来ない。隠し事は話さなくても分かってくれる
   答えとはなんなのだろうか、答えが見つからないから壁が出来てしまうのだろうか。壁が出来て悩んで、こうなるのは初めてではない、何度もある

「リーダー?」

「リーダーじゃない!」

「リーダーさん!!」

「リーーーダーーー!!」

カインド村の銃撃戦を手伝ってくれた村の人達が家から出て顔を出してきた、みんな、ちゃんと覚えていた。リーダーの顔を、レンの顔を、助けられた英雄の顔を覚えていた。カインド村の時からずっと会っていなかった、カインド村から出た時からずっと喋ってもいなかった、こうやって会うのは久しぶりである

今でもリーダーと慕ってくれる

「お前ら………」

「レン、今日は一日泊まったら?答え、まだ見つかってないんだよね?」

「あぁ、まだ見つかってないな。答えを見つけ出したら、みんなに言って出発するよ」

「今日はレンさんが泊まってくれる!」

「「「よっしゃぁぁぁ!」」」

レンが泊まると言った瞬間、みんなは喜び、歓迎してくれた。この村は来た時は優しく無かったが、実力を見せた瞬間、みんなは慕ってくれ、優しくしてくれた。作戦場でレンが帰ってきたことに喜び、宴をした。宴をした後はみんな解散し、クレア、リンジェ、莉乃香、ルリシア、レンで話をすることにした。クレアとリンジェ、莉乃香、ルリシアが住んでいる家で話をする

待て、今気づいた

「莉乃香、鉱石はどうやって手に入れた?」

「蓮が渡してくれたんじゃない、復活の鉱石。何も分からずに渡した鉱石によって復活したのよ」

「えっ?え゛っ?あの鉱石………復活の鉱石だったのかよ」

「分からずに居たんだ………」

「でもレンさんが分からずに復活の鉱石が使い道になったね!」

戦闘は強いのに、物知りでは無い。復活の鉱石は一番知っておかなきゃならないのだが、知らなかったお陰でたまたま渡した復活の鉱石は活躍された。こうやって話すのは久しぶりである、再会するのも。だがまだ英雄ギルドとは再会出来ないとのこと、まだ完全には強くなれていない3人、納得の行くまで稽古してもらいたいと言っていた

まだ長引きそうである

「そういえば、レンは特殊な条件で戻ってきたと言っていたが、答えは見つかったのか?」

「それがまだで………」

「答え、早く見つけなさいよ?仲間が待ってるのよ」

「ああ、明日必ず見つけ出す」

結局短時間では答えが出ず、まだ帰れない状態となる。帰れない状態のレンは答えを見つけ出す、今夜は寝てまた明日考えようと思った。ぐっすり寝てまた明日、と思いきや、夜中に目が覚める

外の空気を吸おうと家から出た

すると外には莉乃香も居た、莉乃香も夜中に目を覚ましていた。外の地面に座って夜景を見ていた。その隣にレンが座った

「蓮、眠れなかったの?」

「まぁ………答えを見つけ出すためにって考えてると、中々見つからなくて眠れないんだ」

「まずはどんな相手でも怯まないこと、それから甘える回数を減らすこと。甘えすぎて最近スキルが使えなくなったりしてる。そうよね?」

「ぅっ………バレバレなのか、やっぱりそうかなぁ」

いじめの主犯である宮瀧相手に怯んでしまった事がバレバレである、甘える回数も一つの原因。2つの原因がスキルを使えなくなった理由。毎度辛いことがあった時、甘えてちゃ、自分の壁は乗り越えられない

そうだ、そうだよ、最初から怖いものなんてない

仲間が居るから、仲間が居るから怖くなんてない。莉乃香がいない時、寂しいなんて言ってられない。みんな、強くなってる。俺も強くならなきゃ、決まった、俺の答え

全てを諦めないこと
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