最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

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精霊の国

二百二十四話 幸せ

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「はァっ!」

斬るッ・・・・が姿が消え、斬れなかった

(はは、マジか。姿消すとなると………ってあれ?分からん、何処から来るか分からなくなった………なんだ?弱体化されたか?)

後ろから斬りかかってくる

「クッソ!」

『シャーーーーーーッ!』

(この程度で不意をつかれたッ………!)

「ハァァァッ!」

キンッと攻撃を弾き返した

「武翠…………」

「大丈夫か!レン!」

「あぁ、ありがとう」

「ヤマタノオロチか…………一緒に戦うぞ」

「おう」

レン&武翠vsヤマタノオロチ

(なんで二刀流が使えなくなった?白髪も白目も無くなったし、明らかに戦闘力が無くなった気がする…………)

「ボーーーッとするなレン!攻撃来てるぞ!」

「あ、ああ!」

『シャーーーーーーーーッ!』

「っぶな!」

何とか避けた

(余計な事考えたらマズイ、でもなんで使えないんだ!)

クレアside

ずっと観戦していたクレア達は・・・・

「何でレン、二刀流じゃないの?使えないのかな…………」

「白髪と白目も無くなってるねぇ~どうしちゃったのかなぁ~」

「今の状態…………絶対危ないですわ、とは言っても助けにはいけないですわね…………見守る約束ですし…………」

「レンと武翠を見守らなきゃ…………でももし、本当に危なかったら助けに行こう」

「うん、その時は必ずレンさんと武翠さんを…………」

レンside

いつも以上に力を出せないせいで足を引っ張っている

「レン……………どうしたんだ?いつもの力は?」

「出ないんだ…………出ないんだよ、なんなんだこれ」

(ということはレンはまだ気にしてる…………だからいつも以上に力が出ないのかもしれないな)

「レン、すまない!」

「え?うわっ!ちょっ、武翠!?まさか………ちょっと待ってくれ!」

「待たない!」

          何をしているのかを話そう、今、武翠はレンを持ち上げて投げ飛ばそうとしている。何をしてるのだろうか、味方を飛ばすなんて何を考えているのかが分からない。でも武翠からの作戦なのかもしれない、覚悟することにした。投げ飛ばされても多分なんもできないだろう、だが武翠は多分チャンスをくれている。投げ飛ばしても何とか出来ると期待されている
            だから期待に応えなくてはならない、こんなに弱いレンでも期待に応えられるのだろうか。期待に応えられるのかは分からない、今の状態は弱いと言っていいだろう。レンは今の自分を過去一弱いと判断している、それなのに信頼してくれる仲間居る。それを理解して元気づけようとしてくれる仲間だって居る。なのにレンは中々復活が出来ない

何でこんなにも厚い信頼があるのか、俺には分からない。でも投げ飛ばすってことはそういう事なんだろう

(壁を越えなきゃ、何も始まらないよな。莉乃香の事は確かに忘れられない、忘れられない存在だ。でも負けたいがために生きてる訳じゃない、ここで負けられない)

「俺を殺せ、武翠」

「了解、安全保障は無しだ!吹き飛べ隊長!!」

「ああ!」

飛ばされた

と共に髪色、目の色が変わりだす、剣もいつの間にか二刀流になった

スキル フルバースト・ゼロ

フル強化された、零度の凍り付いた剣で木を切り裂く

それと同時にヤマタノオロチは散っていった

11-2「侵入モンスターを撃破せよパート2」がクリアされました

「ふぅ、終わったな。ありがとうな、武翠」

「私は何もしてない、元に戻って何よりだ」

「どうする?デートの続き、するか?」

「し………したい……///////」

「モンスターのせいであまりテンションが上がらないが、ま、いっか」

「私は白髪白目のレンも好きだ」

「・・・・・?」

「・・・・・・ハッ………い、いいいいや!//////今のは違うんだ!/////あ、あのしょのっ///////」

「っ/////い、行くぞっ//////」

「あ、ああっ//////」

         顔を真っ赤にしながらも2人とも歩き出した、元気が出たというよりかは恥ずかしいが勝ってしまう。武翠がこんなにも積極的な女性だとは思っていなかったため、油断していた。可愛すぎる所もあり、かっこよすぎる事もある武翠。これは油断していても仕方が無いだろう、真っ直ぐに好きだと言われたら、誰でも顔を真っ赤にしてしまう。油断と不意打ち、それはレンにとって一番効いてしまうことだった
           レンと武翠は戦いが終わった後にデートを再開した、いきなりのクエスト発生のせいで時間を少し無駄した。その取り返しをするために今日は沢山楽しもう、そう思った。武翠はレンを楽しませる、元気づけるために計画したこと、この時間を何故か無駄にしたくなかった。楽しいと思ったからか、幸せと感じたからか、まだこの時間が続いて欲しいと思ってしまう

これでも忘れられない俺は屑なのか…………壁を越えたのはいいが、多分忘れられない、きっと

「どうした?もしかして………た、楽しくないか?」

「んや、楽しいぞ、ちょっと疲れたみたいでな」

「や、休むか?」

「んーん、休まなくていいよ。まだ楽しみたいしな、せっかく武翠が楽しんでるのに、ここで終わっちゃつまんないだろ?」

「あ、ああ!」

「よし、行こう」

手を引っ張って歩き始めた

「//////」

「どうした?暑いか?」

「い、いやなんでもないっ//////」

「そうか?暑かったら言えよ、そんときはアイス屋行こうぜ」

「うんっ…………」

(なんか可愛いな、うんって、さっきまではああだったのでに。なんか幸せを感じるな)

「ど、どうしたんだ?//////そんなにジッと見られると恥ずかしいっ////////」

「あ、あぁ、いやっ、なんでもないから大丈夫」

「そ、そうか/////」

         止まったり歩いたり止まったり歩いたりを繰り返す武翠とレン、レンは恥ずかしがっている武翠に見惚れてしまっていた。だがあえて逸らした、恥ずかしすぎてあえて逸らしてしまった。こんな可愛い場面を初めて見たレンは顔を赤くする、ようやく幸せが来たという感じだった。前も幸せだったが、一気に不幸へと近付いていき、ああなってしまった。あの一瞬で、一秒でも早く動いていれば未来は幸せでいただろう
          だが動かなかったせいでその一秒を無駄にし、不幸になってしまった。でも不幸の後には仲間が計画を立てて幸せへと導いてくれている、迷惑かけてもいい、幸せにしてくれる。こんな自分でも幸せにしてくれる仲間には感謝しかない、だがレンはお返しすら出来なく、困っている。お返しを出来ないまま、仲間に迷惑をかけていいのだろうか。迷惑かけたままじゃ、きっとダメな気がする

でも仲間はそんなことを気にしちゃいない、何も言わずにずっと支えてくれている

色々回った武翠とレンは一旦ベンチに座った

「なあ、俺って迷惑かけてないか?その…………元気づけるためだったんだろ?」

「ああ、だが迷惑はかけてない。私は…………元気になって欲しくて…………その………迷惑だったらすまない………」

「謝る必要なんてねぇよ、迷惑でも無いし、むしろ嬉しいしな。ありがとう」

「…………ああ!たまに………たまにでもいいからまた、誘っていいか?」

「ん?いいぞ、楽しかったしな。また頼むわ」

「ああ!」

武翠と共に宿へ戻った

          なんも無い日常、楽しくありたい生活。でも楽しい日々は一瞬で無くなっていく、このクソゲーのせいで楽しいことも掻き消されていく。クソゲーに感謝なんていらない、感謝なんて気持ち悪いくらいだ、クソゲー、このゲームはレンにとって一番嫌いなゲーム。ゲームの世界に居なかったから分からなかったが、実際にゲームの世界に入るとクソゲーと感じた。いや、クソゲーが増したんじゃないかと思っていた
            壁を乗り越えろとか仲間が死ぬとかモンスターじゃなく、英雄ギルドを恨んで襲ってくるブラックナイトとか、意味分からない事ばかり。やっていたこのクソゲーのストーリーにはブラックナイトというギルドは無かった。クソゲーにオリジナルという物語があったことに驚きだった、オリジナルなんて要らないだろう。クソゲーなのに何に使うんだと、物語にオリジナルが無ければ、未来が変わることなんて無かった

元ぼっちの物語にオリジナルなんて要らない


それを変えるには俺がやるしかない


俺が未来を変える


そうすれば、オリジナルが割り込むなんてことはない


とりあえず、今日は休もう


話はそれからだ
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