最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

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第三章 大戦国

三百三十一話 悪魔との戦後

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クエストをクリアしてその場に居た

「お花だけ添えなきゃね、敵は敵でもちゃんとやらなきゃ…………」

『……………俺も手伝う』

2人でお花を添えた

お花を添えるとウォルクナ・キュルクは消えて行く

「安らかに眠ってね、ちゃんと天国で罪を償うんだよ」

『これから出てくる敵はもっと凶暴でクソ強い、こいつが死んだっていう情報が渡ったら、殺しに来るはずだ』

「うん、でもその前に私達は天使の国に戻るよ」

『ああ』

リンジェと黒龍は天使の国に戻った

  リンジェは帽子を被って国民にはバレないように行動する、国民にバレたら大事になるだろうから、天隊長にはバレているが国民にはまだバレてないからちゃんと正体を隠さないと、国から追い出される可能性があるかもしれない。だから正体はちゃんと隠す
  天隊長にはバレているのはちゃんとリンジェにも分かっている、天使の国から魔力を感じたからだ。モニターでも移して見ていたのだろうと感じていた、リンジェは遠くの魔力を感じるようになっていた。確かに天隊長達は遠くからモニターでリンジェを見ていた

「バレてないよね?耳見えてない?」

『見てないな、ちゃんと隠れてるぞ』

「良かった良かった………………このまま、天使城に向かうよ」

『ああ』

リンジェと黒龍は天使城へ向かった

ちゃんと耳を隠しながら向かった

天使城

ノック 3回

『入っていい』

ガチャッ

「た、ただいま………………」

「おかえり~!」

こちらに寄って来たのはチュン・トローマだった

天隊長もみんな居る

「よくやったなてめぇ………………ナイスだ、よく悪魔を倒したな」

「かなりの魔力を感じていましたが、貴方がエルフでしたのはびっくりしました」

「それは………………あの……………」

「エルフであろうが、君を追い出すつもりは無い。だから安心してくれ」

「ありがとう…………ありがとう……………」

エルフであることを誰も否定しなかった

  追い出そうともしなかった、むしろ歓迎してくれようとしてくれていた。こんな優しい隊長が居るとなると嬉しくなる、否定なんてされてきたのに否定しない国があるなんて思わなかった。今まで隠してきたから否定されなかったのだが、隠さなかったら多分普通にエルフのことがバレていた
  だから隠していた方が良かっただろう、隠さなきゃ国や村から追い出されていた。追い出されるのを覚悟していたから言葉が詰まってしまったが、天隊長達はそれを許してくれた。そんな優しい天隊長達にお礼を言った、こんなに許してくれるとは思わなかった。今回戦いに貢献したからだろうか

そしてリンジェは医療室へ

ガチャッ

「まだ……………目を覚ましてないよね」

『覚ますはずがないな、天隊長のウィージェン・イナクスが全力治療魔法を使ってるがまだ再生すらしてない』

「うん、私達で戦い抜けるかな………………」

『3級までは行けるだろうが、そこが限界だろうな。天隊長が協力すれば、なんとか行けるくらいだ、でもエルフ隊長が協力してくれればいける』

「エルフ隊長………………お願いしてみることは出来ないかな」

『リンジェがエルフなら、もしかしたら行けるんじゃないか?』

「………………行ってみるしかない、でもそれは重要な時にしか行けない…………上級、6階級、5階級、4階級は行けそうな気がする」

今のエルフと人間の魔力なら4階級までは行けそうだ

  エルフと人間のハーフの魔力は堕天使と悪魔より上だ、だがやれるのは4階級までだ。それからはエルフの国に向かってエルフ隊長達にお願いをする、お願いを聞いてくれるかどうかは分からないがダメ元でお願いするしかない、それ以上を倒すのはリンジェには無理だからだ。だからお願いをする
  無理なお願いなのかもしれないがお願いをするしかない、聞いてくれないのかもしれないがお願いするしかない。でももし危険になった時、勝てないと思った時にエルフ隊長達にお願いをする。英雄ギルドは多分まだ目を覚まさないと思う、だから今は天隊長達とリンジェだけで仕留める

「3階級からはエルフ隊長達に頼んでみよう」

『ああ、というか………………英雄ギルド達はいつ目を覚ますのやらな、こんな時に限って……………ったく』

「仕方ないよ……………相手が強かったから、今の英雄ギルドより魔力は遥かに上……………みんなが目を覚ますまでは私達だけでやる……………」

『ああ、そうだな』

「そういえば、キャシーさんは?」

『ここに居るよ~、リンジェさんの機械携帯内に~』

「え?」

キャシーの声がしたのは機械携帯の中だった

  さっきから姿を消しているなと思ったら、機械携帯の中に居て避難していたらしい。キャシーは強いから戦えばいいのだが、堕天使と悪魔には関わりたくなかったらしい。堕天使と悪魔が今狙っているのは英雄ギルドと弱い者、それに入ってキャシーも奴らから本気で狙われている
  何故キャシーを弱い者扱いしているのかは分からないが堕天使と悪魔から見たら一番弱く見えるのだろう、強いかどうかは分からないがキャシーは英雄ギルドよりは弱いだろう。だから堕天使と悪魔はそれをわかって狙いに来るかもしれない、キャシーを狙うだけではつまらないからみんなを狙う

『マジかよ、居たなら協力してくれれりゃ良かったのによ』

『やだよ、私の力じゃ、堕天使と悪魔には勝てないからね~』

「英雄ギルドの戦力一番下………………そんな感じだね」

『まぁ~そうなるね~、戦力は一番下だね~』

「ん~今戦えるのは私と天隊長しか居ないから……………難しいね」

『もし来たら天隊長達と戦えば問題ないだろ』

天隊長達と力を合わせれば倒せるかもしれない

  天隊長達だけでは堕天使と悪魔に打ち勝てないかもしれないが、もしリンジェが一緒に戦えば勝てる可能性はある。でももしそれを超えてきたら戦力で押されてしまう、しかもどうやって現れてくるのかも分からないのにどうやって戦えばいいのかが分からない
  もしかしたら天使の国に乗り込んで来るかもしれないし、大戦国の中心部で戦うかもしれない。堕天使と悪魔の気分によって戦う場所が決められる、でも今堕天使と悪魔が狙っているのは英雄ギルド、天隊長には興味すら無かった。狙われるのは英雄ギルドだけ

「私だけでもみんなを守らないと、今英雄ギルドみんなが機能しない以上、私が動くしかない」

『私も出来る限りの力を貸すから大丈夫だよ~』

『俺も黒龍短剣と弓矢として頑張るぜ、だから勝とうな』

「うん、必ず勝つ」

英雄ギルドがまともに機能しない以上、動けるのはリンジェだけ

  戦えるのはリンジェだけだから、今居るキャシーと黒龍と力を合わせて戦い抜くしかない。英雄ギルドがいつ復活してくるかも分からないから復活してくるまでちゃんとリンジェが支える、リンジェと天隊長が支えないと天使の国の滅亡と仲間が狙われてしまう
  そんな死ぬ結末は誰も見たくないだろう、だからハッピーエンドで必ず終わらせて英雄ギルドは全員で天使の国を守る。守ってハッピーエンドにさせて次の目的地に向かう、それが英雄ギルドが唯一の目的。バッドエンドになんか絶対にさせたくないし、死なせない

「絶対ハッピーエンドで終わらせる」

『ああ、英雄ギルド全員でこの国を守ろうぜ』

『ハッピーエンドで終了だね~』

「だから、レンさん達は必ず戻ってきてね。戻って必ずこの国を守るよ」

そう、レン達に伝えた

  中々目を覚まさないからリンジェが寂しくしている、だからレン達には早めに帰ってきてほしい所だ。クレア達を救えてないのにこのまま眠っていていいのだろうか、クレア達を助けずに眠っていていいのだろうか。このまま、助けないまま眠っても意味がない
  だから助けに行くにはレン達の力が必要だ、必ず必要になる。今すぐにでも目を覚まして欲しい所ではあるが、斬られている部分があるまだ再生していない。だからまだレン達が目を覚ますのはまだだろう、レン達は堕天使と悪魔戦までには復活するのだろうか

「必ずこの戦いを終わらせる」

空を見て言った
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