メイドは権力至上主義の令息に溺愛されています!?

ゆう

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「あーあ、つまらないの」

シャルル様の兄であるリュイ様が顔を出す。
いつからそこに居たの!?

「最初っからみてたよー。ていうか、シャルルは本当に優しくなったよねぇ。あんなことやこんなこともしちゃえば良かったのに~」

「なっ!するわけないだろ」
 
赤面している。
一体どんなことを想像したのか。

「ほら、リュイ様は私のことなど好きでもなんでもないでしょう?」

この態度。
好きな相手にとるものではないと思うわ。

「好きだよ?おもちゃとしてね。一応二人のこと応援しているんだから~」

応援?
嫌がらせの間違いじゃないか。

「二人が両思いになる為、手取り早く媚薬を飲ませてあげたというのにー」

「「媚薬!?」」

だからシャルル様の様子がおかしかったのか。

「まだ熱くて苦しいと思うよ?」

確かに息が荒く、顔が赤い。
私の視線に気付いたのか、安心させるような笑みを浮かべる。

「放っておけば治る。気にするな」

それでも。
何とかしてあげたい。
だってシャルル様は私の主人で大切な人で...。

「シャルル様を治せるのは今私しかいないってことですよね?」

「まあね。シャルルは君とじゃなきゃ、行為をしないと思うし」

覚悟を決めて、シャルル様に不器用なキスをする。

「な、んで」

「助けたいと思ったから、ではいけないですか?シャルル様のことは好きですし」

「...恋愛の意味で?」

「正直にいいます!それは分かりません。ですから、シャルル様が私に好きを教えてください」

「ふっふふ。やっぱりレイラって変」

抗議しようとする。
媚薬飲んでたとはいえ、最初に気持ちを教え込むって言ったのシャルル様なのだから。

「変ってなんっんんっふ」

深い深いキスをされる。
体の力が抜けていくようだ。

「もう...やだ」

自分が今どんな顔をしているのか。
みっともない顔しているのだろうな。

「...っ!可愛い」

「邪魔な僕は出ていくとするよー。仲良くね?」

あっ、リュイ様のこと忘れてた。

耳をかぷっと口に入れられる。

「こっちに集中して、ね?」

ふー。

「ふぁっ」

れろれろと耳を舌で舐めわされる。

「んっ、ふっはあ、可愛い...」

吐息も言葉も全部敏感に感じてしまう。
変な気分になってきた。
下半身がむずむずするような、初めての感覚だ。

足を軽く閉じたり開いたりしていると、それに気付いたシャルル様は、下着に手を入れた。

「やっ」

「濡れてる...」

そう、指で触られる度に音が鳴るほど、びしょびしょに濡れていた。



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