15 / 65
1章スローライフ準備編
15 冒険へ
しおりを挟む
ラルフとオスカーとの約束の日になった。
「実は昨日オリさんに、、、、、」
オリさんに頼まれたダリの実の話をした。
「ってことは結構かかりそうだね。頑張ろうね!」
南の森で、距離も少しあり、時間もかかりそうなので、断られることも覚悟したのだが快く引き受けてくれた。
本当にいい人たちだ。なぜかアセナは嫌っているようだけど。
「本当のことを言うと、俺たちあんまり強くないんだぁ。だから、危機に陥ったらみんなで頑張ろうね」
この村ではアセナが一番強いらしい。そんなアセナを独り占めして特訓してもらってるなんていいのだろうか?
このことをラルフとオスカーに聞いたら、アセナに稽古をつけてもらうなんて、おっかないと言われた。あと、普通はつけてもらえないそうだ。
「うん!」
僕なんかの力が合わさったところでどうにかなるのだろうか?と思ったが一応返事はしておいた。
ギルドに寄ってついでに引き受けれそうなクエストをいくつか受注した。
アセナから常々言われている冒険に必要なものを揃えて、村を出た。
ラルフとオスカーも各自で必要なものは揃えたそうだ。
北の森以外は何度もアセナと行ったことがある。もちろん南の森でキャンプ、野宿もした。まぁ、あれは森というよりサッパリしたジャングルと言った感じだが。その経験もあってか、慢心ではないが、自信がないわけではない。
「お、ライトニングラビット」
「僕が行きます!」
電撃なので金属の剣や水が使えない。なので火の魔法でこんがり焼くのが手っ取り早いだろう。
炎をトルネードのようにして一気に焼く。
ライトニングラビットはシビっとした辛さのある肉で、焼くだけで調味料は何もいらない。すごく美味しいのだ。
火加減を調整していい感じに焼いて、道中食べながら行こう。
「おー。すげーな!一撃だし挙げ句の果てにいい感じに焼いてるし」
強くはないけど、その辺器用なんです、、、食い意地とか言わないでね。
捌いて串に刺し、渡す。
「ありがとう」
「ありがとな!」
オスカーとラルフがそう言いながら笑顔になる。
「どういたしまして!」
非常にいい冒険の滑り出しができた。
「そろそろ森が見えてきたな」
「気を引き締めないと」
「そうですね」
道中では特に危険もなく、安定したスピードで進み、予想していたより若干早い到着だ。
しかし、森に入れば話は変わる。モンスターと出会う確率もぐんと上がり、地の利や戦い方も相手が上と思った方がいいかもしれない。
気がついたら包囲されている、なんてことも森ならよくある話だ。
「一応フォーメーション組みますか」
「そうだな」「そうしよう」
僕が一番前、後方は二人に任せた。
前は戦う量が多い代わりに、進行方向に対して前にだけ警戒すればいいが、後方は戦わない代わりに常に気を張らなければならない。経験の多い二人に任せるの一番だろう。
「疲れたら交代っていうんだぞー」
こうして気遣ってくれているからこちらとしても安心して戦える。
アセナときたら前、後ろの両方で負担は大きい。
モンスターのいるところにわざと突っ込んでいくし、、、まぁそうしないと練習にならんとのことだが。
「実は昨日オリさんに、、、、、」
オリさんに頼まれたダリの実の話をした。
「ってことは結構かかりそうだね。頑張ろうね!」
南の森で、距離も少しあり、時間もかかりそうなので、断られることも覚悟したのだが快く引き受けてくれた。
本当にいい人たちだ。なぜかアセナは嫌っているようだけど。
「本当のことを言うと、俺たちあんまり強くないんだぁ。だから、危機に陥ったらみんなで頑張ろうね」
この村ではアセナが一番強いらしい。そんなアセナを独り占めして特訓してもらってるなんていいのだろうか?
このことをラルフとオスカーに聞いたら、アセナに稽古をつけてもらうなんて、おっかないと言われた。あと、普通はつけてもらえないそうだ。
「うん!」
僕なんかの力が合わさったところでどうにかなるのだろうか?と思ったが一応返事はしておいた。
ギルドに寄ってついでに引き受けれそうなクエストをいくつか受注した。
アセナから常々言われている冒険に必要なものを揃えて、村を出た。
ラルフとオスカーも各自で必要なものは揃えたそうだ。
北の森以外は何度もアセナと行ったことがある。もちろん南の森でキャンプ、野宿もした。まぁ、あれは森というよりサッパリしたジャングルと言った感じだが。その経験もあってか、慢心ではないが、自信がないわけではない。
「お、ライトニングラビット」
「僕が行きます!」
電撃なので金属の剣や水が使えない。なので火の魔法でこんがり焼くのが手っ取り早いだろう。
炎をトルネードのようにして一気に焼く。
ライトニングラビットはシビっとした辛さのある肉で、焼くだけで調味料は何もいらない。すごく美味しいのだ。
火加減を調整していい感じに焼いて、道中食べながら行こう。
「おー。すげーな!一撃だし挙げ句の果てにいい感じに焼いてるし」
強くはないけど、その辺器用なんです、、、食い意地とか言わないでね。
捌いて串に刺し、渡す。
「ありがとう」
「ありがとな!」
オスカーとラルフがそう言いながら笑顔になる。
「どういたしまして!」
非常にいい冒険の滑り出しができた。
「そろそろ森が見えてきたな」
「気を引き締めないと」
「そうですね」
道中では特に危険もなく、安定したスピードで進み、予想していたより若干早い到着だ。
しかし、森に入れば話は変わる。モンスターと出会う確率もぐんと上がり、地の利や戦い方も相手が上と思った方がいいかもしれない。
気がついたら包囲されている、なんてことも森ならよくある話だ。
「一応フォーメーション組みますか」
「そうだな」「そうしよう」
僕が一番前、後方は二人に任せた。
前は戦う量が多い代わりに、進行方向に対して前にだけ警戒すればいいが、後方は戦わない代わりに常に気を張らなければならない。経験の多い二人に任せるの一番だろう。
「疲れたら交代っていうんだぞー」
こうして気遣ってくれているからこちらとしても安心して戦える。
アセナときたら前、後ろの両方で負担は大きい。
モンスターのいるところにわざと突っ込んでいくし、、、まぁそうしないと練習にならんとのことだが。
11
あなたにおすすめの小説
【本編完結】転生したら、チートな僕が世界の男たちに溺愛される件
表示されませんでした
BL
ごく普通のサラリーマンだった織田悠真は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジー世界の男爵家の三男ユウマとして生まれ変わる。
病弱だった前世のユウマとは違い、転生した彼は「創造魔法」というチート能力を手にしていた。
この魔法は、ありとあらゆるものを生み出す究極の力。
しかし、その力を使うたび、ユウマの体からは、男たちを狂おしいほどに惹きつける特殊なフェロモンが放出されるようになる。
ユウマの前に現れるのは、冷酷な魔王、忠実な騎士団長、天才魔法使い、ミステリアスな獣人族の王子、そして実の兄と弟。
強大な力と魅惑のフェロモンに翻弄されるユウマは、彼らの熱い視線と独占欲に囲まれ、愛と欲望が渦巻くハーレムの中心に立つことになる。
これは、転生した少年が、最強のチート能力と最強の愛を手に入れるまでの物語。
甘く、激しく、そして少しだけ危険な、ユウマのハーレム生活が今、始まる――。
本編完結しました。
続いて閑話などを書いているので良かったら引き続きお読みください
最弱白魔導士(♂)ですが最強魔王の奥様になりました。
はやしかわともえ
BL
のんびり書いていきます。
2023.04.03
閲覧、お気に入り、栞、ありがとうございます。m(_ _)m
お待たせしています。
お待ちくださると幸いです。
2023.04.15
閲覧、栞、お気に入りありがとうございます。
m(_ _)m
更新頻度が遅く、申し訳ないです。
今月中には完結できたらと思っています。
2023.04.17
完結しました。
閲覧、栞、お気に入りありがとうございます!
すずり様にてこの物語の短編を0円配信しています。よろしければご覧下さい。
小学生のゲーム攻略相談にのっていたつもりだったのに、小学生じゃなく異世界の王子さま(イケメン)でした(涙)
九重
BL
大学院修了の年になったが就職できない今どきの学生 坂上 由(ゆう) 男 24歳。
半引きこもり状態となりネットに逃げた彼が見つけたのは【よろず相談サイト】という相談サイトだった。
そこで出会ったアディという小学生? の相談に乗っている間に、由はとんでもない状態に引きずり込まれていく。
これは、知らない間に異世界の国家育成にかかわり、あげく異世界に召喚され、そこで様々な国家の問題に突っ込みたくない足を突っ込み、思いもよらぬ『好意』を得てしまった男の奮闘記である。
注:主人公は女の子が大好きです。それが苦手な方はバックしてください。
*ずいぶん前に、他サイトで公開していた作品の再掲載です。(当時のタイトル「よろず相談サイト」)
【16+4話完結】虚な森の主と、世界から逃げた僕〜転生したら甘すぎる独占欲に囚われました〜
キノア9g
BL
「貴族の僕が異世界で出会ったのは、愛が重すぎる“森の主”でした。」
平凡なサラリーマンだった蓮は、気づけばひ弱で美しい貴族の青年として異世界に転生していた。しかし、待ち受けていたのは窮屈な貴族社会と、政略結婚という重すぎる現実。
そんな日常から逃げ出すように迷い込んだ「禁忌の森」で、蓮が出会ったのは──全てが虚ろで無感情な“森の主”ゼルフィードだった。
彼の周囲は生命を吸い尽くし、あらゆるものを枯らすという。だけど、蓮だけはなぜかゼルフィードの影響を受けない、唯一の存在。
「お前だけが、俺の世界に色をくれた」
蓮の存在が、ゼルフィードにとってかけがえのない「特異点」だと気づいた瞬間、無感情だった主の瞳に、激しいまでの独占欲と溺愛が宿る。
甘く、そしてどこまでも深い溺愛に包まれる、異世界ファンタジー
愛を知らない少年たちの番物語。
あゆみん
BL
親から愛されることなく育った不憫な三兄弟が異世界で番に待ち焦がれた獣たちから愛を注がれ、一途な愛に戸惑いながらも幸せになる物語。
*触れ合いシーンは★マークをつけます。
【完結】テルの異世界転換紀?!転がり落ちたら世界が変わっていた。
カヨワイさつき
BL
小学生の頃両親が蒸発、その後親戚中をたらいまわしにされ住むところも失った田辺輝(たなべ てる)は毎日切り詰めた生活をしていた。複数のバイトしていたある日、コスプレ?した男と出会った。
異世界ファンタジー、そしてちょっぴりすれ違いの恋愛。
ドワーフ族に助けられ家族として過ごす"テル"。本当の両親は……。
そして、コスプレと思っていた男性は……。
完結·氷の宰相の寝かしつけ係に任命されました
禅
BL
幼い頃から心に穴が空いたような虚無感があった亮。
その穴を埋めた子を探しながら、寂しさから逃げるようにボイス配信をする日々。
そんなある日、亮は突然異世界に召喚された。
その目的は――――――
異世界召喚された青年が美貌の宰相の寝かしつけをする話
※小説家になろうにも掲載中
この俺が正ヒロインとして殿方に求愛されるわけがない!
ゆずまめ鯉
BL
五歳の頃の授業中、頭に衝撃を受けたことから、自分が、前世の妹が遊んでいた乙女ゲームの世界にいることに気づいてしまったニエル・ガルフィオン。
ニエルの外見はどこからどう見ても金髪碧眼の美少年。しかもヒロインとはくっつかないモブキャラだったので、伯爵家次男として悠々自適に暮らそうとしていた。
これなら異性にもモテると信じて疑わなかった。
ところが、正ヒロインであるイリーナと結ばれるはずのチート級メインキャラであるユージン・アイアンズが熱心に構うのは、モブで攻略対象外のニエルで……!?
ユージン・アイアンズ(19)×ニエル・ガルフィオン(19)
公爵家嫡男と伯爵家次男の同い年BLです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる