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第二十六話 魔法ドライヤー やや☆注意
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「魔法ドライヤァァァー」
、、、
「は?」
申し訳ありません。調子に乗りました。
お得意の風魔法(笑)を使ってドライヤーぽくした。
威力を強めにしたら、自分の髪は一瞬で乾いてしまった。
ついでにリクもって思って、リクの頭に思いっきり風を当てた。
「オレは殺されそうになったら、殺される前に殺す主義なんだ。やっぱりオメーは殺されてぇみてーだな」
後ろから突然魔法を当てられた人の反応ってこうなるのか、、、
「ごめん、、、髪の毛乾かそうと思って」
「髪?」
そう言ってリクは自分の髪に触れる。
もちろん乾いている。ボサボサにはなっているが、、、
「あー、オメーはバカなんじゃねーか?お前、人に向かって魔法を撃つと殺意があると思われるぞ?」
そらそうか。生活魔法を人にかけることは滅多に無いらしいし、今回は風魔法だし。いや厳密には多分風魔法では無いんだけどね。
風呂入ったら寝る。
俺はどこで寝よう?
ベッドはリクに使わせて、やっぱりソファーかな。
「そろそろ寝るか。上のベッドはリクに譲るよ」
そう言って俺はソファーを占領し、横になった。
「バカじゃねーの?主人がベッドを使わずに奴隷に譲る話があるか。どうせキングサイズなんだし一緒に使うぞ。そのつもりで買ったんだろ?」
そう言ってリクが俺を持ち上げる。
なぜだろう。ドキドキしてる気がする。気がしてるだけのはずだ。ヘテロなんだ。俺はヘテロなんだ。
「え?でもそれって、、、」
夜の誘いか、とまでは口に出せなかった。
「怪しいことをしたら殺す。端に寄っとけ。オレも端を使うから」
謎の安心感なのか残念感なのかが混ざり合ってよくわからない。
何を残念に思うんだ。
リクは俺を乱暴にベッドに降ろして、足早に布団の中に入った。
自分も布団の中に入る。
お互い両端に寄っている。
確かに広いな。大の字とかにならなければもう一、二人は寝れそうなぐらいだ。
窮屈では無い程度に端に寄って目を閉じる。
すぐに眠りについた。
目が覚める。
どういう状況なのだこれ、、、
リクが俺をガッチリホールドしてる。リクからはまだ寝息が聞こえている。
お互いにベッドの真ん中あたりだ。
そして、眠りにつかないリクが腰に当たっている。
いや、、、確かに分かるけどさ、別に変な夢見てなくてもそうなるけどさ、、、リク的に俺に抱きついてそうなってる状況は恥ずかしいと思うんじゃないかな。
でも下手に動けばリクが起きてしまうし、動き方次第ではソレを刺激してしまうのではないか、、、とか考えてしまう。ただでさえ寝起きで鈍る頭だ。
結局何もできずにいる。
リクがモゾモゾと動く、、、良くない動き方だ。
あ、これダメな夢だ、、、
激しくはないが俺の腰に押し付けてくる。
「んぅ、リョ、、、」
リクが寝言を言っているような気がするが流石に何を言っているまでかはわからない。
「っ、、、」
ホールドが一瞬強くなって、緩まった。その隙に逃げ出す。
、、、、、
若いから?でも高校生じゃあるまいし、最近一人にする時間が少なかったからかな。ごめんリク。
35の俺と比べたらまだまだ元気だもんね。
これからはリクを家に置いて出かける機会を作ろう。
リクに布団をかけて、自分はシャワーを浴びる。
配慮してるわけではない。元から朝シャワーを浴びることが好きだからだ。
「おはよーリク」
シャワーから上がった時にリクも目が覚めたらしい。寝室には上半身を起こして、下半身に布団をかけたままのリクがいた。
「先シャワー浴びたからさ、リクもシャワー浴びたいなら浴びて、洗濯物もよろしくね。俺は朝食準備してるから」
俺は何も知らない。俺は寝る時と同じで端っこで目が覚めたのだ。そうなんだ。絶対そうだ。
さっきのは夢だ。そう信じた。
、、、
「は?」
申し訳ありません。調子に乗りました。
お得意の風魔法(笑)を使ってドライヤーぽくした。
威力を強めにしたら、自分の髪は一瞬で乾いてしまった。
ついでにリクもって思って、リクの頭に思いっきり風を当てた。
「オレは殺されそうになったら、殺される前に殺す主義なんだ。やっぱりオメーは殺されてぇみてーだな」
後ろから突然魔法を当てられた人の反応ってこうなるのか、、、
「ごめん、、、髪の毛乾かそうと思って」
「髪?」
そう言ってリクは自分の髪に触れる。
もちろん乾いている。ボサボサにはなっているが、、、
「あー、オメーはバカなんじゃねーか?お前、人に向かって魔法を撃つと殺意があると思われるぞ?」
そらそうか。生活魔法を人にかけることは滅多に無いらしいし、今回は風魔法だし。いや厳密には多分風魔法では無いんだけどね。
風呂入ったら寝る。
俺はどこで寝よう?
ベッドはリクに使わせて、やっぱりソファーかな。
「そろそろ寝るか。上のベッドはリクに譲るよ」
そう言って俺はソファーを占領し、横になった。
「バカじゃねーの?主人がベッドを使わずに奴隷に譲る話があるか。どうせキングサイズなんだし一緒に使うぞ。そのつもりで買ったんだろ?」
そう言ってリクが俺を持ち上げる。
なぜだろう。ドキドキしてる気がする。気がしてるだけのはずだ。ヘテロなんだ。俺はヘテロなんだ。
「え?でもそれって、、、」
夜の誘いか、とまでは口に出せなかった。
「怪しいことをしたら殺す。端に寄っとけ。オレも端を使うから」
謎の安心感なのか残念感なのかが混ざり合ってよくわからない。
何を残念に思うんだ。
リクは俺を乱暴にベッドに降ろして、足早に布団の中に入った。
自分も布団の中に入る。
お互い両端に寄っている。
確かに広いな。大の字とかにならなければもう一、二人は寝れそうなぐらいだ。
窮屈では無い程度に端に寄って目を閉じる。
すぐに眠りについた。
目が覚める。
どういう状況なのだこれ、、、
リクが俺をガッチリホールドしてる。リクからはまだ寝息が聞こえている。
お互いにベッドの真ん中あたりだ。
そして、眠りにつかないリクが腰に当たっている。
いや、、、確かに分かるけどさ、別に変な夢見てなくてもそうなるけどさ、、、リク的に俺に抱きついてそうなってる状況は恥ずかしいと思うんじゃないかな。
でも下手に動けばリクが起きてしまうし、動き方次第ではソレを刺激してしまうのではないか、、、とか考えてしまう。ただでさえ寝起きで鈍る頭だ。
結局何もできずにいる。
リクがモゾモゾと動く、、、良くない動き方だ。
あ、これダメな夢だ、、、
激しくはないが俺の腰に押し付けてくる。
「んぅ、リョ、、、」
リクが寝言を言っているような気がするが流石に何を言っているまでかはわからない。
「っ、、、」
ホールドが一瞬強くなって、緩まった。その隙に逃げ出す。
、、、、、
若いから?でも高校生じゃあるまいし、最近一人にする時間が少なかったからかな。ごめんリク。
35の俺と比べたらまだまだ元気だもんね。
これからはリクを家に置いて出かける機会を作ろう。
リクに布団をかけて、自分はシャワーを浴びる。
配慮してるわけではない。元から朝シャワーを浴びることが好きだからだ。
「おはよーリク」
シャワーから上がった時にリクも目が覚めたらしい。寝室には上半身を起こして、下半身に布団をかけたままのリクがいた。
「先シャワー浴びたからさ、リクもシャワー浴びたいなら浴びて、洗濯物もよろしくね。俺は朝食準備してるから」
俺は何も知らない。俺は寝る時と同じで端っこで目が覚めたのだ。そうなんだ。絶対そうだ。
さっきのは夢だ。そう信じた。
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