薬師、奴隷を買う、、、ん?奴隷に襲われるってどういうこと!?

さえ

文字の大きさ
38 / 62

第三十八話 転売

しおりを挟む
「こんちゃー」
大家さんだ。

「いらっしゃーい」
最近来てなかったから忙しかったんかな?
エナドリ回復薬にハマらせる作戦だったのに。

「今日もあの回復薬買いにきた」
お?作戦通りハマってはいるのか?

「はーい。今本当は売り切れなんですけど、大家さんだから奥から取ってきますね」
最近売れてるからね。1日分は必ず売り切れている。

「それにしても、兄ちゃんええ商売しとるな。他の店に高くで卸すなんて。兄ちゃんとこで買ったら銅貨2枚程度なのに、他で買ったら5枚はするぜ?」

ん???

「え?他の所で置いてるんですか!?」
卸す?そんなことしてないんだけど、、、

「兄ちゃんが卸してるんだろ?いろんなところでき置いてるぜ?」

なぜだ!?

「それって本物ですか?」

「ん?あぁ味も効果も同じだな。瓶も同じだしてっきり兄ちゃんが卸してると、、、」

それを聞いて思いついた。前世でも社会問題になった、転売だろう。
転売対策はなかなかに厄介だ。

「僕は正式に店に売ったりはしてないですよ。最近よく売れるし、店の棚からすぐなくなるから商売上がったりだと思ってたんですよ」

転売は良くない。金の価値を下げるし、求める人のところに行かない。

ひょっとしたら組織的にやられてるかもしれない。一人が買い占めたら流石に分かるけど、それをされた記憶はない。

普通に交渉してくれたらいいのに。

うーん、、、買うときに感想を聞いてみるとか?でもなぁ、多分買う人も一回ぐらい飲んでるはずなんだよなぁ。
とりあえず、転売されてる店を見つけては凸ったりギルドに報告してなんとかしてもらおう。
大量生産すれば転売を気にする必要もなくなるんだけど、魔法の関係で俺しか作れないんだよな。俺一人では流石に大量生産と言えるほどの数は作れない。

まぁとりあえず今日は通常通り営業するしかない。今日買いにくる客の様子は一応見るけど、多分わからないだろう。別に3本や4本ぐらいじゃ買い占めとは言えないしなぁ。一人一本の制限つけるのも本当に飲んでる人に可哀想だ。


とりあえず買ってる客層は覚えようか。

一人目、冒険者。

二人目、冒険者。

三人目、冒険者。

四人目、職人。

五人目、おっさん。

六人目、騎士。

七人目、冒険者。


やっぱり冒険者は多いな。騎士は国に雇われているし、多分転売には関わってないだろう。
一番怪しいのは冒険者になるが、普通にファンもいるんだよな。
ただ、人数が多いからなんとも言えない。




そういや大量生産ならリクに作り方教えて、最後の炭酸だけ俺がやるって方法があるか。




しおりを挟む
感想 20

あなたにおすすめの小説

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください

わさび
BL
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。 まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!? 悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。

BLゲームの悪役に転生したら攻略対象者が全員ヒロインに洗脳されてた

BL
主人公のレオンは、幼少期に前世の記憶を思い出し、この世界がBLゲームで、自身は断罪される悪役だと気づく。 断罪を回避するため、極力攻略対象者たちと関わらないように生きてきた。 ーーそれなのに。 婚約者に婚約は破棄され、 気づけば断罪寸前の立場に。 しかも理由もわからないまま、 何もしていないはずの攻略対象者達に嫌悪を向けられてーー。 ※最終的にハッピーエンド ※愛され悪役令息

俺は北国の王子の失脚を狙う悪の側近に転生したらしいが、寒いのは苦手なのでトンズラします

椿谷あずる
BL
ここはとある北の国。綺麗な金髪碧眼のイケメン王子様の側近に転生した俺は、どうやら彼を失脚させようと陰謀を張り巡らせていたらしい……。いやいや一切興味がないし!寒いところ嫌いだし!よし、やめよう! こうして俺は逃亡することに決めた。

偽物勇者は愛を乞う

きっせつ
BL
ある日。異世界から本物の勇者が召喚された。 六年間、左目を失いながらも勇者として戦い続けたニルは偽物の烙印を押され、勇者パーティから追い出されてしまう。 偽物勇者として逃げるように人里離れた森の奥の小屋で隠遁生活をし始めたニル。悲嘆に暮れる…事はなく、勇者の重圧から解放された彼は没落人生を楽しもうとして居た矢先、何故か勇者パーティとして今も戦っている筈の騎士が彼の前に現れて……。

虚ろな檻と翡翠の魔石

篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」 不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。 待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。 しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。 「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」 記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。

運悪く放課後に屯してる不良たちと一緒に転移に巻き込まれた俺、到底馴染めそうにないのでソロで無双する事に決めました。~なのに何故かついて来る…

こまの ととと
BL
『申し訳ございませんが、皆様には今からこちらへと来て頂きます。強制となってしまった事、改めて非礼申し上げます』  ある日、教室中に響いた声だ。  ……この言い方には語弊があった。  正確には、頭の中に響いた声だ。何故なら、耳から聞こえて来た感覚は無く、直接頭を揺らされたという感覚に襲われたからだ。  テレパシーというものが実際にあったなら、確かにこういうものなのかも知れない。  問題はいくつかあるが、最大の問題は……俺はただその教室近くの廊下を歩いていただけという事だ。 *当作品はカクヨム様でも掲載しております。

落としたのは化粧じゃなく、みんなの心でした

444
BL
『醜い顔…汚らしい』 幼い頃、実母が病気によって早くに亡くなった数年後に新しい義母からそう言われたシリルは、その言葉が耳に残って16歳となった今も引きずっていた。 だが、義母のその言葉は真っ赤な嘘でシリルはとても美しかった。ただ前妻の息子であるシリルに嫉妬した結果こぼした八つ当たりの言葉であったのをシリルは知らずに、義母のいう醜い顔を隠すために化粧をする。 その結果、彼は化粧によって本当に醜い顔になってしまった。そんな彼が虐げられながらも徐々に周囲を絆す話 暴力表現があるところには※をつけております

処理中です...