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第一章 夢オチ展開はない?
1話 転生のきっかけ
しおりを挟む視界がぼやける…僕の名前を呼ぶ声がする…
あれ?僕は何してたんだっけ?
確か…学校にいて…移動教室で…科学室に向かってて…
いきなりおっきな音と衝撃が来て…なんもわかんない
や… 僕を呼ぶ声…誰なの?……
まあいいや…眠いからもう限界…
僕はそのまま目を閉じた
深夜2時、姉から頼まれていた乙女ゲームを攻略することに成功した僕は姉の部屋に向かった
「おねぇちゃん!乙女ゲーム全クリしたよ!スチル?っていうのも全部ゲットした!」
そう報告すると深夜2時だというのにまだ起きている姉はパソコンを止めて僕の方へと向き直し嬉しそうに笑った
「えっ!ほんと?!もう終わったの!?早くない?!私がプレイした時友達エンドかバッドエンドにしかならなくて苦労したのに!どうやったの!」
興奮しているのか饒舌でノンブレスに話をする姉は目をキラキラさせて僕の肩を掴み揺らした
「えっと一旦落ち着いてよ!あれじゃない?僕男だし男心わかってるからさ!」
そういうと姉は僕をジト目で睨んできた
「えー?あんたが男心分かってるって?女みたいな癖に?笑わせないでよね!女の子から告白されたことない可愛いひよっこなのに!」
その言葉を聞いた僕は怒りのあまり叫んで怒鳴ったのだった
「んーもう!!そんなこと言わないでよ!僕気にしてるのにぃい!!それに女の子に告白されたことくらいあるもんね!!少ないってだけでちゃんとあるもん!!!」
姉は笑いながらお腹を抱えて吹いていた失礼な姉だ
「あっははははっどうせ弟みたいで可愛いから女装させて欲しいとか変な癖持ってる人でしょ?それにあんたは男にモテモテだからね!しっかりしなきゃだめだぞー?そのうち食われちゃうよ~んだ」
んぎぃぃいい僕も分かってるけど言わない約束じゃん!でもほとんど事実だからなんもいえない!!むかつく!!
「んぎぃぃいい!!そんなこと!…ないっし!!僕だってかっこいいもん!それに何が食われるだよ!おねぇちゃんは持ってる本の読みすぎたよ!!現実はそう甘くないんだからね!!」
そんなことを言うと姉は変な笑い声と一緒に棚にしまってある本を何冊かだし僕に押し付けてきた
「はい!これ!あんたが会いそうな展開が載ってる本達だよ!勉強しな!ほらこれとか1番身近じゃない?!学園ラブストーリー!!友達にあんなことやこんなことをされるの!」
「うわぁぁあいらないよ!!それに僕まだ高校生だしそんな本読めないよ!!///早く閉まって!!」
僕は深夜2時だということを忘れて姉と騒いでると廊下からドシドシと重たい足音が聞こえてきて一気に恐怖を感じて勢いよく開いたドアの先には悪魔、いや鬼が立っていた
「あんた達何時だと思っているのよ!早く寝なさい!!!明日も学校でしょ!寝不足になるわよ!!」
「うっうわぁあごめんなさい!おかあさん!!すぐ寝ます!!」
「ごめんごめんはいこれ約束通りお小遣いね、ありがとー」
「おっおやすみ!!」
そういうと僕は姉の部屋を出てもらった報酬を貯金箱に閉まって寝るのだった
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