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第一章 夢オチ展開はない?
2話 転生のきっかけ
しおりを挟む翌日、思った通り寝不足になった僕は今にも寝てしまいそうな頭を無理矢理起こし、授業に参加していた
「おい、お前大丈夫かー?授業終わったぞ」
「んーだいじょうぶ」
目を擦りながら寝ないようにするが毎日22時には寝ている僕には辛く眠気に逆らうことができず小さく船を漕いでいた
「おい、寝るな前向けよ、それに次移動教室だけどそっちじゃない、おい聞けって!置いてくぞー?」
そういいながらも僕の腕を掴みリードしてくれるこの人は中学からの友達だ、お口は悪いが優しい男!
「やだ、置いてかないでよー」
「今日は大事な実験するんだってよ、マスク持ってきたかー?危ない薬品使うって聞いたぞ、」
「おい聞いてるかー?はぁこいつ立ったまま寝やがった」
そんな声も理解できないくらいボッーとしているとすでに化学室に来ていたクラスメイトが薬品を持ちながらふざけていて黒板に何かを書きながら怒っている先生が怒鳴った瞬間のことパリンと何かが割れる音がしものすごい大きな音、衝撃と一緒に身体が廊下の壁に勢いよくぶつかった
一瞬のことで理解ができず、痛みに苦しんでいると寝不足だった僕の身体は限界を迎えてそのまま意識を手放したのだった
誰かが僕を呼んでいる…でも起きれないや…
なんだろう…話し声がする…知ってる声?
誰だろう…
「ううっ」
なにこの痛み…すごく痛い…全身が痛いよ
「先生!今リエルが!リエル!聞こえる?私の声が聞こえる!?」
「おいリエル!聞こえてるのか!?返事をしろ!」
誰?リエルってあの乙女ゲームの攻略対象の名前?それにこの声はリエルルートで聞いた国王と王妃?
夢かな?
僕は夢のような不思議な感覚から抜け出すように目を開けた
「んぅ…?ここは?どこ?」
「ぁあリエル!私のリエル!大丈夫か!?」
「えっえあえ?王妃様?」
ひぇえええなんでこんな近くに美人の王妃様が?!
「なんだ?いつものようにお母様と呼んでおくれ!それともどこか悪いのか?!」
「どうやら記憶の混乱が起きているらしいです、しばらく様子を見ましょう」
「よくぞ目を覚ましたな…父として誇らしいぞ、」
そう言って頭を撫でてくるこの人は王様?!めっちゃイケメンんん!!!!
美しい!!けど痛いよぉ!!!
「ぃっ痛いです!!」
「おおすまんかった!」
「それよりなぜ怪我をしているのか覚えているか?」
「えっ?えっと」
僕って今リエルって呼ばれてたよね?だからリエルが怪我した理由?を話せばいいのかな…?この歳の頃に大怪我をしたのってリエルのルートで見た兄弟の仲が悪くなるイベントだったよね?確かリエルが10歳の時の…
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