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一歩進んで三歩下がる
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その夜、また夢を見た。
そしたら、魔法使い…いうのが面倒くさくなってきたので、じじいと呼ぶことにする。
じじいが俺の夢に現れた。(言い訳せんようになったの。お前少し更正早くないか。)
「早くて悪いか、くそじじぃ。」
(じじっ!?わしゃぁこうみえてまだ60のピチピチの現役魔法使いなんじゃぞ!)
「死語使ってるし、わしゃとかじじいしか使わないし、そもそも60とかじじいしかありえないだろ。」
(…まぁよかろう、諦めたわけではないぞ!一回ひいただけだからな!)
「…あんた、そんなキャラだっけ?」
随分可愛いげのあるじじいだな、おい。
(それはいうな。ゴホン、それじゃ本題にうつる。)あ、ごまかした。
(お主は言い訳すること、逃げることをやめたんじゃろ?なのになぜそんなに悩んでいる。昔の主はそんな性格ではなかったはずじゃ。もっと明るくて、元気で素直で。優しいやつだったじゃろ。)
「じじぃ、なんで俺の過去…。」
(そんなの夢なんじゃから、お前の過去にとぶのだって簡単じゃ。過去にあった事件を見ることも。)
「っみんじゃねぇ!!」
ピキッ。
空間が割れる音がした。
とても、嫌な、他人を寄せ付けない。
他人と自分の間に見えない壁があるような。
孤独の空間。
(…過去にとらわれて前に進めないようだったら、お主は何も変われぬぞ。)
「…そんなの自分が一番わかってるよ。」
(…少しは変わったと思ったのじゃがな。わしの見間違いだったらしい、さらばじゃ、逃げているものよ。その過去に背を向けているかぎり、お主が前に進むことはなかろう。
お主を縛っているのはお主自身だ。)
そういってじじいは消えていった。あのじじい、結局言いたいことだけいって帰りやがった。でも…気になる。最後に言ってたこと。「俺を縛っているのはおれ自信か…。」
だめだ。こんなこと言ってるとまた卓也に怒られる。適度に頼り適度に溜める。これぞ、兄のあるべき姿。あいつはああ言ってたけどこんなおれでも一応あいつの兄だから少しぐらいかっこよくありたい。
俺はそうなりたい。
だから、今回の件は卓也にはいわない。
絶対言わない。
そう決心したところで目が覚めた。
俺の夢チョー都合いい。
そしたら、魔法使い…いうのが面倒くさくなってきたので、じじいと呼ぶことにする。
じじいが俺の夢に現れた。(言い訳せんようになったの。お前少し更正早くないか。)
「早くて悪いか、くそじじぃ。」
(じじっ!?わしゃぁこうみえてまだ60のピチピチの現役魔法使いなんじゃぞ!)
「死語使ってるし、わしゃとかじじいしか使わないし、そもそも60とかじじいしかありえないだろ。」
(…まぁよかろう、諦めたわけではないぞ!一回ひいただけだからな!)
「…あんた、そんなキャラだっけ?」
随分可愛いげのあるじじいだな、おい。
(それはいうな。ゴホン、それじゃ本題にうつる。)あ、ごまかした。
(お主は言い訳すること、逃げることをやめたんじゃろ?なのになぜそんなに悩んでいる。昔の主はそんな性格ではなかったはずじゃ。もっと明るくて、元気で素直で。優しいやつだったじゃろ。)
「じじぃ、なんで俺の過去…。」
(そんなの夢なんじゃから、お前の過去にとぶのだって簡単じゃ。過去にあった事件を見ることも。)
「っみんじゃねぇ!!」
ピキッ。
空間が割れる音がした。
とても、嫌な、他人を寄せ付けない。
他人と自分の間に見えない壁があるような。
孤独の空間。
(…過去にとらわれて前に進めないようだったら、お主は何も変われぬぞ。)
「…そんなの自分が一番わかってるよ。」
(…少しは変わったと思ったのじゃがな。わしの見間違いだったらしい、さらばじゃ、逃げているものよ。その過去に背を向けているかぎり、お主が前に進むことはなかろう。
お主を縛っているのはお主自身だ。)
そういってじじいは消えていった。あのじじい、結局言いたいことだけいって帰りやがった。でも…気になる。最後に言ってたこと。「俺を縛っているのはおれ自信か…。」
だめだ。こんなこと言ってるとまた卓也に怒られる。適度に頼り適度に溜める。これぞ、兄のあるべき姿。あいつはああ言ってたけどこんなおれでも一応あいつの兄だから少しぐらいかっこよくありたい。
俺はそうなりたい。
だから、今回の件は卓也にはいわない。
絶対言わない。
そう決心したところで目が覚めた。
俺の夢チョー都合いい。
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