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第二章:東京事変
瑠璃VS御月
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いきなり日本に帰ってきた姉貴は挨拶を終えたあと、真っ直ぐに瑠璃へと顔を向けた。
薄く開いたその目から、瑠璃を値踏みしているような視線を感じるが、姉貴は昔から初対面の相手にはこのような目を向けるのであまり気にしてはいない。
とはいえ見られている瑠璃にとっては居心地の悪い思いをしているだろう。
「瑠璃」
そう声をかけてやると、瑠璃はハッとした様子で姿勢を正し、今度は自らを紹介した。
「初めまして。今年からこの家で世話になっている黒羽瑠璃と申します」
「テトです。よろしくお願いします」
テトも瑠璃に続いてそう名乗り、そして二人同時に行儀良くお辞儀をした。
それを見た姉貴は満足そうな笑みを浮かべる。
「良かったわぁ。挨拶も出来ない子達だったらどうしようかと思っちゃった♪︎でも、出来るなら自分から挨拶して欲しかったわね」
あっ、瑠璃が固まった。
まぁ、少しトゲのある言い方だったし、姉貴のあの視線を受けて平然としてられる奴もそうそういないしな。
だから瑠璃……助けを求めるような目で俺を見てくれるな。俺じゃ何も出来ん。
そういえば視線の他に姉貴にはもう一つ悪い癖がある。
それはかつて学園で最も優秀だと言われ、〝才色兼備〟、〝容姿端麗〟そして〝頭脳明晰〟、または〝品行方正〟あるいは〝それら全ての体現者〟とまで言われていた姉貴からは予想もつかないものなのだが……長年の海外生活でその悪癖が改善されていると思いたい。
しかし、そんな俺の願いとは裏腹に、姉貴は瑠璃にこんな事を訊ねた。
「そういえば瑠璃さん、だったかしら?貴方は魔法を使えるのよね?」
「えぇ……はい……まぁ……」
「どんな魔法かしら?属性魔法?それとも強化系魔法?もしかして回復系魔法だったりするのかしら?」
「い、いえ……神聖魔法を少々と、あとは身体強化の魔法を……」
瑠璃は元天使だ。それ故に神聖魔法は使えて当然なのだが、謙遜したのは現在は堕天使であるからだろう。
前に堕天してしまうと、神聖魔法が弱体化するというのを聞いた時があったからな。
しかし姉貴は瑠璃の話を聞くなり、目を輝かせて身を乗り出し始めた。
その姿を見て俺は〝不味い〟と直感した。
改善なんてされていなかった─────姉貴は大の付くほどの戦闘狂だ。
〝言葉だけでは分からない。その人の事を知るには拳を合わせるのが一番〟
かつてそんな事を言っていた姉貴……つまりこの後の流れとしては当然─────
「それならばお姉ちゃんと手合わせしましょう!」
「………………はい?!」
やはりその流れになってしまったと俺は勿論、父さんや妹達まで天を仰いでいた。
「え?は?」
まだ自分が何を言われたのか理解が追いついていない瑠璃がキョロキョロと俺達の顔を見回してくる。
そんな瑠璃を他所に姉貴は立ち上がると、瑠璃の手を取り庭へと連れていった。
「ちょっ─────御影?!」
〝どうにかしてくれ〟と言わんばかりに瑠璃がこちらを見ているが、俺はそんな彼女に向けて十字を切った。
瑠璃はこれでもかと言うくらい目を大きく見開いていた。
すまんな瑠璃……こうなった姉貴は母さんですら止められねぇんだ。
瑠璃は父さん、御陽、御夜と順に顔を向けるが、その全員がスっと顔を背け、テトでさえも向けられる前から顔を背けていた。
絶望の表情のまま姉貴に引き摺られるように庭へと連れて行かれる瑠璃……俺は心の中で〝アーメン〟と唱えたのだった。
◆
御影の姉君である御月さんにいきなり〝手合わせしたい〟と言われ庭へと連れてこられた私は、未だ混乱の中、彼女と相対していた。
御影はそんな私と御月さんの間に入るようにして立っており、御月さんと手合わせに関する話をしていた。
「え~と……勝負の内容は時間制限ありの一試合、何でもありでいいんだよな?」
「いいわよ~」
「それで、瑠璃は姉貴に制限時間までに一撃入れられたら勝ち、入れられなかったら負けだ」
「ちょっといいだろうか?」
私は待ったをかけると、御影のそばに寄り、そっと耳打ちをした。
「御影……確かお前は姉君に勝てなかったんだよな?」
「今はどうか分からねぇが、まぁ昔は一回も勝てなかったよ」
その話と煉と都胡から聞いた話を思い出し、私はブルっと震えた。
はっきり言って御影は私よりも強いと言える。たとえ10回御影に挑んだとて、一勝どころか一撃すら入れられないと胸を張って言えるのだ。
あ、いや……別に胸を張る事では無いのだが……。
ともかく!そんな私よりも強い御影でさえも勝てないとされる御月さんに、いったいどうすればこの私が一撃など入れられる事が出来ようか?
待て待て待て、御影。まだ私の心の準備が出来ていないうちに試合を始めようとするんじゃない!
お前は鬼か!
「いやいやいや、いくら心の準備をしたとしても気休め程度にしかならんから諦めろ」
その気休め程度でも欲しいというのが分からないのか!
今からお前よりも強い姉君と戦うのだぞ?私、下手をすると死ぬかもしれないんだが……。
「気合いがありゃ死ぬ事はねぇよ…………………………多分」
言葉の最後に小声で更に不安になるような言葉をどうもありがとう!泣きたい!!
「ともかく始めんぞ?いい加減に始めねぇと姉貴が痺れを切らしっちまう」
見れば御月さんはやる気……いや、〝殺る気満々〟といった様子で構えを取っている。
いや、これ……どうやってもコテンパンにされる未来しか見えないのだが?
「それじゃあ両者の準備完了っつー事で……始め!」
御影の無情な合図と同時にに飛び出す御月さん。
彼女は一瞬にして私との距離を詰めると、引いた拳を顔めがけて突き出してきた。
私はすんでのところで盾を出して防御したのだが……。
「─────っ!?」
御月さんの拳を受けた盾は、まるで風に吹かれる紙のように弾かれた。
咄嗟の事で過分に力を込めていただけに、私の盾を持つ腕からミシミシという、骨や筋肉が軋む音が鳴り響く。
しかしそれに顔を歪ませている隙もなく今度は御月さんの蹴り脚が迫ってきていたので、私は盾を離して後方へと飛び退いた。
「あっ、馬鹿─────」
そんな御影の声が聞こえると同時に、目の前の御月さんは困ったような様子で再度蹴り足を放とうとしていた。
「あらあら、せっかくの盾をそう簡単に手放しては駄目じゃない」
次の瞬間……御月さんは手放され落下し始めた盾に狙いを定め、それに蹴りを放った。
蹴り飛ばされた盾は恐ろしいまでの速度で迫り、腕で防御を取るもそれを受けた私は後方まで吹っ飛ばされた。
地面を二転三転しながらも何とか体制を立て直して前方へと顔を向ける。しかし御月さんはすぐ目の前まで迫って来ていた。
「くっ……!」
御月さんの拳を紙一重で躱し、そのまま走り抜けて盾を手にする。
反応速度、次の動作への切り替えの速さ、柔軟な対応……私が今まで相手をしてきた中で御月さんはどれをとっても群を抜いていた。
「また防御?反撃してきてもいいのよ?」
言わずもがな……私は盾を今度は地面に突き刺し、また弾かれぬように対策をする。
今放たれた蹴りを防いだ後に攻撃へと転じるつもりであった。
しかし─────
「馬鹿、避けろ!」
御影の忠告は虚しく、私の盾は御月さんの蹴りによってひしゃげ、そのまま私の体へと直撃する。
私の身体はくの字に折れ曲がり、その衝撃で口から息が吐き出される。
「ゔっ……かふっ……」
私の盾は天界で……いや、この世界において最も硬いとされる〝神鉄〟製の盾だ。
それを意図も簡単に破壊するなど……御月さんの実力はそれ程までに桁外れということか。
「あぐっ……う……かはっ……」
今ので肋骨が折れたのかもしれない……呼吸をする度に鈍い痛みが身体を襲う。
「ねぇ、本気を出してもいいのよ?本気を出していない人を相手にするなんて、とってもつまらないから」
そんな事を言われ、私は剣を取り出し御月さんへと斬りかかった。
「つまらない攻撃ね……」
目視で捉えることの出来ない蹴り─────それを受けた私はその場に倒れ伏した。
「もっと本気でかかってきて頂戴。でないと私……思い余って殺してしまいそうになるから」
「く……おぉぉぉぉぉぉ!!!!」
私は羽根を出し、その場に立ち上がって剣を構える。また自身の周囲に光の……神聖魔法の一つである〝聖光剣〟を五本作り出した。
堕天する前であれば10本くらいは余裕だったのだが、やはり堕天したことで神聖魔法は半減しているらしい。
しかしそんな私を見て、御月さんは何故か急に冷めた視線を私へと向けてきた。
「黒い翼……堕天使、ね……」
その視線はかつて天界で見た……自分と同じ天使族が魔族や堕天使に向けるそれと同じものであった。
「瑠璃さん、条件を追加しましょう」
「……?」
「もし、この勝負に負けたら……貴方、ここから出ていきなさい」
「………………は?」
その理不尽な条件は鋭い刃のように私の心に突き刺さった。
薄く開いたその目から、瑠璃を値踏みしているような視線を感じるが、姉貴は昔から初対面の相手にはこのような目を向けるのであまり気にしてはいない。
とはいえ見られている瑠璃にとっては居心地の悪い思いをしているだろう。
「瑠璃」
そう声をかけてやると、瑠璃はハッとした様子で姿勢を正し、今度は自らを紹介した。
「初めまして。今年からこの家で世話になっている黒羽瑠璃と申します」
「テトです。よろしくお願いします」
テトも瑠璃に続いてそう名乗り、そして二人同時に行儀良くお辞儀をした。
それを見た姉貴は満足そうな笑みを浮かべる。
「良かったわぁ。挨拶も出来ない子達だったらどうしようかと思っちゃった♪︎でも、出来るなら自分から挨拶して欲しかったわね」
あっ、瑠璃が固まった。
まぁ、少しトゲのある言い方だったし、姉貴のあの視線を受けて平然としてられる奴もそうそういないしな。
だから瑠璃……助けを求めるような目で俺を見てくれるな。俺じゃ何も出来ん。
そういえば視線の他に姉貴にはもう一つ悪い癖がある。
それはかつて学園で最も優秀だと言われ、〝才色兼備〟、〝容姿端麗〟そして〝頭脳明晰〟、または〝品行方正〟あるいは〝それら全ての体現者〟とまで言われていた姉貴からは予想もつかないものなのだが……長年の海外生活でその悪癖が改善されていると思いたい。
しかし、そんな俺の願いとは裏腹に、姉貴は瑠璃にこんな事を訊ねた。
「そういえば瑠璃さん、だったかしら?貴方は魔法を使えるのよね?」
「えぇ……はい……まぁ……」
「どんな魔法かしら?属性魔法?それとも強化系魔法?もしかして回復系魔法だったりするのかしら?」
「い、いえ……神聖魔法を少々と、あとは身体強化の魔法を……」
瑠璃は元天使だ。それ故に神聖魔法は使えて当然なのだが、謙遜したのは現在は堕天使であるからだろう。
前に堕天してしまうと、神聖魔法が弱体化するというのを聞いた時があったからな。
しかし姉貴は瑠璃の話を聞くなり、目を輝かせて身を乗り出し始めた。
その姿を見て俺は〝不味い〟と直感した。
改善なんてされていなかった─────姉貴は大の付くほどの戦闘狂だ。
〝言葉だけでは分からない。その人の事を知るには拳を合わせるのが一番〟
かつてそんな事を言っていた姉貴……つまりこの後の流れとしては当然─────
「それならばお姉ちゃんと手合わせしましょう!」
「………………はい?!」
やはりその流れになってしまったと俺は勿論、父さんや妹達まで天を仰いでいた。
「え?は?」
まだ自分が何を言われたのか理解が追いついていない瑠璃がキョロキョロと俺達の顔を見回してくる。
そんな瑠璃を他所に姉貴は立ち上がると、瑠璃の手を取り庭へと連れていった。
「ちょっ─────御影?!」
〝どうにかしてくれ〟と言わんばかりに瑠璃がこちらを見ているが、俺はそんな彼女に向けて十字を切った。
瑠璃はこれでもかと言うくらい目を大きく見開いていた。
すまんな瑠璃……こうなった姉貴は母さんですら止められねぇんだ。
瑠璃は父さん、御陽、御夜と順に顔を向けるが、その全員がスっと顔を背け、テトでさえも向けられる前から顔を背けていた。
絶望の表情のまま姉貴に引き摺られるように庭へと連れて行かれる瑠璃……俺は心の中で〝アーメン〟と唱えたのだった。
◆
御影の姉君である御月さんにいきなり〝手合わせしたい〟と言われ庭へと連れてこられた私は、未だ混乱の中、彼女と相対していた。
御影はそんな私と御月さんの間に入るようにして立っており、御月さんと手合わせに関する話をしていた。
「え~と……勝負の内容は時間制限ありの一試合、何でもありでいいんだよな?」
「いいわよ~」
「それで、瑠璃は姉貴に制限時間までに一撃入れられたら勝ち、入れられなかったら負けだ」
「ちょっといいだろうか?」
私は待ったをかけると、御影のそばに寄り、そっと耳打ちをした。
「御影……確かお前は姉君に勝てなかったんだよな?」
「今はどうか分からねぇが、まぁ昔は一回も勝てなかったよ」
その話と煉と都胡から聞いた話を思い出し、私はブルっと震えた。
はっきり言って御影は私よりも強いと言える。たとえ10回御影に挑んだとて、一勝どころか一撃すら入れられないと胸を張って言えるのだ。
あ、いや……別に胸を張る事では無いのだが……。
ともかく!そんな私よりも強い御影でさえも勝てないとされる御月さんに、いったいどうすればこの私が一撃など入れられる事が出来ようか?
待て待て待て、御影。まだ私の心の準備が出来ていないうちに試合を始めようとするんじゃない!
お前は鬼か!
「いやいやいや、いくら心の準備をしたとしても気休め程度にしかならんから諦めろ」
その気休め程度でも欲しいというのが分からないのか!
今からお前よりも強い姉君と戦うのだぞ?私、下手をすると死ぬかもしれないんだが……。
「気合いがありゃ死ぬ事はねぇよ…………………………多分」
言葉の最後に小声で更に不安になるような言葉をどうもありがとう!泣きたい!!
「ともかく始めんぞ?いい加減に始めねぇと姉貴が痺れを切らしっちまう」
見れば御月さんはやる気……いや、〝殺る気満々〟といった様子で構えを取っている。
いや、これ……どうやってもコテンパンにされる未来しか見えないのだが?
「それじゃあ両者の準備完了っつー事で……始め!」
御影の無情な合図と同時にに飛び出す御月さん。
彼女は一瞬にして私との距離を詰めると、引いた拳を顔めがけて突き出してきた。
私はすんでのところで盾を出して防御したのだが……。
「─────っ!?」
御月さんの拳を受けた盾は、まるで風に吹かれる紙のように弾かれた。
咄嗟の事で過分に力を込めていただけに、私の盾を持つ腕からミシミシという、骨や筋肉が軋む音が鳴り響く。
しかしそれに顔を歪ませている隙もなく今度は御月さんの蹴り脚が迫ってきていたので、私は盾を離して後方へと飛び退いた。
「あっ、馬鹿─────」
そんな御影の声が聞こえると同時に、目の前の御月さんは困ったような様子で再度蹴り足を放とうとしていた。
「あらあら、せっかくの盾をそう簡単に手放しては駄目じゃない」
次の瞬間……御月さんは手放され落下し始めた盾に狙いを定め、それに蹴りを放った。
蹴り飛ばされた盾は恐ろしいまでの速度で迫り、腕で防御を取るもそれを受けた私は後方まで吹っ飛ばされた。
地面を二転三転しながらも何とか体制を立て直して前方へと顔を向ける。しかし御月さんはすぐ目の前まで迫って来ていた。
「くっ……!」
御月さんの拳を紙一重で躱し、そのまま走り抜けて盾を手にする。
反応速度、次の動作への切り替えの速さ、柔軟な対応……私が今まで相手をしてきた中で御月さんはどれをとっても群を抜いていた。
「また防御?反撃してきてもいいのよ?」
言わずもがな……私は盾を今度は地面に突き刺し、また弾かれぬように対策をする。
今放たれた蹴りを防いだ後に攻撃へと転じるつもりであった。
しかし─────
「馬鹿、避けろ!」
御影の忠告は虚しく、私の盾は御月さんの蹴りによってひしゃげ、そのまま私の体へと直撃する。
私の身体はくの字に折れ曲がり、その衝撃で口から息が吐き出される。
「ゔっ……かふっ……」
私の盾は天界で……いや、この世界において最も硬いとされる〝神鉄〟製の盾だ。
それを意図も簡単に破壊するなど……御月さんの実力はそれ程までに桁外れということか。
「あぐっ……う……かはっ……」
今ので肋骨が折れたのかもしれない……呼吸をする度に鈍い痛みが身体を襲う。
「ねぇ、本気を出してもいいのよ?本気を出していない人を相手にするなんて、とってもつまらないから」
そんな事を言われ、私は剣を取り出し御月さんへと斬りかかった。
「つまらない攻撃ね……」
目視で捉えることの出来ない蹴り─────それを受けた私はその場に倒れ伏した。
「もっと本気でかかってきて頂戴。でないと私……思い余って殺してしまいそうになるから」
「く……おぉぉぉぉぉぉ!!!!」
私は羽根を出し、その場に立ち上がって剣を構える。また自身の周囲に光の……神聖魔法の一つである〝聖光剣〟を五本作り出した。
堕天する前であれば10本くらいは余裕だったのだが、やはり堕天したことで神聖魔法は半減しているらしい。
しかしそんな私を見て、御月さんは何故か急に冷めた視線を私へと向けてきた。
「黒い翼……堕天使、ね……」
その視線はかつて天界で見た……自分と同じ天使族が魔族や堕天使に向けるそれと同じものであった。
「瑠璃さん、条件を追加しましょう」
「……?」
「もし、この勝負に負けたら……貴方、ここから出ていきなさい」
「………………は?」
その理不尽な条件は鋭い刃のように私の心に突き刺さった。
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