20 / 23
第5章 これは拘束プレイではない
牢内サディスティック
しおりを挟む
「なにい、バートレット司祭だと?」
メドーが気色ばむ。あああ、ごめんなさい。イケオジ司祭様。
中年男爵は、がばりと立ち上がった。
勢いで、椅子が倒れ、座面が抜けた。限界だったんだね。重そうだったもの。椅子に同情している場合じゃない。
「お前」
と、鉄格子を掴んで揺さぶる。鍵かかっていて、良かった。牢屋よ、ありがとう。
「司祭に清めてもらったのか」
男爵が手で開けろ、と合図を出した。ささっ、と部下が牢の鍵を開ける。
低い入り口を潜り抜け、メドーが中へ入って来てしまった。そして部下も、1人を外に残してお供する。わりと広く思えた牢内も、こうなってはオヤジ共の吐く息で、密な空間と化してしまった。
「答えろ」
ピン、と乳首を指で弾いて命じる。司祭さまあ、ごめんなさい。
「お清めかどうか、あたしにはわかりませんけど、ディルド、じゃなくて、神の最終兵器を使っていらっしゃいました」
「ふううむ。この貧相な小娘に、そんな恩寵を」
男爵は、乳下をなぞり、へそまで下げ、腰から回り込んで尻を掴んだ。
貧相、貧相と失礼な。
あたしは爆乳じゃないけど、貧乳でもないわ。Dカップぐらいはある。だめ? エロゲ世界じゃDは貧乳なの?
それともこの小柄な貴族は、ミロのヴィーナスみたいな熟女がお好みか? あたしは16歳で、子ども産んだことないからね。腰回りは細い。
ていうか、文句つけるのなら、尻を揉まないで欲しいわ。
「確かに、バートレット司祭ならば、あの鎧の呪いも解除できるだろう。この小娘に、呪いのかかった戦士を倒せるとも思えん」
誰かに言い聞かせるように、大きな声で独り言を言うメドー。その手は、あたしの両尻を揉んでいた。手つきもいやらしいけど、唇を舐めた跡が涎で光っている様もいやらしい。段々荒くなる鼻息が、生暖かくあたしに吹きかかる。近い。近いってば。
両手を上に伸ばした状態で吊られるあたしは、避ける術がない。
「では、お前の言うことも本当なのかもしれんな。あの古道具屋も、お前が盗んだようには見えなかった、と言っていたし」
あ、セフレ候補の店主。盗品持ち込んだせいで、お咎めになっていなければいいけど。メドーの言い方からは、彼が罰せられたかどうか、わからない。
ぺろり、と首を舐められた。濡れた肌がスースーと冷え、鳥肌が立つ。
「司祭の祝福を受けたという肉体、ひとつ味見してやろう」
「えっ。今、ここで、ですか」
「当然だろう」
メドーがそう返した時には、部下が素早くご主人様の息子殿を解放していた。部下、何かと仕事が早い。
息子は、オヤジが掴んだ両尻の間にある、あたしの膣穴めがけて特攻する。
「はうっ」
「ほおっ。なかなか具合が良い」
いいんだか悪いんだか、あたしの穴は濡れていた。エロ鎧で鍛えられたのかしら。お尻揉まれただけで、こんな風になるなんて。それとも、全裸で鎖に繋がれている、この状況に濡れた?
メドーはカクカクと腰を使い、乳首も舐め出した。
「意外と量があるのだな。乳首の大きさもちょうど良い」
れろれろと舌を回しながら品評する。部下も同じ格子のうちにいるのに。彼らの方など、とてもじゃないけど、見られなかった。
あたしは恥ずかしくて、さらに濡れた。
「あっ。お止めください。あっ」
せめて声を出すまいと堪えていたのに、なんかテンプレみたいなセリフを吐いてしまう。貴族相手につい、敬語を使ってしまう自分が悲しい。
部下たちがどんな顔で見ているか、と想像しただけで、下半身がドバドバ濡れる。
主のメドーは平気なものである。高貴な人たちは、普段からこんな生活をしているのか。
牢屋に繋がれた女を毎日抱く、って意味じゃなく、見せ物状態でセックスするってこと。
だって、この牢屋には、他に人がいなかったし、そもそもあんまり使われていない感じがしたもの。
などと、考えている場合じゃない。
ジャ、ジャ、ジャッ。
突かれる度に、鎖が鳴る。あたしはずんずん突かれ、少しずつ後退した。遂に、背中へ壁が当たった。そこで片足を持ち上げられる。ジャラリ、と鎖が音を立てた。
「重いな。外せんのか」
「ダメです」
部下に即、断られた。
「あああっ」
突き続けられるうちに、背中の痛みまでもが、快感に思えてきた。メドーが達した。どくどくと、彼の精子が流れ込むのがわかる。そして、すぐにどろどろと内腿を伝って流れ落ちた。床が土だったらマンドラゴラが生えるわ。絞首刑にならないとダメなんだったっけ? その前にあたし、ホントに罪人なんだろうか。
「ふう。良い働きであったぞ、小娘。事実関係が確認できたら、ここから出してやらんでもない」
メドーは、部下に陰茎を拭いてもらいながら、堂々と話した。綺麗になった息子は、部下の手でしまわれた。
万事卒のない部下でも、あたしの方は、ほったらかしである。背中がヒリヒリ痛むし、内股がネトネト気持ち悪い。
男爵一行は、満足して牢から出ていった。再び牢内は真っ暗である。夜になっていた。希望の小窓から光が失せた。
あたしは貴族が嫌いになった。
手が痛い。ずっと手を上げた状態でいるのは疲れるけど、輪っかに腕を預けると、皮膚に当たる。足が地面についていて、完全に宙吊りでないのが不幸中の幸いなところだ。
子どもが捕まえた虫をカゴに入れっぱなしにしたみたいに、あたしは放置されていた。
囚人だとしても、食べ物か飲み物くらい与えるってもんでしょう。
思い出してステータスを開く。逃げる方法を思いつくかもしれない。
戦士レベル4
魔法レベル3
魔法のレベルが上がったかな。水を出せるかしら。
魔法を発動させるには、呪文と体の動きが必要だ。レベルが高くなれば、どちらか一方でも使えるらしいけど、レベル3じゃ無理だろうな。一応、呪文を唱えてみる。
何も起こらない。
手を使えないと、魔法も使えない。縄だったら切れる可能性もあったけど、金属輪じゃ引きちぎれない。喉も渇いた。詰んだ。
男爵に舐められた跡が、渇いてぱりぱりする。顔と、内股だ。
でろり、とまたも男爵の精液が下りてきて、腿が再びネトネトする。怒りが再燃する。うっかり気持ちよくなってしまった自分にも、腹が立ってきた。
畜生。事実関係とやらがいつ確認できるか知らないが、自由になったら、絶対仕返ししてやる。
どうしてやるのがいいだろう。あの、無駄に太いチンポを、切り落としてやりたい。それから、素っ裸に剥いて、きっとだらしない体をしているに違いないから、可愛い女の子たちの前に、そいつを晒してやる。何なら、可愛い女の子たちとイケメンが乱交しているところを、指を咥えて見物させる。
指だってしゃぶらせない。両手は縛っておかなきゃ。ろうそく垂らして、鞭打ちしてやる。それじゃSMか。
疲労と痛みと飢餓感で、頭の働きが鈍ってきたらしい。だんだんおかしな方向へ考えが進んでいる。
飲み食いできないなら、とりあえず眠りたいのだけれど、この体勢じゃ寝られない。それでも、眠気が勝って、途切れ途切れに意識を失った。
手首の痛みで、はっと起きる感じだ。
壁にもたれることを思いついたのは、何度目かの目覚めの後だった。
気絶したような細切れの睡眠でも、何かの回復には役立ったらしい。背中の痛いところを避けながら、そろそろと壁に体を預ける。大分マシになった。
メドーが気色ばむ。あああ、ごめんなさい。イケオジ司祭様。
中年男爵は、がばりと立ち上がった。
勢いで、椅子が倒れ、座面が抜けた。限界だったんだね。重そうだったもの。椅子に同情している場合じゃない。
「お前」
と、鉄格子を掴んで揺さぶる。鍵かかっていて、良かった。牢屋よ、ありがとう。
「司祭に清めてもらったのか」
男爵が手で開けろ、と合図を出した。ささっ、と部下が牢の鍵を開ける。
低い入り口を潜り抜け、メドーが中へ入って来てしまった。そして部下も、1人を外に残してお供する。わりと広く思えた牢内も、こうなってはオヤジ共の吐く息で、密な空間と化してしまった。
「答えろ」
ピン、と乳首を指で弾いて命じる。司祭さまあ、ごめんなさい。
「お清めかどうか、あたしにはわかりませんけど、ディルド、じゃなくて、神の最終兵器を使っていらっしゃいました」
「ふううむ。この貧相な小娘に、そんな恩寵を」
男爵は、乳下をなぞり、へそまで下げ、腰から回り込んで尻を掴んだ。
貧相、貧相と失礼な。
あたしは爆乳じゃないけど、貧乳でもないわ。Dカップぐらいはある。だめ? エロゲ世界じゃDは貧乳なの?
それともこの小柄な貴族は、ミロのヴィーナスみたいな熟女がお好みか? あたしは16歳で、子ども産んだことないからね。腰回りは細い。
ていうか、文句つけるのなら、尻を揉まないで欲しいわ。
「確かに、バートレット司祭ならば、あの鎧の呪いも解除できるだろう。この小娘に、呪いのかかった戦士を倒せるとも思えん」
誰かに言い聞かせるように、大きな声で独り言を言うメドー。その手は、あたしの両尻を揉んでいた。手つきもいやらしいけど、唇を舐めた跡が涎で光っている様もいやらしい。段々荒くなる鼻息が、生暖かくあたしに吹きかかる。近い。近いってば。
両手を上に伸ばした状態で吊られるあたしは、避ける術がない。
「では、お前の言うことも本当なのかもしれんな。あの古道具屋も、お前が盗んだようには見えなかった、と言っていたし」
あ、セフレ候補の店主。盗品持ち込んだせいで、お咎めになっていなければいいけど。メドーの言い方からは、彼が罰せられたかどうか、わからない。
ぺろり、と首を舐められた。濡れた肌がスースーと冷え、鳥肌が立つ。
「司祭の祝福を受けたという肉体、ひとつ味見してやろう」
「えっ。今、ここで、ですか」
「当然だろう」
メドーがそう返した時には、部下が素早くご主人様の息子殿を解放していた。部下、何かと仕事が早い。
息子は、オヤジが掴んだ両尻の間にある、あたしの膣穴めがけて特攻する。
「はうっ」
「ほおっ。なかなか具合が良い」
いいんだか悪いんだか、あたしの穴は濡れていた。エロ鎧で鍛えられたのかしら。お尻揉まれただけで、こんな風になるなんて。それとも、全裸で鎖に繋がれている、この状況に濡れた?
メドーはカクカクと腰を使い、乳首も舐め出した。
「意外と量があるのだな。乳首の大きさもちょうど良い」
れろれろと舌を回しながら品評する。部下も同じ格子のうちにいるのに。彼らの方など、とてもじゃないけど、見られなかった。
あたしは恥ずかしくて、さらに濡れた。
「あっ。お止めください。あっ」
せめて声を出すまいと堪えていたのに、なんかテンプレみたいなセリフを吐いてしまう。貴族相手につい、敬語を使ってしまう自分が悲しい。
部下たちがどんな顔で見ているか、と想像しただけで、下半身がドバドバ濡れる。
主のメドーは平気なものである。高貴な人たちは、普段からこんな生活をしているのか。
牢屋に繋がれた女を毎日抱く、って意味じゃなく、見せ物状態でセックスするってこと。
だって、この牢屋には、他に人がいなかったし、そもそもあんまり使われていない感じがしたもの。
などと、考えている場合じゃない。
ジャ、ジャ、ジャッ。
突かれる度に、鎖が鳴る。あたしはずんずん突かれ、少しずつ後退した。遂に、背中へ壁が当たった。そこで片足を持ち上げられる。ジャラリ、と鎖が音を立てた。
「重いな。外せんのか」
「ダメです」
部下に即、断られた。
「あああっ」
突き続けられるうちに、背中の痛みまでもが、快感に思えてきた。メドーが達した。どくどくと、彼の精子が流れ込むのがわかる。そして、すぐにどろどろと内腿を伝って流れ落ちた。床が土だったらマンドラゴラが生えるわ。絞首刑にならないとダメなんだったっけ? その前にあたし、ホントに罪人なんだろうか。
「ふう。良い働きであったぞ、小娘。事実関係が確認できたら、ここから出してやらんでもない」
メドーは、部下に陰茎を拭いてもらいながら、堂々と話した。綺麗になった息子は、部下の手でしまわれた。
万事卒のない部下でも、あたしの方は、ほったらかしである。背中がヒリヒリ痛むし、内股がネトネト気持ち悪い。
男爵一行は、満足して牢から出ていった。再び牢内は真っ暗である。夜になっていた。希望の小窓から光が失せた。
あたしは貴族が嫌いになった。
手が痛い。ずっと手を上げた状態でいるのは疲れるけど、輪っかに腕を預けると、皮膚に当たる。足が地面についていて、完全に宙吊りでないのが不幸中の幸いなところだ。
子どもが捕まえた虫をカゴに入れっぱなしにしたみたいに、あたしは放置されていた。
囚人だとしても、食べ物か飲み物くらい与えるってもんでしょう。
思い出してステータスを開く。逃げる方法を思いつくかもしれない。
戦士レベル4
魔法レベル3
魔法のレベルが上がったかな。水を出せるかしら。
魔法を発動させるには、呪文と体の動きが必要だ。レベルが高くなれば、どちらか一方でも使えるらしいけど、レベル3じゃ無理だろうな。一応、呪文を唱えてみる。
何も起こらない。
手を使えないと、魔法も使えない。縄だったら切れる可能性もあったけど、金属輪じゃ引きちぎれない。喉も渇いた。詰んだ。
男爵に舐められた跡が、渇いてぱりぱりする。顔と、内股だ。
でろり、とまたも男爵の精液が下りてきて、腿が再びネトネトする。怒りが再燃する。うっかり気持ちよくなってしまった自分にも、腹が立ってきた。
畜生。事実関係とやらがいつ確認できるか知らないが、自由になったら、絶対仕返ししてやる。
どうしてやるのがいいだろう。あの、無駄に太いチンポを、切り落としてやりたい。それから、素っ裸に剥いて、きっとだらしない体をしているに違いないから、可愛い女の子たちの前に、そいつを晒してやる。何なら、可愛い女の子たちとイケメンが乱交しているところを、指を咥えて見物させる。
指だってしゃぶらせない。両手は縛っておかなきゃ。ろうそく垂らして、鞭打ちしてやる。それじゃSMか。
疲労と痛みと飢餓感で、頭の働きが鈍ってきたらしい。だんだんおかしな方向へ考えが進んでいる。
飲み食いできないなら、とりあえず眠りたいのだけれど、この体勢じゃ寝られない。それでも、眠気が勝って、途切れ途切れに意識を失った。
手首の痛みで、はっと起きる感じだ。
壁にもたれることを思いついたのは、何度目かの目覚めの後だった。
気絶したような細切れの睡眠でも、何かの回復には役立ったらしい。背中の痛いところを避けながら、そろそろと壁に体を預ける。大分マシになった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【短編】淫紋を付けられたただのモブです~なぜか魔王に溺愛されて~
双真満月
恋愛
不憫なメイドと、彼女を溺愛する魔王の話(短編)。
なんちゃってファンタジー、タイトルに反してシリアスです。
※小説家になろうでも掲載中。
※一万文字ちょっとの短編、メイド視点と魔王視点両方あり。
泡風呂を楽しんでいただけなのに、空中から落ちてきた異世界騎士が「離れられないし目も瞑りたくない」とガン見してきた時の私の対応。
待鳥園子
恋愛
半年に一度仕事を頑張ったご褒美に一人で高級ラグジョアリーホテルの泡風呂を楽しんでたら、いきなり異世界騎士が落ちてきてあれこれ言い訳しつつ泡に隠れた体をジロジロ見てくる話。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
『完結・R18』公爵様は異世界転移したモブ顔の私を溺愛しているそうですが、私はそれになかなか気付きませんでした。
カヨワイさつき
恋愛
「えっ?ない?!」
なんで?!
家に帰ると出し忘れたゴミのように、ビニール袋がポツンとあるだけだった。
自分の誕生日=中学生卒業後の日、母親に捨てられた私は生活の為、年齢を偽りバイトを掛け持ちしていたが……気づいたら見知らぬ場所に。
黒は尊く神に愛された色、白は"色なし"と呼ばれ忌み嫌われる色。
しかも小柄で黒髪に黒目、さらに女性である私は、皆から狙われる存在。
10人に1人いるかないかの貴重な女性。
小柄で黒い色はこの世界では、凄くモテるそうだ。
それに対して、銀色の髪に水色の目、王子様カラーなのにこの世界では忌み嫌われる色。
独特な美醜。
やたらとモテるモブ顔の私、それに気づかない私とイケメンなのに忌み嫌われている、不器用な公爵様との恋物語。
じれったい恋物語。
登場人物、割と少なめ(作者比)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる