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年越しを宇宙で過ごして、年越しの瞬間地球にいませんでしたーをガチでやるやつ。
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大学一年生の大晦日。我が異性の幼馴染がなにやらよくわからない人形の生物を連れてきた。髪の毛……と言っていいのだろうか。頭からはタコの足のように吸盤のついた赤く太い毛?がウネウネと揺れている。
顔は眼が真緑で、猫のように縦長の瞳孔をしている以外は普通か。「はーい」と挨拶しているのか控えめに左右に振られる手には何度数えても指が四本しかない。指先がぷくっと膨れており、付け根には水かきようなものも見受けられた。
にっこりと笑うその口からはギザギザの歯が覗いていた。背の高さは180ほどか。結構大きい。唯一普通なのはその辺のしま○らで売ってそうなTシャツとジーパンだけだった。
「えーっと、そちらの……女性は?」
胸の部分が膨らんでいることからおそらく女性である。
「こちらは宇宙人の豁」@譛%さん」
……なんて?
「ごめん。もう一回言ってくれる?」
「えー。ちゃんと聴いてよ―。こちらは宇宙人の豁」@譛%さん」
おまえの口どうなってんだよ。まるでどう〇つの森の住人みたいな声だったぞ。テープを早送りした時みたいな感じだ。
「それ、何語?」
「宇宙共通語だって」
「で、なんでおまえがその宇宙人語を使えるわけ?」
「そりゃあ覚えたからだよ。」
「それ以外にある?」と英語万年赤点野郎がしたり顔でなにか言っている。
「わたしずっと思ってたの」
幼馴染はさっきまでと打って変わって真剣な顔をする。
俺の幼馴染メモその1 真面目な顔をしていればしているほど頭がおかしいことしか言わない。
「年越しの瞬間にジャンプして、年を越す時地球にいませんでした!ってやるでしょ」
「小5くらいから俺の周りでそれやってるのおまえだけな。」
「でもわたしずっと思ってた。本当にいいのか?おまえはそんなしょうもないことをしていて満足なのか?違う、そうじゃないだろうって。ずっと自問自答し続けてきた」
俺の幼馴染メモその2 俺の幼馴染は基本的に人の話を聞かない。なお自分の話は聴いてもらえないとキレる。
「ということで今年の年越しは豁」@譛%さんの宇宙船で宇宙に出て、地球を眺めながら年越しそばを食べることになりました。だから早く着替えなよ、さすがにパジャマじゃカッコつかないでしょ?」
俺の幼馴染メモその3 すぐに人のことを巻き込む。なお本人は善意のつもりなのでタチが悪い。
「UFOだ」
クソ寒い夜空の下に引っ張り出された俺の目の前には未確認飛行物体があった。いわゆる空飛ぶ円盤だ。こういうのを見るのはいつも遠目に写っているものばかりだったからだろうか。想像よりも数倍大きいそれは、まさしく宇宙船だった。
ウィーンと下の部分が開き、船内に乗り込むための階段が伸びてきた。
「$&%$##”%&$&」
宇宙人さんは白い顔を茹でタコみたいに赤くしてモジモジとなにかを言ってきた。
「おーい通訳してくれ」
「え?」
「え」じゃねえよ。宇宙共通語なんてわかるわけないだろうが。
「旧型のボロい宇宙船だから見せるのが恥ずかしいって」
宇宙船に旧型とか新型とかあるんだ。
「こういう円盤型は全部旧型らしいよ。ステルスが勝手に解除されちゃったり色々不具合が出やすいから人気ない代わりに安いんだって」
ああ、だからこの型のUFOって目撃証言多いんだ。
宇宙船に乗り込むと、エレベータに乗った時のような不思議な重力とともに、気づけば宇宙船から見える光景は宇宙になっていた。多分ワープとかそういうのだろう。宇宙人の技術、すごい。
「宇宙だけど、身体が浮いたりしないんだな」
「&&%#$#$””&’」
「&’%$$%”&’%$&’」
「へぇー」
例の言語で宇宙人さんと会話したあと、幼馴染は一人納得したような声をあげ、ウンウンと頷く。
「彼女、なんだって?」
「ふわふわしてると不便だから重力を調整してるんだって。その気になれば無重力にもできるらしいけど、これから蕎麦作るし重力あった方がやりやすいよね」
「は?」
俺たちは宇宙船の一角に配置された調理スペースで蕎麦を作っている。幼馴染がなにやらリュックサックを持っていると思ったら蕎麦の材料だったか。なんでも宇宙人さんを真心込めて迎えたいとかなんとか。
「蕎麦なんて作れんのかよ」
「大丈夫大丈夫。蕎麦屋に弟子入りしてたことあるから!」
俺の幼馴染メモその4 多才かつ飽きっぽい。資格もたくさん持っていたはずだ。有効活用してる場面はほとんど見たことないけど。
幼馴染は親指をピーンと立てた。宇宙人さんがそれを真似して親指?多分親指をピーンと立ててグーサイン。
流れ的に俺もグーサインをしておいた。宇宙人さんはなんかキャッキャと相変わらずの謎言語で喜んでいた。
手にみんなで作った蕎麦の入ったどんぶりを持ち、俺たちは横並びになって地球を眺めた。
なんとなくだが、地球を見ながら食うのはこんな本格的な年越しそばよりも、カップヌードルの方が相応しい気がするのは俺だけだろうか。
しっかりとしたエビの天ぷらが乗った蕎麦を手見ながら、俺はそんなことを思った。
幼馴染は宇宙人さんにまた例の言語で蕎麦の食べ方を教えていた。箸という道具は指が四本でも問題なく使えるようにできているらしい。
箸を構えてパチパチと開いたり閉じたりする宇宙人さんの顔はどこか誇らしげに見えた。
「というか彼女、蕎麦とか食べられるの?」
「$’#&”#””&’(%」
「$&’&’$%#””!”&%%」
「アレルギーとか毒性はちゃんと調べてあるから大丈夫だって」
なら心配ないのか。こんな船を持っている宇宙人が言うことだから間違いないだろう。
宇宙人さんは箸を使い、ずるるるると蕎麦をすする。宇宙人が蕎麦をすする歴史的瞬間である。
「蕎麦、おいしいですか?」
「#’$”&’’””!!!」
俺が尋ねると宇宙人さんはなにか言うが、やっぱり謎言語だとなにを言ってるかわからない。というか、多分俺になんて聞かれたかもわかってないのだろう。顔は嬉しそうだから、おいしいんだと思う。幼馴染に翻訳を頼もうとしたが、幼馴染はスマホとにらめっこしていた。
「じゅーう、きゅーう、はーち、なーな」
幼馴染がカウントを始めた。ああ、もうそんな時間か。
「……―お、よーん、さーん、にーい、いーち……ゼロ―!いぇーい、私達は年を越す瞬間地球にいませんでしたー!」
幼馴染はぴょんぴょんと宇宙船内を走り回った。そんな光景を眺めながら蕎麦をすすっていると、トントンと肩を叩かれた。
振り返ると、目の前に宇宙人さんが立っていた。ちっか。宇宙人さんが口を開く。
「アケオメ」
それは片言で拙くはあるが、まごうことなき日本語だった。あけましておめでとうは長いから、ちょっと難しかったのもしれない。
「あけおめ」
せっかくなので、彼女と同じ言い方にした。
「ふたりともあけおめー!」
幼馴染も俺に続いたがこいつは毎年あけおめ派である。多分なにも考えちゃいない。
それからしばらくみんなで写真を撮ったり、幼馴染と宇宙人さんが宇宙共通語で盛り上がって笑い合って一人疎外感を覚えたりした。
そして今、幼馴染と宇宙人さんは泣きながらハグをしている。
俺の幼馴染メモその5 涙もろい。感動系の作品だと必ずと言ってほど泣く。
「#’&”#”’%’&%」
「#&’$%”&!”%&」
ふたりとも涙ながらになにかを語り合っている。きっと一夜で築かれた友情があるのだろう。かくいう俺も宇宙人さんとの別れを悲しんでいる自分に気づいた。
なにせ相手は宇宙人だ。太陽系マニアということは、太陽系外の遠い遠いところに住んでいるのだろう。もう会えることはないかもしれない。せめてこの出会いを忘れないように思い出にしまっておこう。
ぐすんぐすんとしながら別れを終えた幼馴染がこちらにやってきた。
「次会えるのは来年になるって……」
宇宙人さん、来年も来るらしい。
「一年毎にしか会えないってあんまりだよね」
幼馴染は涙を指で拭う。宇宙人さん、毎年来るらしい。
俺は眼をうるませている宇宙人さんに眼を向ける。来年までに名前くらいは呼べるようになっておこう。
「またな」
俺はそう言って手を振った。
「マタナ」
彼女は初めて会った時のように、けれどあの時よりも少しだけ嬉しそうに手を振った。
地上、馴染みある自分の部屋へと戻ってきていた。ピコンと幼馴染から写真が送られてくる。それは、宇宙人さんを挟んで手を繋ぐ、囚われた宇宙人のポーズで撮った写真だった。それからピコンピコンと撮った写真が次々と送られてくる。蕎麦を足でこねている宇宙人さん、蕎麦をすすっている宇宙人さん。地球を背景にピースしている俺と幼馴染。
……誰かに今夜の感想を聞かれたら、俺はなんと答えるだろう。地球は青かった。適当にそう答えることにしておこうか。なにせあの一夜の経験は、言葉などでは決して語ることなどできないのだから。
幼馴染の「来年が楽しみだね」というチャットに、俺は「今度は別の銀河系で年を越すのもいいかもな」と返信した。
顔は眼が真緑で、猫のように縦長の瞳孔をしている以外は普通か。「はーい」と挨拶しているのか控えめに左右に振られる手には何度数えても指が四本しかない。指先がぷくっと膨れており、付け根には水かきようなものも見受けられた。
にっこりと笑うその口からはギザギザの歯が覗いていた。背の高さは180ほどか。結構大きい。唯一普通なのはその辺のしま○らで売ってそうなTシャツとジーパンだけだった。
「えーっと、そちらの……女性は?」
胸の部分が膨らんでいることからおそらく女性である。
「こちらは宇宙人の豁」@譛%さん」
……なんて?
「ごめん。もう一回言ってくれる?」
「えー。ちゃんと聴いてよ―。こちらは宇宙人の豁」@譛%さん」
おまえの口どうなってんだよ。まるでどう〇つの森の住人みたいな声だったぞ。テープを早送りした時みたいな感じだ。
「それ、何語?」
「宇宙共通語だって」
「で、なんでおまえがその宇宙人語を使えるわけ?」
「そりゃあ覚えたからだよ。」
「それ以外にある?」と英語万年赤点野郎がしたり顔でなにか言っている。
「わたしずっと思ってたの」
幼馴染はさっきまでと打って変わって真剣な顔をする。
俺の幼馴染メモその1 真面目な顔をしていればしているほど頭がおかしいことしか言わない。
「年越しの瞬間にジャンプして、年を越す時地球にいませんでした!ってやるでしょ」
「小5くらいから俺の周りでそれやってるのおまえだけな。」
「でもわたしずっと思ってた。本当にいいのか?おまえはそんなしょうもないことをしていて満足なのか?違う、そうじゃないだろうって。ずっと自問自答し続けてきた」
俺の幼馴染メモその2 俺の幼馴染は基本的に人の話を聞かない。なお自分の話は聴いてもらえないとキレる。
「ということで今年の年越しは豁」@譛%さんの宇宙船で宇宙に出て、地球を眺めながら年越しそばを食べることになりました。だから早く着替えなよ、さすがにパジャマじゃカッコつかないでしょ?」
俺の幼馴染メモその3 すぐに人のことを巻き込む。なお本人は善意のつもりなのでタチが悪い。
「UFOだ」
クソ寒い夜空の下に引っ張り出された俺の目の前には未確認飛行物体があった。いわゆる空飛ぶ円盤だ。こういうのを見るのはいつも遠目に写っているものばかりだったからだろうか。想像よりも数倍大きいそれは、まさしく宇宙船だった。
ウィーンと下の部分が開き、船内に乗り込むための階段が伸びてきた。
「$&%$##”%&$&」
宇宙人さんは白い顔を茹でタコみたいに赤くしてモジモジとなにかを言ってきた。
「おーい通訳してくれ」
「え?」
「え」じゃねえよ。宇宙共通語なんてわかるわけないだろうが。
「旧型のボロい宇宙船だから見せるのが恥ずかしいって」
宇宙船に旧型とか新型とかあるんだ。
「こういう円盤型は全部旧型らしいよ。ステルスが勝手に解除されちゃったり色々不具合が出やすいから人気ない代わりに安いんだって」
ああ、だからこの型のUFOって目撃証言多いんだ。
宇宙船に乗り込むと、エレベータに乗った時のような不思議な重力とともに、気づけば宇宙船から見える光景は宇宙になっていた。多分ワープとかそういうのだろう。宇宙人の技術、すごい。
「宇宙だけど、身体が浮いたりしないんだな」
「&&%#$#$””&’」
「&’%$$%”&’%$&’」
「へぇー」
例の言語で宇宙人さんと会話したあと、幼馴染は一人納得したような声をあげ、ウンウンと頷く。
「彼女、なんだって?」
「ふわふわしてると不便だから重力を調整してるんだって。その気になれば無重力にもできるらしいけど、これから蕎麦作るし重力あった方がやりやすいよね」
「は?」
俺たちは宇宙船の一角に配置された調理スペースで蕎麦を作っている。幼馴染がなにやらリュックサックを持っていると思ったら蕎麦の材料だったか。なんでも宇宙人さんを真心込めて迎えたいとかなんとか。
「蕎麦なんて作れんのかよ」
「大丈夫大丈夫。蕎麦屋に弟子入りしてたことあるから!」
俺の幼馴染メモその4 多才かつ飽きっぽい。資格もたくさん持っていたはずだ。有効活用してる場面はほとんど見たことないけど。
幼馴染は親指をピーンと立てた。宇宙人さんがそれを真似して親指?多分親指をピーンと立ててグーサイン。
流れ的に俺もグーサインをしておいた。宇宙人さんはなんかキャッキャと相変わらずの謎言語で喜んでいた。
手にみんなで作った蕎麦の入ったどんぶりを持ち、俺たちは横並びになって地球を眺めた。
なんとなくだが、地球を見ながら食うのはこんな本格的な年越しそばよりも、カップヌードルの方が相応しい気がするのは俺だけだろうか。
しっかりとしたエビの天ぷらが乗った蕎麦を手見ながら、俺はそんなことを思った。
幼馴染は宇宙人さんにまた例の言語で蕎麦の食べ方を教えていた。箸という道具は指が四本でも問題なく使えるようにできているらしい。
箸を構えてパチパチと開いたり閉じたりする宇宙人さんの顔はどこか誇らしげに見えた。
「というか彼女、蕎麦とか食べられるの?」
「$’#&”#””&’(%」
「$&’&’$%#””!”&%%」
「アレルギーとか毒性はちゃんと調べてあるから大丈夫だって」
なら心配ないのか。こんな船を持っている宇宙人が言うことだから間違いないだろう。
宇宙人さんは箸を使い、ずるるるると蕎麦をすする。宇宙人が蕎麦をすする歴史的瞬間である。
「蕎麦、おいしいですか?」
「#’$”&’’””!!!」
俺が尋ねると宇宙人さんはなにか言うが、やっぱり謎言語だとなにを言ってるかわからない。というか、多分俺になんて聞かれたかもわかってないのだろう。顔は嬉しそうだから、おいしいんだと思う。幼馴染に翻訳を頼もうとしたが、幼馴染はスマホとにらめっこしていた。
「じゅーう、きゅーう、はーち、なーな」
幼馴染がカウントを始めた。ああ、もうそんな時間か。
「……―お、よーん、さーん、にーい、いーち……ゼロ―!いぇーい、私達は年を越す瞬間地球にいませんでしたー!」
幼馴染はぴょんぴょんと宇宙船内を走り回った。そんな光景を眺めながら蕎麦をすすっていると、トントンと肩を叩かれた。
振り返ると、目の前に宇宙人さんが立っていた。ちっか。宇宙人さんが口を開く。
「アケオメ」
それは片言で拙くはあるが、まごうことなき日本語だった。あけましておめでとうは長いから、ちょっと難しかったのもしれない。
「あけおめ」
せっかくなので、彼女と同じ言い方にした。
「ふたりともあけおめー!」
幼馴染も俺に続いたがこいつは毎年あけおめ派である。多分なにも考えちゃいない。
それからしばらくみんなで写真を撮ったり、幼馴染と宇宙人さんが宇宙共通語で盛り上がって笑い合って一人疎外感を覚えたりした。
そして今、幼馴染と宇宙人さんは泣きながらハグをしている。
俺の幼馴染メモその5 涙もろい。感動系の作品だと必ずと言ってほど泣く。
「#’&”#”’%’&%」
「#&’$%”&!”%&」
ふたりとも涙ながらになにかを語り合っている。きっと一夜で築かれた友情があるのだろう。かくいう俺も宇宙人さんとの別れを悲しんでいる自分に気づいた。
なにせ相手は宇宙人だ。太陽系マニアということは、太陽系外の遠い遠いところに住んでいるのだろう。もう会えることはないかもしれない。せめてこの出会いを忘れないように思い出にしまっておこう。
ぐすんぐすんとしながら別れを終えた幼馴染がこちらにやってきた。
「次会えるのは来年になるって……」
宇宙人さん、来年も来るらしい。
「一年毎にしか会えないってあんまりだよね」
幼馴染は涙を指で拭う。宇宙人さん、毎年来るらしい。
俺は眼をうるませている宇宙人さんに眼を向ける。来年までに名前くらいは呼べるようになっておこう。
「またな」
俺はそう言って手を振った。
「マタナ」
彼女は初めて会った時のように、けれどあの時よりも少しだけ嬉しそうに手を振った。
地上、馴染みある自分の部屋へと戻ってきていた。ピコンと幼馴染から写真が送られてくる。それは、宇宙人さんを挟んで手を繋ぐ、囚われた宇宙人のポーズで撮った写真だった。それからピコンピコンと撮った写真が次々と送られてくる。蕎麦を足でこねている宇宙人さん、蕎麦をすすっている宇宙人さん。地球を背景にピースしている俺と幼馴染。
……誰かに今夜の感想を聞かれたら、俺はなんと答えるだろう。地球は青かった。適当にそう答えることにしておこうか。なにせあの一夜の経験は、言葉などでは決して語ることなどできないのだから。
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