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第一章
017 永遠を結ぶクリスタルの光─③
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「冬休みですが、数日間時間を取ることはできますか?」
ハルカの作った新ホームページ完成を祝したプチパーティーをしていると、フィンリーは唐突に切り出した。
「予定はアルバイトしかないので、大丈夫ですよ」
「ちなみに、大学のダンスパーティーはいつでしょうか」
「一二月二十五日ですね」
「残念ですが、被ってしまいましたね」
「なにかあるんですか?」
「山梨県へ仕事なのですが、アルバイトを一人雇ったと話をしたところ、あなたの分の交通費も出して頂けるとのことでした」
「うわ、ぜひ行きたいです」
「しかし、ダンスパーティーも立派な授業の一環だと思います。あなたはパーティーを優先すべきと思います。……今さらですが、クリスマスは日本人にとって大切でしたね。ケーキを食べたり、恋人同士で過ごしたり。お誘いすべきではありませんでした」
ぐうの音も出ない。恋人はいない。
「俺はほぼ関心のないブッダ派の人間ですけど、フィンリーさんこそクリスマスに教会へ行ったりしないんですか?」
「私もほぼ関心のないクリスチャンです。教会にもほぼ行きません」
愛加にはダンスパーティーに参加しないとはっきり言ってしまった。
それに、ダンスは一人で踊るものではない。相手がいてこそ成り立つ。あいにく、誘っても誘われてもいない。考えれば考えるだけ、余計に惨めな気持ちになる。
「そうですね。出てみるのもありかもしれませんね」
ハルカはにっこりと笑い、彼の優しさを否定しない道を選んだ。
生まれてからまだ一九歳。いまだにクリスマスを家族以外と過ごした経験がない。祖父も亡くなり、今年は父が仕事だ。
残りのケーキを食べ終えて、ふと友人からクッキーをもらったことを思い出した。
乱雑に入れていたので割れているかと思いきや、かためのクッキーのおかげでまんまるのままだ。
「食べます?」
フィンリーにクッキーを渡すと、
「手作りですか?」
「ああ、いや、友達からもらったんです」
「……甘いものが作れると、伺いましたが」
フィンリーの声のトーンがいくらか下がっている。
下唇が上がり、今まで見たことのない表情をしていた。
「もしよければ、今度作ってきます」
「私のために労力を費やしたところで、あなたの人生のためにはなりません。学業に打ち込んだ方がよほど有意義な時間を過ごせるかと」
「人生って……そんな大それたことをするわけじゃないですって。お菓子作りは趣味の一環だし、どうせ日頃から作ってるんだから、食べてくれる人がいるのは助かるなあ。一人じゃ食べきれないし、俺、家族が少ないから余るんだよなあ」
独り言のように呟くと、フィンリーは腕を組んで横を向いてしまった。
「私でよろしけば」
「うん」
「あなたの作る」
「うんうん」
「甘いものを」
「おう」
「もし、もし余るのなら」
「ふんふん」
「頂きたく存じます」
最後は小声で聞き取りづらかったが、要約すると「食べたい」だろう。
「オッケー、任せて下さい! 少量を作るってけっこう難しいんですよね」
「ちなみに、どのようなスイーツが得意なのですか?」
「洋菓子ばっかりですけど、マドレーヌやクグロフ、一番作るのはガトーヤウーとブール・ド・ネージュです」
「……………………」
フィンリーの目線は一瞬だけ泳いだ。余談だが、ガトーヤウーとはヨーグルトケーキのことだ。
「ポルボロン」
「え」
「ポルボロンの方が、好きです」
「ポルボロン……確か、同じですよね。スノーボールクッキーも」
「もし作って下さるのなら、ポルボロンが食べたいです」
「厳密に、もしかしたら作り方が違うかもしれませんし、調べてみますね」
ブール・ド・ネージュはバター、砂糖、薄力粉、アーモンドプードルで作る、口の中でほろそろと崩れるのが特徴のクッキーだ。
ブール・ド・ネージュはフランス語、ポルボロンはスペイン語の違いだが、ポルボロンに対するフィンリーのこだわりをみるに、明確な違いがあるのだろう。
「仕事はどんな内容なんですか?」
「山梨県は水晶が有名だとご存じですか?」
「水晶って宝石の? 山梨で?」
「閉山されているので今は掘れませんが、旧石器時代から採掘されてきたと言われています」
「知らなかった……というか、そもそも日本で宝石を採れるのか……」
「水晶を研磨する職人が現れたのは江戸時代からです。水晶ジュエリーの歴史は、明治時代が盛んでした。江戸から明治にかけて作られたジュエリーが大量に見つかり、鑑定の依頼を受けたのです」
フィンリーは最後の一枚を口に入れる。彼は無類の甘いもの好きだ。そして紅茶オタク。
「宝石の採掘ってちょっと興味あるんですよね。道端で落ちてて簡単に拾えるものじゃないでしょうし、掘るのは大変なんでしょうが」
「簡単かどうかは判りかねますが、拾えることは拾えますよ。山では掘れないだけで、河川では水晶が落ちていますので、拾っても問題はありません」
「宝石ってそんな簡単に手に入るものなんですね。もっとこう……ががーっと、ブルドーザーかなにかで掘り起こしてるイメージでした」
「工業用の機械を使われることもありますね」
フィンリーが席を立った。紅茶のお代わりだろう。
仕事の教え方は丁寧で涙が出るほど優しくて根気強く教えてくれるフィンリーだが、
「フィンリーさん、俺が淹れてもいいですか?」
フィンリーはゆっくりと顔を上げた。
紅茶のことになると、得体の知れない何か、たとえば悪魔や鬼が宿ったように人が変わる。
「淹れてみますか?」
「ぜ、ぜひ」
「では、一緒にキッチンへ参りましょう」
過激な紅茶信者に教えてもらえるのは光栄でありつつ、迫り来る手数の多さに仕事以上のプレッシャーを感じた。
十二月二十四日、ハルカはいつも通り道場で柔道の稽古に参加していた。
「ハルカ、お前明日のパーティーに参加しないのか?」
父に話題を振られ、注目を浴びてしまう。
「パーティー?」
「ハル兄、どっかいくのか?」
「おいしいものたべるの?」
ハルカの回りには子供たちが集まってくる。
「大学でパーティーがあるけど、参加しないよ」
「わかった! デートするんだろ!」
「デート! デート!」
「しないって」
「あいかねーちゃんとデートだ!」
「それは絶対にない」
そこだけは断固として違うと言わないと、愛加に話が言ってしまう。彼女を不快な思いにさせたくはなかった。
道場の掃除を終えてキッチンで夕食を温めていると、ハルカの父である正宗がビールとコーラを冷蔵庫から出す。
「たまにはいいだろ」
「ビールはいつも飲んでるじゃんか。明日も帰りが遅いんだろ」
「取引先の人と飲み会だ」
明日は父とともに過ごすことができないので、クリスマス・イヴである今日にちょっとしたパーティーをすることになった。
出来合いのチキンを温め、ハルカの作ったミルクスープ、おかずもいくつか並べた。冷蔵庫にはホワイトチョコレートを雪に見立ててたっぷりとかけたクグロフもある。
ハルカの作った新ホームページ完成を祝したプチパーティーをしていると、フィンリーは唐突に切り出した。
「予定はアルバイトしかないので、大丈夫ですよ」
「ちなみに、大学のダンスパーティーはいつでしょうか」
「一二月二十五日ですね」
「残念ですが、被ってしまいましたね」
「なにかあるんですか?」
「山梨県へ仕事なのですが、アルバイトを一人雇ったと話をしたところ、あなたの分の交通費も出して頂けるとのことでした」
「うわ、ぜひ行きたいです」
「しかし、ダンスパーティーも立派な授業の一環だと思います。あなたはパーティーを優先すべきと思います。……今さらですが、クリスマスは日本人にとって大切でしたね。ケーキを食べたり、恋人同士で過ごしたり。お誘いすべきではありませんでした」
ぐうの音も出ない。恋人はいない。
「俺はほぼ関心のないブッダ派の人間ですけど、フィンリーさんこそクリスマスに教会へ行ったりしないんですか?」
「私もほぼ関心のないクリスチャンです。教会にもほぼ行きません」
愛加にはダンスパーティーに参加しないとはっきり言ってしまった。
それに、ダンスは一人で踊るものではない。相手がいてこそ成り立つ。あいにく、誘っても誘われてもいない。考えれば考えるだけ、余計に惨めな気持ちになる。
「そうですね。出てみるのもありかもしれませんね」
ハルカはにっこりと笑い、彼の優しさを否定しない道を選んだ。
生まれてからまだ一九歳。いまだにクリスマスを家族以外と過ごした経験がない。祖父も亡くなり、今年は父が仕事だ。
残りのケーキを食べ終えて、ふと友人からクッキーをもらったことを思い出した。
乱雑に入れていたので割れているかと思いきや、かためのクッキーのおかげでまんまるのままだ。
「食べます?」
フィンリーにクッキーを渡すと、
「手作りですか?」
「ああ、いや、友達からもらったんです」
「……甘いものが作れると、伺いましたが」
フィンリーの声のトーンがいくらか下がっている。
下唇が上がり、今まで見たことのない表情をしていた。
「もしよければ、今度作ってきます」
「私のために労力を費やしたところで、あなたの人生のためにはなりません。学業に打ち込んだ方がよほど有意義な時間を過ごせるかと」
「人生って……そんな大それたことをするわけじゃないですって。お菓子作りは趣味の一環だし、どうせ日頃から作ってるんだから、食べてくれる人がいるのは助かるなあ。一人じゃ食べきれないし、俺、家族が少ないから余るんだよなあ」
独り言のように呟くと、フィンリーは腕を組んで横を向いてしまった。
「私でよろしけば」
「うん」
「あなたの作る」
「うんうん」
「甘いものを」
「おう」
「もし、もし余るのなら」
「ふんふん」
「頂きたく存じます」
最後は小声で聞き取りづらかったが、要約すると「食べたい」だろう。
「オッケー、任せて下さい! 少量を作るってけっこう難しいんですよね」
「ちなみに、どのようなスイーツが得意なのですか?」
「洋菓子ばっかりですけど、マドレーヌやクグロフ、一番作るのはガトーヤウーとブール・ド・ネージュです」
「……………………」
フィンリーの目線は一瞬だけ泳いだ。余談だが、ガトーヤウーとはヨーグルトケーキのことだ。
「ポルボロン」
「え」
「ポルボロンの方が、好きです」
「ポルボロン……確か、同じですよね。スノーボールクッキーも」
「もし作って下さるのなら、ポルボロンが食べたいです」
「厳密に、もしかしたら作り方が違うかもしれませんし、調べてみますね」
ブール・ド・ネージュはバター、砂糖、薄力粉、アーモンドプードルで作る、口の中でほろそろと崩れるのが特徴のクッキーだ。
ブール・ド・ネージュはフランス語、ポルボロンはスペイン語の違いだが、ポルボロンに対するフィンリーのこだわりをみるに、明確な違いがあるのだろう。
「仕事はどんな内容なんですか?」
「山梨県は水晶が有名だとご存じですか?」
「水晶って宝石の? 山梨で?」
「閉山されているので今は掘れませんが、旧石器時代から採掘されてきたと言われています」
「知らなかった……というか、そもそも日本で宝石を採れるのか……」
「水晶を研磨する職人が現れたのは江戸時代からです。水晶ジュエリーの歴史は、明治時代が盛んでした。江戸から明治にかけて作られたジュエリーが大量に見つかり、鑑定の依頼を受けたのです」
フィンリーは最後の一枚を口に入れる。彼は無類の甘いもの好きだ。そして紅茶オタク。
「宝石の採掘ってちょっと興味あるんですよね。道端で落ちてて簡単に拾えるものじゃないでしょうし、掘るのは大変なんでしょうが」
「簡単かどうかは判りかねますが、拾えることは拾えますよ。山では掘れないだけで、河川では水晶が落ちていますので、拾っても問題はありません」
「宝石ってそんな簡単に手に入るものなんですね。もっとこう……ががーっと、ブルドーザーかなにかで掘り起こしてるイメージでした」
「工業用の機械を使われることもありますね」
フィンリーが席を立った。紅茶のお代わりだろう。
仕事の教え方は丁寧で涙が出るほど優しくて根気強く教えてくれるフィンリーだが、
「フィンリーさん、俺が淹れてもいいですか?」
フィンリーはゆっくりと顔を上げた。
紅茶のことになると、得体の知れない何か、たとえば悪魔や鬼が宿ったように人が変わる。
「淹れてみますか?」
「ぜ、ぜひ」
「では、一緒にキッチンへ参りましょう」
過激な紅茶信者に教えてもらえるのは光栄でありつつ、迫り来る手数の多さに仕事以上のプレッシャーを感じた。
十二月二十四日、ハルカはいつも通り道場で柔道の稽古に参加していた。
「ハルカ、お前明日のパーティーに参加しないのか?」
父に話題を振られ、注目を浴びてしまう。
「パーティー?」
「ハル兄、どっかいくのか?」
「おいしいものたべるの?」
ハルカの回りには子供たちが集まってくる。
「大学でパーティーがあるけど、参加しないよ」
「わかった! デートするんだろ!」
「デート! デート!」
「しないって」
「あいかねーちゃんとデートだ!」
「それは絶対にない」
そこだけは断固として違うと言わないと、愛加に話が言ってしまう。彼女を不快な思いにさせたくはなかった。
道場の掃除を終えてキッチンで夕食を温めていると、ハルカの父である正宗がビールとコーラを冷蔵庫から出す。
「たまにはいいだろ」
「ビールはいつも飲んでるじゃんか。明日も帰りが遅いんだろ」
「取引先の人と飲み会だ」
明日は父とともに過ごすことができないので、クリスマス・イヴである今日にちょっとしたパーティーをすることになった。
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