上 下
77 / 341
第12章宇宙へ

宇宙へ#13

しおりを挟む
ノックの音「トントントン!トントントン!」

人間では、到底叩けない程の速さでノックするガットを見て2人は大笑いした。

「なんじゃい、なんじゃい騒がしいのぅ」

眉間を顰めて小人が出て来た。

「わぁガットやないかい!なんやねん御主、ピュアの実はもうないぞ」

「あんな、謝りに来てん小人はん、ほんますまない事した、この通りやわ」

そう言うとガットは、右腕を引きちぎり、土下座し始めた。

「おいおいおい、何しとんねん!さぞかし痛かろに、さっさお家にお入り、暖かい飲み物でも出したる」

ガットと小人は、仲良く家に入って行ったそうな…続く
しおりを挟む

処理中です...