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第14章侵入者

侵入者#4

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扉が後少しで壊れようとしていた、皆諦めの雰囲気が流れていた時、優が起死回生の一言を言うのであった。

「起死回生の一言を言わなちゃ、えーと、えーと…」

気の利かない優は、黙りを決め作者を困らせるのであった。

「五月蝿い!お前が上手い具合に考えろ!」

「優君、誰に向かって喋ってるの?」

そうこうしてる内にモンスターが扉をぶち壊し部屋に入って来た。

「わあ!入って来た!何だこのモンスターは…」

目の前に居たのは、私達と似た人間だった、だが少し違うのは四足歩行で、腕が4本生えている事だ。

「え?人間じゃない!何で私達を襲うの?」

花子が話しかけると、モンスターはギロッと此方を向き、語り始めた。

モンスター「お腹空いてん、だから人間襲うねん、ごめんなぁ」

何故かエセ関西弁で喋るモンスターは、近くに居た人間を物凄い速さで捕まえて食べ始めた。

「わ!辞めて!人間食べるの!」

「何で食べちゃあかんねん、あんちゃんらも豚や牛食べるやろ?それと一緒や、すまんなぁ」

何故か説得力がある言葉に2人は何も言えず、只今食事を見守る事しか出来なかった。

「ほなおおきに、またお腹空いたら食べに来るから大人しくしてなはいねぇ」

骨を袋に仕舞い、満面の笑みでシェルターを出て行ったモンスターは、瞬間移動するかのように何処かに行ってしまったそうな…続く
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