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第16章五つの玉ゴールド惑星

ゴールド惑星#17

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男とお面をつけた子供は、正座をして一同を出迎えてくれた。

「さっお茶でもお飲みなさられ、先程は脅かしてすまんのぅ、上の者に試せと言われとーて、逆らうと外に追い出されちまうから逆らえのーて、御主ら何処から来たんちゃ?運が良かろう、大概が鰐の歯で粉々になるゆうのに運良く丸呑みにされたんか、うんうん」

男は頷くと、こちらをジッと見つめるものですから、不思議な空気が漂い始めてしまう。

「あのここから出たいのですが、どうしたら良いですか?」

そう話しかけると男は、目を逸らしてこう言った。

「無理じゃよ、上の者がそれを許さん、わしも何度か試みたが、呆気なく捕まって気絶させられてしもーてお手上げじゃーて、でも、もしかしたら御主らなら話しだけでも聞いて貰えるかも知れんな」

そう言うと部屋にある古びたボタンを押して、上の者を呼ぶのであった…続く

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