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第16章五つの玉流星群が降り注ぐ星

流星群が降り注ぐ星#28

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優と長老は場所を変え、木々がない草原にやって来た。

「ここなら思う充分戦えるじゃろ、さぁかかって来なさい!」

優は何も言わず全身に力を溜める、すると人が変わったかの様に表情が変わったんだ。

「ふぉふぉ、恐ろしいのぅ…この歳でこんな奴と出会えるとは、長生きするものじゃ」

長老は背負っている、重しを地面に置くと、その重しは地面にめり込み、その重さがどれだけの物かが分かる。

「この状態になったわしは、そう簡単に倒せないぞい!本気でかかって来なさい!」

優の全身はムキムキとなり、元の姿は容易に想像出来なくなっているではありませんか。

「じじいよ、俺を楽しませてくれよ…」

あの優しい優はそこには居なかった、その禍々しいオーラは、周囲の空間を歪まず程で、長老の額からは、冷や汗が一滴溢れたそうな…続く
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