光と陰がまじわる日（未完成）

第16章五つの玉繰り返す日々

繰り返す日々#28

次の星に到着するのには、まだ少し時間があり、一同は暇を持て余していた。

「こいつを喰らえ！」

「わぁやめろい！」

親子の様にイチャつく優とフルミは、翻訳猫ちゃんに搭載されている水鉄砲で遊んでいた。

「ちょっと！もうすぐ新しいほ…しに…ビチャ！」

2人を呼びに来た花子の顔面に、水鉄砲が当たり、辺りは静けさに包まれる。

「あ！ごめ…ヒャァ！」

花子は怒り、翻訳猫ちゃんに搭載されている電撃ビームで優を射撃した。

「ふふふ、お返しよ！それにしても便利ね、この猫ちゃん、痒いところに手が届くとゆうか、これを地球で売ったらぼろ儲け出来るわ！ふへへ…」

花子がだらしない笑みを浮かべて黄昏る姿を、優とフルミはニコリと笑い見つめている。

「さぁ！そろそろ新しい星が見えてくる頃よ！皆んな席に着いてシートベルトしてちょうだい！」

楽しい雰囲気から一変、緊張感が辺りに広がり、ワクワクで満ち溢れたそうな…続く