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第16章五つの玉オブジェクト
オブジェクト#17
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お城の扉には剛毛な毛が生えていて、触ると暖かく、ドクンッドクンッと心臓の音が聞こえる。
「よく見ると、このお城凄いわね、まるで生き物みたいだわ」
一同は城をまじまじと見ていると、突如扉が開きドラゴが姿を現わす。
「お前ら遅ーい!どんだけ待たせるんだ!それに途中姿消したろ?なんだあれは、びっくりするやないか!まぁ良い、よくぞ参った、我が魔獣城へ!細かい話は茶でも飲みながら、話そうやないか」
ドラゴは満面の笑みで城に招き入れ、だだっ広い広間に一同を座らせ、不気味な色のお茶を振舞う。
「どうじゃ、最高級のお茶の味は、お前らみたいな庶民には、一生飲めない代物だ、ゆっくり味わいたまえ」
ただ苦く、今までに嗅いだことがない香りを放つその飲み物を飲み干した優は、立ち上がり、こう言い放った。
「おい!ドラゴ!早く玉を返してくれ!こんな悠長にお茶なんか飲んでる場合じゃないんだ」って
するとどうでしょう、さっきまでニコニコしていたドラゴが、鬼のような表情に変わり、手に持つお茶を壁に放り投げたそうな…続く
「よく見ると、このお城凄いわね、まるで生き物みたいだわ」
一同は城をまじまじと見ていると、突如扉が開きドラゴが姿を現わす。
「お前ら遅ーい!どんだけ待たせるんだ!それに途中姿消したろ?なんだあれは、びっくりするやないか!まぁ良い、よくぞ参った、我が魔獣城へ!細かい話は茶でも飲みながら、話そうやないか」
ドラゴは満面の笑みで城に招き入れ、だだっ広い広間に一同を座らせ、不気味な色のお茶を振舞う。
「どうじゃ、最高級のお茶の味は、お前らみたいな庶民には、一生飲めない代物だ、ゆっくり味わいたまえ」
ただ苦く、今までに嗅いだことがない香りを放つその飲み物を飲み干した優は、立ち上がり、こう言い放った。
「おい!ドラゴ!早く玉を返してくれ!こんな悠長にお茶なんか飲んでる場合じゃないんだ」って
するとどうでしょう、さっきまでニコニコしていたドラゴが、鬼のような表情に変わり、手に持つお茶を壁に放り投げたそうな…続く
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