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最終章帰還

帰還#3

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次の日の夕方、缶やらお菓子の袋が散乱する中、優は目を覚ました。

「はぁ、昨日は派手にやったなぁ、なんかどっと疲れたや、二度寝しよう…」

その時だった、ベットに寝そべり眼を閉じると、母の声が聞こえて来るではありませんか!

母「優、優…聞こえるかい?貴方の母よ、遠い地球から脳に直接話しかけているわ、今から言う事を冷静に聞いてちょうだい、あーた玉を集めているみたいだけど、その玉の使い道分かってる?まさか長老を助けるとか言わないわよね?その玉は災いの玉って言われてて、集めると世界が破滅に向かってしまうのよ!なんてこったいあーた!だから今すぐその玉を捨ててちょうだい!良いわね!今すぐ捨てるのよ、馬鹿息子が…」

最後の一言に優はキレた、顔を真っ赤にして煮え滾ると、玉を大事そうに抱え眠りにつく。

暗黒王「わはは!出来したぞ!これで玉は使えまい、お前らに勝ち目はない!わはは!」

母の作戦は成功し、わざと優を怒らせる言動をしたのであったそうな…続く
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