光と陰がまじわる日（未完成）

最終章帰還

帰還#5

操縦席に皆集まり、緊迫した空気が流れる中、宇宙船は遂に火星に到着する。

「皆んな！見えて来たわよ！私達は多分嫌われてるから、見つからない様にしましょう」

慎重にゆっくり確実に着陸すると、一同は長老の亡骸が有るとされる街まで、歩みを進める。

「待って！あれ見て、若い火星人が年老いた火星人を虐めているわ！惨めなものね…」

街は若者に重圧され、老人は表に出されて、まるで犬の様な扱いをされている。

「もう見てられないわ！私に考えが有るの、
ちょっとここで待ってて」

そう言うと花子は、街の方へ向かうと何やら若い火星人と話してるではありませんか！

「え？普通に話しとるやん、しかも仲良さげに笑とるであの子…」

しばらくその様子を見ていると、話が終わったのか、花子と火星人は家の中に消えて行ったそうな…続く