光と陰がまじわる日(未完成)

高間ノリオ

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最終章帰還

帰還#10

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時刻は深夜2時、辺りは静まり吐く息も響き、神秘的な空間が優を冷静にさせる。

「あは、夢か…夢だよな?」

余りにもリアルな体験だったので、俄かに夢だとは思わないでいた。

「それにしても酷い夢だった、何であんな夢見たんだろ?それに、この激痛は一体…」

優は、握りしめていた拳をゆっくり開くと、浅黒い何かが手にこびりつき、少し擦ると鉄の匂いがする。

「これ血だ、あれはやっぱり現実だったのか、やだ…やだよ…」 

現実を受け止めれない優は、急いで操縦室に向かうと、其処には誰かが座っている。

「おい!お前誰だ!其処で何している!」

その人物は振り向く事は無く、淡々と話し始めた。

「何してるって、見れば分かるだろ?…それにお前、自分の置かれてる状態分かってるのか?ハァ…まぁいい何も語るな…」

優はその場に立ち止まると、何も言わず戸惑い、ゆっくりとその人物に近づき、顔を確認する。

「お前はいっ…わぁぁ!僕…もう1人の僕だ!」

それは容姿も服装も優そっくりな人物だった、優は尻餅をつきながら後退りをするが、大量にかいた汗が滑り無様な体制になる。

「ふあははは!そんなびっくりする事ないじゃないか、しょうがないか、何も知らないんだもんな、今から言う事は全て真実だ、耳をかっぽじって聞いとけ」 

もう1人の優は操縦盤に座り、頭を掻きながら語り始めたそうな…続く
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