ネトリ愛〜オモヒノクサリ〜

寿 退社

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第一話 モブ男の裏切り

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「ごめん、ギャル男…。ぼく、チャラ美ちゃんを抱いた…」
「は?」
 親友のモブ男が、チャラ美と寝た…?
「君の彼女と、寝たんだ……」
「ふざけんな」
 気づいたらモブ男をぶん殴っていた。
「親友なのにありえねーっしょ…」
 涙を堪えながら俺は部屋を飛び出した。


「チャラ美……モブ男と寝たって嘘だよな……?」
「本当…」
 はは。なんだよそれ。意味わかんね……。
「うちは…」
「もう、いいよ」
 俺は電話を切る。
 モブ男とチャラ美に裏切られるなんて……。
 その時、もう一度電話が鳴る。
「誰がでるかよ……。ん?」
 画面に表示されていたのはモブ男の彼女だった。


「マジメちゃんか?」
「うん…、二人のこと聞いた?」
「ああ…マジでねえよ…」
「ごめんね…」
「な、なんでマジメちゃんが謝るんだよ」
 そこからしばらくマジメちゃんは泣き続けた。
 切ることもできず、とりま聞き続けた。
「ギャル男くん」
「ん?」
「飲まない?」


「おいしかったー」
「酒好きだったのマジ意外」
「もう、清純派は卒業なの…」
 一瞬、沈黙になる。
「ガチでギャルやってみる?」
「それも良いかも…」
 マジメちゃんが髪を耳にかける。
「4年…か…」
「お互いな」
「ねえ…」
「ん?」
「ぜんぶ、忘れさせて?」



 あのマジメちゃんが俺のをしゃぶってる…。
 清楚な子がしゃぶる姿エロすぎ…。
 しかも優しく丁寧に舐めてくれるのたまらねえ。
「ギャル男くんの、すごい男らしい…」
 あー、もうだめだ。
「マジメちゃん。ケツ出して」
「うん…」
 その白くて綺麗なケツに俺は容赦なくぶち込んだ。


「おっき、い……」
「ゆっくり動くから…」
 白くて小ぶりな尻たぶを掴んでは腰を振る。
「痛くない?」
「ううん。むしろ…」
「ん?」
「忘れさせてくれるんでしょ?」
 ああ、そうだった…。
「駄目って言っても止まれないよ?」
「うん…」
 それから俺は狂ったように腰を振った。


「壊れちゃうかと思った…」
「ごめん…」
「いいの、私が望んだことだから…」
「マジメちゃん…」
「ギャル男くんこそごめんね。付き合わせちゃって」
 そうやって微笑む彼女はこの世の誰より綺麗に感じた。
 ああ、そっか。そういうことか。
「はは…。親友失格だな…。」

つづく
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