34 / 77
7睡目・ワガママで悩まさないで
10
しおりを挟む
「まさか、鋼糸?」
何事かと観察していれば、走るファリッバの周囲を青白い光がキラキラ反射しているのが見えた。青鋼の糸を巧みに使って待ち伏せの村人も索敵し、両腕を拘束した上で彼女は難なくウィニングランを決める。
息こそ上がっているものの悠々と旗を手に取って、飛び跳ねながらこちらへ手を振っている。
「はぁ、はぁ……どんなもんな、のジャ!」
「いやー、単なる紐代わりかと思ってたけど、こんな特技まで持ってたんだな。良くやってくれた」
俺もハシゴを降りて行くと、感心と労いの言葉を掛けた。
「ふぅ~。なんてことのない技なのジャよッ」
とか言いつつも鼻を鳴らして、柔らかそうな胸部の出っ張りを張ってみせるファリッバ。
確かに、多少の戦闘技術がないと蚕達を守れないもんな。しかし、ゆえに小さな疑問が湧き上がる。
「ファリッバなら、あの最強五人組に勝てるかもな」
俺は冗談めかして言ってみるが、ファリッバの反応はまさに「冗談じゃない」とばかりに首を横に振る。
「最初、ケェヌさんとシジットさんがこちらに殺気を向けてくるから、警戒はしていたのジャ。しかしの、なんど頭の中で予想を立てても、あの2人の初手を防御する見込みが立たんかったのジャ」
つい先程まで巧みな戦闘技術を見せていた彼女が、神妙な表情で言うほどのことだ。事実なのだろうし、それだけあの2人は別格なのだろうと思う。
「そこまでか……。他の3人はどうなんだ? カホーあたりとは分が悪いとしても、シービンやフェイなら」
直接の戦闘能力がない錬成術士と聖女ならば、ファリッバやハァビーでも勝ち目があるんじゃないかと考えた。もちろん、単純に実力を測る上での参考に訊いてい見ただけさ。
しかし、ファリッバからは意外な返事が出てくる。
「五分か少しだけ我の方が有利、といったところジャな」
「えっ、それホントか?」
「本当なのジャ。自衛ぐらいはできる実力はあるのジャ」
そう言われて、フェイが1人で挨拶のために村へきたのを思い出し、道理でと納得した。
この世界の治安は、基底世界の中南米より少し悪いってぐらいだ。聖法国の中は中南米よりまだ安全かなってレベル。聞きかじった大雑把な基準でしかないが、照らし合わせると、最低限はそれだけの実力がないとダメってことか。
そして、早速やってくるのは俺への試練である。
「2勝の喜びを分かち合っているところ申し訳ありませんが、最後の勝負内容が決まりました」
「おぉっと。何なんですか?」
村長に言われてハッとなった。ついついまた聞き逃してしまった。
「『手合場』ですな」
テアイビーバ? てあいば? なにそれ?
賢者とか呼ばれてるからって、わからないことを知ったかぶりするほど俺はプライドの高い男じゃない。
「失礼ですが、どのような競技で?」
「“荒野の賢者”様は、このような野蛮な競技はやられませんか。わかりやすく言えば拳で殴り合うのです」
「なぐり……え?」
「ちなみに、素手では危険ですのでこのような保護具と防具を付けていただきます」
俺がその喧嘩上等な内容に戸惑っていると、布に何かを詰めたであろう手袋、昔の飛行士が被っている感じの耳まで隠れる帽子を渡してくれた。村人達は円形のリングを地面に描いていた。
要するに、これはボクシングだ。なんでこんな時に限ってこーゆう競技を持ってくるの!?
「俺、これ苦手かもしんない……」
誰かの真似をしながら可愛子ぶったところで、俺以外に残ってはいなかった。
殴り合いなんていう行為は危なっかしくてやりたくないけど、だからって逃げるのも格好悪い。別に、どうしても無理なら降参しても良いゲームだし?
「えーと、まぁ、うん。いざという時の練習に、やってみるか」
俺は参加を決めた。
対戦相手は、既に準備を終えて上半身裸になった30前後の男性だった。俺と同じぐらいだけど、スポーツマンの筋肉の付き方をしてる。
「村一番の選手だ。素人相手に悪いが、ほら、胸を借りるつもりで飛び込んできな」
「そういう趣味はないよ」
ニヒルに笑う選手のファイティングポーズに、俺も様にならない構えで応えた。手袋と被り物がハァビーの手によってはめられた瞬間、銅鍋アンドお玉のゴングが鳴らされる。
コーンッ!
俺の闘志が沈静化しているか否かに関わらず始まった。助かるのは、相手さんがいきなり攻めてこないことだ。どうやら初心者の俺に花を持たせるため、最初の一発は賢者さんに打たせてやるよってことらしい。
口には詰め物の布もあるし、顔に拳を入れてアドバンテージを取るか? 股間の急所や目を狙わない限り、基本どこを殴っても良いゲーム。殴り方にもルールはない。
何事かと観察していれば、走るファリッバの周囲を青白い光がキラキラ反射しているのが見えた。青鋼の糸を巧みに使って待ち伏せの村人も索敵し、両腕を拘束した上で彼女は難なくウィニングランを決める。
息こそ上がっているものの悠々と旗を手に取って、飛び跳ねながらこちらへ手を振っている。
「はぁ、はぁ……どんなもんな、のジャ!」
「いやー、単なる紐代わりかと思ってたけど、こんな特技まで持ってたんだな。良くやってくれた」
俺もハシゴを降りて行くと、感心と労いの言葉を掛けた。
「ふぅ~。なんてことのない技なのジャよッ」
とか言いつつも鼻を鳴らして、柔らかそうな胸部の出っ張りを張ってみせるファリッバ。
確かに、多少の戦闘技術がないと蚕達を守れないもんな。しかし、ゆえに小さな疑問が湧き上がる。
「ファリッバなら、あの最強五人組に勝てるかもな」
俺は冗談めかして言ってみるが、ファリッバの反応はまさに「冗談じゃない」とばかりに首を横に振る。
「最初、ケェヌさんとシジットさんがこちらに殺気を向けてくるから、警戒はしていたのジャ。しかしの、なんど頭の中で予想を立てても、あの2人の初手を防御する見込みが立たんかったのジャ」
つい先程まで巧みな戦闘技術を見せていた彼女が、神妙な表情で言うほどのことだ。事実なのだろうし、それだけあの2人は別格なのだろうと思う。
「そこまでか……。他の3人はどうなんだ? カホーあたりとは分が悪いとしても、シービンやフェイなら」
直接の戦闘能力がない錬成術士と聖女ならば、ファリッバやハァビーでも勝ち目があるんじゃないかと考えた。もちろん、単純に実力を測る上での参考に訊いてい見ただけさ。
しかし、ファリッバからは意外な返事が出てくる。
「五分か少しだけ我の方が有利、といったところジャな」
「えっ、それホントか?」
「本当なのジャ。自衛ぐらいはできる実力はあるのジャ」
そう言われて、フェイが1人で挨拶のために村へきたのを思い出し、道理でと納得した。
この世界の治安は、基底世界の中南米より少し悪いってぐらいだ。聖法国の中は中南米よりまだ安全かなってレベル。聞きかじった大雑把な基準でしかないが、照らし合わせると、最低限はそれだけの実力がないとダメってことか。
そして、早速やってくるのは俺への試練である。
「2勝の喜びを分かち合っているところ申し訳ありませんが、最後の勝負内容が決まりました」
「おぉっと。何なんですか?」
村長に言われてハッとなった。ついついまた聞き逃してしまった。
「『手合場』ですな」
テアイビーバ? てあいば? なにそれ?
賢者とか呼ばれてるからって、わからないことを知ったかぶりするほど俺はプライドの高い男じゃない。
「失礼ですが、どのような競技で?」
「“荒野の賢者”様は、このような野蛮な競技はやられませんか。わかりやすく言えば拳で殴り合うのです」
「なぐり……え?」
「ちなみに、素手では危険ですのでこのような保護具と防具を付けていただきます」
俺がその喧嘩上等な内容に戸惑っていると、布に何かを詰めたであろう手袋、昔の飛行士が被っている感じの耳まで隠れる帽子を渡してくれた。村人達は円形のリングを地面に描いていた。
要するに、これはボクシングだ。なんでこんな時に限ってこーゆう競技を持ってくるの!?
「俺、これ苦手かもしんない……」
誰かの真似をしながら可愛子ぶったところで、俺以外に残ってはいなかった。
殴り合いなんていう行為は危なっかしくてやりたくないけど、だからって逃げるのも格好悪い。別に、どうしても無理なら降参しても良いゲームだし?
「えーと、まぁ、うん。いざという時の練習に、やってみるか」
俺は参加を決めた。
対戦相手は、既に準備を終えて上半身裸になった30前後の男性だった。俺と同じぐらいだけど、スポーツマンの筋肉の付き方をしてる。
「村一番の選手だ。素人相手に悪いが、ほら、胸を借りるつもりで飛び込んできな」
「そういう趣味はないよ」
ニヒルに笑う選手のファイティングポーズに、俺も様にならない構えで応えた。手袋と被り物がハァビーの手によってはめられた瞬間、銅鍋アンドお玉のゴングが鳴らされる。
コーンッ!
俺の闘志が沈静化しているか否かに関わらず始まった。助かるのは、相手さんがいきなり攻めてこないことだ。どうやら初心者の俺に花を持たせるため、最初の一発は賢者さんに打たせてやるよってことらしい。
口には詰め物の布もあるし、顔に拳を入れてアドバンテージを取るか? 股間の急所や目を狙わない限り、基本どこを殴っても良いゲーム。殴り方にもルールはない。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
ブックマーク・評価、宜しくお願いします。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる