65 / 77
10睡目・残酷な天使のベーゼ
5
しおりを挟む
面倒なので、山で戦った方をハルさん、逆賊呼ばわりした方をピユさん。最後の1人をイアさんとしよう。
「亡命のつもりかしらないが、こんなところに隠れ住み何を企むか? 反抗組織を決起しているのではあるまい?」
ピユさんが更に、根拠もないことを言ってくる。
それをハルさんがいさめるように手を差し出す。
「まぁ、待て。私達の転移手段に大いに役立ってくれたのだ。過去については問わず、この愚かな国の者共と一緒に神罰を受けてもらおう。だが、先の、そちらの男達がやった襲撃の件は看過できない」
言ってることはあんまり好転していないが、大体の事情はわかってきた。
基底世界側にハァビーの羽根が入り込んだのは、ハルピュイア達が実験か何かをしたせいらしい。今回の侵犯行為も宗教戦争が理由だ。人間なんかにディヴメア神様を信仰されたくないとおっしゃっているのだ。で、さらに俺のやったことと同罪としてハァビーを裁くとも言う。
「どうしても退いてくれないんだな?」
「当たり前だ!」「共に倒れろ!」
俺の願いは聞き入れられず、ピユさんとイアさんが翼を広げ襲いかかってきた。当然、先の俺の能力を見て正面から肉薄してくるほど抜けた相手ではなかった。
左右に展開して樹木を盾に、そして目隠しにして魔法を展開したようだ。
う、腕が燃えてる!
「クッ!」
振り下ろされたピユさんの拳を棍で受け止めた。
そのスキに、もう一方からイアさんが一閃の電撃を放ってくる。
回避不可能。ならばと、俺はピユさんの腕を横に捌いて棒で払う。
直撃すれば痺れて気絶で済まないような閃光だが、ピユさんは咄嗟に炎の腕をぶつけた。
赤と青が混じり合う。耳をつんざくような爆音より速く、俺はピユさんを引っ張って爆炎から逃れる。
「……気絶してるか」
並大抵の肉体では爆発の衝撃から逃げきれなかったのか、軽度の火傷と意識不明のダメージを受けていた様子。
そちらばかり気にしていられず、激音を引き裂く甲高い悲鳴に振り向くこととなる。
「キャァァァァァァァァァァァァァァァッ!」
「ハァァァァァビーィィイィィィッッッ!!!」
川から伸びた氷の鎖に巨大な刃を着けた振り子が、切っ先に白光を讃えハァビーの頭上に生み出されていた。ハルさんが、俺の目を盗んで直接攻めに行ったのだ。
いくら身体能力が向上しようとも、戦闘経験の少なさから出たサビである。1対3に挑んだのが間違いだった。
ダメだ! 間に合わない!
「余所見しているでないわ!」
「シクショー!!!」
後ろにはピユさんが控えていて、雷の球を放とうとしている。背中を向ければ俺の背骨が焼けて、避ければハァビーに放たれる。バロメッツマントでどれぐらい防げるのかもわからず、身動きできなくなればどちらにせよハァビーを助けられない。
俺まで倒れることをハァビーは望むだろうか。
決意したばかりで、二律背反の犠牲に動けないでいた。自分を呪う。
「恨んでくれて構わないよ」
振り下ろされるハルさんの手に従って、氷の処刑具が鎖をかき鳴らしてハァビーに向かった。
しかし、ハァビーがいつまでも悲鳴だけ上げているわけがないのだ。両手を突き上げ、風の塊で上告を望む。
「キャペ エレジー!」
が、質量が違いすぎた。
ハァビーの生み出した風など、氾濫ギリギリの川を元の数位まで戻すほどの氷塊にはマッチの炎のようなもの。
「くうぅぅ……ッ。キャペ……あッ」
「使わない片翼などもはや、持っていても無駄だろうに!」
もう一度風を巻き起こそうとするもほぼ意味をなさない。残された翼の魔力をすべて使えば直撃を避けるぐらいはできるかもしれないが、ハァビーにそれは使えなかった。
俺を基底世界へ戻すために必要な魔力だから。
「もう、良い」「さよならだぁ!」
羽根に溜められた魔力を使ってくれと叫ぼうとするも、ピユさんが雷の魔法を放ってきた。
「チィッ!」
バチチチチンッ。
となんとか電撃を霧散させるも、振り返ったときには既に氷の刃は地面を叩き割っていた。当然、ハァビーを巻き込んでだ。
「……」「……」「……」「……」
俺を含め、ハルピュイアさん達は唖然とした。
俺が絶望から言葉を失うならわかるが、なぜ彼女らまでと思うだろう。しかし、俺にはその原因が見えていた。
黒い人影が飛び込んでいったのが。
そして、氷の巨刃は鉄の小刃の前に折れた。
「大丈夫か?」
「……」
氷の塊を引き裂いて黒衣の騎士とお姫様の姿が現れた。
安否を気遣うケェヌの言葉にハァビーはうなずくことしかできない。
ケェヌは酔っ払いの相手よりマシだと思ったのか、お湯を置き去りにして俺に付いてきてくれたのだ。いや、少しぐらい食べてきた可能性はある。
「やるつもりか?」
ハァビーの無事を確認して、ケェヌは一度は収めた武器の鯉口を切る。ハルピュイアさん達を切るかどうかを問いかけたのだ。
当然、俺は首を横に振る。
「いや、そんなことをしても解決しない。帰って貰ってくれ」
「わかった」
俺とケェヌは武器を構え直し、3人のハルピュイアさん達にお暇を突きつけようとする。
先の瞬間移動めいた動きと冗談じみた剣技に、3人もとんでもない救援がやってきたことを悟ったことだろう。現に、タジタジといった様子だ。ピユさんは意識を失っているが。
「亡命のつもりかしらないが、こんなところに隠れ住み何を企むか? 反抗組織を決起しているのではあるまい?」
ピユさんが更に、根拠もないことを言ってくる。
それをハルさんがいさめるように手を差し出す。
「まぁ、待て。私達の転移手段に大いに役立ってくれたのだ。過去については問わず、この愚かな国の者共と一緒に神罰を受けてもらおう。だが、先の、そちらの男達がやった襲撃の件は看過できない」
言ってることはあんまり好転していないが、大体の事情はわかってきた。
基底世界側にハァビーの羽根が入り込んだのは、ハルピュイア達が実験か何かをしたせいらしい。今回の侵犯行為も宗教戦争が理由だ。人間なんかにディヴメア神様を信仰されたくないとおっしゃっているのだ。で、さらに俺のやったことと同罪としてハァビーを裁くとも言う。
「どうしても退いてくれないんだな?」
「当たり前だ!」「共に倒れろ!」
俺の願いは聞き入れられず、ピユさんとイアさんが翼を広げ襲いかかってきた。当然、先の俺の能力を見て正面から肉薄してくるほど抜けた相手ではなかった。
左右に展開して樹木を盾に、そして目隠しにして魔法を展開したようだ。
う、腕が燃えてる!
「クッ!」
振り下ろされたピユさんの拳を棍で受け止めた。
そのスキに、もう一方からイアさんが一閃の電撃を放ってくる。
回避不可能。ならばと、俺はピユさんの腕を横に捌いて棒で払う。
直撃すれば痺れて気絶で済まないような閃光だが、ピユさんは咄嗟に炎の腕をぶつけた。
赤と青が混じり合う。耳をつんざくような爆音より速く、俺はピユさんを引っ張って爆炎から逃れる。
「……気絶してるか」
並大抵の肉体では爆発の衝撃から逃げきれなかったのか、軽度の火傷と意識不明のダメージを受けていた様子。
そちらばかり気にしていられず、激音を引き裂く甲高い悲鳴に振り向くこととなる。
「キャァァァァァァァァァァァァァァァッ!」
「ハァァァァァビーィィイィィィッッッ!!!」
川から伸びた氷の鎖に巨大な刃を着けた振り子が、切っ先に白光を讃えハァビーの頭上に生み出されていた。ハルさんが、俺の目を盗んで直接攻めに行ったのだ。
いくら身体能力が向上しようとも、戦闘経験の少なさから出たサビである。1対3に挑んだのが間違いだった。
ダメだ! 間に合わない!
「余所見しているでないわ!」
「シクショー!!!」
後ろにはピユさんが控えていて、雷の球を放とうとしている。背中を向ければ俺の背骨が焼けて、避ければハァビーに放たれる。バロメッツマントでどれぐらい防げるのかもわからず、身動きできなくなればどちらにせよハァビーを助けられない。
俺まで倒れることをハァビーは望むだろうか。
決意したばかりで、二律背反の犠牲に動けないでいた。自分を呪う。
「恨んでくれて構わないよ」
振り下ろされるハルさんの手に従って、氷の処刑具が鎖をかき鳴らしてハァビーに向かった。
しかし、ハァビーがいつまでも悲鳴だけ上げているわけがないのだ。両手を突き上げ、風の塊で上告を望む。
「キャペ エレジー!」
が、質量が違いすぎた。
ハァビーの生み出した風など、氾濫ギリギリの川を元の数位まで戻すほどの氷塊にはマッチの炎のようなもの。
「くうぅぅ……ッ。キャペ……あッ」
「使わない片翼などもはや、持っていても無駄だろうに!」
もう一度風を巻き起こそうとするもほぼ意味をなさない。残された翼の魔力をすべて使えば直撃を避けるぐらいはできるかもしれないが、ハァビーにそれは使えなかった。
俺を基底世界へ戻すために必要な魔力だから。
「もう、良い」「さよならだぁ!」
羽根に溜められた魔力を使ってくれと叫ぼうとするも、ピユさんが雷の魔法を放ってきた。
「チィッ!」
バチチチチンッ。
となんとか電撃を霧散させるも、振り返ったときには既に氷の刃は地面を叩き割っていた。当然、ハァビーを巻き込んでだ。
「……」「……」「……」「……」
俺を含め、ハルピュイアさん達は唖然とした。
俺が絶望から言葉を失うならわかるが、なぜ彼女らまでと思うだろう。しかし、俺にはその原因が見えていた。
黒い人影が飛び込んでいったのが。
そして、氷の巨刃は鉄の小刃の前に折れた。
「大丈夫か?」
「……」
氷の塊を引き裂いて黒衣の騎士とお姫様の姿が現れた。
安否を気遣うケェヌの言葉にハァビーはうなずくことしかできない。
ケェヌは酔っ払いの相手よりマシだと思ったのか、お湯を置き去りにして俺に付いてきてくれたのだ。いや、少しぐらい食べてきた可能性はある。
「やるつもりか?」
ハァビーの無事を確認して、ケェヌは一度は収めた武器の鯉口を切る。ハルピュイアさん達を切るかどうかを問いかけたのだ。
当然、俺は首を横に振る。
「いや、そんなことをしても解決しない。帰って貰ってくれ」
「わかった」
俺とケェヌは武器を構え直し、3人のハルピュイアさん達にお暇を突きつけようとする。
先の瞬間移動めいた動きと冗談じみた剣技に、3人もとんでもない救援がやってきたことを悟ったことだろう。現に、タジタジといった様子だ。ピユさんは意識を失っているが。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
ブックマーク・評価、宜しくお願いします。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる