1 / 31
レイヤー1・薄っぺらいほど破れない1☆
しおりを挟む
天蓋の柱とカーテンを背景に、女の白い肌が栄える。それに毛深い手が重なり、たわわな2つの果実を無造作に摘み取ろうとした。
「あぁ……ぅん///」
女は、容赦のない刺激に熱い吐息を漏らした。掌から零れんばかりの実を揉みしだかれる度に、まとめた黄金の髪を前後に振って身悶えする。
男のたくましい手がしばし双丘をこねくり回した後、女のくびれをゆっくりとなぞって行った。腰へとたどり着いたところで、下方へとかかる力を感じ取ったのだろう。女は膝立ちしていた体を下ろしていく。
そそり立った男の黒茶の棒に女の壷口がかぶろうとする。ゴクリと固唾を飲み込む音を皮切りに、十数センチの欲棒が下の口へと入り込んでいった。
「あ、あ、ぁぁ……///」
割れ目を押し広げる感覚に躊躇ったか、女がコマ送りのように動いていく。
それでも男の方が腰を浮かせたことで、一気にモノの侵入が早まる。当然、女は突き上げてくる衝撃に驚きと声を上げる。
「ひぁぁッ! ひ、ひど……ぁあ……」
「あまりもたもたしているものだからな」
彼女の抗議に、久しく男の声が聞こえてきた。観客に対する気遣いのようだが、少しばかり彼女への気遣いがなっていないように思えた。
それでも、周りで見ている男達は目をカッと見開いてその様子を見ている。血眼になって、と言ったほうが的確だろうか。
「ヒ、クッ……。ぅ、あ~/// うぅ、ぅあぁ…///」
痛みに耐える女の顔に涙が映り、それが男達の情欲を掻き立てるのだ。
「お~!」「良いぞ!」「うん、うんっ」
この通り。
カサリと、チョココロネの入った袋を置く音を響かせる。続いて、私の呆れて漏らしたため息の声。
「ふぅ……」
わざとらしいため息に、漸く男達は私の存在に気づいたらしい。
「っ……」「!」「お、おっ?」
まず片田さんが、恰幅の良いお腹を揺らして、こちらを振り向くこともせずパソコンの映像をバツボタンで閉じた。正常位の女の人が映っていたので、少し躊躇いが生じていた。
次に二ノ宮さんが、細い体をヘコヘコと折って私の横をすり抜けて部屋を出ていく。別に怒っているつもりはないのだけれど、きっと私の表情が睨んでいるように見えたのよね。
そして最後に、頭のてっぺんで髪の毛をチョンマゲにしている龍生が何事もなかったかのように、パソコンのペイントソフトを立ち上げるのでしたとさ。
「邪魔して悪かったわ。片田さんも」
私は一応、野暮なタイミングで彼の部屋を訪問してしまったことの謝罪を行った。
「コロネ、1つずつどうぞ。後で、二ノ宮さんにも渡しておいてください」
ついでとばかりに差し入れのチョココロネを勧めた。抹茶クリームのコロネはおバアちゃんの分なのは、この場の誰もが知っているから誰も手を出さない。
「あ、ありがとう。それじゃ、僕は質屋に行ってくるね」
片田さんは自分と二ノ宮さんの分を手にすると、そそくさと1DKの部屋で出ていった。報酬の換金に向かうのかしら。
「片田さん」
しかし、そこでおかしなことに気づいた私は片田さんを引き止めることにした。
「あぁ……ぅん///」
女は、容赦のない刺激に熱い吐息を漏らした。掌から零れんばかりの実を揉みしだかれる度に、まとめた黄金の髪を前後に振って身悶えする。
男のたくましい手がしばし双丘をこねくり回した後、女のくびれをゆっくりとなぞって行った。腰へとたどり着いたところで、下方へとかかる力を感じ取ったのだろう。女は膝立ちしていた体を下ろしていく。
そそり立った男の黒茶の棒に女の壷口がかぶろうとする。ゴクリと固唾を飲み込む音を皮切りに、十数センチの欲棒が下の口へと入り込んでいった。
「あ、あ、ぁぁ……///」
割れ目を押し広げる感覚に躊躇ったか、女がコマ送りのように動いていく。
それでも男の方が腰を浮かせたことで、一気にモノの侵入が早まる。当然、女は突き上げてくる衝撃に驚きと声を上げる。
「ひぁぁッ! ひ、ひど……ぁあ……」
「あまりもたもたしているものだからな」
彼女の抗議に、久しく男の声が聞こえてきた。観客に対する気遣いのようだが、少しばかり彼女への気遣いがなっていないように思えた。
それでも、周りで見ている男達は目をカッと見開いてその様子を見ている。血眼になって、と言ったほうが的確だろうか。
「ヒ、クッ……。ぅ、あ~/// うぅ、ぅあぁ…///」
痛みに耐える女の顔に涙が映り、それが男達の情欲を掻き立てるのだ。
「お~!」「良いぞ!」「うん、うんっ」
この通り。
カサリと、チョココロネの入った袋を置く音を響かせる。続いて、私の呆れて漏らしたため息の声。
「ふぅ……」
わざとらしいため息に、漸く男達は私の存在に気づいたらしい。
「っ……」「!」「お、おっ?」
まず片田さんが、恰幅の良いお腹を揺らして、こちらを振り向くこともせずパソコンの映像をバツボタンで閉じた。正常位の女の人が映っていたので、少し躊躇いが生じていた。
次に二ノ宮さんが、細い体をヘコヘコと折って私の横をすり抜けて部屋を出ていく。別に怒っているつもりはないのだけれど、きっと私の表情が睨んでいるように見えたのよね。
そして最後に、頭のてっぺんで髪の毛をチョンマゲにしている龍生が何事もなかったかのように、パソコンのペイントソフトを立ち上げるのでしたとさ。
「邪魔して悪かったわ。片田さんも」
私は一応、野暮なタイミングで彼の部屋を訪問してしまったことの謝罪を行った。
「コロネ、1つずつどうぞ。後で、二ノ宮さんにも渡しておいてください」
ついでとばかりに差し入れのチョココロネを勧めた。抹茶クリームのコロネはおバアちゃんの分なのは、この場の誰もが知っているから誰も手を出さない。
「あ、ありがとう。それじゃ、僕は質屋に行ってくるね」
片田さんは自分と二ノ宮さんの分を手にすると、そそくさと1DKの部屋で出ていった。報酬の換金に向かうのかしら。
「片田さん」
しかし、そこでおかしなことに気づいた私は片田さんを引き止めることにした。
0
あなたにおすすめの小説
ハイスぺ幼馴染の執着過剰愛~30までに相手がいなかったら、結婚しようと言ったから~
cheeery
恋愛
パイロットのエリート幼馴染とワケあって同棲することになった私。
同棲はかれこれもう7年目。
お互いにいい人がいたら解消しようと約束しているのだけど……。
合コンは撃沈。連絡さえ来ない始末。
焦るものの、幼なじみ隼人との生活は、なんの不満もなく……っというよりも、至極の生活だった。
何かあったら話も聞いてくれるし、なぐさめてくれる。
美味しい料理に、髪を乾かしてくれたり、買い物に連れ出してくれたり……しかも家賃はいらないと受け取ってもくれない。
私……こんなに甘えっぱなしでいいのかな?
そしてわたしの30歳の誕生日。
「美羽、お誕生日おめでとう。結婚しようか」
「なに言ってるの?」
優しかったはずの隼人が豹変。
「30になってお互いに相手がいなかったら、結婚しようって美羽が言ったんだよね?」
彼の秘密を知ったら、もう逃げることは出来ない。
「絶対に逃がさないよ?」
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
放課後の保健室
一条凛子
恋愛
はじめまして。
数ある中から、この保健室を見つけてくださって、本当にありがとうございます。
わたくし、ここの主(あるじ)であり、夜間専門のカウンセラー、**一条 凛子(いちじょう りんこ)**と申します。
ここは、昼間の喧騒から逃れてきた、頑張り屋の大人たちのためだけの秘密の聖域(サンクチュアリ)。
あなたが、ようやく重たい鎧を脱いで、ありのままの姿で羽を休めることができる——夜だけ開く、特別な保健室です。
強面夫の裏の顔は妻以外には見せられません!
ましろ
恋愛
「誰がこんなことをしろと言った?」
それは夫のいる騎士団へ差し入れを届けに行った私への彼からの冷たい言葉。
挙げ句の果てに、
「用が済んだなら早く帰れっ!」
と追い返されてしまいました。
そして夜、屋敷に戻って来た夫は───
✻ゆるふわ設定です。
気を付けていますが、誤字脱字などがある為、あとからこっそり修正することがあります。
田舎に帰ったら従妹が驚くほど積極的になってた話
神谷 愛
恋愛
久しぶりに帰った田舎には暫くあっていない従妹がいるはずだった。数年ぶりに帰るとそこにいたのは驚くほど可愛く、そして積極的に成長した従妹の姿だった。昔の従妹では考えられないほどの色気で迫ってくる従妹との数日の話。
二話毎六話完結。だいたい10時か22時更新、たぶん。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
