65 / 180
65話(※)初夜ですね -1-
༺ ༒ ༻
学院に戻ると、夕暮れの中庭はすでに静かになっていた。
寮に入り、まずは荷物を置いて、ネージュとシエルを俺の部屋へ戻す。
「じゃ、おやすみパパ、ママ!」
「卒爾ながら、今夜は、臆さず頑張って来なせぇ。拙者、影ながらこの戦、応援しているでござる。ご武運を」
「誰が何を頑張るんだよ!!! つーーか、喋り方、戻せよっ」
「はて、面妖な……、どうにも戻らなくなってきたでござるよ……」
「セレス」
「なんだよっ、アルチュール」
「可愛いから、このままでいい」
「親バカかよっ」
もはや突っ込む気力も半分くらいだったが、とりあえず一言は言わずにいられない。
扉が閉まる直前まで、ネージュとシエルは「パパがんばれー」「母上っ、お気張りやすでござるっ」「奇石通信、ずっとオンにしてくれてもいいんだぜー!」と羽を振っていた。
「しねぇーわっ!」
なんなんだよ、もう。
深いため息をつきながら、俺はアルチュールと視線を交わした。
「……行くか、アルチュール」
「……ああ」
向かう先は、もちろんアルチュールの部屋。
「なんか俺たち、全然、色っぽくないな」
初夜なのに……。
「でも……今ので逆に肩の力が抜けた」
「……気が張ってた?」
「当たり前だろ……。大切な相手だ。傷つけないように、優しく抱きたい……。緊張もする」
「お……、おお……」
思わず視線をそらしながら、胸に手を当てる。
こいつ、どこまで俺に惚れさせる気だ。油断も隙もあったものじゃない。
アルチュールから鍵を渡され、それを受け取る。少し手が震えたのは、怖いのか期待なのか……。
それから胸の奥のざわつきをなだめるように、ほんの少しの間、目を閉じて落ち着いたところでそっと扉を開けた。
アルチュールは先に、食堂に夕食を取りに行ってくれることになった。
そのあいだ、俺はロジェから届いた香油セットのうち、オーキッドのラベルが貼られた乳白色のボトルを一本と、ストンボアの腸から作られた補助具を一つ手に取り、服を脱いでシャワー室へ向かう。
事前洗浄用――ということは、多分、例のアレで、ああしてそうして、アレだな。
……アレしか言ってないな、俺。
ガラス越しにとろんと揺れる半液体は、掌に少し乗せると熟れかけの洋梨や白桃のようなとても甘い香りがした。シャワーのコックを捻り髪を濡らさないよう湯を出しながら、それをためらいなく繋がる場所に塗り込んで指に補助具を付け、中を丁寧に洗う。
先日から、少しずつ一人で準備をしていたせいか、既に指一本程度なら全く圧迫感もない。
『一打入魂、日々鍛錬』――俺のモットーだ。
にしても、これまで使っていた“粘膜にも可”とレオに教えてもらったハンドクリーム用の植物の樹液より、やっぱり香油は格段に扱いやすい。
馴染み方も、滑りも、まるで別物としか言いようがない。
やっぱりロジェに相談したのは間違っていなかった。
それ専用の用途に合わせて作られたものは、こうも違うもんなんだな、と思いながら、つー……っとゆっくり指を抜きシャワーで流したあと、もう一度、香油を使って今度は今まで触れたことのない奥までぐいっと入れてみると、ほんの少しだけ皮膚がひりつくような――けれど、不思議な高揚がじんわりと腹の底に灯った。
なんだ、これ……?
凄いな俺。ビッチの才能が開花し始めてるんじゃないのか?
よしっ、もう一本、いってみよう。
男の子の好奇心ってものは、止めようとしても止まらないんだよ。特にこういう方面に関しては。
シャワールームの壁に上半身の体重を預け、意識を後ろに集中する。難なく飲み込んだ二本の指をずくずくと動かすたびに、ひやりとしたタイルに胸の突起が触れる。心地良い――身体のこわばりがほどけていき、覚えず「あっ……ん」と甘やかな声がもれた。
今度から、一人でするときにこれも追加でやってみよう。
湯気に包まれながら荒くなる息を抑えたくて下唇を噛む。
鏡に映る自分の顔は、あまりにも煽情的でほんのりと赤い。
「あっ……、やばい……、んっ」
ゆるゆると勃ち上がった俺の先端からこぼれた先走りが太ももを伝い、すぐに熱いシャワーに混ざって流れていった。
たまらない。
目を閉じ、アルチュールの名を、かすかに唇でなぞったその瞬間だった。気配も、足音も、ましてや扉の開くわずかな音さえも感じ取れないまま、背後からそっと腕がまわり、一糸まとわぬ男に静かに抱きしめられた。いつの間に戻って来ていたんだろう。
「ア……、アル……チュール……」
「セレス、自分だけでずるい」
手首を持たれ、指が抜かれる。
「なるほど……、このストンボアの腸は、こういう使い方もできるんだな」
指に馴染んでいたはずの補助具がするりと抜け、かすかな弧を描いて濡れた床へと落ちていく。
次の瞬間、振り向いた俺の唇にアルチュールが食らいついて来て、舌を差し込みながらうしろの蕾に自らの指を押し付けてきた。
「んっ、……あ、だめっ……、んんっ、洗浄は、自分でする、から……」
キスの合間に抗議するも、こちらの言葉など意に介した様子は皆無。
「嫌だ。俺もしたい……」
なんて聞き分けの悪いワンコなんだろう……、と胸の中で呆れ半分に思いながらアルチュールの顔を見ると、視線がぶつかったその瞳に、ぞわりと肌が粟だった。
以前のような無邪気にじゃれついてきた面影はどこにもない。深い森の奥底で光を潜ませるような、鋭く研ぎ澄まされた眼差し。
本性のままの狼がこちらを覗いているようだった。
その腕を押さえようと手を伸ばした瞬間、指先がバングルの冷たい金属に触れる。俺が今日買って、彼に渡したものだ。
止めるつもりで掴んだはずが、妙に愛しくて思わず力が抜けた。
俺の心中を見透かした剣士の指が、蕾の縁をなぞり、侵入して来る。
「あっ……」
「凄い……。セレスの中、あたたかくて……柔らかい」
既にぬかるんでいたそこは、彼の指を二本も旨そうに迎え入れていた。ゆっくりと出し入れされると、ぞくりとした震えが背を駆け登る。
俺は喉の奥で鳴いた。
ほんと、なんだ、これ……?
学院に戻ると、夕暮れの中庭はすでに静かになっていた。
寮に入り、まずは荷物を置いて、ネージュとシエルを俺の部屋へ戻す。
「じゃ、おやすみパパ、ママ!」
「卒爾ながら、今夜は、臆さず頑張って来なせぇ。拙者、影ながらこの戦、応援しているでござる。ご武運を」
「誰が何を頑張るんだよ!!! つーーか、喋り方、戻せよっ」
「はて、面妖な……、どうにも戻らなくなってきたでござるよ……」
「セレス」
「なんだよっ、アルチュール」
「可愛いから、このままでいい」
「親バカかよっ」
もはや突っ込む気力も半分くらいだったが、とりあえず一言は言わずにいられない。
扉が閉まる直前まで、ネージュとシエルは「パパがんばれー」「母上っ、お気張りやすでござるっ」「奇石通信、ずっとオンにしてくれてもいいんだぜー!」と羽を振っていた。
「しねぇーわっ!」
なんなんだよ、もう。
深いため息をつきながら、俺はアルチュールと視線を交わした。
「……行くか、アルチュール」
「……ああ」
向かう先は、もちろんアルチュールの部屋。
「なんか俺たち、全然、色っぽくないな」
初夜なのに……。
「でも……今ので逆に肩の力が抜けた」
「……気が張ってた?」
「当たり前だろ……。大切な相手だ。傷つけないように、優しく抱きたい……。緊張もする」
「お……、おお……」
思わず視線をそらしながら、胸に手を当てる。
こいつ、どこまで俺に惚れさせる気だ。油断も隙もあったものじゃない。
アルチュールから鍵を渡され、それを受け取る。少し手が震えたのは、怖いのか期待なのか……。
それから胸の奥のざわつきをなだめるように、ほんの少しの間、目を閉じて落ち着いたところでそっと扉を開けた。
アルチュールは先に、食堂に夕食を取りに行ってくれることになった。
そのあいだ、俺はロジェから届いた香油セットのうち、オーキッドのラベルが貼られた乳白色のボトルを一本と、ストンボアの腸から作られた補助具を一つ手に取り、服を脱いでシャワー室へ向かう。
事前洗浄用――ということは、多分、例のアレで、ああしてそうして、アレだな。
……アレしか言ってないな、俺。
ガラス越しにとろんと揺れる半液体は、掌に少し乗せると熟れかけの洋梨や白桃のようなとても甘い香りがした。シャワーのコックを捻り髪を濡らさないよう湯を出しながら、それをためらいなく繋がる場所に塗り込んで指に補助具を付け、中を丁寧に洗う。
先日から、少しずつ一人で準備をしていたせいか、既に指一本程度なら全く圧迫感もない。
『一打入魂、日々鍛錬』――俺のモットーだ。
にしても、これまで使っていた“粘膜にも可”とレオに教えてもらったハンドクリーム用の植物の樹液より、やっぱり香油は格段に扱いやすい。
馴染み方も、滑りも、まるで別物としか言いようがない。
やっぱりロジェに相談したのは間違っていなかった。
それ専用の用途に合わせて作られたものは、こうも違うもんなんだな、と思いながら、つー……っとゆっくり指を抜きシャワーで流したあと、もう一度、香油を使って今度は今まで触れたことのない奥までぐいっと入れてみると、ほんの少しだけ皮膚がひりつくような――けれど、不思議な高揚がじんわりと腹の底に灯った。
なんだ、これ……?
凄いな俺。ビッチの才能が開花し始めてるんじゃないのか?
よしっ、もう一本、いってみよう。
男の子の好奇心ってものは、止めようとしても止まらないんだよ。特にこういう方面に関しては。
シャワールームの壁に上半身の体重を預け、意識を後ろに集中する。難なく飲み込んだ二本の指をずくずくと動かすたびに、ひやりとしたタイルに胸の突起が触れる。心地良い――身体のこわばりがほどけていき、覚えず「あっ……ん」と甘やかな声がもれた。
今度から、一人でするときにこれも追加でやってみよう。
湯気に包まれながら荒くなる息を抑えたくて下唇を噛む。
鏡に映る自分の顔は、あまりにも煽情的でほんのりと赤い。
「あっ……、やばい……、んっ」
ゆるゆると勃ち上がった俺の先端からこぼれた先走りが太ももを伝い、すぐに熱いシャワーに混ざって流れていった。
たまらない。
目を閉じ、アルチュールの名を、かすかに唇でなぞったその瞬間だった。気配も、足音も、ましてや扉の開くわずかな音さえも感じ取れないまま、背後からそっと腕がまわり、一糸まとわぬ男に静かに抱きしめられた。いつの間に戻って来ていたんだろう。
「ア……、アル……チュール……」
「セレス、自分だけでずるい」
手首を持たれ、指が抜かれる。
「なるほど……、このストンボアの腸は、こういう使い方もできるんだな」
指に馴染んでいたはずの補助具がするりと抜け、かすかな弧を描いて濡れた床へと落ちていく。
次の瞬間、振り向いた俺の唇にアルチュールが食らいついて来て、舌を差し込みながらうしろの蕾に自らの指を押し付けてきた。
「んっ、……あ、だめっ……、んんっ、洗浄は、自分でする、から……」
キスの合間に抗議するも、こちらの言葉など意に介した様子は皆無。
「嫌だ。俺もしたい……」
なんて聞き分けの悪いワンコなんだろう……、と胸の中で呆れ半分に思いながらアルチュールの顔を見ると、視線がぶつかったその瞳に、ぞわりと肌が粟だった。
以前のような無邪気にじゃれついてきた面影はどこにもない。深い森の奥底で光を潜ませるような、鋭く研ぎ澄まされた眼差し。
本性のままの狼がこちらを覗いているようだった。
その腕を押さえようと手を伸ばした瞬間、指先がバングルの冷たい金属に触れる。俺が今日買って、彼に渡したものだ。
止めるつもりで掴んだはずが、妙に愛しくて思わず力が抜けた。
俺の心中を見透かした剣士の指が、蕾の縁をなぞり、侵入して来る。
「あっ……」
「凄い……。セレスの中、あたたかくて……柔らかい」
既にぬかるんでいたそこは、彼の指を二本も旨そうに迎え入れていた。ゆっくりと出し入れされると、ぞくりとした震えが背を駆け登る。
俺は喉の奥で鳴いた。
ほんと、なんだ、これ……?
あなたにおすすめの小説
召喚された聖女の俺は生真面目な護衛騎士に愛されたい
緑虫
BL
バイト帰りにコンビニを出た瞬間、西洋風な服装のおじさんたちに囲まれた片桐隼人(かたぎり はやと)。
「聖女様が御姿を現されたぞ!」
「え、あ、あの」
だが、隼人を聖女と呼ぶ赤毛の王子は隼人が男と知ると態度を豹変。金髪碧眼の美貌の騎士レオが「――ここにもうひとりおります!」と言ったことで、聖女召喚に巻き込まれただけの一般人としてレオと共に城を追い出されてしまう。
てっきりこれはドッキリの類だと思い込む隼人は、「早く家に帰ってインスタント焼きそば(辛子マヨネーズ味)を食べたい!」と願うが、事はそううまくは運ばない。
「我レオ・フェネオン、騎士の名誉に誓い、真の聖女様に揺るぎなき忠誠を捧げる」
あまつさえ、レオにそんなことを言われてしまう。
レオに連れられて異世界を移動するうちに、魔物に襲われてしまう二人。
光り輝く剣で敵を倒すレオは格好いいけど、隼人は最早リバース寸前だった。
――ここまできたら、いい加減認めざるを得ない。俺がいる場所が施設の中とかプロジェクションマッピングとかじゃなくて、本物の異世界だってことを!
だが、元の世界に帰る為には、別の召喚陣がある場所まで行かなければならない。そんな訳でレオと二人、隣国に向けて逃亡を始めた。
レオ以外に頼る相手のいない隼人は、ひとりになった瞬間恐怖に襲われる。
するとレオが「では、私の祖国に到着し王家に保護されるまでの間、私とハヤトは結婚を間近に控えた恋人同士の設定でいきましょう」と何故か言い出し――?
オメガバースは独自設定です。ご了承下さい。
秘密多き生真面目イケメン騎士攻めx明るい勤労大学生受け
ハピエン、完結保証。ムーンライトノベルズにも掲載中。
聖女(男)・騎士・追放・後宮・溺愛・執着・王子・異世界・召喚・敵国・偽装・オメガバース(α、Ω)
本の虫な転生赤ちゃんは血塗りの宰相の義愛娘~本の世界に入れる『ひみちゅのちから』でピンチの帝国を救ったら、冷酷パパに溺愛されてます
青空あかな
ファンタジー
ブラック企業に勤める本の虫でアラサーOLの星花は、突然水に突き落とされた衝撃を感じる。
藻掻くうちに、自分はなぜか赤ちゃんになっていることを理解する。
溺死寸前の彼女を助けたのは、冷徹な手腕により周囲から「血塗りの宰相」と恐れられるアイザック・リヴィエール公爵だった。
その後、熱に浮かされながら見た夢で前世を思い出し、星花は異世界の赤ちゃんに転生したことを自覚する。
目覚めた彼女は周囲の会話から、赤ちゃんの自分を川に落としたのは実の両親だと知って、強いショックを受けた。
前世の両親もいわゆる毒親であり、今世では「親」に愛されたかったと……。
リヴィエール公爵家の屋敷に連れて行かれると、星花にはとても貴重な聖属性の魔力があるとわかった。
アイザックに星花は「ステラ」と名付けられ彼の屋敷で暮らすようになる。
当のアイザックとはほとんど会わない塩対応だが、屋敷の善良な人たちに温かく育てられる。
そんなある日、精霊と冒険する絵本を読んだステラはその世界に入り込み、実際に精霊と冒険した。
ステラには「本の世界に入り込み、その本の知識や内容を実際に体験したように習得できる特別な力」があったのだ。
彼女はその力を使って、隣国との条約締結に関する通訳不在問題や皇帝陛下の病気を治す薬草探索など、様々な問題を解決する。
やがて、アイザックは最初は煩わしかったはずのステラの活躍と愛らしさを目の当たりにし、彼女を「娘として」大切に思うようになる。
これは赤ちゃんに転生した本好きアラサーの社畜OLが、前世の知識と本好きの力を活かして活躍した結果、冷徹な義父から溺愛される話である。
僕に双子の義兄が出来まして
サク
BL
この度、この僕に双子の義兄が出来ました。もう、嬉し過ぎて自慢しちゃうよ。でも、自慢しちゃうと、僕の日常が壊れてしまう気がするほど、その二人は人気者なんだよ。だから黙って置くのが、吉と見た。
そんなある日、僕は二人の秘密を知ってしまった。ん?知っているのを知られてしまった?が正しいかも。
ごめんよ。あの時、僕は焦っていたんだ。でもね。僕の秘密もね、共有して、だんだん仲良くなったんだよ。
…仲良くなったと、そう信じている。それから、僕の日常は楽しく、幸せな日々へと変わったんだ。そんな僕の話だよ。
え?内容紹介が内容紹介になってないって?気にしない、気にしない。
人気アイドルの俺、なぜかメンバー全員に好かれてます
七瀬
BL
デビュー4年目の人気アイドルグループ「ECLIPSE(エクリプス)」に所属する芹沢 美澄(せりざわみすみ)は、昔からどこか抜けていてマイペースな性格。
歌もダンスも決して一番ではないはずなのに、なぜかファンからもメンバーからも目を離されない存在だった。
世話焼きな幼なじみ、明るく距離の近い同い年、しっかり者で面倒見のいい年上、掴みどころのない自由人、そして無言で隣にいるリーダー——。
気づけば、美澄の周りにはいつも誰かがいて、当たり前のように甘やかされていく。
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
春野くんち―僕の日常は、過保護な兄弟たちに囲まれている―
猫に恋するワサビ菜
BL
春野家の朝は、いつも賑やかで少しだけ過保護。
穏やかで包容力のある長男・千隼。
明るくチャラめだが独占欲を隠さない次男・蓮。
家事万能でツンデレ気味な三男・凪。
素直になれないクールな末っ子・琉生。
そして、四人の兄弟から猫のように可愛がられている四男の乃空。
自由奔放な乃空の振る舞いに、兄たちは呆れながらも、とろけるような笑顔で彼を甘やかす。
病み墜ちした騎士を救う方法
無月陸兎
BL
目が覚めたら、友人が作ったゲームの“ハズレ神子”になっていた。
死亡フラグを回避しようと動くも、思うようにいかず、最終的には原作ルートから離脱。
死んだことにして田舎でのんびりスローライフを送っていた俺のもとに、ある噂が届く。
どうやら、かつてのバディだった騎士の様子が、どうもおかしいとか……?
※欠損表現有。本編が始まるのは実質中盤頃です
弱々な僕を助けてくれたのは、伝説級のドラゴンおじさんでした
チョロケロ
BL
森で薬草採取をしていたシドルは迷子になり、黒いドラゴンに出会う。逃げようとして転んでしまい、足を怪我してしまった。死を覚悟したシドルに、ドラゴンが話しかけてきた。「怪我が治るまで私の住処にいなさい。このままでは魔物達のいい餌だ」食べられる恐怖もあったが、ドラゴンは人間は食べないと言ったので、その言葉を信じて住処に向かう。そこでドラゴンに甲斐甲斐しく世話を焼かれ、徐々に懐いてしまうシドルなのだった。
ドラゴンは人型になれます。
※ムーンライトノベルズ様でも投稿しています。
※宜しくお願いします。