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Ⅱ ストーカーナンテシラナイ
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ー日向 sideー
「……………んっ……」
…いつの間に、寝ていたのだろうか。
……あれ……
これ、俺の匂いじゃない。
と、いきなり意識が流れ込んでくる。
「………っえ……ここ……、」
どこだ?
知らない部屋。
きっと、動画で使うような機材。
綺麗に片付けられた本棚。
少し明かりが差すカーテン。
少し開いたままのクローゼット。
ふかふかなベット。
少し俺の部屋と似ているが、
圧倒的にこの部屋の方が綺麗だった。
「ぁっ………起きた?!」
この声、聞き覚えが……
扉がバンッと開け放たれ、ある人が入ってくる。
いきなりの展開に動揺して、ベットから抜け出し、すぐさま警戒する。
「ふふっ、初めまして……じゃないけど、初めまして、日向くん!」
ここどこだ!?
何で僕の名前を!?
ってか、お前は______!
「何、全部声漏れてるよ?w」
「…………っ…、」
「……ねえ、俺のこと知ってるでしょ、」
「…………あぁ、」
「俺、警戒されてない?w
いつもと声違うし、何か睨まれてるw」
当たり前だろ?
んなもん……
警戒しないやつなんているか?
逆に。
「まぁ、どうせ一緒に住むからなぁ…」
…………は?
何言って______
「俺は、野宮雷飛。
まぁ、知ってるだろうけど……
実況者、ひゅーま。」
だよな、
僕の「推し」。
昨日まで、ひゅーまの声を聴いていた…
「そして、君のストーカー。」
「…………………、は……?」
ストーカー……?
あの、「推し」が?
「推し」が?
ん?
複雑な、
「そう、正真正銘、日向のストーカー。
君が実況者オタクだって知ったから、実況者を始めた。
だから、君がリスナーだって事も知ってる。
だから、君の正体……
「光」も、裏垢も、性格も、勿論名前も、全部知ってる。」
…………怖っ……
僕にストーカー…?
んな、ただの「一般人」に……
「ごめんね、俺、自分を止められなくて。
だから、誘拐しちゃった☆」
「………☆付けて言うことじゃない…」
「…www」
「…………っ…」
笑顔…
なんか、……かっこいいな、
って、ストーカーにそんなこと思うなよ…
「………ねぇ、俺の家住まない?」
「……はぁっ……!?」
誘拐相手の家!?
住むわけないでしょ!?
ってかいきなり!?
無理無理無理……
「…って、無理だよねぇ…w
こんなストーカーの家に。w」
なんだ……
わかってるじゃん。
……………って、なんかジリジリ近づいてきてるんだけど、
反射的に後ろに下がってしまう。
ドンッ
は……?
壁、ドン……?
生涯で初だぞ………?
「…………なぁ……駄目かなぁ……?」
「………ッ……!//」
な………
恥ずいって……
と、束の間。
いきなり僕の唇に唇を重ねてきて。
舌が口に入りこんでくる。
クチュッ
「……ッ……ひゅーみゃ、さん……!?//」
そのまま舌を動かしてくる。
チュクッ…レロッ…
「……ハァ…ハァ、ッ…」
………初対面に……
いや、初対面じゃないか。
僕にすることじゃ……
ないって……
「ひゅーまじゃない、ここでの俺は、雷飛」
「……………」
「ね、少しはここに居る気になった?w」
いくらあんなことしたからって…
僕は……
動かない……
ストーカー……だから、
「…………無理、…」
「……そっか、w」
と、ジャラッと音をたてて何かが出てくる。
「……………手錠……!?」
「誘拐するくらい、俺は日向の事が好き。
だから、監禁して愛でたって良い」
「………何で、そんな……」
「日向が好きだから」
「…………、」
「そんなに身体が強くない、体力が少ない君じゃ、大人の俺からは抜け出せない、だから、
監禁されるか、一緒に住むか。
どちらかだよ。」
何で、2択しか……
でも、抜け出すことはどう考えても不可だ。
逃げられない。
なら、なら______
「ここに、住むよ」
「……………んっ……」
…いつの間に、寝ていたのだろうか。
……あれ……
これ、俺の匂いじゃない。
と、いきなり意識が流れ込んでくる。
「………っえ……ここ……、」
どこだ?
知らない部屋。
きっと、動画で使うような機材。
綺麗に片付けられた本棚。
少し明かりが差すカーテン。
少し開いたままのクローゼット。
ふかふかなベット。
少し俺の部屋と似ているが、
圧倒的にこの部屋の方が綺麗だった。
「ぁっ………起きた?!」
この声、聞き覚えが……
扉がバンッと開け放たれ、ある人が入ってくる。
いきなりの展開に動揺して、ベットから抜け出し、すぐさま警戒する。
「ふふっ、初めまして……じゃないけど、初めまして、日向くん!」
ここどこだ!?
何で僕の名前を!?
ってか、お前は______!
「何、全部声漏れてるよ?w」
「…………っ…、」
「……ねえ、俺のこと知ってるでしょ、」
「…………あぁ、」
「俺、警戒されてない?w
いつもと声違うし、何か睨まれてるw」
当たり前だろ?
んなもん……
警戒しないやつなんているか?
逆に。
「まぁ、どうせ一緒に住むからなぁ…」
…………は?
何言って______
「俺は、野宮雷飛。
まぁ、知ってるだろうけど……
実況者、ひゅーま。」
だよな、
僕の「推し」。
昨日まで、ひゅーまの声を聴いていた…
「そして、君のストーカー。」
「…………………、は……?」
ストーカー……?
あの、「推し」が?
「推し」が?
ん?
複雑な、
「そう、正真正銘、日向のストーカー。
君が実況者オタクだって知ったから、実況者を始めた。
だから、君がリスナーだって事も知ってる。
だから、君の正体……
「光」も、裏垢も、性格も、勿論名前も、全部知ってる。」
…………怖っ……
僕にストーカー…?
んな、ただの「一般人」に……
「ごめんね、俺、自分を止められなくて。
だから、誘拐しちゃった☆」
「………☆付けて言うことじゃない…」
「…www」
「…………っ…」
笑顔…
なんか、……かっこいいな、
って、ストーカーにそんなこと思うなよ…
「………ねぇ、俺の家住まない?」
「……はぁっ……!?」
誘拐相手の家!?
住むわけないでしょ!?
ってかいきなり!?
無理無理無理……
「…って、無理だよねぇ…w
こんなストーカーの家に。w」
なんだ……
わかってるじゃん。
……………って、なんかジリジリ近づいてきてるんだけど、
反射的に後ろに下がってしまう。
ドンッ
は……?
壁、ドン……?
生涯で初だぞ………?
「…………なぁ……駄目かなぁ……?」
「………ッ……!//」
な………
恥ずいって……
と、束の間。
いきなり僕の唇に唇を重ねてきて。
舌が口に入りこんでくる。
クチュッ
「……ッ……ひゅーみゃ、さん……!?//」
そのまま舌を動かしてくる。
チュクッ…レロッ…
「……ハァ…ハァ、ッ…」
………初対面に……
いや、初対面じゃないか。
僕にすることじゃ……
ないって……
「ひゅーまじゃない、ここでの俺は、雷飛」
「……………」
「ね、少しはここに居る気になった?w」
いくらあんなことしたからって…
僕は……
動かない……
ストーカー……だから、
「…………無理、…」
「……そっか、w」
と、ジャラッと音をたてて何かが出てくる。
「……………手錠……!?」
「誘拐するくらい、俺は日向の事が好き。
だから、監禁して愛でたって良い」
「………何で、そんな……」
「日向が好きだから」
「…………、」
「そんなに身体が強くない、体力が少ない君じゃ、大人の俺からは抜け出せない、だから、
監禁されるか、一緒に住むか。
どちらかだよ。」
何で、2択しか……
でも、抜け出すことはどう考えても不可だ。
逃げられない。
なら、なら______
「ここに、住むよ」
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