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奥さまはモンバス姉さん編
36 転入生が多すぎる その3
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※主な登場人物
石川瀬利亜 熱血スーパーヒロイン。一人ノリツッコミが特技。奥さまはモンバス姉さん。
錦織光一 瀬利亜はんの旦那。関西弁を操るイケメン。瀬利亜はんとの夫婦漫才が得意。
リディア・アルテア・サティスフィールド 瀬利亜はんの両親と瀬利亜はんの心友のゆるふわ超絶美女。世界最高の魔法使い。
北川望海 コンバット系の魔法少女にして、スーパーヒロイン。完璧な美少女で、瀬利亜はんを尊敬している。
ドクターフランケン 元悪の天才科学者。生活力皆無で、いろいろ抜けている。
格納庫のような場所に高さが50メートル以上あろうとかというロボットがそこにはあった。
白、銀、クリーム色を基調にした女性的なフォルムは……シードラゴンマスクに非常によく似ているのですが…。
「見たまえ、これこそが我々『地底科学研究所』の技術の粋を集めて作られた巨大ロボット『シードラゴンZ』だ!」
あのう、シードラゴンZ…て…。
そのフォルムを見て、名前を聞いたみんなが思わず固まっている。
「なんと、主題歌まであるぞ!!
『シードラゴンZの唄』
空にそびえる白銀の城♪ スーパーロボット シードラゴンZ♪」
いやいや、見た目だけでなくて、歌までパクリだよね??!!
「それだけではない!なんと、操縦するのにコントロールレバーではなく、操縦者の動きをトレースするようになっているのだ!!
それに伴い、ちゃんとロボットが技の名前まで叫ぶ仕様になっているのだ!」
『シードラゴン百裂拳!!』
いやいや、私の声をちょっとメカニカルにして再生しているよ?!!
「待ってください!いろいろおかしいです!!これ、どう見てもモデルは私ですよね?!」
「…ああ、その通りだ…。あれはもう、二年近く前になるかな…。」
そう言ってマグナ博士は語り始めた。
二年前のある日、秘書に言い寄って振られたマグナ博士は失恋の傷を癒そうと地上に出て、湘南の海を散策していた。
「マーシャくん…君の笑顔、そして、君の特大の胸ときゅっと絞ったウエスト…それから胸に比べて控えめなお尻と…。」
なんですか?!そのスケベな回想は!!そんなことだから振られるんですよね?!
海をとてもアンニュイな気分で散策していたところ、突如、警報が鳴って大きなアナウンスがあった。
なんと、海の大怪獣ゴメラが海岸に向かって沖から突進してきたのだった!!
……その日は同じ海岸で私と光ちゃんも『失恋』してた黄昏ていたのですが…。
マグナ博士は思わず携帯していた『地底光線銃』を使おうとした時、地球防衛軍のスーパーファルコン、そして、その後巨大ヒーローザップマンが現れた。しかし、どちらもゴメラの圧倒的な力に粉砕されてしまった。
博士は悟った。自分の持っている小さな『地底光線銃』ではあのゴメラは倒せない…と。
その時、小さな白銀の影が現れ、ゴメラを沖まで蹴飛ばし、今まさに倒されんとしていたザップマンを救うのをマグナ博士は呆然としながら眺めていた。
それが、無敵のスーパーヒロイン、シードラゴンマスクとマグナ博士の(一方的な)出逢いであった。
倒すだけならもっと早く倒せるはずのゴメラをシードラゴンマスクは三時間の激闘で心服させ、ゴメラは海に帰っていった。
強いだけのスーパーヒーローやモンスターバスターは博士は何人も知っていた。
しかし、強さ、優しさと配慮、美しさを兼ね備えたスーパーヒロインはマグナ博士は始めて見たのだった。
なにより、ボンきゅボンのスタイルの良さを非常に気に入ったのだった。
……いやいや、どうしてそこを強調するんですか?!!!
ゴメラが撃退され、地底に戻ってからも博士はボンきゅボン…もとい、シードラゴンマスクの雄姿が忘れられなかった。
そこで、自らの知力・体力・時の運・人脈の全てを総動員し、あこがれのスーパーヒロイン、シードラゴンマスクにちなんだ巨大ロボットを作成した。
その情熱は結実し、完成品『シードラゴンZ』は今までで群を抜いて素晴らしい性能の巨大ロボットになった。
だが、一つ、思いもよらない欠陥があった。
シードラゴンマスク並みかそれに近い運動能力が無ければシードラゴンZの性能を充分に発揮しきれないのだ。
「そこで、残念ながらシードラゴンZはしばし、封印せざるを得なかったわけさ。」
さも残念そうにマグナ博士が語る。
「…叔父様、だ・か・ら・このロボットのことを秘密にしておかれたのですね!
『結果的に使えない』ロボットに多額の予算と時間を投入されたから!」
「な…なんのことかな?…ほら、幸いなことにここに瀬利亜さんがおられるじゃないか♪」
…えーと、ドクターフランケン並みの『逸材』が地下にもおられたようです。
なお、現在楓さんが『私が用意したハリセン』でマグナ博士をびしばしやっておられます。
「緊急警報!緊急警報!敵『地底巨人』が『地底戦闘員』を伴って襲来しました!」
研究所に警報とアナウンスが流れた。
地底戦闘員たちは黒ずくめに体の前面に白い蛍光塗料でドクロ模様を描いたマッチョ集団だった。
そして、地底巨人たちは…『怪奇くも巨人』、『恐怖蝙蝠巨人』、『怪人サソリ巨人』と言った……なんで初代仮面ラ◎ダーをもじった巨人たちなんですか??!!
「よし、瀬利亜さん!出撃をお願いします!!」
「了解!!」
五分後、あっさり巨人と戦闘員たちを粉砕して戻ってきました。
「『粉砕』終了です!あれ?みんなどうされたんですか?」
戦闘員たちの殲滅をお願いした望海ちゃんと一緒に戻るとみんなが呆然としていた。
「…石川、どうして、シードラゴンZに乗らなかったんだ?」
最初に我に返った橋本君が口を開く。
「え?だって、わざわざロボットに乗らなくてもそのままぶん殴った方が早そうだったから。」
「「「「……。」」」」
みんなはしばし、言葉を失っていたが、間もなくマグナ博士が膝を着いた。
「なんということだ!!わしの渾身の傑作は意味がなかったのいうのか??!!」
苦悶の表情を浮かべ、マグナ博士は頭をかきむしっている。
「……そうですよね、本物がいてすら、開発が無駄だったとなると…。」
楓さんの指摘にマグナ博士は冷や汗をだらだらとかいている。
「ふっふっふ、安心しいや!話は全て聞いたんや!!」
突然、研究室の扉を開けて聞き覚えのある声が飛び込んできた。
「わてらの手でシードラゴンZを実戦仕様に強化改造させていただこうやないですか!!」
「魔法技術を駆使すれば大幅なパワーアップが見込めますよ♪」
「元はいいのだから、それを生かすのはわしらの得意技だ!」
…光ちゃん、アルさん、ドクターフランケンが笑顔でそれぞれ宣言する。
普段ならものすごく頼りになる人たちなのですが、今回に限っては不安がものすごく増大します。
「なんと、この『シルフ号』に乗ったまま搭乗する画期的なシステムを考案したんや!」
私のオートバイまで持ってきたんですか?!
みなさま趣味に走りすぎです!!
「皆さん、待ってください。」
そんな光ちゃんたちに向かって望海ちゃんが歩いていく。
おおっ!!冷静な判断力に定評のある望海ちゃんならみんなをうまく説得してくれるよね♪
「シルフ号の一件聞かせていただいたのですが、兵器と威力や使いやすさのバランスがいまいち取れていないようです。
私はこう見えても兵器使用を専門にさせていただきますので、バランス取りをサポートさせていただければありがたいです。」
いやいや、望海ちゃんも『あっち側』の人だったよ??!!
「ちょっと待って、どうしてみんな、そんなに一生懸命シードラゴンZを改良しようとするの?!」
私の問いに光ちゃん、アルさん、望海ちゃんはにっこりと笑った。
「「「瀬利亜ちゃん(はん、さん)をモデルにしたロボットに瀬利亜ちゃん(はん、さん)が乗って活躍するのを見たいから!!!」」」
……みんな、気持ちはありがたいです…ありがたいのですが……。
『愛が重い』という言葉を今日ほど意識したのは生まれて初めてです…。
ドクターフランケン 48歳 人間 男
レベル 391
HP 280
MP 2800
(中略)
【技能】医学LV47 科学(工学)LV125 プログラミングLV82
【称号】天才マッドサイエンティスト 秘密結社スーパーモンスターズ元大幹部
マグナ博士をさらに上回る技術系の技能です。…まあ、期待しましょうか…。
錦織 光一 23歳 人間 男性
レベル 442
HP 980
MP 3200
(中略)
【技能】古武術(LV45) プログラミング(LV141) 工学(LV102) 料理(LV16)
【称号】異世界召喚勇者 電脳マジシャン
【特記事項】昨夜もお楽しみでしたね♪
瀬利亜はんを愛するあまり、四日離れたら寂しくて死んでまうんや!(確定)
技能はいいんだけれども…特記事項はなんですか??!!
みんな引いちゃってますよ!!
「瀬利亜はん!特訓の末に離れて大丈夫な日数が増えたんや!!」
いやいや、自慢できることじゃないからね?!!
リディア アルテア サティスフィールド 35歳 人間 女性
レベル 2442
HP 888
MP 580000
(中略)
【技能】戦闘用魔術(LV441)森羅万象の知識(測定不能) 料理(LV22)
【称号】異世界召喚勇者 大魔女リディア
【特記事項】昨夜もお楽しみでしたね♪
瀬利亜ちゃんを愛するあまり、四日離れたら寂しくて死んでまうかも…。(推定)
【特記事項】…は置いておいて…レベルと技能とMPが超絶しています。ちなみにロボット改造に使うのは『森羅万象の知識』だそうなので、ご本人のやる気次第ではどこまで何が起こるか想像もつきません。
特記事項に戻ると……男性陣全員鼻血吹いているじゃないですか!!
「あらあ、昨夜は巧さんとオールナイトの映画に行ったのよ♪」
そっちですか??!!紛らわしすぎです!!
それから…なんでアルさんまで『四日離れたら』があるんですか??!!
普通、私じゃなくて、対象は旦那さんでしょ?!!
「ほら、私、ヒッキーでシャイなニートだから♪」
意味がわかりません!!それから、どうして私の後ろに回ってくっつくんですか??!
はっ?!!望海ちゃんには特記事項に『四日離れたら』とかなかったよね?!
良かったよかった。
……望海ちゃん!『その手があったか♪』とか小さな声で納得しないで下さい!!
続く
石川瀬利亜 熱血スーパーヒロイン。一人ノリツッコミが特技。奥さまはモンバス姉さん。
錦織光一 瀬利亜はんの旦那。関西弁を操るイケメン。瀬利亜はんとの夫婦漫才が得意。
リディア・アルテア・サティスフィールド 瀬利亜はんの両親と瀬利亜はんの心友のゆるふわ超絶美女。世界最高の魔法使い。
北川望海 コンバット系の魔法少女にして、スーパーヒロイン。完璧な美少女で、瀬利亜はんを尊敬している。
ドクターフランケン 元悪の天才科学者。生活力皆無で、いろいろ抜けている。
格納庫のような場所に高さが50メートル以上あろうとかというロボットがそこにはあった。
白、銀、クリーム色を基調にした女性的なフォルムは……シードラゴンマスクに非常によく似ているのですが…。
「見たまえ、これこそが我々『地底科学研究所』の技術の粋を集めて作られた巨大ロボット『シードラゴンZ』だ!」
あのう、シードラゴンZ…て…。
そのフォルムを見て、名前を聞いたみんなが思わず固まっている。
「なんと、主題歌まであるぞ!!
『シードラゴンZの唄』
空にそびえる白銀の城♪ スーパーロボット シードラゴンZ♪」
いやいや、見た目だけでなくて、歌までパクリだよね??!!
「それだけではない!なんと、操縦するのにコントロールレバーではなく、操縦者の動きをトレースするようになっているのだ!!
それに伴い、ちゃんとロボットが技の名前まで叫ぶ仕様になっているのだ!」
『シードラゴン百裂拳!!』
いやいや、私の声をちょっとメカニカルにして再生しているよ?!!
「待ってください!いろいろおかしいです!!これ、どう見てもモデルは私ですよね?!」
「…ああ、その通りだ…。あれはもう、二年近く前になるかな…。」
そう言ってマグナ博士は語り始めた。
二年前のある日、秘書に言い寄って振られたマグナ博士は失恋の傷を癒そうと地上に出て、湘南の海を散策していた。
「マーシャくん…君の笑顔、そして、君の特大の胸ときゅっと絞ったウエスト…それから胸に比べて控えめなお尻と…。」
なんですか?!そのスケベな回想は!!そんなことだから振られるんですよね?!
海をとてもアンニュイな気分で散策していたところ、突如、警報が鳴って大きなアナウンスがあった。
なんと、海の大怪獣ゴメラが海岸に向かって沖から突進してきたのだった!!
……その日は同じ海岸で私と光ちゃんも『失恋』してた黄昏ていたのですが…。
マグナ博士は思わず携帯していた『地底光線銃』を使おうとした時、地球防衛軍のスーパーファルコン、そして、その後巨大ヒーローザップマンが現れた。しかし、どちらもゴメラの圧倒的な力に粉砕されてしまった。
博士は悟った。自分の持っている小さな『地底光線銃』ではあのゴメラは倒せない…と。
その時、小さな白銀の影が現れ、ゴメラを沖まで蹴飛ばし、今まさに倒されんとしていたザップマンを救うのをマグナ博士は呆然としながら眺めていた。
それが、無敵のスーパーヒロイン、シードラゴンマスクとマグナ博士の(一方的な)出逢いであった。
倒すだけならもっと早く倒せるはずのゴメラをシードラゴンマスクは三時間の激闘で心服させ、ゴメラは海に帰っていった。
強いだけのスーパーヒーローやモンスターバスターは博士は何人も知っていた。
しかし、強さ、優しさと配慮、美しさを兼ね備えたスーパーヒロインはマグナ博士は始めて見たのだった。
なにより、ボンきゅボンのスタイルの良さを非常に気に入ったのだった。
……いやいや、どうしてそこを強調するんですか?!!!
ゴメラが撃退され、地底に戻ってからも博士はボンきゅボン…もとい、シードラゴンマスクの雄姿が忘れられなかった。
そこで、自らの知力・体力・時の運・人脈の全てを総動員し、あこがれのスーパーヒロイン、シードラゴンマスクにちなんだ巨大ロボットを作成した。
その情熱は結実し、完成品『シードラゴンZ』は今までで群を抜いて素晴らしい性能の巨大ロボットになった。
だが、一つ、思いもよらない欠陥があった。
シードラゴンマスク並みかそれに近い運動能力が無ければシードラゴンZの性能を充分に発揮しきれないのだ。
「そこで、残念ながらシードラゴンZはしばし、封印せざるを得なかったわけさ。」
さも残念そうにマグナ博士が語る。
「…叔父様、だ・か・ら・このロボットのことを秘密にしておかれたのですね!
『結果的に使えない』ロボットに多額の予算と時間を投入されたから!」
「な…なんのことかな?…ほら、幸いなことにここに瀬利亜さんがおられるじゃないか♪」
…えーと、ドクターフランケン並みの『逸材』が地下にもおられたようです。
なお、現在楓さんが『私が用意したハリセン』でマグナ博士をびしばしやっておられます。
「緊急警報!緊急警報!敵『地底巨人』が『地底戦闘員』を伴って襲来しました!」
研究所に警報とアナウンスが流れた。
地底戦闘員たちは黒ずくめに体の前面に白い蛍光塗料でドクロ模様を描いたマッチョ集団だった。
そして、地底巨人たちは…『怪奇くも巨人』、『恐怖蝙蝠巨人』、『怪人サソリ巨人』と言った……なんで初代仮面ラ◎ダーをもじった巨人たちなんですか??!!
「よし、瀬利亜さん!出撃をお願いします!!」
「了解!!」
五分後、あっさり巨人と戦闘員たちを粉砕して戻ってきました。
「『粉砕』終了です!あれ?みんなどうされたんですか?」
戦闘員たちの殲滅をお願いした望海ちゃんと一緒に戻るとみんなが呆然としていた。
「…石川、どうして、シードラゴンZに乗らなかったんだ?」
最初に我に返った橋本君が口を開く。
「え?だって、わざわざロボットに乗らなくてもそのままぶん殴った方が早そうだったから。」
「「「「……。」」」」
みんなはしばし、言葉を失っていたが、間もなくマグナ博士が膝を着いた。
「なんということだ!!わしの渾身の傑作は意味がなかったのいうのか??!!」
苦悶の表情を浮かべ、マグナ博士は頭をかきむしっている。
「……そうですよね、本物がいてすら、開発が無駄だったとなると…。」
楓さんの指摘にマグナ博士は冷や汗をだらだらとかいている。
「ふっふっふ、安心しいや!話は全て聞いたんや!!」
突然、研究室の扉を開けて聞き覚えのある声が飛び込んできた。
「わてらの手でシードラゴンZを実戦仕様に強化改造させていただこうやないですか!!」
「魔法技術を駆使すれば大幅なパワーアップが見込めますよ♪」
「元はいいのだから、それを生かすのはわしらの得意技だ!」
…光ちゃん、アルさん、ドクターフランケンが笑顔でそれぞれ宣言する。
普段ならものすごく頼りになる人たちなのですが、今回に限っては不安がものすごく増大します。
「なんと、この『シルフ号』に乗ったまま搭乗する画期的なシステムを考案したんや!」
私のオートバイまで持ってきたんですか?!
みなさま趣味に走りすぎです!!
「皆さん、待ってください。」
そんな光ちゃんたちに向かって望海ちゃんが歩いていく。
おおっ!!冷静な判断力に定評のある望海ちゃんならみんなをうまく説得してくれるよね♪
「シルフ号の一件聞かせていただいたのですが、兵器と威力や使いやすさのバランスがいまいち取れていないようです。
私はこう見えても兵器使用を専門にさせていただきますので、バランス取りをサポートさせていただければありがたいです。」
いやいや、望海ちゃんも『あっち側』の人だったよ??!!
「ちょっと待って、どうしてみんな、そんなに一生懸命シードラゴンZを改良しようとするの?!」
私の問いに光ちゃん、アルさん、望海ちゃんはにっこりと笑った。
「「「瀬利亜ちゃん(はん、さん)をモデルにしたロボットに瀬利亜ちゃん(はん、さん)が乗って活躍するのを見たいから!!!」」」
……みんな、気持ちはありがたいです…ありがたいのですが……。
『愛が重い』という言葉を今日ほど意識したのは生まれて初めてです…。
ドクターフランケン 48歳 人間 男
レベル 391
HP 280
MP 2800
(中略)
【技能】医学LV47 科学(工学)LV125 プログラミングLV82
【称号】天才マッドサイエンティスト 秘密結社スーパーモンスターズ元大幹部
マグナ博士をさらに上回る技術系の技能です。…まあ、期待しましょうか…。
錦織 光一 23歳 人間 男性
レベル 442
HP 980
MP 3200
(中略)
【技能】古武術(LV45) プログラミング(LV141) 工学(LV102) 料理(LV16)
【称号】異世界召喚勇者 電脳マジシャン
【特記事項】昨夜もお楽しみでしたね♪
瀬利亜はんを愛するあまり、四日離れたら寂しくて死んでまうんや!(確定)
技能はいいんだけれども…特記事項はなんですか??!!
みんな引いちゃってますよ!!
「瀬利亜はん!特訓の末に離れて大丈夫な日数が増えたんや!!」
いやいや、自慢できることじゃないからね?!!
リディア アルテア サティスフィールド 35歳 人間 女性
レベル 2442
HP 888
MP 580000
(中略)
【技能】戦闘用魔術(LV441)森羅万象の知識(測定不能) 料理(LV22)
【称号】異世界召喚勇者 大魔女リディア
【特記事項】昨夜もお楽しみでしたね♪
瀬利亜ちゃんを愛するあまり、四日離れたら寂しくて死んでまうかも…。(推定)
【特記事項】…は置いておいて…レベルと技能とMPが超絶しています。ちなみにロボット改造に使うのは『森羅万象の知識』だそうなので、ご本人のやる気次第ではどこまで何が起こるか想像もつきません。
特記事項に戻ると……男性陣全員鼻血吹いているじゃないですか!!
「あらあ、昨夜は巧さんとオールナイトの映画に行ったのよ♪」
そっちですか??!!紛らわしすぎです!!
それから…なんでアルさんまで『四日離れたら』があるんですか??!!
普通、私じゃなくて、対象は旦那さんでしょ?!!
「ほら、私、ヒッキーでシャイなニートだから♪」
意味がわかりません!!それから、どうして私の後ろに回ってくっつくんですか??!
はっ?!!望海ちゃんには特記事項に『四日離れたら』とかなかったよね?!
良かったよかった。
……望海ちゃん!『その手があったか♪』とか小さな声で納得しないで下さい!!
続く
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