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奥さまはモンバス姉さん編
43 新婚旅行が思ったよりも… その3
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お昼を頂いてから再びドライブです。とは言え、時速五〇〇kmではまともに風景が見えたものではないので、時々スピードを緩めて北海道の自然を楽しみます。
一時間ちょっと過ぎたら、阿寒湖まで着いてしまいました。
せっかくなので湖畔で少し過ごすことにします。
雄阿寒岳を湖面に移した風景を眺めながら二人で少し散策をします。
澄んだ空気と美しい風景の中をカップルで歩くというのは実に気持ちのいい物です。
ん?ドラマちゅ◎さんに出てきたゴ◎ヤーマンによく似た二人組のキャラクターみたいなのがこちらに歩いて来ているのですが…。
どうして、ゴーヤがこの辺りのゆるきゃらになっているのでしょうか?
頭に黄色いヘルメットをかぶった緑色のゆるきゃら風の二人組が叫びます。
「「俺たちはマ◎モッコリマンだ!!そこのお姉さん、一発ヤラせてくれたまえ!!」」
「あほかーい!!」
私はマリモッコ◎マンをはたき倒します。
確かにゴーヤー◎ンによく似てますが、表面がゴーヤではなくマリモのようであり、さらに股間が丸く盛り上がっています。
本家よりももう少しリアルで、下品度がさらにアップしております。
「ただでさえ見た目が下品なのに、行動まで下品でゆるきゃらが務まるわけがないでしょ!」
「「ふ、われわれは『下品を売り物にしている』のだよ。さあ、われわれの立派な『スカイツリー』とともに目くるめく天国へいこうではないか!!」」
下品です!あまりにも下品すぎます!しかも、さきほどよりさらに『リアル』になっているのですが??!!
「ふ、小さいわね…。」
意識しトーンを落とし、聞こえるように小さめの声でつぶやきます。
効果はてき面です!!
二人とも愕然となって、そのまま地面にのの字を書きはじめます。
「さあ、光ちゃん。今のうちに次の場所に…。」
振り返って、光ちゃんの手を取ろうとすると光ちゃんまで地面にのの字を書いているのですが??!
「……今のは作戦だからね?!!彼らの『シンボル』のサイズは普通より大きめでそのことに自信満々だったから、、あえて『くさした』んだからね?!
本当は普通サイズで充分だからね。と言うか少々大きかろうが小さかろうが『普通に機能すればいい』わけで、愛する人のものかどうかが大切なんだからね?!
女性で『男性のサイズ』を気にする人の話なんか聞いたことないからね!!」
個人的にはどうして男性が『シンボルのサイズ』をそこまで気にするのかがいまいちわかりませんが、そんなことよりも『お互いの人間関係を円滑にしろよ!』と言いたくなります。
筋肉と違って『鍛えたら成長するわけではない』ので、『気にするだけ無駄』だと思います。
『テクニック』は男女双方の時間を有意義に過ごすためには有効だと思うので、磨かないよりは磨いた方がいいとは思います。
え、私ですか?……それは『企業秘密』でございます。
さて、光ちゃんを車まで『持ち上げて運んだ』後、しばらく『優しく丁寧に説得』を続けます。三〇分ほど説得するとようやく立ち直ってくれたので、ドライブを再開します。
今度は霧の摩周湖に到着し、日本で一番水のきれいな湖をしばし、堪能します。
評判の霧は昼過ぎに来たせいか全然なく、きれいな晴天でありました。
6月~7月が霧のシーズンなんだとか。
霧に関する縁起のエピソードも特にカップルの場合はあるそうなのですが、気にしないことにします。
お土産屋さんでいろいろなものを見繕っているとおじさんと仲良くなって、いろいろな話をします。
「そうそう、お隣の屈斜路湖には最近『クジラ』が出るという噂があってね…。」
は?!湖にクジラが出るというのは確かにスゴイ話ですが、悪の秘密結社か何かが無理やりクジラを屈斜路湖に運んだのでしょうか?意図が全くわかりませんが…。
「ほら、俺も写真を撮ってね♪」
おじさんが嬉しそうに取り出した写真を見ると…怪獣ゴメラじゃないですか!!
なんで、ゴメラが屈斜路湖にいるんですか??!!
しかも『ピースサイン』までしているじゃないですか!!
「おじさん、これ海の大怪獣ゴメラじゃないの?」
「いやいや、屈斜路湖に昔クッシーというネッシーみたいな怪獣がいた…という噂があるんだが、これはゴメラ状の怪獣だから、地元でも『クジラ』と言われているんだ。」
…えーと、ゴメラの元ネタは『◎ジラ』だから、そのネーミングは間違ってはいない…のかもしれませんが、版権やその他の問題ですごく変です!!
いろいろと疑問が多いので、買い物が終わった後、屈斜路湖に行ってみることにします。
「今は出てへんのんやね。どうやって確かめはる?」
「秘密兵器のこれを使います。」
屈斜路湖に着いたところゴメラは湖の中に引っ込んでいるようなので、私は懐から小さな笛を取り出します。
「瀬利亜はん、それは?」
「犬笛ならぬ、ゴメラ笛だわ。人間には聞こえないけど、犬などの動物、とくにゴメラに一番聞こえる音域の音が出る笛なの。」
私が笛を吹いてしばらく待つと、湖面が急に波立ち始めた。そして水面が割れて、その巨体が姿を現した。
ゴメラが出現しました!!キシャーー!!と叫び声を上げています。
そして、笛を吹いた私の方にゆっくりと近寄ってくると………お腹を見せて服従のポーズを取っているんですが?!!
このゴメラ、私が二年前に激闘して、降伏させたゴメラと同じ個体だよ!!
「瀬利亜はん、どないしよか?」
「うーーーーむ……とりあえず地球防衛軍に連絡すべきかしら…。」
「「ふ、そんなことをして貰っては困る!!」」
ゴメラがごろごろしている私の前に黒ずくめの謎の集団が現れました。
「あなたたちは一体何者なのかしら?」
「それはこちらのセリフだ!ちなみに我々は『秘密結社・屈斜路湖観光促進協会』のものだ!」
「いやいや、秘密結社にする意味がわかりませんから!!」
「あれば我々が『超技術』によって、観光促進のためにわざわざ屈斜路湖に呼び寄せたものだ!地球防衛軍に連絡されて海に帰されては困るのだ!!」
「私が連絡しなくても、とっくに誰かが連絡していると思うんですが…。」
おじさんたち!そこで愕然とするなよ!!そんなことわかりきっているよね??!!
「やむをえん、口封じに…。」
ねえ、口封じてなに??!!こんなでかいのがごろごろしていて、私が口をつぐんでも意味がないよね??!!
「この『くじら饅頭』で手を打ってくれないか!!」
おじさんはいきなり土下座をしましたが…。
そんなものまで作っていたのですか??!!だから、それをもらって私が黙っていても意味がないよね?!!
「む、なにがあったのだ、近藤会頭?!」
「はっ?!ドクターフランケン?!実はかくかくしかじか…。」
犯人はあなたですか??!!ドクター!!!
「む、瀬利亜嬢ではないか。一体どうしたというのだ?」
「どうしたじゃなくて!新婚旅行中にゴメラを見かけたから、確かめたのよ!!」
「なるほど、そうであったか。実は屈斜路湖観光促進協会の皆さんに頼まれて、お前さんも持っている『ゴメラ笛』でゴメラを呼んで観光名所にしようとしたのだよ。」
なんですか、そのずさんな計画は?!よく、ゴメラが来てくれたよね?!
「あのう…ドクターフランケン。その方たちはお知り合いなんですか?」
近藤氏に言われて、ドクターがはっとなる。
「はーっはっはっは!!シードラゴンマスク!ここであったが百年目だ!見よ!このゴメラ笛の威力を!!」
何を言われているのか意味がわかりません!!!!昨日会ったばかりだよね?!!麗華ちゃんとミーナちゃんと一緒に結婚披露宴に出席してくれていたよね??!!
私とドクターのやり取りを見ていた観光促進協会の皆さんは急に私に向かって土下座を始めた。
「ご老公様、ほんの出来心です!!どうか、お慈悲を!!」
時代劇ですか?!!みなさんをどうこうじゃなくて、ゴメラをどうするかが問題なんだよね?!!
「会頭、大変です!!」
そんなドタバタの最中に『観光促進協会』を名打ったはっぴを着たお兄さんが走ってきた。
「ゴメラの餌代が予想以上にかかりそうで、このままでは大幅な赤字になってしまいます!どうしたらいいでしょうか?!!」
近藤会頭を始め、観光促進協会の皆さんとドクターが真っ青になっている。
……えーと、私が最初に気にしたのは『餌はどうするんだろう』でしたが、案の定ダメだったようですね…。
「ご老公様、いったいどうしたらいいでしょうか??!!」
いやいや、どうしてそこで私に振るわけ?!それからご老公様はやめい!!
「仕方ないわね。ゴメラ笛はこういう使い方もあるのよ。」
私が再度ゴメラ笛を吹くと、ごろごろしていたゴメラが立ち上がり、私の方に顔を寄せる。
さらに、笛を吹き続けると、ゴメラは立ち上がり、海を目指してゆっくりと歩きはじめる。
ちゃんと、車や建物に気をつけながら歩いてる。うん、賢いですね。
そして、ゴメラに手を振ると振り返ってキシャーと吠えて、また、海に向かって歩き出した。
さようなら、ゴメラ!!あなたのことは忘れない!!
「ありがとうございます!!お礼にこの『クジラ・ホワイトチョコ』と『クジラ・木彫り人形』、 『クジラ・ぬいぐるみ』と、『クジラ・キーホルダー』を贈らせていただきます。」
あなたたち、どれだけゴメラにちなんだ商品を作っていたわけ?!それからどうあってもゴメラを 『クジラ』と言い張るわけなのね!!
めでたくゴメラは海に帰り、私たちも新婚旅行継続です。
後日判明したのですが、屈斜路湖畔で『クジラを鎮め海に帰すシードラゴンマスクの像』が建立され、観光名所になったそうです。
さらに『クジラとシードラゴンマスク』関連のお土産もいろいろできたとか…転んでもただでは起きない方たちです…。
一時間ちょっと過ぎたら、阿寒湖まで着いてしまいました。
せっかくなので湖畔で少し過ごすことにします。
雄阿寒岳を湖面に移した風景を眺めながら二人で少し散策をします。
澄んだ空気と美しい風景の中をカップルで歩くというのは実に気持ちのいい物です。
ん?ドラマちゅ◎さんに出てきたゴ◎ヤーマンによく似た二人組のキャラクターみたいなのがこちらに歩いて来ているのですが…。
どうして、ゴーヤがこの辺りのゆるきゃらになっているのでしょうか?
頭に黄色いヘルメットをかぶった緑色のゆるきゃら風の二人組が叫びます。
「「俺たちはマ◎モッコリマンだ!!そこのお姉さん、一発ヤラせてくれたまえ!!」」
「あほかーい!!」
私はマリモッコ◎マンをはたき倒します。
確かにゴーヤー◎ンによく似てますが、表面がゴーヤではなくマリモのようであり、さらに股間が丸く盛り上がっています。
本家よりももう少しリアルで、下品度がさらにアップしております。
「ただでさえ見た目が下品なのに、行動まで下品でゆるきゃらが務まるわけがないでしょ!」
「「ふ、われわれは『下品を売り物にしている』のだよ。さあ、われわれの立派な『スカイツリー』とともに目くるめく天国へいこうではないか!!」」
下品です!あまりにも下品すぎます!しかも、さきほどよりさらに『リアル』になっているのですが??!!
「ふ、小さいわね…。」
意識しトーンを落とし、聞こえるように小さめの声でつぶやきます。
効果はてき面です!!
二人とも愕然となって、そのまま地面にのの字を書きはじめます。
「さあ、光ちゃん。今のうちに次の場所に…。」
振り返って、光ちゃんの手を取ろうとすると光ちゃんまで地面にのの字を書いているのですが??!
「……今のは作戦だからね?!!彼らの『シンボル』のサイズは普通より大きめでそのことに自信満々だったから、、あえて『くさした』んだからね?!
本当は普通サイズで充分だからね。と言うか少々大きかろうが小さかろうが『普通に機能すればいい』わけで、愛する人のものかどうかが大切なんだからね?!
女性で『男性のサイズ』を気にする人の話なんか聞いたことないからね!!」
個人的にはどうして男性が『シンボルのサイズ』をそこまで気にするのかがいまいちわかりませんが、そんなことよりも『お互いの人間関係を円滑にしろよ!』と言いたくなります。
筋肉と違って『鍛えたら成長するわけではない』ので、『気にするだけ無駄』だと思います。
『テクニック』は男女双方の時間を有意義に過ごすためには有効だと思うので、磨かないよりは磨いた方がいいとは思います。
え、私ですか?……それは『企業秘密』でございます。
さて、光ちゃんを車まで『持ち上げて運んだ』後、しばらく『優しく丁寧に説得』を続けます。三〇分ほど説得するとようやく立ち直ってくれたので、ドライブを再開します。
今度は霧の摩周湖に到着し、日本で一番水のきれいな湖をしばし、堪能します。
評判の霧は昼過ぎに来たせいか全然なく、きれいな晴天でありました。
6月~7月が霧のシーズンなんだとか。
霧に関する縁起のエピソードも特にカップルの場合はあるそうなのですが、気にしないことにします。
お土産屋さんでいろいろなものを見繕っているとおじさんと仲良くなって、いろいろな話をします。
「そうそう、お隣の屈斜路湖には最近『クジラ』が出るという噂があってね…。」
は?!湖にクジラが出るというのは確かにスゴイ話ですが、悪の秘密結社か何かが無理やりクジラを屈斜路湖に運んだのでしょうか?意図が全くわかりませんが…。
「ほら、俺も写真を撮ってね♪」
おじさんが嬉しそうに取り出した写真を見ると…怪獣ゴメラじゃないですか!!
なんで、ゴメラが屈斜路湖にいるんですか??!!
しかも『ピースサイン』までしているじゃないですか!!
「おじさん、これ海の大怪獣ゴメラじゃないの?」
「いやいや、屈斜路湖に昔クッシーというネッシーみたいな怪獣がいた…という噂があるんだが、これはゴメラ状の怪獣だから、地元でも『クジラ』と言われているんだ。」
…えーと、ゴメラの元ネタは『◎ジラ』だから、そのネーミングは間違ってはいない…のかもしれませんが、版権やその他の問題ですごく変です!!
いろいろと疑問が多いので、買い物が終わった後、屈斜路湖に行ってみることにします。
「今は出てへんのんやね。どうやって確かめはる?」
「秘密兵器のこれを使います。」
屈斜路湖に着いたところゴメラは湖の中に引っ込んでいるようなので、私は懐から小さな笛を取り出します。
「瀬利亜はん、それは?」
「犬笛ならぬ、ゴメラ笛だわ。人間には聞こえないけど、犬などの動物、とくにゴメラに一番聞こえる音域の音が出る笛なの。」
私が笛を吹いてしばらく待つと、湖面が急に波立ち始めた。そして水面が割れて、その巨体が姿を現した。
ゴメラが出現しました!!キシャーー!!と叫び声を上げています。
そして、笛を吹いた私の方にゆっくりと近寄ってくると………お腹を見せて服従のポーズを取っているんですが?!!
このゴメラ、私が二年前に激闘して、降伏させたゴメラと同じ個体だよ!!
「瀬利亜はん、どないしよか?」
「うーーーーむ……とりあえず地球防衛軍に連絡すべきかしら…。」
「「ふ、そんなことをして貰っては困る!!」」
ゴメラがごろごろしている私の前に黒ずくめの謎の集団が現れました。
「あなたたちは一体何者なのかしら?」
「それはこちらのセリフだ!ちなみに我々は『秘密結社・屈斜路湖観光促進協会』のものだ!」
「いやいや、秘密結社にする意味がわかりませんから!!」
「あれば我々が『超技術』によって、観光促進のためにわざわざ屈斜路湖に呼び寄せたものだ!地球防衛軍に連絡されて海に帰されては困るのだ!!」
「私が連絡しなくても、とっくに誰かが連絡していると思うんですが…。」
おじさんたち!そこで愕然とするなよ!!そんなことわかりきっているよね??!!
「やむをえん、口封じに…。」
ねえ、口封じてなに??!!こんなでかいのがごろごろしていて、私が口をつぐんでも意味がないよね??!!
「この『くじら饅頭』で手を打ってくれないか!!」
おじさんはいきなり土下座をしましたが…。
そんなものまで作っていたのですか??!!だから、それをもらって私が黙っていても意味がないよね?!!
「む、なにがあったのだ、近藤会頭?!」
「はっ?!ドクターフランケン?!実はかくかくしかじか…。」
犯人はあなたですか??!!ドクター!!!
「む、瀬利亜嬢ではないか。一体どうしたというのだ?」
「どうしたじゃなくて!新婚旅行中にゴメラを見かけたから、確かめたのよ!!」
「なるほど、そうであったか。実は屈斜路湖観光促進協会の皆さんに頼まれて、お前さんも持っている『ゴメラ笛』でゴメラを呼んで観光名所にしようとしたのだよ。」
なんですか、そのずさんな計画は?!よく、ゴメラが来てくれたよね?!
「あのう…ドクターフランケン。その方たちはお知り合いなんですか?」
近藤氏に言われて、ドクターがはっとなる。
「はーっはっはっは!!シードラゴンマスク!ここであったが百年目だ!見よ!このゴメラ笛の威力を!!」
何を言われているのか意味がわかりません!!!!昨日会ったばかりだよね?!!麗華ちゃんとミーナちゃんと一緒に結婚披露宴に出席してくれていたよね??!!
私とドクターのやり取りを見ていた観光促進協会の皆さんは急に私に向かって土下座を始めた。
「ご老公様、ほんの出来心です!!どうか、お慈悲を!!」
時代劇ですか?!!みなさんをどうこうじゃなくて、ゴメラをどうするかが問題なんだよね?!!
「会頭、大変です!!」
そんなドタバタの最中に『観光促進協会』を名打ったはっぴを着たお兄さんが走ってきた。
「ゴメラの餌代が予想以上にかかりそうで、このままでは大幅な赤字になってしまいます!どうしたらいいでしょうか?!!」
近藤会頭を始め、観光促進協会の皆さんとドクターが真っ青になっている。
……えーと、私が最初に気にしたのは『餌はどうするんだろう』でしたが、案の定ダメだったようですね…。
「ご老公様、いったいどうしたらいいでしょうか??!!」
いやいや、どうしてそこで私に振るわけ?!それからご老公様はやめい!!
「仕方ないわね。ゴメラ笛はこういう使い方もあるのよ。」
私が再度ゴメラ笛を吹くと、ごろごろしていたゴメラが立ち上がり、私の方に顔を寄せる。
さらに、笛を吹き続けると、ゴメラは立ち上がり、海を目指してゆっくりと歩きはじめる。
ちゃんと、車や建物に気をつけながら歩いてる。うん、賢いですね。
そして、ゴメラに手を振ると振り返ってキシャーと吠えて、また、海に向かって歩き出した。
さようなら、ゴメラ!!あなたのことは忘れない!!
「ありがとうございます!!お礼にこの『クジラ・ホワイトチョコ』と『クジラ・木彫り人形』、 『クジラ・ぬいぐるみ』と、『クジラ・キーホルダー』を贈らせていただきます。」
あなたたち、どれだけゴメラにちなんだ商品を作っていたわけ?!それからどうあってもゴメラを 『クジラ』と言い張るわけなのね!!
めでたくゴメラは海に帰り、私たちも新婚旅行継続です。
後日判明したのですが、屈斜路湖畔で『クジラを鎮め海に帰すシードラゴンマスクの像』が建立され、観光名所になったそうです。
さらに『クジラとシードラゴンマスク』関連のお土産もいろいろできたとか…転んでもただでは起きない方たちです…。
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