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奥さまはモンバス姉さん編
63 異文化交流のすすめ その2
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『わくわくランド 忍者村』
ここは忍者さんたちが運営しているテーマパーク内でも人気スポットだ。
特に『スーパーヒーローオリンピック』に忍者さんたちが参加されて大活躍されたので、さらに人気が高まったのだ。
わくわくランドは現在アメリカとロシアに開園したのだが、そちらにも『忍者村』が開設されてやはり人気スポットになっているそうだ。
私はしばらくぶりにここに来るのですが、前回よりやたらでかくなってるんですが?!
前回は『忍者同士の格闘を観戦』するのがメインのアトラクションでしたが、新しく『忍者の歴史館』が増設され、歴史的な忍者・忍術の流れも展示品を見ながら学べるみたいだ。
なになに?信長さまの天下統一を妨害するために木下藤吉郎は暗躍する謎の宗教・銀目教の党首甲賀幻雲斎に対抗するために飛騨の国から金影、銀影、銅影の三人の忍者たちを招集し…いやいや、そんな特撮ドラマのような事実があったんですか?!
あと、忍術で怪光線を使ったり、怪獣を召喚したりしているよ?!ねえ、本当に事実なんでしょうか?!!
サーヤさんたちはすんなり信じちゃっているけど、本当に大丈夫だよね??!!
異世界以外のクラスメートたちは…ちーちゃんとトラミちゃん以外は完全に固まってます…。
後で忍者さん達に『冗談設定かどうか確認』しないとやばそうです。
続いて体験コーナーがあります。
歴史上の忍者屋敷を再現して、どんでん返しや、忍び天井、等の様々な仕掛けを体験したり、手裏剣投げや忍者刀を抜いたりするのも体験できるようです。
なになに?火遁の術や水遁の術も体験できる?いやいや!それ危ないよね?!!
なに、『私が見ているから大丈夫』ですって?
自来也さんじゃん?!!
スーパーヒーローオリンピックにも参加していた風魔自来也さんがスーパーヒーローを演じた時の『洋物忍者』の格好でアトラクションの会場内にいるんですが?!!
あなたは『地球防衛軍日本支部の隊長』ですよね?!
え?アルさんが設置してくれた空間移動ゲートがあってすぐに防衛軍基地に戻れるから大丈夫?
それでいいのか、地球防衛軍!!
なんですって?!「覚めた大人たちは自分のことを『役者』だと思っているけど、純真な子供たちは私を本当の『スーパージライヤ』だと思ってくれているから、それが面白い」のですか。
うん、すごいドッキリだよね。全く困った大人です…。
そして、『忍術をに身に付けるための特訓コーナー』まであるようです。
なになに、『ESPカード』に『スプーン曲げ』ですか?!
それは『超能力を身に付ける』特訓ですよね??!!
え?自来也さんはその特訓で忍術を身に付けられたのですか?!
ふむ、それでは私もやってみることにします。
まず、ESPカードから。
◎、☆など6つの種類のカードがあり、その内容を当てていくのですが、どんどん正解していきます。え?一〇〇点満点ですか?!才能があるんですね!!
「あらあ、瀬利亜ちゃんの『正義の直観』は一種の超能力だから、わかるのは当然なのよ♪」
アルさん、そうだったのですね。私はエスパーだったようです。
今度はスプーン曲げに挑戦してみます。
なになに?スプーンが曲がるイメージを心の中で映像化して、軽く押すと簡単にスプーンが曲がるのですか?
おおっ?!イメージしただけで、押さなくてもひょいひょいカレー用のスプーンが曲がってくれます!!私の場合は『力でも簡単に曲がる』ので、これなら確かに超能力で曲がってくれたような気がしてきます。
え?今度はスプーンがフォークに変わるイメージをしてみてください…ですか?
おおっ!!今度もスプーンが簡単にフォークに変わってくれてます!!
自分がすごい超能力者になった気分まではしないですが、こうやってできるととてもおもしろいですね!!
え?普通はスプーンはフォークにならない?それは単なる冗談だった?!
今さらそんなことを言わないで下さい!
何度やってもスプーンがフォークになっちゃいますよ!!
「じゃあじゃあ、今度はスプーンがお箸になるイメージをしてみたら?」
せっかくアルさんが奨めてくれるので、今度はお箸になるイメージを……おおっ?!これもうまくいったよ!!
え?みんなスプーンは曲がるけれども、スプーンになったり、お箸になるのは私だけなんですか?!!でも、ちーちゃん、望海ちゃん、遥ちゃんとか『魔法少女』のアイテムをもらっているよね?なんで、私だけ変わるんですか?
「魔法は『技術』だからね。超常的なことをやっているようで、『通常は知られていない技術または科学』なの。瀬利亜ちゃんのように『イメージだけで変える』のはすごいことなのよ。」
うん、なんかすごいようです。『思い込んだら命がけ』とかよく言われますが、そういうことなのでしょうか?
「待ってくれ!俺だけ、スプーンも曲がらないし、ESPカードも全く当たらないんだけど…」
みんながうまくいく中、一人何もできない橋本君が半泣きになっています。
「何を言っているの?!スプーンが曲がろうが、曲がるまいが日常生活に役に立つわけではないわ!せいぜい、宴会の余興に使えるくらいだわ!!」
「石川みたいにフォークになったり、箸になったら実生活でも役に立つよな!」
「…ええと、ESPカードが当たるからと言って、カードゲームにちょっと強くなるくらいで…ちょっと待って?!全く当たらないというのは変じゃない?!確率論的に言えば『一定数しか当たらない』のが無能力者の正常じゃないの?」
「瀬利亜ちゃん、正解でーす。橋本君みたいに『全く当たらない』のは当たらないように橋本君の『無意識の力が働いている』から起こる現象なのです。
つまり、橋本君は立派な超能力者でした♪」
「そうだったの?!橋本君、すごいわね!さすがは『にぎやかし勇者』だけのことはあるわ!一人だけ『特殊な超能力を使える』のよ!!」
私がそう言うと、みんなが橋本君に向けて拍手を送る。
「やめて!!みんなが俺を馬鹿にしているわけではないのはわかるけど、なんか変だから!」
「何を言っているの?『ナンバーワンにはならなくていい』のよ!あなたみたいな『特別なオンリーワン』でありさえすればいい、あなたの花を咲かせることだけに一生懸命になればいいのよ!」
「石川が一生懸命言ってくれているのはわかるけど、流行曲をそのまま引用されても、それで元気になるわけじゃないからね!!」
「…仕方ないわね。じゃあ、私じゃなくて、氷室さんに励ましてもらうわ。氷室さん、お願いね。」
「はい?!ちょっと待って!!なんで私が?!」
「それはね…人妻に励ましてもらうより、フリーのめっちゃかわいい女の子に励ましてもらう方が元気が出るからなのよ。ほら、氷室さんはちょっと毒舌なところはあるけど、誠実で親切だから、『心からの言葉で励ましをもらったりすると』案外簡単に立ち直れるのよ♪」
うん、私の言葉に氷室さんはしばし、固まった後、少し顔を赤くしながら口を開いた。
「ほら、橋本!いつまでいじけてんのよ!基本ドジで、お調子者で、成績もイマイチだけど、世話好きでいつもノリノリのあなたがいじけていたらクラスが暗くなるじゃないの!
ムードメーカー勇者なのだから、むしろ『特殊な超能力』を誇るくらいでいいのよ!」
「そ、そうかあ。わかった。『特殊な能力』をのばしてみるよ!」
おお、あっさり橋本君が立ち直りました。
さすがに『好きな女の子』に励まされると効きますね♪
なお、みんなは『忍術マスター証明書』をもらい…よく見たら、『エスパー証明書』になっているよ??!!
しかも、『これを持っていると忍者に弟子入りする際にいろいろ特典があります』とか書いてあるんですが!
「忍術を使う上では『思い込み』が非常に効果があるからね♪
ちなみにESPカードはともかく、スプーン曲げは大人はできない場合が多いけど、ほとんどすべての子供はコツさえ教えればできるんだよね。」
「自来也さん、それじゃあまるで子供はみんな超能力者みたいじゃない?」
「うん、子供と言いますか、人間は全員『潜在的には超能力者』だもん。
本当は『使えない方がおかしい』のだけれど、社会的に『使えないのが普通』と思われているから使えないんだよね。」
自来也さんの話に疑問を持った私にアルさんがとんでもない解説をしてくれる。
なんですって?!
「じゃあ、人間全員超能力の訓練をしたら、使えるようになるのね!」
「確かにそうなんだけれど、ほとんどの人は自分の無意識の状態のせいで、ちょっと使えるようになるかどうか…くらいなので、するだけ無駄に近いかもしれないわね。
それと、せいぜい「宴会芸に使えるかどうか」と言う超能力を磨くくらいなら『実生活で役に立つ技能』を身に付けた方がはるかに有用だし、『超能力スゲー』とか『変な価値観』に捉われてしまったら人生そのものがおかしくなるからね。
すごい、すごくないと『みんなが勝手に判定』するけど、全ての人はそれぞれの見た目や能力はあくまで、その人の『特色』ではあっても、本来は優劣をつけるべきものではないから。
『猫よりイルカがカッコいい』とか、『カッコ悪い猫に存在価値がない』とかわけのわからないことを言いだしたら、住みにくい変な社会になっちゃうよね。
昔のナチスドイツはそんな変な社会になって、修正するのがすごく大変だったと『先代大魔女』が私によく言っていたよ。」
おお、なんかアルさんがすごく『先生らしいこと』を言ってくれてます。
いろんなことで活躍すること自体はすごいことだけれども、『活躍しない人がダメ』とかいいだしたら、『赤ちゃんが無価値』とか、『現役を引退した人はダメ人間』とかおかしなことになりかねないよね。
とりあえず、アルさんの話のおかげで橋本君が元気を取り戻してくれ…光ちゃんや伊集院君の顔色もよくなりました。
『先ほどの男性(自分達)の方が女性(好きな相手)より弱い』をまだ気にしていたのだね。
そんなの気にしなくていいんだけど、男性ならではのプライドで引きずっていたようです。
そして、忍者村内闘技場に行ってみます。
前回は忍者さん同士の対戦だったのですが、今回はヒーローショーの形式のようです。
悪の怪人が暴れるのを正義の忍者さんたちが阻止するというストーリーです。
春にあった『スーパーヒーローオリンピック』の影響で『忍者さん=ヒーロー』というイメージが強くなったため変更したようです。
ストーリーそのものはさしてみるべきものはなかったのですが、怪人も忍者も全て本物です!
なんでも潰れた悪の組織の怪人さんたちがお仕事としてされているそうです。
ここで働きながら『手に職を身に付け』て、社会復帰の準備をされるのだそうです。
ストーリー上でも負けた怪人たちは改心してますが、実際に改心した怪人さんがその役をやっているというのはシュールなものがあります。
後でわかったのですが、『ゴキブリ怪人』とか、見た目がNGな怪人さんの場合は、ドクターフランケンに『カッコいい怪人』に改造し直してもらうこともあるそうです。
そんな『整形外科のお仕事』もあるのですね…。
そして、忍者ショーを楽しんだ私たちは次のアトラクションへ向かうのでした。
ここは忍者さんたちが運営しているテーマパーク内でも人気スポットだ。
特に『スーパーヒーローオリンピック』に忍者さんたちが参加されて大活躍されたので、さらに人気が高まったのだ。
わくわくランドは現在アメリカとロシアに開園したのだが、そちらにも『忍者村』が開設されてやはり人気スポットになっているそうだ。
私はしばらくぶりにここに来るのですが、前回よりやたらでかくなってるんですが?!
前回は『忍者同士の格闘を観戦』するのがメインのアトラクションでしたが、新しく『忍者の歴史館』が増設され、歴史的な忍者・忍術の流れも展示品を見ながら学べるみたいだ。
なになに?信長さまの天下統一を妨害するために木下藤吉郎は暗躍する謎の宗教・銀目教の党首甲賀幻雲斎に対抗するために飛騨の国から金影、銀影、銅影の三人の忍者たちを招集し…いやいや、そんな特撮ドラマのような事実があったんですか?!
あと、忍術で怪光線を使ったり、怪獣を召喚したりしているよ?!ねえ、本当に事実なんでしょうか?!!
サーヤさんたちはすんなり信じちゃっているけど、本当に大丈夫だよね??!!
異世界以外のクラスメートたちは…ちーちゃんとトラミちゃん以外は完全に固まってます…。
後で忍者さん達に『冗談設定かどうか確認』しないとやばそうです。
続いて体験コーナーがあります。
歴史上の忍者屋敷を再現して、どんでん返しや、忍び天井、等の様々な仕掛けを体験したり、手裏剣投げや忍者刀を抜いたりするのも体験できるようです。
なになに?火遁の術や水遁の術も体験できる?いやいや!それ危ないよね?!!
なに、『私が見ているから大丈夫』ですって?
自来也さんじゃん?!!
スーパーヒーローオリンピックにも参加していた風魔自来也さんがスーパーヒーローを演じた時の『洋物忍者』の格好でアトラクションの会場内にいるんですが?!!
あなたは『地球防衛軍日本支部の隊長』ですよね?!
え?アルさんが設置してくれた空間移動ゲートがあってすぐに防衛軍基地に戻れるから大丈夫?
それでいいのか、地球防衛軍!!
なんですって?!「覚めた大人たちは自分のことを『役者』だと思っているけど、純真な子供たちは私を本当の『スーパージライヤ』だと思ってくれているから、それが面白い」のですか。
うん、すごいドッキリだよね。全く困った大人です…。
そして、『忍術をに身に付けるための特訓コーナー』まであるようです。
なになに、『ESPカード』に『スプーン曲げ』ですか?!
それは『超能力を身に付ける』特訓ですよね??!!
え?自来也さんはその特訓で忍術を身に付けられたのですか?!
ふむ、それでは私もやってみることにします。
まず、ESPカードから。
◎、☆など6つの種類のカードがあり、その内容を当てていくのですが、どんどん正解していきます。え?一〇〇点満点ですか?!才能があるんですね!!
「あらあ、瀬利亜ちゃんの『正義の直観』は一種の超能力だから、わかるのは当然なのよ♪」
アルさん、そうだったのですね。私はエスパーだったようです。
今度はスプーン曲げに挑戦してみます。
なになに?スプーンが曲がるイメージを心の中で映像化して、軽く押すと簡単にスプーンが曲がるのですか?
おおっ?!イメージしただけで、押さなくてもひょいひょいカレー用のスプーンが曲がってくれます!!私の場合は『力でも簡単に曲がる』ので、これなら確かに超能力で曲がってくれたような気がしてきます。
え?今度はスプーンがフォークに変わるイメージをしてみてください…ですか?
おおっ!!今度もスプーンが簡単にフォークに変わってくれてます!!
自分がすごい超能力者になった気分まではしないですが、こうやってできるととてもおもしろいですね!!
え?普通はスプーンはフォークにならない?それは単なる冗談だった?!
今さらそんなことを言わないで下さい!
何度やってもスプーンがフォークになっちゃいますよ!!
「じゃあじゃあ、今度はスプーンがお箸になるイメージをしてみたら?」
せっかくアルさんが奨めてくれるので、今度はお箸になるイメージを……おおっ?!これもうまくいったよ!!
え?みんなスプーンは曲がるけれども、スプーンになったり、お箸になるのは私だけなんですか?!!でも、ちーちゃん、望海ちゃん、遥ちゃんとか『魔法少女』のアイテムをもらっているよね?なんで、私だけ変わるんですか?
「魔法は『技術』だからね。超常的なことをやっているようで、『通常は知られていない技術または科学』なの。瀬利亜ちゃんのように『イメージだけで変える』のはすごいことなのよ。」
うん、なんかすごいようです。『思い込んだら命がけ』とかよく言われますが、そういうことなのでしょうか?
「待ってくれ!俺だけ、スプーンも曲がらないし、ESPカードも全く当たらないんだけど…」
みんながうまくいく中、一人何もできない橋本君が半泣きになっています。
「何を言っているの?!スプーンが曲がろうが、曲がるまいが日常生活に役に立つわけではないわ!せいぜい、宴会の余興に使えるくらいだわ!!」
「石川みたいにフォークになったり、箸になったら実生活でも役に立つよな!」
「…ええと、ESPカードが当たるからと言って、カードゲームにちょっと強くなるくらいで…ちょっと待って?!全く当たらないというのは変じゃない?!確率論的に言えば『一定数しか当たらない』のが無能力者の正常じゃないの?」
「瀬利亜ちゃん、正解でーす。橋本君みたいに『全く当たらない』のは当たらないように橋本君の『無意識の力が働いている』から起こる現象なのです。
つまり、橋本君は立派な超能力者でした♪」
「そうだったの?!橋本君、すごいわね!さすがは『にぎやかし勇者』だけのことはあるわ!一人だけ『特殊な超能力を使える』のよ!!」
私がそう言うと、みんなが橋本君に向けて拍手を送る。
「やめて!!みんなが俺を馬鹿にしているわけではないのはわかるけど、なんか変だから!」
「何を言っているの?『ナンバーワンにはならなくていい』のよ!あなたみたいな『特別なオンリーワン』でありさえすればいい、あなたの花を咲かせることだけに一生懸命になればいいのよ!」
「石川が一生懸命言ってくれているのはわかるけど、流行曲をそのまま引用されても、それで元気になるわけじゃないからね!!」
「…仕方ないわね。じゃあ、私じゃなくて、氷室さんに励ましてもらうわ。氷室さん、お願いね。」
「はい?!ちょっと待って!!なんで私が?!」
「それはね…人妻に励ましてもらうより、フリーのめっちゃかわいい女の子に励ましてもらう方が元気が出るからなのよ。ほら、氷室さんはちょっと毒舌なところはあるけど、誠実で親切だから、『心からの言葉で励ましをもらったりすると』案外簡単に立ち直れるのよ♪」
うん、私の言葉に氷室さんはしばし、固まった後、少し顔を赤くしながら口を開いた。
「ほら、橋本!いつまでいじけてんのよ!基本ドジで、お調子者で、成績もイマイチだけど、世話好きでいつもノリノリのあなたがいじけていたらクラスが暗くなるじゃないの!
ムードメーカー勇者なのだから、むしろ『特殊な超能力』を誇るくらいでいいのよ!」
「そ、そうかあ。わかった。『特殊な能力』をのばしてみるよ!」
おお、あっさり橋本君が立ち直りました。
さすがに『好きな女の子』に励まされると効きますね♪
なお、みんなは『忍術マスター証明書』をもらい…よく見たら、『エスパー証明書』になっているよ??!!
しかも、『これを持っていると忍者に弟子入りする際にいろいろ特典があります』とか書いてあるんですが!
「忍術を使う上では『思い込み』が非常に効果があるからね♪
ちなみにESPカードはともかく、スプーン曲げは大人はできない場合が多いけど、ほとんどすべての子供はコツさえ教えればできるんだよね。」
「自来也さん、それじゃあまるで子供はみんな超能力者みたいじゃない?」
「うん、子供と言いますか、人間は全員『潜在的には超能力者』だもん。
本当は『使えない方がおかしい』のだけれど、社会的に『使えないのが普通』と思われているから使えないんだよね。」
自来也さんの話に疑問を持った私にアルさんがとんでもない解説をしてくれる。
なんですって?!
「じゃあ、人間全員超能力の訓練をしたら、使えるようになるのね!」
「確かにそうなんだけれど、ほとんどの人は自分の無意識の状態のせいで、ちょっと使えるようになるかどうか…くらいなので、するだけ無駄に近いかもしれないわね。
それと、せいぜい「宴会芸に使えるかどうか」と言う超能力を磨くくらいなら『実生活で役に立つ技能』を身に付けた方がはるかに有用だし、『超能力スゲー』とか『変な価値観』に捉われてしまったら人生そのものがおかしくなるからね。
すごい、すごくないと『みんなが勝手に判定』するけど、全ての人はそれぞれの見た目や能力はあくまで、その人の『特色』ではあっても、本来は優劣をつけるべきものではないから。
『猫よりイルカがカッコいい』とか、『カッコ悪い猫に存在価値がない』とかわけのわからないことを言いだしたら、住みにくい変な社会になっちゃうよね。
昔のナチスドイツはそんな変な社会になって、修正するのがすごく大変だったと『先代大魔女』が私によく言っていたよ。」
おお、なんかアルさんがすごく『先生らしいこと』を言ってくれてます。
いろんなことで活躍すること自体はすごいことだけれども、『活躍しない人がダメ』とかいいだしたら、『赤ちゃんが無価値』とか、『現役を引退した人はダメ人間』とかおかしなことになりかねないよね。
とりあえず、アルさんの話のおかげで橋本君が元気を取り戻してくれ…光ちゃんや伊集院君の顔色もよくなりました。
『先ほどの男性(自分達)の方が女性(好きな相手)より弱い』をまだ気にしていたのだね。
そんなの気にしなくていいんだけど、男性ならではのプライドで引きずっていたようです。
そして、忍者村内闘技場に行ってみます。
前回は忍者さん同士の対戦だったのですが、今回はヒーローショーの形式のようです。
悪の怪人が暴れるのを正義の忍者さんたちが阻止するというストーリーです。
春にあった『スーパーヒーローオリンピック』の影響で『忍者さん=ヒーロー』というイメージが強くなったため変更したようです。
ストーリーそのものはさしてみるべきものはなかったのですが、怪人も忍者も全て本物です!
なんでも潰れた悪の組織の怪人さんたちがお仕事としてされているそうです。
ここで働きながら『手に職を身に付け』て、社会復帰の準備をされるのだそうです。
ストーリー上でも負けた怪人たちは改心してますが、実際に改心した怪人さんがその役をやっているというのはシュールなものがあります。
後でわかったのですが、『ゴキブリ怪人』とか、見た目がNGな怪人さんの場合は、ドクターフランケンに『カッコいい怪人』に改造し直してもらうこともあるそうです。
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