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その後…とは限らない番外編
番外編4.75 魔王さま地底へ行く その3
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登場人物
錦織光一: 瀬利亜はんの旦那で関西弁を操るイケメン。サイバーヒーロー・電脳マジシャン。瀬利亜はんを溺愛していて、『三日離れたら寂しゅうて死んでまうんや!』。(鑑定済み)
女神ちゃん: ガルーダ王国の守護女神的な発展途上女神。成人(成神)したら、自分で女神さまとしての名前を付ける予定。それまでは仮に『女神ちゃん』と呼ばれている。
リディア・アルテア・サティスフィールド: 世界最高の魔法使いで、モンスターバスターたちのリーダー格。37歳だが、20代前半にしか見えない美魔女。瀬利亜はんを溺愛している。
「ニャントロ君が四天王だったら、まおちゃんの教育に悪いじゃない!」
…ええと、確かに長期的にニャントロさんが四天王になったりしたら、ろくでもないことを吹き込んでくれる可能性は多々ありますが、とりあえず、今ニャントロさんが仮の四天王をやるくらいは大丈夫だと思うのですが…。
なお、自分から申し出たのではなく、『私から押し付けられた』ニャントロさんは本気で泣きそうな顔をされているように見えます。(仮面越しですがそんな雰囲気です。)いつもと違い、今回はあくまで私に押し付けられたわけですから、かなり気の毒です。
「というわけで、四天王の最後の一人は私がやりますね♪」
おおっと?!ニコニコしながらアルさんが自分が四天王になると言い出しました。
能力的にも仲の良さ的にも確かにニャントロさんよりはアルさんの方が四天王にふさわしいと言えそうです。
「そんなわけで、四人目はニャントロはんに代わって、『大魔女リディア』や!
世界最高の魔法使いで、様々な魔法の道具も作ったり使いはるで!」
アルさんは規格外の魔法使いで、現在はまおちゃんの魔法の師匠的な存在にもなっています。本来は四天王どころか、『大魔王』以上、まさにラスボス中のラスボスくらいの実力がありますが、性格的に悪役もラスボスも根本的に向いていないので、ピンチヒッター的に一時的に四天王をやっていただくのは構わないのではないでしょうか?
なお、ニャントロさんは帰らずにそのまま解説席に座ってしまいました。
これからどんな『面白そうな展開』が待っているのか楽しみで仕方ないという雰囲気です。
「がっはっはっはっは!邪神とかいうやつは少しはやりそうだったが、結局残った奴は軟弱者ばかりではないか!そんなんでこの魔王ゴーリマや精鋭四天王に勝てるとでもおもっているのか?!」
人を見る目のないゴリマッチョ魔王がこちらを嘲笑っています。
しかし…。
「ふ、わかっておらんのはそなたの方じゃ!」
おおっ?!まおちゃんが涼しい顔で言い返しています。
「そなたのとこの四天王とやらはただ、おぬしの力に従っておる『単なる部下』じゃ。
じゃが、こちらの四天王は全員わらわの『ずっと友達』なのじゃ!!
信頼関係が全然違うのじゃ!」
まおちゃんがどや顔で全員との親友関係』を力説しています。
確かに最初から部下だったシルバさん以外は全員まおちゃんの個人的な友達ですよね。
なお、みんなと同様ズットモ扱いされたシルバさんは……うれしそうです!!めちゃめちゃうれしそうです!!
「四天王やっててよかった!!」と喜びをかみしめておられます。
「なんだと、貴様らの軟弱な四天王に目にもの見せてくれるわ!」
「第一戦は『暗黒竜ダークビーダー』VS『漆黒のシルバ』や!
盛り上がっていこうで!」
ダークビーダーとシルバさんの戦いは最初はお互いに攻撃魔法を掛け合う魔法合戦をしていましたが、まもなくシルバさんが圧倒し始めました。
ダークビーダーは苦し紛れに真っ黒な巨大なドラゴンに変身します。
しかし、シルバさんはその一回り大きな黒銀色ともいえるドラゴンに変身し、相手のドラゴンを思い切りボコったら、あっという間に戦闘不能になってしまいました。
「第二戦は『剣鬼ゴーバンダー』VS『金色のラシャール』や!
剣士同士の対決や。今度こそ盛り上がっていこうで!」
ゴーバンダーはパワータイプの剣士で、ラシャールさんは抜群のテクニックでゴーバンダーの剛剣をうまくいなしています。
今度の戦いはかなり見ごたえのある戦いになりました。
しばらく白熱した剣の打ち合いの後、ラシャールさんが叫びます。
「お前の剣はすでに見切った!」
ラシャールさんにやや余裕があるように見えたのは、アニメでこんなシーンを見て、実際にやりたかったからのようです。
歯をキラッと光らせてこのセリフを言いきった後、ラシャールさんはゴーバンダーを圧倒しだしました。
最後に必殺技『雷光剣』を技の名前まで叫びながらとどめを刺し(あくまで試合なので、死んではいませんが)、多くの観客さんにすごく強いような印象付けをしました。
実際にはラシャールさんよりシルバさんの方がかなり強いのですが、シルバさんがあっさり勝ちすぎて、相手の暗黒竜が弱いように見えてしまったのです。
「第四戦は『魔道不死王ドーラクール』VS『陽だまりの女神ちゃん』や!
アンデッドの王と女神様やから仇敵同士ということになりそうや!
さあ、盛り上がっていこうで!!」
「女神ちゃんスーパー浄化!」
光ちゃんの掛け声にもかかわらず、とても残念なことに勝負は全く盛り上がりませんでした。
なにしろ、女神ちゃんの桁違いにすごい浄化の魔法で、魔道不死王があっという間に浄化されてしまい、生きていた時同様のおじいちゃんの賢者となってしまったのです。
心の中まですっかり浄化されてしまった老賢者ドーラクールはあっさり女神ちゃんに帰依してしまい、そこで勝負がついてしまいました。
アルさんやまおちゃんなどごくごく一部が盛り上がりましたが、ほとんどの人たちはあっけにとられて終わってしまいました。
「ついに第四戦や!『百獣王フェンネル』VS『大魔女リディア』や!
これで四天王対決は終わりやから、ゴーリマ魔王陣営も有終の美をかざってほしいところやね。」
相手がおっとりしているアルさんなので、フェンネルは最初余裕の表情を見せていました。
しかし、次の瞬間、アルさんが懐から七体の魔道ゴーレムたちを取り出した瞬間、フェンネルの顔が真っ青になりました。
一体一体がモンスターバスター十二星並みのパワーを持ったゴーレムが臨戦態勢に入っているのです。
私やライトニングレディ、宇宙からの超人マルク、横綱忍者さんなどを模したと思しきゴーレムがずらりと並んでいます。
戦闘能力も元のモデルに近いものがありそうです。
フェンネルは強大な敵たちを目の当たりにした瞬間、流れるように素早く動きました。
「犬とお呼びください!」
完璧極まりない『土下座』の動作に移るまで一瞬のためらいもありませんでした。
「くそ、ふざけるな!ふざけるな!四天王はともかく、わしが魔王としての格の違いをみせてやる!」
四天王全員の敗北、それも『四人中二人が敵方に寝返る』という惨憺たる状況をゴーリマ魔王は受け入れられなかったようです。
「最終戦はいよいよ大将の魔王同士の対決やで! 今度こそ盛り上がっていこうで!!」
試合開始と同時にまおちゃんが空中を高速移動しながら火炎や稲妻、冷気の槍の攻撃を断続的に仕掛けていきます。
ゴーリマ魔王の力任せの魔法攻撃はひょいひょいとリズミカルに躱しながら適切に急所に魔法攻撃を当てていきます。
ゴーリマ魔王がどんどんボロボロになっていくあまりのワンサイドゲームぶりに観客席が静まり返っています。
ここでまおちゃんが油断でもすれば逆転の目もあったかもしれませんが、有利になった後は攻撃に苛烈さが増していきました。
「仮にも『魔王を相手』にするのに油断や下手な手加減があっては相手に失礼にあたるのじゃ!」
ということなのだそうです。さすがはまおちゃんです!
まもなく、ゴーリマ魔王は崩れ落ちて、動かなくなりました。
その時です!急にあたりが暗闇に包まれたかと思うと、空に広がった黒雲から稲妻がゴーリマ魔王に落ちました。
『巨大魔王!!!』
ゴーリマ魔王が見た目の凶悪さが増しながら巨大化したのです!
「ほお、ようやく、本来の姿を現したようじゃな!」
まおちゃんには戦いながらこの状況が感覚的にわかっていたようです。
さすがはまおちゃんです!『さすまお』と呼んであげたいくらいです!
「そちらがそうくるなら、こちらはこうだ!」
マグナ博士の叫び声とともに待機していた巨大ロボットニャンセブンが動き出します。
巨大魔王と巨大ロボットの対決に持ち込むようです。
本当はまおちゃんにそのまま戦ってもらってもよかったのすが、このあたりでガス抜きしておかないと『マグナ博士が何をやらかしてくれるかわからない』ので、そのままニャンセブンに戦ってもらうことにします。
ぴょんぴょぴょん♪ ぴょんぴょぴょん♪ あれこそは♪
ぴょんぴょぴょん♪ ぴょんぴょぴょん♪ 大鉄人ピョンセブン♪
もえる真っ赤な太陽♪ ギラリ輝くうさみみ♪
見よ♪ 大空のうさの顔♪
風のうなりか雄叫びか♪ 魔王がたくらむ大破壊♪
立てうさ耳ピョンセブン♪ 救えるものは他になし♪ ぴょんぴょんぴょん♪
ぴょんぴょぴょん♪ ぴょんぴょぴょん♪ あれこそは♪
ぴょんぴょぴょん♪ ぴょんぴょぴょん♪ 大鉄人ピョンセブン♪
なんということでしょう!
ニャンセブンがさらに変形して、ピョンセブンへと進化したではないですか?!
猫耳がうさ耳に変わっただけのようにも見えますが、それだけではないと思います。
…多分。
パイロットは当然まおちゃんです。
「こんなものを動かすのははじめてなのじゃ!!」
まおちゃんはノリノリで、やる気マックス状態です。
なお、巨大魔王VS大鉄人ピョンセブンとの戦いですが、先ほどのまおちゃんVSゴーリマ魔王の対決以上のワンサイドゲームになったので、割愛させていただきます。
かくして邪教地底帝国はゴーリマ魔王の支配から無事?解放されたのでした。
世界で一番すぐれた帝国♪ まおちゃん地底帝国♪
命令絶対♪ 教義はいっぱい♪ まおちゃん地底帝国♪
地底帝国の邪教徒?のみなさんはまとっているオーラは少しはマシになりましたが、相変わらず変な歌を歌っておられます。
このまま放っておくと先行き何をされるかわからないので、時々『まおちゃんと一緒に指導』に来ることがなし崩し的に決まってしまいました。
なお、降参した四天王たちはまおちゃんの配下となり、まおちゃん六天王の一人として活躍することになりました。
※旧四天王はシルバさんが『昇格』、ダレスが『星になった』ので、二人欠員が出たままだったのです。
「「「あれ?私たちは??」」」
アルさんやラシャールさんたちは四天王続ける必要はありませんからね!!
完
錦織光一: 瀬利亜はんの旦那で関西弁を操るイケメン。サイバーヒーロー・電脳マジシャン。瀬利亜はんを溺愛していて、『三日離れたら寂しゅうて死んでまうんや!』。(鑑定済み)
女神ちゃん: ガルーダ王国の守護女神的な発展途上女神。成人(成神)したら、自分で女神さまとしての名前を付ける予定。それまでは仮に『女神ちゃん』と呼ばれている。
リディア・アルテア・サティスフィールド: 世界最高の魔法使いで、モンスターバスターたちのリーダー格。37歳だが、20代前半にしか見えない美魔女。瀬利亜はんを溺愛している。
「ニャントロ君が四天王だったら、まおちゃんの教育に悪いじゃない!」
…ええと、確かに長期的にニャントロさんが四天王になったりしたら、ろくでもないことを吹き込んでくれる可能性は多々ありますが、とりあえず、今ニャントロさんが仮の四天王をやるくらいは大丈夫だと思うのですが…。
なお、自分から申し出たのではなく、『私から押し付けられた』ニャントロさんは本気で泣きそうな顔をされているように見えます。(仮面越しですがそんな雰囲気です。)いつもと違い、今回はあくまで私に押し付けられたわけですから、かなり気の毒です。
「というわけで、四天王の最後の一人は私がやりますね♪」
おおっと?!ニコニコしながらアルさんが自分が四天王になると言い出しました。
能力的にも仲の良さ的にも確かにニャントロさんよりはアルさんの方が四天王にふさわしいと言えそうです。
「そんなわけで、四人目はニャントロはんに代わって、『大魔女リディア』や!
世界最高の魔法使いで、様々な魔法の道具も作ったり使いはるで!」
アルさんは規格外の魔法使いで、現在はまおちゃんの魔法の師匠的な存在にもなっています。本来は四天王どころか、『大魔王』以上、まさにラスボス中のラスボスくらいの実力がありますが、性格的に悪役もラスボスも根本的に向いていないので、ピンチヒッター的に一時的に四天王をやっていただくのは構わないのではないでしょうか?
なお、ニャントロさんは帰らずにそのまま解説席に座ってしまいました。
これからどんな『面白そうな展開』が待っているのか楽しみで仕方ないという雰囲気です。
「がっはっはっはっは!邪神とかいうやつは少しはやりそうだったが、結局残った奴は軟弱者ばかりではないか!そんなんでこの魔王ゴーリマや精鋭四天王に勝てるとでもおもっているのか?!」
人を見る目のないゴリマッチョ魔王がこちらを嘲笑っています。
しかし…。
「ふ、わかっておらんのはそなたの方じゃ!」
おおっ?!まおちゃんが涼しい顔で言い返しています。
「そなたのとこの四天王とやらはただ、おぬしの力に従っておる『単なる部下』じゃ。
じゃが、こちらの四天王は全員わらわの『ずっと友達』なのじゃ!!
信頼関係が全然違うのじゃ!」
まおちゃんがどや顔で全員との親友関係』を力説しています。
確かに最初から部下だったシルバさん以外は全員まおちゃんの個人的な友達ですよね。
なお、みんなと同様ズットモ扱いされたシルバさんは……うれしそうです!!めちゃめちゃうれしそうです!!
「四天王やっててよかった!!」と喜びをかみしめておられます。
「なんだと、貴様らの軟弱な四天王に目にもの見せてくれるわ!」
「第一戦は『暗黒竜ダークビーダー』VS『漆黒のシルバ』や!
盛り上がっていこうで!」
ダークビーダーとシルバさんの戦いは最初はお互いに攻撃魔法を掛け合う魔法合戦をしていましたが、まもなくシルバさんが圧倒し始めました。
ダークビーダーは苦し紛れに真っ黒な巨大なドラゴンに変身します。
しかし、シルバさんはその一回り大きな黒銀色ともいえるドラゴンに変身し、相手のドラゴンを思い切りボコったら、あっという間に戦闘不能になってしまいました。
「第二戦は『剣鬼ゴーバンダー』VS『金色のラシャール』や!
剣士同士の対決や。今度こそ盛り上がっていこうで!」
ゴーバンダーはパワータイプの剣士で、ラシャールさんは抜群のテクニックでゴーバンダーの剛剣をうまくいなしています。
今度の戦いはかなり見ごたえのある戦いになりました。
しばらく白熱した剣の打ち合いの後、ラシャールさんが叫びます。
「お前の剣はすでに見切った!」
ラシャールさんにやや余裕があるように見えたのは、アニメでこんなシーンを見て、実際にやりたかったからのようです。
歯をキラッと光らせてこのセリフを言いきった後、ラシャールさんはゴーバンダーを圧倒しだしました。
最後に必殺技『雷光剣』を技の名前まで叫びながらとどめを刺し(あくまで試合なので、死んではいませんが)、多くの観客さんにすごく強いような印象付けをしました。
実際にはラシャールさんよりシルバさんの方がかなり強いのですが、シルバさんがあっさり勝ちすぎて、相手の暗黒竜が弱いように見えてしまったのです。
「第四戦は『魔道不死王ドーラクール』VS『陽だまりの女神ちゃん』や!
アンデッドの王と女神様やから仇敵同士ということになりそうや!
さあ、盛り上がっていこうで!!」
「女神ちゃんスーパー浄化!」
光ちゃんの掛け声にもかかわらず、とても残念なことに勝負は全く盛り上がりませんでした。
なにしろ、女神ちゃんの桁違いにすごい浄化の魔法で、魔道不死王があっという間に浄化されてしまい、生きていた時同様のおじいちゃんの賢者となってしまったのです。
心の中まですっかり浄化されてしまった老賢者ドーラクールはあっさり女神ちゃんに帰依してしまい、そこで勝負がついてしまいました。
アルさんやまおちゃんなどごくごく一部が盛り上がりましたが、ほとんどの人たちはあっけにとられて終わってしまいました。
「ついに第四戦や!『百獣王フェンネル』VS『大魔女リディア』や!
これで四天王対決は終わりやから、ゴーリマ魔王陣営も有終の美をかざってほしいところやね。」
相手がおっとりしているアルさんなので、フェンネルは最初余裕の表情を見せていました。
しかし、次の瞬間、アルさんが懐から七体の魔道ゴーレムたちを取り出した瞬間、フェンネルの顔が真っ青になりました。
一体一体がモンスターバスター十二星並みのパワーを持ったゴーレムが臨戦態勢に入っているのです。
私やライトニングレディ、宇宙からの超人マルク、横綱忍者さんなどを模したと思しきゴーレムがずらりと並んでいます。
戦闘能力も元のモデルに近いものがありそうです。
フェンネルは強大な敵たちを目の当たりにした瞬間、流れるように素早く動きました。
「犬とお呼びください!」
完璧極まりない『土下座』の動作に移るまで一瞬のためらいもありませんでした。
「くそ、ふざけるな!ふざけるな!四天王はともかく、わしが魔王としての格の違いをみせてやる!」
四天王全員の敗北、それも『四人中二人が敵方に寝返る』という惨憺たる状況をゴーリマ魔王は受け入れられなかったようです。
「最終戦はいよいよ大将の魔王同士の対決やで! 今度こそ盛り上がっていこうで!!」
試合開始と同時にまおちゃんが空中を高速移動しながら火炎や稲妻、冷気の槍の攻撃を断続的に仕掛けていきます。
ゴーリマ魔王の力任せの魔法攻撃はひょいひょいとリズミカルに躱しながら適切に急所に魔法攻撃を当てていきます。
ゴーリマ魔王がどんどんボロボロになっていくあまりのワンサイドゲームぶりに観客席が静まり返っています。
ここでまおちゃんが油断でもすれば逆転の目もあったかもしれませんが、有利になった後は攻撃に苛烈さが増していきました。
「仮にも『魔王を相手』にするのに油断や下手な手加減があっては相手に失礼にあたるのじゃ!」
ということなのだそうです。さすがはまおちゃんです!
まもなく、ゴーリマ魔王は崩れ落ちて、動かなくなりました。
その時です!急にあたりが暗闇に包まれたかと思うと、空に広がった黒雲から稲妻がゴーリマ魔王に落ちました。
『巨大魔王!!!』
ゴーリマ魔王が見た目の凶悪さが増しながら巨大化したのです!
「ほお、ようやく、本来の姿を現したようじゃな!」
まおちゃんには戦いながらこの状況が感覚的にわかっていたようです。
さすがはまおちゃんです!『さすまお』と呼んであげたいくらいです!
「そちらがそうくるなら、こちらはこうだ!」
マグナ博士の叫び声とともに待機していた巨大ロボットニャンセブンが動き出します。
巨大魔王と巨大ロボットの対決に持ち込むようです。
本当はまおちゃんにそのまま戦ってもらってもよかったのすが、このあたりでガス抜きしておかないと『マグナ博士が何をやらかしてくれるかわからない』ので、そのままニャンセブンに戦ってもらうことにします。
ぴょんぴょぴょん♪ ぴょんぴょぴょん♪ あれこそは♪
ぴょんぴょぴょん♪ ぴょんぴょぴょん♪ 大鉄人ピョンセブン♪
もえる真っ赤な太陽♪ ギラリ輝くうさみみ♪
見よ♪ 大空のうさの顔♪
風のうなりか雄叫びか♪ 魔王がたくらむ大破壊♪
立てうさ耳ピョンセブン♪ 救えるものは他になし♪ ぴょんぴょんぴょん♪
ぴょんぴょぴょん♪ ぴょんぴょぴょん♪ あれこそは♪
ぴょんぴょぴょん♪ ぴょんぴょぴょん♪ 大鉄人ピョンセブン♪
なんということでしょう!
ニャンセブンがさらに変形して、ピョンセブンへと進化したではないですか?!
猫耳がうさ耳に変わっただけのようにも見えますが、それだけではないと思います。
…多分。
パイロットは当然まおちゃんです。
「こんなものを動かすのははじめてなのじゃ!!」
まおちゃんはノリノリで、やる気マックス状態です。
なお、巨大魔王VS大鉄人ピョンセブンとの戦いですが、先ほどのまおちゃんVSゴーリマ魔王の対決以上のワンサイドゲームになったので、割愛させていただきます。
かくして邪教地底帝国はゴーリマ魔王の支配から無事?解放されたのでした。
世界で一番すぐれた帝国♪ まおちゃん地底帝国♪
命令絶対♪ 教義はいっぱい♪ まおちゃん地底帝国♪
地底帝国の邪教徒?のみなさんはまとっているオーラは少しはマシになりましたが、相変わらず変な歌を歌っておられます。
このまま放っておくと先行き何をされるかわからないので、時々『まおちゃんと一緒に指導』に来ることがなし崩し的に決まってしまいました。
なお、降参した四天王たちはまおちゃんの配下となり、まおちゃん六天王の一人として活躍することになりました。
※旧四天王はシルバさんが『昇格』、ダレスが『星になった』ので、二人欠員が出たままだったのです。
「「「あれ?私たちは??」」」
アルさんやラシャールさんたちは四天王続ける必要はありませんからね!!
完
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誤字・脱字・文章修正 随時行います。
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