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第7話.秘密って、何?
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地下鉄に乗る前に、連絡して欲しいって、ユナにメールしたの。そしたら、『もう、乗ってるよ。』って、帰って来たの。
私は、急いで、ケトルのスイッチを入れて、ハンバーグを焼き始めたわ。マグカップに、コーンスープの粉を入れて、スプーンをさしておいた。
「良い感じに、焼けて来たわ。」
ドアの開く音。ユナね。思ったより、早かった。
「ユナ、ちょっと、待っててね。直ぐにできるから。」
「えっ、ユナは、まだなの?」
後ろを振り返ると、若い男性が立っていた。それも、部屋の中に入ってきている。この人は誰?
「すみません。どなたですか?」
「俺か?俺は、ユナの元カレだよ。」
ユナが、男性と付き合っていた。そんな、どういうこと。私は、パニクってしまった。何とか、火を止めた。このままでは、危ない。もう、料理どころじゃないわ。
「まあ、いいよ。また来るって、ユナに伝えておいてくれ。」
男は、伝言だけを言い残して、帰って行った。本当は、何しに来たの?元カレって、言ってたよ。私は、突っ立ったまま、何も考えることが出来なかった。
「キリ、どうしたの?」
「あぁ、ユナ。」
私は、ユナが帰ってきたことすら、気が付かなかった。
「元カレって、何?」
やっと、声を出せた。
「どういうこと?誰か、来たの?」
「元カレって、どういうこと?」
私は、ユナに飛び突いていた。そのまま、押し倒してしまった。
何故か、涙が止まらない。私は、ユナの胸元で、泣いていた。何故、泣いているのか、分からなかった。
「ユナは、私だけのもの。誰にも渡さない。」
私は、ユナの唇に噛みつくように唇を奪った。舌を入れて、出来る限り激しく、ユナを求めていった。
「キリ、大丈夫。痛いわ。」
「厭よ。嫌よ。渡さないから。」
更に激しく、ユナを抱きしめた。
「ユナ、私を抱いて、抱きしめてよ。離さないで。」
「わかったから、落ち着いてよ。何があったの?」
私は、やっとのことで、落ち着いて、ユナに説明をした。突然、男性が現れて、部屋の中まで、勝手に入ってきて、また、来るって。そして、『元カレ』って、言ったことを。
「ごめんなさい。元カレが来るって、思っていなかったの。もう、2年も前よ。別れたのは。」
「でも、ユナは、男性とも、付き合っていたの?」
「そうね。以前は、男性が好きだったの。でも、怖くなったの。男性が。」
「あの元カレに何か、されたの?」
「殴られての。何度もよ。それも、理由がわからないの。それで、怖くなって、別れたの。」
「分かれたのに、何故、来たの?」
「分からないわ。時々、電話があったけど、それだけよ。もう、会うことはないと、思っていたわ。」
でも、やっぱり、男性とも、付き合えるのだ。ユナは、私だけのものって、だめかも。
私は、急いで、ケトルのスイッチを入れて、ハンバーグを焼き始めたわ。マグカップに、コーンスープの粉を入れて、スプーンをさしておいた。
「良い感じに、焼けて来たわ。」
ドアの開く音。ユナね。思ったより、早かった。
「ユナ、ちょっと、待っててね。直ぐにできるから。」
「えっ、ユナは、まだなの?」
後ろを振り返ると、若い男性が立っていた。それも、部屋の中に入ってきている。この人は誰?
「すみません。どなたですか?」
「俺か?俺は、ユナの元カレだよ。」
ユナが、男性と付き合っていた。そんな、どういうこと。私は、パニクってしまった。何とか、火を止めた。このままでは、危ない。もう、料理どころじゃないわ。
「まあ、いいよ。また来るって、ユナに伝えておいてくれ。」
男は、伝言だけを言い残して、帰って行った。本当は、何しに来たの?元カレって、言ってたよ。私は、突っ立ったまま、何も考えることが出来なかった。
「キリ、どうしたの?」
「あぁ、ユナ。」
私は、ユナが帰ってきたことすら、気が付かなかった。
「元カレって、何?」
やっと、声を出せた。
「どういうこと?誰か、来たの?」
「元カレって、どういうこと?」
私は、ユナに飛び突いていた。そのまま、押し倒してしまった。
何故か、涙が止まらない。私は、ユナの胸元で、泣いていた。何故、泣いているのか、分からなかった。
「ユナは、私だけのもの。誰にも渡さない。」
私は、ユナの唇に噛みつくように唇を奪った。舌を入れて、出来る限り激しく、ユナを求めていった。
「キリ、大丈夫。痛いわ。」
「厭よ。嫌よ。渡さないから。」
更に激しく、ユナを抱きしめた。
「ユナ、私を抱いて、抱きしめてよ。離さないで。」
「わかったから、落ち着いてよ。何があったの?」
私は、やっとのことで、落ち着いて、ユナに説明をした。突然、男性が現れて、部屋の中まで、勝手に入ってきて、また、来るって。そして、『元カレ』って、言ったことを。
「ごめんなさい。元カレが来るって、思っていなかったの。もう、2年も前よ。別れたのは。」
「でも、ユナは、男性とも、付き合っていたの?」
「そうね。以前は、男性が好きだったの。でも、怖くなったの。男性が。」
「あの元カレに何か、されたの?」
「殴られての。何度もよ。それも、理由がわからないの。それで、怖くなって、別れたの。」
「分かれたのに、何故、来たの?」
「分からないわ。時々、電話があったけど、それだけよ。もう、会うことはないと、思っていたわ。」
でも、やっぱり、男性とも、付き合えるのだ。ユナは、私だけのものって、だめかも。
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