10 / 37
ハプニング
しおりを挟む
チャイムの音がした。そわそわしすぎて、さっきから部屋を何度も行き来している。
「翔かな?」
いつのまにか上がっている口角を必死に戻しながら、玄関を開けた。なんとなくだけど、喜んでいる事を翔に気づかれたくない。
「あーすか!」
扉を開けると満面の笑みで翔が立っていた。真顔でいたかったのに、つられて笑う。
「いらっしゃい」
やっぱり、翔の前で表情は隠せない。
「へへ、お邪魔しまーす!」
翔は嬉しそうに、家へ入ってきた。
「あ!そうだ!これお土産ね」
そう言ってあすかにビニール袋を差し出してきた。何が入っているのかわからないが、大きめの袋だ。
「ありがとう」
あすかはそれを受け取ると、翔を部屋まで案内した。
あすかは友達を部屋に上げる事がないので、緊張していた。翔はそれをみて笑うものだから、あすかは少し拗ねたような顔をする。
「まあまあ!落ち着けって」
翔は何もかも見透かしてるみたいに見える。恥ずかしい。逃げるように、お土産の袋を持って台所へ向かった。
袋を開けると、フルーツにジュース、お菓子が入っていた。ジュースは冷蔵庫に入れ、フルーツはまな板の横に置いた。
「桃だ」
フルーツの一つはあすかの好物の桃だった。一人暮らしを始めてから、食べる機会を失っていたので、久々の桃にテンションが上がる。そのテンションのまま、桃を切って皿に乗せ、翔のいるリビングまで持って行った。
「翔!桃ありがとう!」
あすかはキラキラした目で翔に言った。翔は安堵したように顔を綻ばせる。
「どういたしまして~」
皿を机に置いて、あすかもソファに座った。いつも通りだと思い、隣に座ったが、距離が近い事に気がついた。顔が熱くなる。いや、でも、ここ以外に座るところはないし。そう自分に言い聞かせ、せめて翔の方を見ないようにした。
「あすか、そう言えば大丈夫?」
それなのに、翔が心配そうにこっちを見る視線を感じ、向き合わずにはいられなかった。
「だ、大丈夫だよ」
言葉が詰まる。顔もまだ熱いままだ。
「本当か…?顔赤いけど、熱でもあるんじゃ」
翔は顔を近づけながらそう言った。そして、手をあすかの額に当てる。
「だ…大丈夫だから!!」
心臓が音を立てている。これ以上近づかれたら聞こえてしまうんじゃないだろうか。翔の顔は、危険だ。綺麗すぎる。こんな距離で見るものじゃない。避けるように、「ジュースも持ってくるね」とその場を離れた。翔は、ポカンとしたまま、あすかのいなくなった席を眺めていた。
「どうしたんだろう」
翔は、本気で心配しているせいであすかの動揺に気がついていないのだ。少ししてから、あすかはジュースとコップを持って戻ってきた。しかし、手が震えている。
「おい、本当に大丈夫か?」
翔は心配そうにあすかの手を掴んだ。あすかはびっくりして、目を丸くした。
「大丈夫だから!」
「それなら、いいんだけど」
あすかの勢いに押されて、翔はソファに戻った。しばらく、ぎこちない会話が続いた。翔に色々質問されるのに、あすかは「うん」とか「大丈夫」とか「よかった」とかしか言えなかった。なんて、不甲斐ないんだ、と反省しながらも改善はできなかった。変な夢を見たせいで疲れてるんだ。でも、まさか、本当に僕は翔が好きなの?そんな疑念まで浮かんでくる。一層、うまく話せない。翔の困った顔すら可愛く見えてくる。
「もうダメだ」
そう言って顔を手で隠し、うずくまった。
「あすかー、なんか変じゃない?」
「わかってるよ…」
会話ができているようでできていない。翔の顔が見れない。心配そうな声だけ右から聞こえてくる。
「にしても、綺麗な部屋だな」
「そ、掃除したから」
翔の視線が部屋に移った事を確認し、顔を上げた。
「えー、俺のために?うれしー」
本当に思ってるのかわからない、いつもの翔の声だ。少し落ち着いてきた。
「そうだよ」
一度、深呼吸をして返事をした。翔はそのまま立ち上がり、本棚の方へ向かった。
「なあ!見てもいい?」
本棚を指刺しながら笑っている。翔の無邪気な姿を見て、ホッとする。いつも通りだ。僕の顔もきっと戻ったはず。
「いいよ」
言葉もスッと出てくる。よかった。そう安心していると、この前、BLの漫画を買った事を思い出した。翔みたいなキャラがいて、いつもは興味がないのに手に取ってしまったのだ。家についてから中身を見たが、少し過激でちょっと早かったかもと苦い思い出がセットで記憶に残っている。
「あっ!!」
慌てて立ち上がったが、もう遅かった。
「これ知ってる!」
翔は、それを手に取り目を輝かせてる。なんでよりによって、それを…。
「ゆいちゃんに勧められて読んだんだよね~」
懐かしいというように眺めている。その、ゆいちゃんも翔に似てると思って読んでいるのではないかと思うと少しモヤモヤしたが、それよりも今をどうにかしなきゃという感情が勝った。
「そ、それは…えっと」
「面白いよな~!これベストセラーらしいぜ」
「え、あ、そうなんだ」
翔があまりにも気にしていない様子だから、このまま、流れに任せようと決意した。
「でも、あすかも、こういうの読むんだな」
翔は、なぜか嬉しそうにしている。もしかして、こういう本好きなのかな?
「翔は、よく読むの?」
「よく読むっていうか、勧められて読まされた」
そう言えば翔は、女の子とよく一緒にいる人だったと思い出した。最近は僕とよく喋っているだけで、翔はそういう人だった。
「そうだよね。翔、友達多いから」
うまく返事ができない。
「なんだよそれ、でもハマると面白いんだぞ。それにこの漫画のキャラ、ちょっとあすかに似てない?」
翔はあすかの動揺を気にしていない様子で、ペラペラとページをめくっている。しかし、その手が途中で止まる。目を向けるとラブシーンだった。翔はパタンと漫画を閉じて本棚に戻した。ほんの数秒、沈黙が流れた。数秒なのにすごく長く感じた。
「時間経ったら、鮮度落ちるし、桃食べようぜ」
翔はそう言ってソファに戻ってきた。手には、別の漫画を持っている。あすかのお気に入りのバトル漫画だ。
「そ、その漫画!僕一番好きなんだ」
あすかは話題を見つけたという風に、勢いよく話を振った。
「お!まじ?俺も超好き!」
翔も、それに乗ってくる。よくわからない空気は、その漫画の話題で消え去った。お互い好きなシーンやキャラクターを言い合って盛り上がった。なんだか、高校時代に戻ったような感じで楽しいなとあすかは思っていた。
「そろそろ帰るわ!」
翔は外を見てそう言った。いつのまにか夜になっていた。
「うん!また明日!」
少し寂しい気持ちが残る。
「バカ、明日は土曜日だろ?」
翔は、面白そうに笑っている。あすかは休んでたから~とでも言いたそうだ。
「そうだった!」
明日は、翔に会えないのか。残念に思っていたら、それが顔に出ていたのか、翔が「少し寂しいくらいがちょうどいいんだよ」と揶揄ってくる。
「なにそれ」
自然に笑顔になれた。
「じゃーな!」
元気に手を振る翔を見送った。翔が後ろを向いて歩き出した後も、手を振り続けていた。
「はぁ、早く月曜日にならないかな」
休みより、学校が待ち遠しく感じる日が来るなんて、不思議だ。部屋に戻り、片付けをしているとソファから鍵が出てきた。
「これって、もしかして」
急いで翔に電話をかけた。翔はすぐに電話に出て「もしもーし、寂しくなっちゃった?」と呑気にしている。
「翔!鍵!忘れてる!」
それを聞いた途端、「やばっ!」と言って走る音が聞こえた。
「取りに戻る!」
そう言って電話が切れた。しばらく待っていると、チャイムが鳴った。
「ごめん、忘れてた」
息を切らしながら、翔が戻ってきた。
「気づいてよかったよ」
「本当にそれ」
よくやったという風にあすかをポンポンと叩く。しかし、あすかはまだ不安だった。
「終電って…」
そういうと、翔はバツが悪そうに笑って、「すぎたかも」と言った。
「と、泊まってく?」
幸い、あすかの家には家族用の布団がある。二人までなら、余裕で泊まれるのだ。
「悪い…頼むわ」
「うん」
翔が家に泊まる事になった。今日は、色んな事が起きすぎている。頭がパンクしそうだ。でも、悪夢を見るかもしれない不安も、昨日の事も完全に忘れられそうだ。あすかは、むしろ僕の方が感謝しなきゃかも、なんて思いながら、翔を部屋に上げた。なんだか、修学旅行を思い出す。
「翔かな?」
いつのまにか上がっている口角を必死に戻しながら、玄関を開けた。なんとなくだけど、喜んでいる事を翔に気づかれたくない。
「あーすか!」
扉を開けると満面の笑みで翔が立っていた。真顔でいたかったのに、つられて笑う。
「いらっしゃい」
やっぱり、翔の前で表情は隠せない。
「へへ、お邪魔しまーす!」
翔は嬉しそうに、家へ入ってきた。
「あ!そうだ!これお土産ね」
そう言ってあすかにビニール袋を差し出してきた。何が入っているのかわからないが、大きめの袋だ。
「ありがとう」
あすかはそれを受け取ると、翔を部屋まで案内した。
あすかは友達を部屋に上げる事がないので、緊張していた。翔はそれをみて笑うものだから、あすかは少し拗ねたような顔をする。
「まあまあ!落ち着けって」
翔は何もかも見透かしてるみたいに見える。恥ずかしい。逃げるように、お土産の袋を持って台所へ向かった。
袋を開けると、フルーツにジュース、お菓子が入っていた。ジュースは冷蔵庫に入れ、フルーツはまな板の横に置いた。
「桃だ」
フルーツの一つはあすかの好物の桃だった。一人暮らしを始めてから、食べる機会を失っていたので、久々の桃にテンションが上がる。そのテンションのまま、桃を切って皿に乗せ、翔のいるリビングまで持って行った。
「翔!桃ありがとう!」
あすかはキラキラした目で翔に言った。翔は安堵したように顔を綻ばせる。
「どういたしまして~」
皿を机に置いて、あすかもソファに座った。いつも通りだと思い、隣に座ったが、距離が近い事に気がついた。顔が熱くなる。いや、でも、ここ以外に座るところはないし。そう自分に言い聞かせ、せめて翔の方を見ないようにした。
「あすか、そう言えば大丈夫?」
それなのに、翔が心配そうにこっちを見る視線を感じ、向き合わずにはいられなかった。
「だ、大丈夫だよ」
言葉が詰まる。顔もまだ熱いままだ。
「本当か…?顔赤いけど、熱でもあるんじゃ」
翔は顔を近づけながらそう言った。そして、手をあすかの額に当てる。
「だ…大丈夫だから!!」
心臓が音を立てている。これ以上近づかれたら聞こえてしまうんじゃないだろうか。翔の顔は、危険だ。綺麗すぎる。こんな距離で見るものじゃない。避けるように、「ジュースも持ってくるね」とその場を離れた。翔は、ポカンとしたまま、あすかのいなくなった席を眺めていた。
「どうしたんだろう」
翔は、本気で心配しているせいであすかの動揺に気がついていないのだ。少ししてから、あすかはジュースとコップを持って戻ってきた。しかし、手が震えている。
「おい、本当に大丈夫か?」
翔は心配そうにあすかの手を掴んだ。あすかはびっくりして、目を丸くした。
「大丈夫だから!」
「それなら、いいんだけど」
あすかの勢いに押されて、翔はソファに戻った。しばらく、ぎこちない会話が続いた。翔に色々質問されるのに、あすかは「うん」とか「大丈夫」とか「よかった」とかしか言えなかった。なんて、不甲斐ないんだ、と反省しながらも改善はできなかった。変な夢を見たせいで疲れてるんだ。でも、まさか、本当に僕は翔が好きなの?そんな疑念まで浮かんでくる。一層、うまく話せない。翔の困った顔すら可愛く見えてくる。
「もうダメだ」
そう言って顔を手で隠し、うずくまった。
「あすかー、なんか変じゃない?」
「わかってるよ…」
会話ができているようでできていない。翔の顔が見れない。心配そうな声だけ右から聞こえてくる。
「にしても、綺麗な部屋だな」
「そ、掃除したから」
翔の視線が部屋に移った事を確認し、顔を上げた。
「えー、俺のために?うれしー」
本当に思ってるのかわからない、いつもの翔の声だ。少し落ち着いてきた。
「そうだよ」
一度、深呼吸をして返事をした。翔はそのまま立ち上がり、本棚の方へ向かった。
「なあ!見てもいい?」
本棚を指刺しながら笑っている。翔の無邪気な姿を見て、ホッとする。いつも通りだ。僕の顔もきっと戻ったはず。
「いいよ」
言葉もスッと出てくる。よかった。そう安心していると、この前、BLの漫画を買った事を思い出した。翔みたいなキャラがいて、いつもは興味がないのに手に取ってしまったのだ。家についてから中身を見たが、少し過激でちょっと早かったかもと苦い思い出がセットで記憶に残っている。
「あっ!!」
慌てて立ち上がったが、もう遅かった。
「これ知ってる!」
翔は、それを手に取り目を輝かせてる。なんでよりによって、それを…。
「ゆいちゃんに勧められて読んだんだよね~」
懐かしいというように眺めている。その、ゆいちゃんも翔に似てると思って読んでいるのではないかと思うと少しモヤモヤしたが、それよりも今をどうにかしなきゃという感情が勝った。
「そ、それは…えっと」
「面白いよな~!これベストセラーらしいぜ」
「え、あ、そうなんだ」
翔があまりにも気にしていない様子だから、このまま、流れに任せようと決意した。
「でも、あすかも、こういうの読むんだな」
翔は、なぜか嬉しそうにしている。もしかして、こういう本好きなのかな?
「翔は、よく読むの?」
「よく読むっていうか、勧められて読まされた」
そう言えば翔は、女の子とよく一緒にいる人だったと思い出した。最近は僕とよく喋っているだけで、翔はそういう人だった。
「そうだよね。翔、友達多いから」
うまく返事ができない。
「なんだよそれ、でもハマると面白いんだぞ。それにこの漫画のキャラ、ちょっとあすかに似てない?」
翔はあすかの動揺を気にしていない様子で、ペラペラとページをめくっている。しかし、その手が途中で止まる。目を向けるとラブシーンだった。翔はパタンと漫画を閉じて本棚に戻した。ほんの数秒、沈黙が流れた。数秒なのにすごく長く感じた。
「時間経ったら、鮮度落ちるし、桃食べようぜ」
翔はそう言ってソファに戻ってきた。手には、別の漫画を持っている。あすかのお気に入りのバトル漫画だ。
「そ、その漫画!僕一番好きなんだ」
あすかは話題を見つけたという風に、勢いよく話を振った。
「お!まじ?俺も超好き!」
翔も、それに乗ってくる。よくわからない空気は、その漫画の話題で消え去った。お互い好きなシーンやキャラクターを言い合って盛り上がった。なんだか、高校時代に戻ったような感じで楽しいなとあすかは思っていた。
「そろそろ帰るわ!」
翔は外を見てそう言った。いつのまにか夜になっていた。
「うん!また明日!」
少し寂しい気持ちが残る。
「バカ、明日は土曜日だろ?」
翔は、面白そうに笑っている。あすかは休んでたから~とでも言いたそうだ。
「そうだった!」
明日は、翔に会えないのか。残念に思っていたら、それが顔に出ていたのか、翔が「少し寂しいくらいがちょうどいいんだよ」と揶揄ってくる。
「なにそれ」
自然に笑顔になれた。
「じゃーな!」
元気に手を振る翔を見送った。翔が後ろを向いて歩き出した後も、手を振り続けていた。
「はぁ、早く月曜日にならないかな」
休みより、学校が待ち遠しく感じる日が来るなんて、不思議だ。部屋に戻り、片付けをしているとソファから鍵が出てきた。
「これって、もしかして」
急いで翔に電話をかけた。翔はすぐに電話に出て「もしもーし、寂しくなっちゃった?」と呑気にしている。
「翔!鍵!忘れてる!」
それを聞いた途端、「やばっ!」と言って走る音が聞こえた。
「取りに戻る!」
そう言って電話が切れた。しばらく待っていると、チャイムが鳴った。
「ごめん、忘れてた」
息を切らしながら、翔が戻ってきた。
「気づいてよかったよ」
「本当にそれ」
よくやったという風にあすかをポンポンと叩く。しかし、あすかはまだ不安だった。
「終電って…」
そういうと、翔はバツが悪そうに笑って、「すぎたかも」と言った。
「と、泊まってく?」
幸い、あすかの家には家族用の布団がある。二人までなら、余裕で泊まれるのだ。
「悪い…頼むわ」
「うん」
翔が家に泊まる事になった。今日は、色んな事が起きすぎている。頭がパンクしそうだ。でも、悪夢を見るかもしれない不安も、昨日の事も完全に忘れられそうだ。あすかは、むしろ僕の方が感謝しなきゃかも、なんて思いながら、翔を部屋に上げた。なんだか、修学旅行を思い出す。
0
あなたにおすすめの小説
黒獅子の愛でる花
なこ
BL
レノアール伯爵家次男のサフィアは、伯爵家の中でもとりわけ浮いた存在だ。
中性的で神秘的なその美しさには、誰しもが息を呑んだ。
深い碧眼はどこか憂いを帯びており、見る者を惑わすと言う。
サフィアは密かに、幼馴染の侯爵家三男リヒトと将来を誓い合っていた。
しかし、その誓いを信じて疑うこともなかったサフィアとは裏腹に、リヒトは公爵家へ婿入りしてしまう。
毎日のように愛を囁き続けてきたリヒトの裏切り行為に、サフィアは困惑する。
そんなある日、複雑な想いを抱えて過ごすサフィアの元に、幼い王太子の世話係を打診する知らせが届く。
王太子は、黒獅子と呼ばれ、前国王を王座から引きずり降ろした現王と、その幼馴染である王妃との一人息子だ。
王妃は現在、病で療養中だという。
幼い王太子と、黒獅子の王、王妃の住まう王城で、サフィアはこれまで知ることのなかった様々な感情と直面する。
サフィアと黒獅子の王ライは、二人を取り巻く愛憎の渦に巻き込まれながらも、密かにゆっくりと心を通わせていくが…
劣等アルファは最強王子から逃げられない
東
BL
リュシアン・ティレルはアルファだが、オメガのフェロモンに気持ち悪くなる欠陥品のアルファ。そのことを周囲に隠しながら生活しているため、異母弟のオメガであるライモントに手ひどい態度をとってしまい、世間からの評判は悪い。
ある日、気分の悪さに逃げ込んだ先で、ひとりの王子につかまる・・・という話です。
発情期のタイムリミット
なの
BL
期末試験を目前に控えた高校2年のΩ・陸。
抑制剤の効きが弱い体質のせいで、発情期が試験と重なりそうになり大パニック!
「絶対に赤点は取れない!」
「発情期なんて気合で乗り越える!」
そう強がる陸を、幼なじみでクラスメイトのα・大輝が心配する。
だが、勉強に必死な陸の周りには、ほんのり漂う甘いフェロモン……。
「俺に頼れって言ってんのに」
「頼ったら……勉強どころじゃなくなるから!」
試験か、発情期か。
ギリギリのタイムリミットの中で、二人の関係は一気に動き出していく――!
ドタバタと胸きゅんが交錯する、青春オメガバース・ラブコメディ。
*一般的なオメガバースは、発情期中はアルファとオメガを隔離したり、抑制剤や隔離部屋が管理されていたりしていますが、この物語は、日常ラブコメにオメガバース要素を混ぜた世界観になってます。
彼はオレを推しているらしい
まと
BL
クラスのイケメン男子が、なぜか平凡男子のオレに視線を向けてくる。
どうせ絶対に嫌われているのだと思っていたんだけど...?
きっかけは突然の雨。
ほのぼのした世界観が書きたくて。
4話で完結です(執筆済み)
需要がありそうでしたら続編も書いていこうかなと思っておいます(*^^*)
もし良ければコメントお待ちしております。
⚠️趣味で書いておりますので、誤字脱字のご報告や、世界観に対する批判コメントはご遠慮します。そういったコメントにはお返しできませんので宜しくお願いします。
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
孤毒の解毒薬
紫月ゆえ
BL
友人なし、家族仲悪、自分の居場所に疑問を感じてる大学生が、同大学に在籍する真逆の陽キャ学生に出会い、彼の止まっていた時が動き始める―。
中学時代の出来事から人に心を閉ざしてしまい、常に一線をひくようになってしまった西条雪。そんな彼に話しかけてきたのは、いつも周りに人がいる人気者のような、いわゆる陽キャだ。雪とは一生交わることのない人だと思っていたが、彼はどこか違うような…。
不思議にももっと話してみたいと、あわよくば友達になってみたいと思うようになるのだが―。
【登場人物】
西条雪:ぼっち学生。人と関わることに抵抗を抱いている。無自覚だが、容姿はかなり整っている。
白銀奏斗:勉学、容姿、人望を兼ね備えた人気者。柔らかく穏やかな雰囲気をまとう。
藤崎さんに告白したら藤崎くんに告白してた件
三宅スズ
BL
大学3年生の鈴原純(すずはらじゅん)は、同じ学部内ではアイドル的存在でかつ憧れの藤崎葵(ふじさきあおい)に、酒に酔った勢いに任せてLINEで告白をするが、同じ名字の藤崎遥人(ふじさきはると)に告白のメッセージを誤爆してしまう。
誤爆から始まるBL物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる