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8話 尿意
「は、はぁい……!」
ヒクヒクと身体を痙攣させている優香は、ただ肯定することしかできない。くぐもった声色で返答すると、四肢が電流を流されたかのように震えた。
しばらくすると、下半身をモジモジと摩りながら、唇を噛み締めた。
「もう終わりですよ。どうされましたか?」
「その……お、おトレイに行きたい、です」
「あぁ、それは大変ですね」
Cは、含みのある笑みを浮かべると、再び近寄ってきた。
「支えてくれませんか……? こ、このままじゃ足が震えて立てなくて……」
「ならここでするのが良いでしょう。もう既に汚していますし。大した問題ではありません」
「そ、それは……嫌です」
「社長の命令は絶対ですよ」
え、と優香は唐突に目を丸くした。弛緩した空気感が、肌身を撫でる。
しかし、Cの鋭い視線に、空気は一瞬にして恐怖の色を覚えた。
ごくり、と優香が喉を鳴らす。
「それってどいうことですか?」
「……この際だから良いでしょう。先程は役員と伝えましたね。本来の僕の身分は社長です。取締役と兼任しています」
「え……まさか、研究内容っていうのは」
はい、と和かに笑った。Cは、腕を軽く回している。
「時間停止についてですね。その技術を応用して会社を立ち上げました。優香ちゃんの人生は保証されている、というこでもありますね」
だから、と自然な流れで続けられる。
「ここでトイレを済ませましょう。やはり人間はどこまで行っても野生生物です。抑制された社会で暮らしていれば、野生的な部分も時には必要だと思いますよ」
「だ、だからって!?」
はしたない音が、鼓膜に響く。
「随分と耐えますね。良いんですよ、我慢しなくて」
「でもぉ……っん、ぁっん!」
嬌声を上げてしまう。潮が浜辺に押し寄せてくるような感覚が、下半身に迸る。
Cが離れると、呟いた。
「最後は自分で処理しましょうね」
「っ……は、ぃ」
一人で、腕をあそこへと伸ばす。
その時はすぐ訪れた。ヒクヒクと身体が過呼吸をするように、痙攣した矢先。
「あ、忘れていました。そろそろ時間停止を解かなければなりませんね」
次の瞬間。豪雨が電車内を襲った。
対面に座る学生や男性達に、次々と降りかかっていく。
「っん……ぁぁ、っん、ふぁっ、んぬ」
内定を得ることには成功した。しかし、なにか大切なものを失ったような気がすると、優香は考えていた。
だがしかし、そこで思考は途切れる。
ただ今は、この全身から溢れる快楽物質に、身を委ねようと。
ヒクヒクと身体を痙攣させている優香は、ただ肯定することしかできない。くぐもった声色で返答すると、四肢が電流を流されたかのように震えた。
しばらくすると、下半身をモジモジと摩りながら、唇を噛み締めた。
「もう終わりですよ。どうされましたか?」
「その……お、おトレイに行きたい、です」
「あぁ、それは大変ですね」
Cは、含みのある笑みを浮かべると、再び近寄ってきた。
「支えてくれませんか……? こ、このままじゃ足が震えて立てなくて……」
「ならここでするのが良いでしょう。もう既に汚していますし。大した問題ではありません」
「そ、それは……嫌です」
「社長の命令は絶対ですよ」
え、と優香は唐突に目を丸くした。弛緩した空気感が、肌身を撫でる。
しかし、Cの鋭い視線に、空気は一瞬にして恐怖の色を覚えた。
ごくり、と優香が喉を鳴らす。
「それってどいうことですか?」
「……この際だから良いでしょう。先程は役員と伝えましたね。本来の僕の身分は社長です。取締役と兼任しています」
「え……まさか、研究内容っていうのは」
はい、と和かに笑った。Cは、腕を軽く回している。
「時間停止についてですね。その技術を応用して会社を立ち上げました。優香ちゃんの人生は保証されている、というこでもありますね」
だから、と自然な流れで続けられる。
「ここでトイレを済ませましょう。やはり人間はどこまで行っても野生生物です。抑制された社会で暮らしていれば、野生的な部分も時には必要だと思いますよ」
「だ、だからって!?」
はしたない音が、鼓膜に響く。
「随分と耐えますね。良いんですよ、我慢しなくて」
「でもぉ……っん、ぁっん!」
嬌声を上げてしまう。潮が浜辺に押し寄せてくるような感覚が、下半身に迸る。
Cが離れると、呟いた。
「最後は自分で処理しましょうね」
「っ……は、ぃ」
一人で、腕をあそこへと伸ばす。
その時はすぐ訪れた。ヒクヒクと身体が過呼吸をするように、痙攣した矢先。
「あ、忘れていました。そろそろ時間停止を解かなければなりませんね」
次の瞬間。豪雨が電車内を襲った。
対面に座る学生や男性達に、次々と降りかかっていく。
「っん……ぁぁ、っん、ふぁっ、んぬ」
内定を得ることには成功した。しかし、なにか大切なものを失ったような気がすると、優香は考えていた。
だがしかし、そこで思考は途切れる。
ただ今は、この全身から溢れる快楽物質に、身を委ねようと。
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