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リバース
BUY〜ポーションを買いに〜
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僕はクビを言い渡されたその日は食欲も無く、何も食べず眠りについた。
生憎、夢を見ることもなく目が覚めてしまった。ベットから起き上がり朝ごはんの用意をする。今日の朝食は苺ジャムを塗った食パンとミルク。正直質素なものではあるがこれぐらいしか食べるものはない。なぜなら、お金がないからだ。
この世界にはダンジョンというものがあり、最大300階層まで存在するとされていて、今のところ125階層まで攻略されている。攻略班は攻略時に手に入るお宝などの50%を得ることができ、残りの50%は攻略班総司令部の資金となる。そしてその50%のうちの数%を実際に攻略したグループに給料という形で渡される。要するに実績(ダンジョンの攻略)を上げない限りは給料が入らないのだ。そのため、僕はお金を稼ぐことができない。
朝ごはんを食べ終えると荷支度をして家を出る。そしてダンジョンに向かう。これが僕のルーティーンのようなものだ。
僕の家は街から少し外れたところにあり、歩いて10分ほどでシャータウンという大きな街に着く。
今日もシャーの街は栄えており出店が軒を連ねている。時々、元ギルドメンバーと出会うがお互いに気づかないふりをする。僕はヒールポーションを買うためにある店に入った。
「おお、いらっしゃい!ジュンちゃん!」
「こんにちは。その呼び方やめてくださいよー。もう子供じゃないんですから。」
*
この人はポーション専門店のオーナー、ダイさんという。僕の父とともに行動していたので僕との面識がある。そのため、どれだけギルドをクビになってもダイさんは僕と話してくれる。父が亡くなってから、ダイさんのスキル「ミックス」を用いてポーションを営んでいるのだ。
*
ダイさんは「まあ、そうかっかすんなよ」と僕の肩をバンバン叩きながらいう。
「ダイさん、痛いですよ!もう」
「おお、すまんすまん。で今日もヒールか?」
「はい、でお金なんですが」
僕は鞄の中を漁りなけなしの金貨をカウンターに落とす。
「ジュンちゃん。金貨はいらねえよ。恩人の息子から金巻き上げるほど腐っちゃいねえ。」
「え。でも、――」
「いつもそうだろうが。まあ、払いたけりゃあ出世払いってわけで。」
ダイさんはそう言いながら僕の鞄を開け、カウンターにあった金貨を雑に入れた。
「ほれ、ヒールポーションだよ。いつも通り10個な。値段は無料だよ。」
僕は渋々鞄の中にポーションを入れ店を後にした
生憎、夢を見ることもなく目が覚めてしまった。ベットから起き上がり朝ごはんの用意をする。今日の朝食は苺ジャムを塗った食パンとミルク。正直質素なものではあるがこれぐらいしか食べるものはない。なぜなら、お金がないからだ。
この世界にはダンジョンというものがあり、最大300階層まで存在するとされていて、今のところ125階層まで攻略されている。攻略班は攻略時に手に入るお宝などの50%を得ることができ、残りの50%は攻略班総司令部の資金となる。そしてその50%のうちの数%を実際に攻略したグループに給料という形で渡される。要するに実績(ダンジョンの攻略)を上げない限りは給料が入らないのだ。そのため、僕はお金を稼ぐことができない。
朝ごはんを食べ終えると荷支度をして家を出る。そしてダンジョンに向かう。これが僕のルーティーンのようなものだ。
僕の家は街から少し外れたところにあり、歩いて10分ほどでシャータウンという大きな街に着く。
今日もシャーの街は栄えており出店が軒を連ねている。時々、元ギルドメンバーと出会うがお互いに気づかないふりをする。僕はヒールポーションを買うためにある店に入った。
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*
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*
ダイさんは「まあ、そうかっかすんなよ」と僕の肩をバンバン叩きながらいう。
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「はい、でお金なんですが」
僕は鞄の中を漁りなけなしの金貨をカウンターに落とす。
「ジュンちゃん。金貨はいらねえよ。恩人の息子から金巻き上げるほど腐っちゃいねえ。」
「え。でも、――」
「いつもそうだろうが。まあ、払いたけりゃあ出世払いってわけで。」
ダイさんはそう言いながら僕の鞄を開け、カウンターにあった金貨を雑に入れた。
「ほれ、ヒールポーションだよ。いつも通り10個な。値段は無料だよ。」
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