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第三章 王子改造計画
16、遠距離恋愛……なの?
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「手紙?」
王子が通い始めて既に二年が過ぎました。
わたくしは、何かとバタバタしてしまい、わたくし自身は王子とは仲良くなれましたがコーデリアと王子は未だに顔を合わせた事がないという状態が続いております。
ただし、王子とアルバートは日に日に仲良くなり、今では実の兄弟という感じになりました。
そんな二人が戯れあいながら庭で体操するのを部屋から眺めるのがコーデリアの日課になっております。
そんなコーデリアにわたくしは文通を提案いたしまた。
「ええ、お手紙を書いて仲良くなるのはどうかしら? 流石に手紙でも強制力が働いて悪口しか書けない事はないわよね?」
「多分大丈夫だけど……何を書けばいいのよ。もう二年も放置しているのに! しかも、私は文章書くのとか苦手だし、コーデリアはまだ五歳よ。変な手紙を書くと変に思われるわ」
「そうですわね……。では、五歳のコーデリアらしいお手紙をお願いしますわ。真理子さん」
「もう!! こういう時だけ!!」
「でも、遠距離恋愛のセオリーですわ。メールや電話が無いこの世界ですもの。手紙を書くしか無いじゃ無いの?」
「もう! わかったわよ!!」
そういうとコーデリアはまだ、体には大きな机に向かって便箋を広げました。
わたくしは邪魔しないように部屋から出るとこれからの二人にワクワクが止まりませんでした。
二年前の二人だったら心配ですが、順調に性格改造が進んでいる今のシモン王子なら大丈夫だと思いますの。
それにわたくしとレオポルト様の恋愛も大恋愛でしたが、何というか初恋を今から育てていくというのも楽しいですわ!
まだまだ、真理子さんの理想の王子様には程遠いのですが、今は俺様でも我が儘でもないのです。
アルバートを兄と慕い、先生には遠慮なく質問や疑問をぶつけて、驚く程の吸収力で知識と常識を身につけているのです。
国王夫妻からも直々にお礼を言われるほどですわ。
ですから、わたくしはこの二年間手付かずだったコーデリアとの仲を改善する事にしましたの。
わたくしは早速、王子にも手紙の事をうまく伝えなければとある場所にやってきました。
その場所は王子とアルバートが休憩に使用している部屋でした。
「おば様!!」
わたくしが休憩中に尋ねるとシモン王子が満面の笑みで駆け寄ってきました。
この二年の変化が著しいのです。
わたくしは王子に対しての接し方はアルバートに対する態度と全く同じにしたのです。
褒めるときは褒め、怒るときは怒る。
朝晩はハグと頬にキスを落として挨拶をする。
たったこれだけでシモン王子は変わってくれました。
そして、自分がどんな態度でも、辞めない教師や見本となるべき態度をとるアルバートを見ることで、やっと素直な態度を取るようになったのですわ。
「まぁまぁ、シモン王子。そのように抱きついてはわたくしが動けませんわ」
「おい! シモン! 母上から離れろよ! 女性に対して失礼だぞ!」
十歳になったアルバートが、注意するとシモン王子はわたくしから離れて自席に戻りました。
「はーい。アルバート兄様」
「今日の騎士道の先生もおっしゃっていただろう? 騎士とは常に守る立場なのだ。か弱い女性に抱きついてはいけないよ」
アルバートがお兄さんらしくシモン王子にお説教を始めました。
「アルバート、わたくしは貴方がもう抱きついてくれないのかと思うと残念だわ。女性に対する態度では無いかもしれないけれど、母親には大目に見てほしいわ」
「母上……」
「さぁ、シモン王子もわたくしに可愛らしいお顔を見せて頂戴!」
そういうとシモン王子が再び抱きついてきたのでその頭にキスを落とした。
そして、そのままシモン王子の手を引いてアルバートに軽くハグすると頬にキスを落とした。
「さあ、ご挨拶はこのくらいにしてお母様を貴方達のお茶会にご招待していただけるかしら?」
二人は満面の笑みを浮かべて頷きました。
「もちろんです!!」
「喜んで!」
そうしてわたくしは侍女が用意した席に腰をおろしました。
暫くは勉強の進み具合や最近の出来事について話してから、あの事を切り出しました。
「シモン王子にお話ししたい事があるのよ。」
「? 何でしょう?」
シモン王子は初対面の失礼な言葉使いはすっかりとなりを潜めてアルバートの話し方を真似て王子らしい態度で答えました。
「シモン王子はコーデリアの事は覚えているかしら?」
わたくしが尋ねると、王子は顔を下に向けて黙ってしまいました。
その様子を見かねてアルバートが話し始めました。
「母上、その事なんですが、シモンは既に十分に反省していますし、何がいけなかったのかも理解しています。現に僕はシモンからあの時の態度を謝られましたよ」
「ええ、そうね。でも、いくら貴方に謝っても、やっぱり相手が違うと思うのですわ」
わたくしがはっきりと言うとシモン王子が顔を上げて決意を込めた目で見つめてまいりました。
「おば様! 僕は、あの……コーデリア嬢に謝りたいと思います。今まで勇気が出なくて……。おば様やアルバート兄様の優しさに甘えていました」
わたくしは真摯なシモン王子の態度に満足そうに頷くと手紙の事を切り出しました。
「そうなのね。そういう風に考えてくれているなんて……わたくしはとても嬉しいわ。ただ、あれから二年も経ちましたし、コーデリアも直接お会いするのは恥ずかしいようなの。もう、五歳ですものね。だから、お手紙を交換したいと言ってるのだけど、シモン王子はどう思うかしら?」
「手紙ですか?」
「ええ、まずは手紙でお互いの成長を確認したらいいかしらと思うの」
シモン王子は少し考えてから大きく頷きました。
「わかりました。おば様。元を正せば僕の我が儘が原因です。今まではそっとしておいた方がいいという言葉に甘えていましたが、コーデリア嬢に謝罪して、今の僕の考えを理解して欲しいと思います」
キッパリと宣言したシモン王子は正統派の王子らしい凛々しさを感じました。
これで、腹黒さを身につけたら完璧だわ。
わたしくは、そう考えてにっこりと微笑んだのでした。
王子が通い始めて既に二年が過ぎました。
わたくしは、何かとバタバタしてしまい、わたくし自身は王子とは仲良くなれましたがコーデリアと王子は未だに顔を合わせた事がないという状態が続いております。
ただし、王子とアルバートは日に日に仲良くなり、今では実の兄弟という感じになりました。
そんな二人が戯れあいながら庭で体操するのを部屋から眺めるのがコーデリアの日課になっております。
そんなコーデリアにわたくしは文通を提案いたしまた。
「ええ、お手紙を書いて仲良くなるのはどうかしら? 流石に手紙でも強制力が働いて悪口しか書けない事はないわよね?」
「多分大丈夫だけど……何を書けばいいのよ。もう二年も放置しているのに! しかも、私は文章書くのとか苦手だし、コーデリアはまだ五歳よ。変な手紙を書くと変に思われるわ」
「そうですわね……。では、五歳のコーデリアらしいお手紙をお願いしますわ。真理子さん」
「もう!! こういう時だけ!!」
「でも、遠距離恋愛のセオリーですわ。メールや電話が無いこの世界ですもの。手紙を書くしか無いじゃ無いの?」
「もう! わかったわよ!!」
そういうとコーデリアはまだ、体には大きな机に向かって便箋を広げました。
わたくしは邪魔しないように部屋から出るとこれからの二人にワクワクが止まりませんでした。
二年前の二人だったら心配ですが、順調に性格改造が進んでいる今のシモン王子なら大丈夫だと思いますの。
それにわたくしとレオポルト様の恋愛も大恋愛でしたが、何というか初恋を今から育てていくというのも楽しいですわ!
まだまだ、真理子さんの理想の王子様には程遠いのですが、今は俺様でも我が儘でもないのです。
アルバートを兄と慕い、先生には遠慮なく質問や疑問をぶつけて、驚く程の吸収力で知識と常識を身につけているのです。
国王夫妻からも直々にお礼を言われるほどですわ。
ですから、わたくしはこの二年間手付かずだったコーデリアとの仲を改善する事にしましたの。
わたくしは早速、王子にも手紙の事をうまく伝えなければとある場所にやってきました。
その場所は王子とアルバートが休憩に使用している部屋でした。
「おば様!!」
わたくしが休憩中に尋ねるとシモン王子が満面の笑みで駆け寄ってきました。
この二年の変化が著しいのです。
わたくしは王子に対しての接し方はアルバートに対する態度と全く同じにしたのです。
褒めるときは褒め、怒るときは怒る。
朝晩はハグと頬にキスを落として挨拶をする。
たったこれだけでシモン王子は変わってくれました。
そして、自分がどんな態度でも、辞めない教師や見本となるべき態度をとるアルバートを見ることで、やっと素直な態度を取るようになったのですわ。
「まぁまぁ、シモン王子。そのように抱きついてはわたくしが動けませんわ」
「おい! シモン! 母上から離れろよ! 女性に対して失礼だぞ!」
十歳になったアルバートが、注意するとシモン王子はわたくしから離れて自席に戻りました。
「はーい。アルバート兄様」
「今日の騎士道の先生もおっしゃっていただろう? 騎士とは常に守る立場なのだ。か弱い女性に抱きついてはいけないよ」
アルバートがお兄さんらしくシモン王子にお説教を始めました。
「アルバート、わたくしは貴方がもう抱きついてくれないのかと思うと残念だわ。女性に対する態度では無いかもしれないけれど、母親には大目に見てほしいわ」
「母上……」
「さぁ、シモン王子もわたくしに可愛らしいお顔を見せて頂戴!」
そういうとシモン王子が再び抱きついてきたのでその頭にキスを落とした。
そして、そのままシモン王子の手を引いてアルバートに軽くハグすると頬にキスを落とした。
「さあ、ご挨拶はこのくらいにしてお母様を貴方達のお茶会にご招待していただけるかしら?」
二人は満面の笑みを浮かべて頷きました。
「もちろんです!!」
「喜んで!」
そうしてわたくしは侍女が用意した席に腰をおろしました。
暫くは勉強の進み具合や最近の出来事について話してから、あの事を切り出しました。
「シモン王子にお話ししたい事があるのよ。」
「? 何でしょう?」
シモン王子は初対面の失礼な言葉使いはすっかりとなりを潜めてアルバートの話し方を真似て王子らしい態度で答えました。
「シモン王子はコーデリアの事は覚えているかしら?」
わたくしが尋ねると、王子は顔を下に向けて黙ってしまいました。
その様子を見かねてアルバートが話し始めました。
「母上、その事なんですが、シモンは既に十分に反省していますし、何がいけなかったのかも理解しています。現に僕はシモンからあの時の態度を謝られましたよ」
「ええ、そうね。でも、いくら貴方に謝っても、やっぱり相手が違うと思うのですわ」
わたくしがはっきりと言うとシモン王子が顔を上げて決意を込めた目で見つめてまいりました。
「おば様! 僕は、あの……コーデリア嬢に謝りたいと思います。今まで勇気が出なくて……。おば様やアルバート兄様の優しさに甘えていました」
わたくしは真摯なシモン王子の態度に満足そうに頷くと手紙の事を切り出しました。
「そうなのね。そういう風に考えてくれているなんて……わたくしはとても嬉しいわ。ただ、あれから二年も経ちましたし、コーデリアも直接お会いするのは恥ずかしいようなの。もう、五歳ですものね。だから、お手紙を交換したいと言ってるのだけど、シモン王子はどう思うかしら?」
「手紙ですか?」
「ええ、まずは手紙でお互いの成長を確認したらいいかしらと思うの」
シモン王子は少し考えてから大きく頷きました。
「わかりました。おば様。元を正せば僕の我が儘が原因です。今まではそっとしておいた方がいいという言葉に甘えていましたが、コーデリア嬢に謝罪して、今の僕の考えを理解して欲しいと思います」
キッパリと宣言したシモン王子は正統派の王子らしい凛々しさを感じました。
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