41 / 241
第四十一話 ダンジョン手前で作戦会議!
しおりを挟む
今回行くダンジョンは、王都から歩いて三十分程度の距離にあるらしい。
確かに王都から距離が近いから、そりゃ国軍が間引きしないと王都どころか近隣の村や町にも被害が出てしまう。
今国軍が一番間引きに力を入れているダンジョンだそうだ。
俺達のターゲットであるバイトスパイダーは、ダンジョンであればほぼ確実に沸いて出てくる魔物らしい。
なら、近場のダンジョンで討伐し、糸を採取しようとオーグが考えたようだった。
「後は、間引きを行った直後は、ダンジョン入り口を警備している衛兵に1000ジル支払えば挑む事が出来るようになっているんだ」
移動している中、黒縁眼鏡の位置を指で持ち上げながらダンジョンについて教えてくれるレイス。
まぁ間引きしていれば危険度はかなり低くなるから、挑戦をオッケーにしてるんだろうかね。
「ちなみに年齢は八歳以上であれば誰でも挑める仕組みだ。間引きしているとお宝も何もないから、戦闘訓練で使っている人達が多いよ」
「なるほどね。ま、当然自己責任の範疇でって事だよな?」
「そうだね。もし魔物に殺されちゃっても、自分の責任だね」
とりあえず、危険度は相当低いってのはわかった。
でもなぁ、相手は魔物だ。
俺は、正直言って人間より魔物の方が怖い。
だって、奴等は厳しい自然の中で生き抜いている生物だ。
当然生に関する執着心は、俺達人間より遥かに上だ。
だから、どんなに弱い魔物でも油断は絶対に出来ない。
他にも理由があるんだけど、そこは追々って事で。
「そういえば、宝もあるみたいな事言ってたけど、あるのか?」
俺は素朴な疑問を皆にぶつけてみた。
ダンジョンって言ったら宝物掘りだろう!
こいつらの会話の節々でお宝を匂わせる単語が出てきたから、大分気になっていた訳で。
俺の疑問に答えてくれたのは、レオンだった。
「あるある~♪ 魔物には光り物が好きな奴もいるし、殺した挑戦者の武器を奪って自分で使う奴もいるんだ。そいつらを倒せば、金銀財宝独り占め♪」
鼻唄混じりでへらへらと答える。相変わらずちゃらい。
しかし宝物、あるんだな!
やべ、ワクワクしてきた!
「でも、間引きをしたら国軍が全部徴収しちゃうから、今日の場所ではお宝は期待出来ないかもね」
レオンの答えに補足を加えるミリア。その表情はちょっとふくめっ面だ。
そっか、それは残念だ……。
男の子が必ず夢見る、ダンジョンで金銀財宝に遭遇するっていうやつ、体験したかった。
まぁこの世の中はそんな優しくないから、難しいだろうけど。
ダンジョンの事をあらかた聞けた俺は、目的地に着くまで音楽について語り合った。
オーグは実家に半ば強制的に入学させられただけだから、あまり話には食い付いて来なかったが、開発途中のピアノの話になったら饒舌になった。
ミリアは歌手を目指しているようで、将来は一流歌手だけが開ける、王城の庭園でのコンサートをやれる位の歌手になりたいそうだ。
レイスは、アーバインに憧れて入学したらしい。一目アーバインを見て、さらに音楽に熱を入れるようになっている。
特に今は目標はないけど、何かしらの形で音楽業界に関わりたいのだとか。
レオンは、女の子の黄色い声援を一身に受けたいらしい。
ふっふっふ、安心したまえ。その道筋を俺が必ず、将来絶対作ってやる!
そしてダンジョン到着目前で、レオンがお礼質問をしてきた。
「そういえばハル。確か彼女いるって言ってたよな? どんな子?」
「そうだな、めっちゃ可愛くてめっちゃ美人!」
「そ、そうか……。可愛くて美人……? 何かよくイメージ出来ないな」
そりゃそうだ。
二人いるんだもん。
めっちゃ可愛いリリルに、めっちゃ美人なレイがな!
「ねぇねぇハルっち! 私とその子、どっちが可愛い?」
「うちの彼女、一択!」
「即答だし! 傷付くし!!」
ミリアはやっぱり自分の容姿に自信があるようだ。
確かに可愛い、ロリっ子だ。
しかしだなぁ、惚れた弱味があるかもしれないが、リリルの方が断然可愛い!
そりゃ即答するに決まってるでしょ。
勝負は、ミリアが言葉を発する前から決まっているのだよ!
「でもそんなにハルがベタ惚れな女の子かぁ。オレとしてはすごく興味ある」
「おいレオン、口説こうとしてるだろ」
「やっぱ、ダメ?」
「いいよ、別に。頭と胴体が離ればなれになってもいいのならな!」
「……遠慮するわ」
うん、レオンにはリリルとレイを引き合わせないようにしよう。
絶対にナンパするぞ!
「おっ、皆! ダンジョン見えたよ!!」
先導していたミリアが、嬉しそうに言ってきた。
……おう、何と言うか、RPG風のダンジョンだった。
俺達がいるのはだだっ広い草原で、その中心に不自然に隆起した小さな丘がある。
その丘の根本に、入り口の穴が空いている。
うん、昔のRPGゲームのワールドマップみたいに、不自然にダンジョンのアイコンがあるような、そんな感じ。
本当に不自然すぎて笑える!
そして入り口には、暇なのかあくびをして立っている衛兵さんがいた。
何か、思ったより衛兵さんが暇しているから、きっとダンジョンも平和なんだろうなって思えてきた。
「ふあぁぁぁぁ……。ん? あれ、君達。もしかしてダンジョンに挑戦するのか?」
衛兵さんが俺達に気付いて、声を掛けてきた。
一応俺がリーダーになったから、俺が衛兵さんに答える。
「ああ。ちょっとバイトスパイダーの糸が欲しくてさ。今商人ギルドや冒険者に頼むとすっげぇ高いからさ!」
「確かにそうだね。今素材収集依頼の需要が増えてるから、依頼価格も高騰してるんだよね」
へぇ、そうなんだ。
オレは早々に話を切り上げ、衛兵さんに1000ジル支払った。他の皆も同様に支払った。
「はい、確かに受け取ったよ。もし怪我をしたり万が一な事があっても、国は責任取れないからね。無理だと思ったら絶対に引き返すんだよ?」
「そのつもり。ありがとよ、衛兵さん」
俺達はダンジョンの入り口目の前で、最後の確認をした。
「じゃあ今から隊列の確認をするぞ! 俺が最前列で次にレオン。後衛でミリアはオーグの前、レイスはオーグの後ろで後方確認も行ってくれ」
「何でハルっちが最前列なの? 明かりが使えるオーグっちが最前列の方がよくない?」
俺が考えた隊列編成に関して、ミリアが首を小さく傾げて質問してくる。
いちいち仕草が可愛いぞ、こいつ。
「まずオーグは戦闘に関してはからっきしダメだから、最前列に置けない。後、皆には話していなかったが、俺は魔法を使える」
「「「えっ?」」」
オーグ以外は驚いている。
そうだな、皆の前で魔法を披露した事もなければ、魔法が使えるとも言った事はない。
別に隠していた訳じゃないんだけど、まぁ使う必要があまりなかっただけなんだよな。
とりあえず、ダンジョンでは油断は禁物だから、少しでも俺の魔法の情報も共有しておこうと思った訳。
「俺の魔法はユニーク魔法で、属性は音。あらゆる音を操れるし、どんな音も拾う事が出来る」
「……つまり、ハルっちが最前列でその魔法を使って、先の音を拾って安全を確認するって事?」
「おっ、ミリアは意外と頭いいじゃん!」
「意外って何よ、意外って!!」
ミリアが頬を膨らませて怒っている。
リスが怒っている感じだから、全然怖くないな。
「まっ、そういう魔法だから、俺が先頭で後衛を守るのはレオン。オーグは役立たずだからミリアとレイスでサンドイッチして守るって訳」
「ちょっと待て。私を役立たずと決め付けるな!」
「そんな貴族服着てる時点で、俺の中では戦力外通告だっつぅの! さっ、時間も勿体ないし、行こうぜ」
「「「了解」」」
「おい、私は役立たずではないぞ!!」
ぎゃーぎゃー喚くオーグを放っておいて、俺達はダンジョンへと足を踏み入れた。
内心ワクワクしているが、何があるかわからない。
気を引き締めて行くぜ!
確かに王都から距離が近いから、そりゃ国軍が間引きしないと王都どころか近隣の村や町にも被害が出てしまう。
今国軍が一番間引きに力を入れているダンジョンだそうだ。
俺達のターゲットであるバイトスパイダーは、ダンジョンであればほぼ確実に沸いて出てくる魔物らしい。
なら、近場のダンジョンで討伐し、糸を採取しようとオーグが考えたようだった。
「後は、間引きを行った直後は、ダンジョン入り口を警備している衛兵に1000ジル支払えば挑む事が出来るようになっているんだ」
移動している中、黒縁眼鏡の位置を指で持ち上げながらダンジョンについて教えてくれるレイス。
まぁ間引きしていれば危険度はかなり低くなるから、挑戦をオッケーにしてるんだろうかね。
「ちなみに年齢は八歳以上であれば誰でも挑める仕組みだ。間引きしているとお宝も何もないから、戦闘訓練で使っている人達が多いよ」
「なるほどね。ま、当然自己責任の範疇でって事だよな?」
「そうだね。もし魔物に殺されちゃっても、自分の責任だね」
とりあえず、危険度は相当低いってのはわかった。
でもなぁ、相手は魔物だ。
俺は、正直言って人間より魔物の方が怖い。
だって、奴等は厳しい自然の中で生き抜いている生物だ。
当然生に関する執着心は、俺達人間より遥かに上だ。
だから、どんなに弱い魔物でも油断は絶対に出来ない。
他にも理由があるんだけど、そこは追々って事で。
「そういえば、宝もあるみたいな事言ってたけど、あるのか?」
俺は素朴な疑問を皆にぶつけてみた。
ダンジョンって言ったら宝物掘りだろう!
こいつらの会話の節々でお宝を匂わせる単語が出てきたから、大分気になっていた訳で。
俺の疑問に答えてくれたのは、レオンだった。
「あるある~♪ 魔物には光り物が好きな奴もいるし、殺した挑戦者の武器を奪って自分で使う奴もいるんだ。そいつらを倒せば、金銀財宝独り占め♪」
鼻唄混じりでへらへらと答える。相変わらずちゃらい。
しかし宝物、あるんだな!
やべ、ワクワクしてきた!
「でも、間引きをしたら国軍が全部徴収しちゃうから、今日の場所ではお宝は期待出来ないかもね」
レオンの答えに補足を加えるミリア。その表情はちょっとふくめっ面だ。
そっか、それは残念だ……。
男の子が必ず夢見る、ダンジョンで金銀財宝に遭遇するっていうやつ、体験したかった。
まぁこの世の中はそんな優しくないから、難しいだろうけど。
ダンジョンの事をあらかた聞けた俺は、目的地に着くまで音楽について語り合った。
オーグは実家に半ば強制的に入学させられただけだから、あまり話には食い付いて来なかったが、開発途中のピアノの話になったら饒舌になった。
ミリアは歌手を目指しているようで、将来は一流歌手だけが開ける、王城の庭園でのコンサートをやれる位の歌手になりたいそうだ。
レイスは、アーバインに憧れて入学したらしい。一目アーバインを見て、さらに音楽に熱を入れるようになっている。
特に今は目標はないけど、何かしらの形で音楽業界に関わりたいのだとか。
レオンは、女の子の黄色い声援を一身に受けたいらしい。
ふっふっふ、安心したまえ。その道筋を俺が必ず、将来絶対作ってやる!
そしてダンジョン到着目前で、レオンがお礼質問をしてきた。
「そういえばハル。確か彼女いるって言ってたよな? どんな子?」
「そうだな、めっちゃ可愛くてめっちゃ美人!」
「そ、そうか……。可愛くて美人……? 何かよくイメージ出来ないな」
そりゃそうだ。
二人いるんだもん。
めっちゃ可愛いリリルに、めっちゃ美人なレイがな!
「ねぇねぇハルっち! 私とその子、どっちが可愛い?」
「うちの彼女、一択!」
「即答だし! 傷付くし!!」
ミリアはやっぱり自分の容姿に自信があるようだ。
確かに可愛い、ロリっ子だ。
しかしだなぁ、惚れた弱味があるかもしれないが、リリルの方が断然可愛い!
そりゃ即答するに決まってるでしょ。
勝負は、ミリアが言葉を発する前から決まっているのだよ!
「でもそんなにハルがベタ惚れな女の子かぁ。オレとしてはすごく興味ある」
「おいレオン、口説こうとしてるだろ」
「やっぱ、ダメ?」
「いいよ、別に。頭と胴体が離ればなれになってもいいのならな!」
「……遠慮するわ」
うん、レオンにはリリルとレイを引き合わせないようにしよう。
絶対にナンパするぞ!
「おっ、皆! ダンジョン見えたよ!!」
先導していたミリアが、嬉しそうに言ってきた。
……おう、何と言うか、RPG風のダンジョンだった。
俺達がいるのはだだっ広い草原で、その中心に不自然に隆起した小さな丘がある。
その丘の根本に、入り口の穴が空いている。
うん、昔のRPGゲームのワールドマップみたいに、不自然にダンジョンのアイコンがあるような、そんな感じ。
本当に不自然すぎて笑える!
そして入り口には、暇なのかあくびをして立っている衛兵さんがいた。
何か、思ったより衛兵さんが暇しているから、きっとダンジョンも平和なんだろうなって思えてきた。
「ふあぁぁぁぁ……。ん? あれ、君達。もしかしてダンジョンに挑戦するのか?」
衛兵さんが俺達に気付いて、声を掛けてきた。
一応俺がリーダーになったから、俺が衛兵さんに答える。
「ああ。ちょっとバイトスパイダーの糸が欲しくてさ。今商人ギルドや冒険者に頼むとすっげぇ高いからさ!」
「確かにそうだね。今素材収集依頼の需要が増えてるから、依頼価格も高騰してるんだよね」
へぇ、そうなんだ。
オレは早々に話を切り上げ、衛兵さんに1000ジル支払った。他の皆も同様に支払った。
「はい、確かに受け取ったよ。もし怪我をしたり万が一な事があっても、国は責任取れないからね。無理だと思ったら絶対に引き返すんだよ?」
「そのつもり。ありがとよ、衛兵さん」
俺達はダンジョンの入り口目の前で、最後の確認をした。
「じゃあ今から隊列の確認をするぞ! 俺が最前列で次にレオン。後衛でミリアはオーグの前、レイスはオーグの後ろで後方確認も行ってくれ」
「何でハルっちが最前列なの? 明かりが使えるオーグっちが最前列の方がよくない?」
俺が考えた隊列編成に関して、ミリアが首を小さく傾げて質問してくる。
いちいち仕草が可愛いぞ、こいつ。
「まずオーグは戦闘に関してはからっきしダメだから、最前列に置けない。後、皆には話していなかったが、俺は魔法を使える」
「「「えっ?」」」
オーグ以外は驚いている。
そうだな、皆の前で魔法を披露した事もなければ、魔法が使えるとも言った事はない。
別に隠していた訳じゃないんだけど、まぁ使う必要があまりなかっただけなんだよな。
とりあえず、ダンジョンでは油断は禁物だから、少しでも俺の魔法の情報も共有しておこうと思った訳。
「俺の魔法はユニーク魔法で、属性は音。あらゆる音を操れるし、どんな音も拾う事が出来る」
「……つまり、ハルっちが最前列でその魔法を使って、先の音を拾って安全を確認するって事?」
「おっ、ミリアは意外と頭いいじゃん!」
「意外って何よ、意外って!!」
ミリアが頬を膨らませて怒っている。
リスが怒っている感じだから、全然怖くないな。
「まっ、そういう魔法だから、俺が先頭で後衛を守るのはレオン。オーグは役立たずだからミリアとレイスでサンドイッチして守るって訳」
「ちょっと待て。私を役立たずと決め付けるな!」
「そんな貴族服着てる時点で、俺の中では戦力外通告だっつぅの! さっ、時間も勿体ないし、行こうぜ」
「「「了解」」」
「おい、私は役立たずではないぞ!!」
ぎゃーぎゃー喚くオーグを放っておいて、俺達はダンジョンへと足を踏み入れた。
内心ワクワクしているが、何があるかわからない。
気を引き締めて行くぜ!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる