109 / 241
第百九話 予定の詰まった一日 ――親友再会編1――
しおりを挟む
屋敷を出た時には、空は茜色に染まっていた。
「ありゃま、そんなに話し込んでたか、俺」
まぁ結構な人数がいたしなぁ。
一人一人のスケジュールを決めるのも、皆我先にって感じでなかなか決まらなかったしな。
だけどそれだけ貧欲に技術を身に付けようとしている訳だし、悪い気はしない。
しかしアーリアはプロを目指している訳じゃないし、アーバインは家賃を免除してくれているから他の生徒とは別枠で予定を組んであるから、二人共そこまで焦っていなかった。
まぁでも時間としてはちょうどいいかな。
俺は待ち合わせの国立公園へ向かう。
国立公園とは、その名の通り国が作った公園で、国民の憩いの場として非常に賑わっている。
老人がベンチに座って雑談を楽しんだり、子供は追いかけっこをしていたり。
ある者は曲芸を披露して路銀を稼いだり、軽食を食べられる屋台を出している者もいる位賑わっている。
音楽学校に在籍していた時は、進級試験が終わって俺が村へ帰るまでの一ヶ月の間に、数回利用はした事がある。
かなり広めの公園で、一周歩くのに十五分程掛かる位だ。
その公園の中央には巨大な噴水が設置されており、この国の紋章にも使われている純白のユニコーンの石像が、噴水の真ん中の大人二人分の高さがある台座に立っている。石像の足元からは水が溢れてきており、まるでユニコーンが水を生成しているかのように思える。
俺は何気にこの噴水が好きだったりする。
さて、噴水が今日の待ち合わせ場所となっている訳だが、アーバインの屋敷から歩いて二十分位で到着した。
どうやらまだあいつらは来ていないな。
早く来すぎたかな? まぁたまには頭を空っぽにして、ぼけっとしながら誰かを待つのもいっか。
俺は噴水近くに設置されているベンチに腰掛けて、空を見上げた。
「……前世だと、こんな風に空すら見上げなかったな」
カラスが空を飛びながら鳴いている。
その声に合わせて子供達が帰る支度をし始めている。
「俺、本当前世では青春を捨てて音楽に没頭していたんだな」
俺はあんな風に小さい頃から友達と遊んでいなかった。
もっぱら音楽ばっかだったんだ。
別にあの糞親父に強制された訳じゃなくて、自分からはまっていったんだ。
だから小さい頃から音楽にはかなり精通していたし、洋楽を理解するために独学で英語を日常会話が出来るレベルまでに勉強したけど、ほとんど遊んでいなかった。
それでも関係はそこまで深くない友達はたくさんいたけどな。一応親友も一人いたし、まぁ前世の俺はそこで満足していたんだ。
「でもさ、今考えると、色々大事な事を無視しすぎてたかもな」
しかしまさか異世界に生まれ変わって、前世ではやってこなかった青春を体験出来ているってのは、本当にありがたい。
おかげで今の人生がとっても楽しいし、音楽の幅がかなり広がったと思う。
こういうクリエイティブな職業は、音楽以外の人生経験が物を言うんだなってのを、今痛感しているよ。
子供達が元気に走って帰宅していく。
命が軽いこの世界で、無邪気に笑って楽しそうに生きている子供達。
前世ではなかなか見られなくなった、眩しい笑顔だ。
俺も、こんな風に笑えてるかな?
「笑えてるよ、ハルっち」
「おわっ!?」
声がした方を見てみると、胸辺りまで伸びている髪を一纏めにして三つ編みにしている栗色の髪色をした女の子が立っていた。
ああ、忘れる訳ない。
「ミリア!!」
「お久しぶり、ハルっち!」
俺より歳上なのに、幼い笑顔を見せる彼女。
残念ながら身体的成長は見られないが、少し大人びた気がする。
「って、俺声に出してたか!?」
「出してた出してた! 帰っていく子供達を見ながらね。何かおじさんかおじいちゃんみたいだったよ?」
「……そっか」
精神年齢はすでにアラフィフに突入していて、現在四十五歳。
気持ちは相当若返っている気分だけど、やはり精神年齢相応の行動は取ってしまうようだな。
「ハルっち、一段と格好良くなったね。またときめいちゃいそう」
「そういうミリアは、あんま変わってないな」
「むきーっ、気にしている事言うなし!!」
「あはは、でも俺のこれからやろうとしている事に関しては、その幼さはめっちゃありがたい」
「むぅ、それ褒めてるの?」
褒めてる褒めてる!
まぁまだ俺の計画は教えていないけど、飯食った後に俺の家に行って計画を伝えるつもりだ。
アーバインの屋敷を出る前にアーリアから、俺の家に試作品の楽器を全て運んでくれたっていうのを教えてくれた。
家の鍵を渡していなかったから、庭にとりあえず置いて、兵士三人に楽器の護衛を頼んだんだとか。
雨とか降ったら困るし、皆が集まって食事を済ませたら、皆を引き連れてなるべく早めに帰宅しよう。
「他の皆は?」
「もうちょっとで来ると思うよ?」
「そっか」
「ハルっち、隣、いい?」
「……ああ、いいぜ」
ミリアが俺の隣に座る。
二人の間は拳一つ位の隙間しかない。
久々に見たミリアは、幼いのは間違いないんだけど、前とは何かが違っていた。
雰囲気に余裕があるって感じ?
ちなみに前世と比べるとこの世界の子供は成長がめっちゃくちゃ早いけど、その中でミリアはかなり遅い方だ。
それでも雰囲気が変わっただけで大人びているように見えるんだから、やっぱり女の子ってのは理解できない生き物だよ。
「ハルっち、元気にしてた?」
「ああ、元気にやっていたさ。ミリアは?」
「うん。私は超元気だったよ!」
「そっか、元気なミリアを見れてよかったよ」
「ふふ、ありがとっ!」
夕日に照らされて彼女の肌も茜色に染まる。
ミリアの告白を断った時も、こんな感じだったな。今みたいにミリアを綺麗だって思ったっけ。
「ハルっち、正直に言うね」
「うん?」
「未だに私の中で、ハルっちが一番なんだ。ハルっち以上の人って、早々いないよね!」
「…………」
相変わらずストレートだな、ミリアは。
素敵な女の子だと思うけど、やっぱり俺の気持ちは一ミリも動かない。
もし引きずっているのなら、また俺はストレートに断るしかない。
「あっ、だからってまだ付き合いたいって訳じゃないよ?」
「そうなのか?」
「うん。最近ね、ハルっちと同じ位いい男の子と付き合い始めたんだ」
「……えっ?」
おいおい、まさか。
あいつ、ミリアを落としたのか!?
「……察しているかもだけど、レイスっち」
「マジか!!」
やりやがったよ、あいつ!
どうやって口説き落としたんだろうか、是非ともじっくり事情聴取しないとなぁ!
ミリアもちょっと恥ずかしそうに頬を掻いている。
その仕草すら様になっていて、ミリアの可愛さを引き出している。
「正直ハルっちの方が魅力は上なんだけどね、包容力はレイスっちの方が上だったんだ」
「そうだな、あいつは優しいし、誠実だからな」
「そうだよ、女の子二人をメロメロにしちゃう不誠実なハルっちとは雲泥の差だよ!」
「うぐっ、痛い所を突いてきやがる……」
「それに最近だと、お姫様ともとっても仲がいいらしいじゃん? 手紙のやり取りもしてたみたいだし?」
うわっ、噂って怖いな……。
手紙のやり取りをしていたのは合っているし、本当こういうのってどっから流れるんだろうね。
「それに比べてレイスっちは、本当に私を一途に、大事にしてくれているの。すごく嬉しくて、とても素敵な男の子」
「お、俺だってレイとリリルを大事にしてるし!!」
「それはわかってるけど、レイスっちのはハルっちのとはまた違うの。私は、レイスっちの方がいいの」
「……ははっ、随分惚れ込んでるな!」
「……私、惚れ込むつもりなかったんだけどなぁ」
「人生、何が起こるかわからねぇからな!」
「うっわ、出たよ。たまに出るおじさん臭い発言!」
「うっせぇわ! でも、だからこそ楽しいだろ?」
「うん、今すっごく楽しい!」
「それは何より」
ミリアの左薬指に、銀の指輪が夕日に照らされて輝いていた。
なるほどな、婚約まで済ませているようだ。
おめでとうさん、ミリア!
他の皆が到着するまで、俺はミリアののろけをずっと聞かされる事になった。
今レイとリリルと離ればなれになっている俺からしたら、結構精神的ダメージがでかいんですけど。
とりあえず、末永く爆発しやがれ!!
「ありゃま、そんなに話し込んでたか、俺」
まぁ結構な人数がいたしなぁ。
一人一人のスケジュールを決めるのも、皆我先にって感じでなかなか決まらなかったしな。
だけどそれだけ貧欲に技術を身に付けようとしている訳だし、悪い気はしない。
しかしアーリアはプロを目指している訳じゃないし、アーバインは家賃を免除してくれているから他の生徒とは別枠で予定を組んであるから、二人共そこまで焦っていなかった。
まぁでも時間としてはちょうどいいかな。
俺は待ち合わせの国立公園へ向かう。
国立公園とは、その名の通り国が作った公園で、国民の憩いの場として非常に賑わっている。
老人がベンチに座って雑談を楽しんだり、子供は追いかけっこをしていたり。
ある者は曲芸を披露して路銀を稼いだり、軽食を食べられる屋台を出している者もいる位賑わっている。
音楽学校に在籍していた時は、進級試験が終わって俺が村へ帰るまでの一ヶ月の間に、数回利用はした事がある。
かなり広めの公園で、一周歩くのに十五分程掛かる位だ。
その公園の中央には巨大な噴水が設置されており、この国の紋章にも使われている純白のユニコーンの石像が、噴水の真ん中の大人二人分の高さがある台座に立っている。石像の足元からは水が溢れてきており、まるでユニコーンが水を生成しているかのように思える。
俺は何気にこの噴水が好きだったりする。
さて、噴水が今日の待ち合わせ場所となっている訳だが、アーバインの屋敷から歩いて二十分位で到着した。
どうやらまだあいつらは来ていないな。
早く来すぎたかな? まぁたまには頭を空っぽにして、ぼけっとしながら誰かを待つのもいっか。
俺は噴水近くに設置されているベンチに腰掛けて、空を見上げた。
「……前世だと、こんな風に空すら見上げなかったな」
カラスが空を飛びながら鳴いている。
その声に合わせて子供達が帰る支度をし始めている。
「俺、本当前世では青春を捨てて音楽に没頭していたんだな」
俺はあんな風に小さい頃から友達と遊んでいなかった。
もっぱら音楽ばっかだったんだ。
別にあの糞親父に強制された訳じゃなくて、自分からはまっていったんだ。
だから小さい頃から音楽にはかなり精通していたし、洋楽を理解するために独学で英語を日常会話が出来るレベルまでに勉強したけど、ほとんど遊んでいなかった。
それでも関係はそこまで深くない友達はたくさんいたけどな。一応親友も一人いたし、まぁ前世の俺はそこで満足していたんだ。
「でもさ、今考えると、色々大事な事を無視しすぎてたかもな」
しかしまさか異世界に生まれ変わって、前世ではやってこなかった青春を体験出来ているってのは、本当にありがたい。
おかげで今の人生がとっても楽しいし、音楽の幅がかなり広がったと思う。
こういうクリエイティブな職業は、音楽以外の人生経験が物を言うんだなってのを、今痛感しているよ。
子供達が元気に走って帰宅していく。
命が軽いこの世界で、無邪気に笑って楽しそうに生きている子供達。
前世ではなかなか見られなくなった、眩しい笑顔だ。
俺も、こんな風に笑えてるかな?
「笑えてるよ、ハルっち」
「おわっ!?」
声がした方を見てみると、胸辺りまで伸びている髪を一纏めにして三つ編みにしている栗色の髪色をした女の子が立っていた。
ああ、忘れる訳ない。
「ミリア!!」
「お久しぶり、ハルっち!」
俺より歳上なのに、幼い笑顔を見せる彼女。
残念ながら身体的成長は見られないが、少し大人びた気がする。
「って、俺声に出してたか!?」
「出してた出してた! 帰っていく子供達を見ながらね。何かおじさんかおじいちゃんみたいだったよ?」
「……そっか」
精神年齢はすでにアラフィフに突入していて、現在四十五歳。
気持ちは相当若返っている気分だけど、やはり精神年齢相応の行動は取ってしまうようだな。
「ハルっち、一段と格好良くなったね。またときめいちゃいそう」
「そういうミリアは、あんま変わってないな」
「むきーっ、気にしている事言うなし!!」
「あはは、でも俺のこれからやろうとしている事に関しては、その幼さはめっちゃありがたい」
「むぅ、それ褒めてるの?」
褒めてる褒めてる!
まぁまだ俺の計画は教えていないけど、飯食った後に俺の家に行って計画を伝えるつもりだ。
アーバインの屋敷を出る前にアーリアから、俺の家に試作品の楽器を全て運んでくれたっていうのを教えてくれた。
家の鍵を渡していなかったから、庭にとりあえず置いて、兵士三人に楽器の護衛を頼んだんだとか。
雨とか降ったら困るし、皆が集まって食事を済ませたら、皆を引き連れてなるべく早めに帰宅しよう。
「他の皆は?」
「もうちょっとで来ると思うよ?」
「そっか」
「ハルっち、隣、いい?」
「……ああ、いいぜ」
ミリアが俺の隣に座る。
二人の間は拳一つ位の隙間しかない。
久々に見たミリアは、幼いのは間違いないんだけど、前とは何かが違っていた。
雰囲気に余裕があるって感じ?
ちなみに前世と比べるとこの世界の子供は成長がめっちゃくちゃ早いけど、その中でミリアはかなり遅い方だ。
それでも雰囲気が変わっただけで大人びているように見えるんだから、やっぱり女の子ってのは理解できない生き物だよ。
「ハルっち、元気にしてた?」
「ああ、元気にやっていたさ。ミリアは?」
「うん。私は超元気だったよ!」
「そっか、元気なミリアを見れてよかったよ」
「ふふ、ありがとっ!」
夕日に照らされて彼女の肌も茜色に染まる。
ミリアの告白を断った時も、こんな感じだったな。今みたいにミリアを綺麗だって思ったっけ。
「ハルっち、正直に言うね」
「うん?」
「未だに私の中で、ハルっちが一番なんだ。ハルっち以上の人って、早々いないよね!」
「…………」
相変わらずストレートだな、ミリアは。
素敵な女の子だと思うけど、やっぱり俺の気持ちは一ミリも動かない。
もし引きずっているのなら、また俺はストレートに断るしかない。
「あっ、だからってまだ付き合いたいって訳じゃないよ?」
「そうなのか?」
「うん。最近ね、ハルっちと同じ位いい男の子と付き合い始めたんだ」
「……えっ?」
おいおい、まさか。
あいつ、ミリアを落としたのか!?
「……察しているかもだけど、レイスっち」
「マジか!!」
やりやがったよ、あいつ!
どうやって口説き落としたんだろうか、是非ともじっくり事情聴取しないとなぁ!
ミリアもちょっと恥ずかしそうに頬を掻いている。
その仕草すら様になっていて、ミリアの可愛さを引き出している。
「正直ハルっちの方が魅力は上なんだけどね、包容力はレイスっちの方が上だったんだ」
「そうだな、あいつは優しいし、誠実だからな」
「そうだよ、女の子二人をメロメロにしちゃう不誠実なハルっちとは雲泥の差だよ!」
「うぐっ、痛い所を突いてきやがる……」
「それに最近だと、お姫様ともとっても仲がいいらしいじゃん? 手紙のやり取りもしてたみたいだし?」
うわっ、噂って怖いな……。
手紙のやり取りをしていたのは合っているし、本当こういうのってどっから流れるんだろうね。
「それに比べてレイスっちは、本当に私を一途に、大事にしてくれているの。すごく嬉しくて、とても素敵な男の子」
「お、俺だってレイとリリルを大事にしてるし!!」
「それはわかってるけど、レイスっちのはハルっちのとはまた違うの。私は、レイスっちの方がいいの」
「……ははっ、随分惚れ込んでるな!」
「……私、惚れ込むつもりなかったんだけどなぁ」
「人生、何が起こるかわからねぇからな!」
「うっわ、出たよ。たまに出るおじさん臭い発言!」
「うっせぇわ! でも、だからこそ楽しいだろ?」
「うん、今すっごく楽しい!」
「それは何より」
ミリアの左薬指に、銀の指輪が夕日に照らされて輝いていた。
なるほどな、婚約まで済ませているようだ。
おめでとうさん、ミリア!
他の皆が到着するまで、俺はミリアののろけをずっと聞かされる事になった。
今レイとリリルと離ればなれになっている俺からしたら、結構精神的ダメージがでかいんですけど。
とりあえず、末永く爆発しやがれ!!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる