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三部
040_ランチタイム
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ひとつの建物の上にまたひとつ。さらにまたひとつといった感じで、限界まで積み木のように増築した違法建築の見本市のようだった。
そんな何階だかもわからない店の窓際に腰を据え、昼下がりの小路を見下ろしつつ、俺はため息をひとつ吐き出してランチの鶏肉をフォークの先で弄んだ。
泥棒都市ブラックプレーン。どこもかしこも無茶な建築だらけのこの街に滞在してはや一ヶ月。この街でこの店のランチを見つけたときはガッツポーズを決めたほどだ。
とくにコンフィは定番のメニューで、俺はこの街で飯に迷ったらこれを頼む。
骨付きのモモ肉をローズマリーやタイム、ニンニクなどに漬け込み、鶏皮から出したたっぷりの脂で煮込んだもの。コンフィとは油煮込みで、ゆっくりじっくり火を通した鶏肉はフォークだけで骨から肉がほろほろと外れていき、ジューシーさは失われない。脂を出し切った鶏皮はパリパリで食感に彩りを与える。
肉は多めに仕込んでおいて、注文が入るたび油をひかずにフライパンで温める程度に加熱している。そうしないとパリッとした皮のおいしさが出ない。手間がかかっていなようでひと手間をかけているのだ。
そんな大好物メニューであったが、俺の心はどうもテンションが上りきらない。
「どうしたんだい、メテオさん。ここのところ具合がよくないけど、仕事がうまくいってないのー?」
この店のオーナー件料理人。『百鳥』のマスターがそんな俺に声をかけてくれる。どう見ても十代後半か、二十代前半の若い男だ。しかし料理の腕は、美食探求家である俺のお墨付きである。
「そんなところだ」
「水商売やってるとどうしてもムラがあるよねー はい、ガラスープ。サービスしちゃうからー」
そういってマスターは小さめのマグカップに金色のスープを注ぎ、小口に切ったネギをぱらりとひとつまみ入れてよこしてくれた。
「ありがと――ああ、うまい。染み込む。今日の鶏ガラはすごくいいな」
「キジだね。仕込みがちょっと手間だけど、ニワトリよりも味が深いよねー」
「キジか……他にはネギの青いところとショウガだけ。血合いや内臓を徹底的に取り除いたんだろうな。山鳥はアクも多いから、どんだけ手間をかけてるんだか」
「あたり。相変わらずの舌だねー ウチみたいな店は金がないから手間をかけないとねー 鶏ガラスープはいろいろ使えるからたっぷり作って損ないし、手を抜けないよねー メインはいつも手に入るニワトリだけどねー」
『百鳥』のマスターはそういってせわしなく厨房で動き回っている。
場所があまりよくないせいなのか、『百鳥』はそれほど繁盛していわけではない。広さもカウンターがメインで、テーブル席は窓際にひとつあるきり。夜の常連が多く、昼は仕込みメインで片手間にランチをしている。という感じだ。その寂れ具合が俺のお気に入りでもある。
「うまいなあ……」
スープ一杯でずいぶん気が晴れた。俺らしいといえばそうなんだが、自分でも食い意地が張っていると思う。
マスターはそんな俺の心配ばかりするわけにもいかず、夜に向けての仕込みを進めている。
そうして適当に相手をしてくれて、適当に放置してくれるのも俺のお気に入りだ。
愛するマリアと子供たちを置いて、ウォルスタを出てからすでに半年ほど経過している。
目下のところ、俺は珍しいソロの冒険者として各地の遺跡に潜ったり、厄介事に首を突っ込んでみたりして更なる高みを目指している。
マリアに夜逃げされたときのようなガムシャラさではないが、そのときよりもクオリティは上げているつもりだ。遺跡もそこらの冒険者たちでは見つけられないようなものを魔法で見つけ出し、古代の魔法生物たちを撃破したりを続けた。
もちろん経験になることは何でもした。テーブルトークRPGの世界がベースになっているこの世界だ。強い相手を倒すだけではなく、街で起こる厄介事も経験になる。
しかしだ。
俺がレベル19になってからというもの、めっきりと経験点の入り方が悪くなってきた。
そして先日、これまで屈指の難易度であった地下迷宮に潜り、そこを守護する百手巨人を打ち倒し、そこに眠る魔法の品物などをごっそり回収させてもらった。
これは期待できると泥棒都市に戻り、宿で自分のキャラクターシートを確認したところ、俺は二度見どころか十度見くらいした。
経験点が、一点も入っていなかったのだ。
(強さが頭打ち。ってことなのか……?)
楽観的な俺もこれには参った。
あと一レベルで魔術師レベルが20になり、ようやく俺が目指した高みに到れるっていうのに。
おかげでここ数日は泥棒都市の中で、数多くの厄介事を解決してきた。
この街を影から仕切るみっつの勢力が、行き違いからあわや全面抗争のところを回避した。
強力な伝染病にかかったまま街で死んだ男から、強烈な致死性病原菌のパンデミックを引き起こされるのを防いだ。
さまざまなシティアドベンチャーをこなしてきたんだが……経験点は入らなかった。
「食欲も失せるってもんだよ……」
けれどもお残しは内規に反する。
しっかりと鶏肉のコンフィを平らげ、泥棒都市の違法建築ぶりを窓から眺めている。
こうして邪魔をしない限り、モモドリは昼の客を邪険にしない。マスターの名前を知らないので、俺は勝手にモモドリと呼んでいる。
「なあ、モモドリ。あんたはその……料理に行き詰まったりすることはあるのかい?」
「俺はそんな上等なもんじゃないよー」
あいかわらず手は止めず言葉を返す。豆を煮ている鍋の底が焦げ付かないよう火を遠ざけるモモドリはいつも笑い顔だ。
「ひとまず日銭を稼がないとだからねー でも、スランプ? それっぽいときは、友達の店にいって飲んだり食べたりして、相談に乗ってもらうねー ごくごく普通のことばかりしてるよー」
「友達かあ」
俺の友達というか、仲間たちはほとんどユルセール大陸にいる。
相談するにしても転移系の魔法では海を跳ぶことができない。音声のみの通信だったらギリギリかもだが、今いる泥棒都市は海をいくつも越えた別大陸。まともな交信はもうできない。
「この大陸の東端にゲヘナ火山があるってことだから、リーズンと連絡がつくと思ったんだがなあ……」
別にリーズンを追ってきたわけではないんだが、どうせ近くにいるだろうから会うのを楽しみにしていた。
しかし、この大陸に足を踏み入れて《精神感応/テレパシー》をリーズンにむけて使ったところ、これっぽっちの反応もなかったのだ。すでに赤龍ゲヘナとやらを倒して、どこかに向かってしまったのかもしれない。
死んだってことは……たぶんないと思いたい。
「メテオさんは、この大陸に顔馴染みでもいるのー?」
「友人のエルフがいると思ったんだが、どうもすれ違いだったみたいだ」
「連絡取り合えるっ魔法ってあるんでしょー。それ使ってもダメなんです?」
「《精神感応/テレパシー》って魔法があるけど、距離がありすぎるとダメなんだな」
「それは残念ー 他には顔見知りはいないんですかー」
「――ああ」
そういやガルーダもいたな。
俺がリーズンについていけってけしかけたんだけど、すっかり忘れてた。
「ひとりいるけど、そいつはな…… あまり相談事に向かないっていうか、エルフと一緒に行動しているから多分連絡つかないだろうけど。ちょっとここで魔法使ってもいいか?」
「どうぞー」
公共の場や人前や店では、喫煙と魔法は一言断ってから。突然魔法使うと不審がられるからマナーのうちだ。
「親兄弟、友に恋人に馴染みの耳に。魔力よ、心あらば伝えておくれ。わが想いを乗せて遠く早く――《精神感応/テレパシー》」
「メテオだよう!? ひっさしぶりだよう!!」
(なんだ、ガルーダいたのか!!)
驚くほど鮮明な声がした。ガルーダの声だ。
(リーズンはどうしたんだ? あいつにぜんぜん連絡取れないだけど……まさか)
「うーん。リーズンは元気だよう。ひとまずめっちゃ元気っていっていいよう」
(そっか。あいつに限ってまさかとは思ったけど、元気ならよかった。んで、ガルーダはどこにいるんだ。別行動してるってことは赤龍は無事に倒してイーフリートとは無事に再契約できたのか?)
「ちょっと複雑な理由があるんだよう……そのランチうまそう!! おいらも同じのいっちょうだよう!!」
(……ランチ?)
何か妙だ。声が近すぎる。
「リトルフィートさんランチいっちょうー 飲み物は何かつけるー? ウチのエールはいつも新鮮で混ぜものなしだよー」
「じゃあエールもいっちょうだよう!!」
「えっ」
一年ぶりに見るガルーダがテーブルをはさんだ正面に座り、ランチと酒を頼んでいた。
そんな何階だかもわからない店の窓際に腰を据え、昼下がりの小路を見下ろしつつ、俺はため息をひとつ吐き出してランチの鶏肉をフォークの先で弄んだ。
泥棒都市ブラックプレーン。どこもかしこも無茶な建築だらけのこの街に滞在してはや一ヶ月。この街でこの店のランチを見つけたときはガッツポーズを決めたほどだ。
とくにコンフィは定番のメニューで、俺はこの街で飯に迷ったらこれを頼む。
骨付きのモモ肉をローズマリーやタイム、ニンニクなどに漬け込み、鶏皮から出したたっぷりの脂で煮込んだもの。コンフィとは油煮込みで、ゆっくりじっくり火を通した鶏肉はフォークだけで骨から肉がほろほろと外れていき、ジューシーさは失われない。脂を出し切った鶏皮はパリパリで食感に彩りを与える。
肉は多めに仕込んでおいて、注文が入るたび油をひかずにフライパンで温める程度に加熱している。そうしないとパリッとした皮のおいしさが出ない。手間がかかっていなようでひと手間をかけているのだ。
そんな大好物メニューであったが、俺の心はどうもテンションが上りきらない。
「どうしたんだい、メテオさん。ここのところ具合がよくないけど、仕事がうまくいってないのー?」
この店のオーナー件料理人。『百鳥』のマスターがそんな俺に声をかけてくれる。どう見ても十代後半か、二十代前半の若い男だ。しかし料理の腕は、美食探求家である俺のお墨付きである。
「そんなところだ」
「水商売やってるとどうしてもムラがあるよねー はい、ガラスープ。サービスしちゃうからー」
そういってマスターは小さめのマグカップに金色のスープを注ぎ、小口に切ったネギをぱらりとひとつまみ入れてよこしてくれた。
「ありがと――ああ、うまい。染み込む。今日の鶏ガラはすごくいいな」
「キジだね。仕込みがちょっと手間だけど、ニワトリよりも味が深いよねー」
「キジか……他にはネギの青いところとショウガだけ。血合いや内臓を徹底的に取り除いたんだろうな。山鳥はアクも多いから、どんだけ手間をかけてるんだか」
「あたり。相変わらずの舌だねー ウチみたいな店は金がないから手間をかけないとねー 鶏ガラスープはいろいろ使えるからたっぷり作って損ないし、手を抜けないよねー メインはいつも手に入るニワトリだけどねー」
『百鳥』のマスターはそういってせわしなく厨房で動き回っている。
場所があまりよくないせいなのか、『百鳥』はそれほど繁盛していわけではない。広さもカウンターがメインで、テーブル席は窓際にひとつあるきり。夜の常連が多く、昼は仕込みメインで片手間にランチをしている。という感じだ。その寂れ具合が俺のお気に入りでもある。
「うまいなあ……」
スープ一杯でずいぶん気が晴れた。俺らしいといえばそうなんだが、自分でも食い意地が張っていると思う。
マスターはそんな俺の心配ばかりするわけにもいかず、夜に向けての仕込みを進めている。
そうして適当に相手をしてくれて、適当に放置してくれるのも俺のお気に入りだ。
愛するマリアと子供たちを置いて、ウォルスタを出てからすでに半年ほど経過している。
目下のところ、俺は珍しいソロの冒険者として各地の遺跡に潜ったり、厄介事に首を突っ込んでみたりして更なる高みを目指している。
マリアに夜逃げされたときのようなガムシャラさではないが、そのときよりもクオリティは上げているつもりだ。遺跡もそこらの冒険者たちでは見つけられないようなものを魔法で見つけ出し、古代の魔法生物たちを撃破したりを続けた。
もちろん経験になることは何でもした。テーブルトークRPGの世界がベースになっているこの世界だ。強い相手を倒すだけではなく、街で起こる厄介事も経験になる。
しかしだ。
俺がレベル19になってからというもの、めっきりと経験点の入り方が悪くなってきた。
そして先日、これまで屈指の難易度であった地下迷宮に潜り、そこを守護する百手巨人を打ち倒し、そこに眠る魔法の品物などをごっそり回収させてもらった。
これは期待できると泥棒都市に戻り、宿で自分のキャラクターシートを確認したところ、俺は二度見どころか十度見くらいした。
経験点が、一点も入っていなかったのだ。
(強さが頭打ち。ってことなのか……?)
楽観的な俺もこれには参った。
あと一レベルで魔術師レベルが20になり、ようやく俺が目指した高みに到れるっていうのに。
おかげでここ数日は泥棒都市の中で、数多くの厄介事を解決してきた。
この街を影から仕切るみっつの勢力が、行き違いからあわや全面抗争のところを回避した。
強力な伝染病にかかったまま街で死んだ男から、強烈な致死性病原菌のパンデミックを引き起こされるのを防いだ。
さまざまなシティアドベンチャーをこなしてきたんだが……経験点は入らなかった。
「食欲も失せるってもんだよ……」
けれどもお残しは内規に反する。
しっかりと鶏肉のコンフィを平らげ、泥棒都市の違法建築ぶりを窓から眺めている。
こうして邪魔をしない限り、モモドリは昼の客を邪険にしない。マスターの名前を知らないので、俺は勝手にモモドリと呼んでいる。
「なあ、モモドリ。あんたはその……料理に行き詰まったりすることはあるのかい?」
「俺はそんな上等なもんじゃないよー」
あいかわらず手は止めず言葉を返す。豆を煮ている鍋の底が焦げ付かないよう火を遠ざけるモモドリはいつも笑い顔だ。
「ひとまず日銭を稼がないとだからねー でも、スランプ? それっぽいときは、友達の店にいって飲んだり食べたりして、相談に乗ってもらうねー ごくごく普通のことばかりしてるよー」
「友達かあ」
俺の友達というか、仲間たちはほとんどユルセール大陸にいる。
相談するにしても転移系の魔法では海を跳ぶことができない。音声のみの通信だったらギリギリかもだが、今いる泥棒都市は海をいくつも越えた別大陸。まともな交信はもうできない。
「この大陸の東端にゲヘナ火山があるってことだから、リーズンと連絡がつくと思ったんだがなあ……」
別にリーズンを追ってきたわけではないんだが、どうせ近くにいるだろうから会うのを楽しみにしていた。
しかし、この大陸に足を踏み入れて《精神感応/テレパシー》をリーズンにむけて使ったところ、これっぽっちの反応もなかったのだ。すでに赤龍ゲヘナとやらを倒して、どこかに向かってしまったのかもしれない。
死んだってことは……たぶんないと思いたい。
「メテオさんは、この大陸に顔馴染みでもいるのー?」
「友人のエルフがいると思ったんだが、どうもすれ違いだったみたいだ」
「連絡取り合えるっ魔法ってあるんでしょー。それ使ってもダメなんです?」
「《精神感応/テレパシー》って魔法があるけど、距離がありすぎるとダメなんだな」
「それは残念ー 他には顔見知りはいないんですかー」
「――ああ」
そういやガルーダもいたな。
俺がリーズンについていけってけしかけたんだけど、すっかり忘れてた。
「ひとりいるけど、そいつはな…… あまり相談事に向かないっていうか、エルフと一緒に行動しているから多分連絡つかないだろうけど。ちょっとここで魔法使ってもいいか?」
「どうぞー」
公共の場や人前や店では、喫煙と魔法は一言断ってから。突然魔法使うと不審がられるからマナーのうちだ。
「親兄弟、友に恋人に馴染みの耳に。魔力よ、心あらば伝えておくれ。わが想いを乗せて遠く早く――《精神感応/テレパシー》」
「メテオだよう!? ひっさしぶりだよう!!」
(なんだ、ガルーダいたのか!!)
驚くほど鮮明な声がした。ガルーダの声だ。
(リーズンはどうしたんだ? あいつにぜんぜん連絡取れないだけど……まさか)
「うーん。リーズンは元気だよう。ひとまずめっちゃ元気っていっていいよう」
(そっか。あいつに限ってまさかとは思ったけど、元気ならよかった。んで、ガルーダはどこにいるんだ。別行動してるってことは赤龍は無事に倒してイーフリートとは無事に再契約できたのか?)
「ちょっと複雑な理由があるんだよう……そのランチうまそう!! おいらも同じのいっちょうだよう!!」
(……ランチ?)
何か妙だ。声が近すぎる。
「リトルフィートさんランチいっちょうー 飲み物は何かつけるー? ウチのエールはいつも新鮮で混ぜものなしだよー」
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