魔法研究者って何すんの?

kuria

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第4章

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シスターと別れて適当に歩きながら服をどうするか考えていると
おじさん「変な格好のお兄ちゃんなにか探し物かい?」
カイ「ここら辺で服とか防具とか売ってないかな?目立っちゃって」
そう言ってピラピラと服を見せると
おじさん「確かに目立つねその格好は」
笑いながら言うと
おじさん「このマントなんてどうだい?服は隠れるから変に見えないと思うし
旅人ならよく来てるしね」
少し古いが丈夫そうな布でできているマントだった
カイ「ならそれをもらおうかな
おじさんいくらかな?」
そう言うと首を降った
おじさん「悪いね兄ちゃんここいらは金じゃなく物々交換なんだ」
物々交換と言われても何も無い
ポケットなどを探し一円玉が出てきた
おじさん「なんだいそりゃ?」
おじさんは不思議そうに一円玉を見つめているので
カイ「これと交換とかダメ?」
そういいおじさんに渡す
おじさん「こりゃあ不思議なもんだな軽いし硬いこれはなんだい?」
一円玉って何でできてるんだっけ?
カイ「えーと遠い国のお金なんだけどダメ?」
おじさん「かね?これがかい?変わったとこだね
まあいいよこんな不思議なもんは初めて見たしおまけで色々つけてやろう」
そう言ってマントとりんごのような果物?をくれた
カイ「この実は何?」
おじさん「あんたリゴムを知らないのか?
ほんとに遠くから来たんだな」
おじさんはリゴムと言う実をナイフで半分に切った真ん中に丸いタネのようなものがあるのでアボカドみたいな断面になった
おじさん「周りは甘いんだがなこの真ん中の子の種が厄介でな食べれない上に刃物で切れないと来てるからな
乾かすとよく弾くんで子供がよく遊んでるよ」
タネを渡されて触るとゴムのような感じだった
おじさん「ホレ食べてみ」
渡された果実を食べると甘くて美味しかった
カイ「甘くて美味しい」
もうひとつ貰い食べていると
おじさん「ついでだこれもやるよにいちゃん」
そう言ってひとつの木の板を出した
おじさん「ここいらの神様のお守りだ」
木には犬のような狼のようなものが書かれていた
カイ「ありがとうおじさん」
おじさん「気をつけて旅しなよにいちゃん」
手を振りながらそう言った
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