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入学編
理事長
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目的地の時計塔の手前まで来て車を降りて黒崎さんは建物の方を指さした
黒崎「こちらが教師塔の王の塔です」
目の前の塔には真ん中が時計塔になっていて両端に少し低い塔がたっていた
前から見ると山って字に似ている
目の前には桜の木で出来た道が伸びていた
黒崎「この桜道の先が建物の入口です」
桜道は車で通るには少し幅が短い道らしく歩いて向かった
綺麗に散る桜を見ながら黒崎さんの後を追って歩いていると
少し先のところにある桜の木の下に1人の男がたっていた
桜の木に寄りかかり腕を組んでこちらを睨んでいた
目が合うと顔をそむけどこかに行ってしまった
不思議に思いながらも前を見ると黒崎さんがこちらを見ていて目が合うとニコッと笑い前を向いた
話しかけようと口を開いた瞬間
黒崎「到着致しました」
さいぎられてしまい聞けなかった
中に入ると教師の人と思しき人が何人もいて
黒崎さんを見ると頭を下げて会釈をして通っていく
廊下を進んでいくと突き当たりに左右に分かれていて真ん中にエレベーターがあった
黒崎さんはエレベーターに乗り
スーツのポケットからケータイを出すと
ボタンのパネルの下のところにかざすとピロリンって音がしてエレベーターが動き出し最上階の上の階を示した
少ししてエレベーターの扉が開いた
黒崎「こちらが最上階の理事長室です」
そう言いエレベーターを降りると豪勢な扉があった
黒崎さんはドアをノックすると少しして返事が返ってきてそれを聞いてから黒崎さんはドアを開けた
学園が一望できるような大きな窓があり
その前に机と高そうな白いスーツを着た男の人が座っていた
黒崎「お待たせ致しました
理事長
特別枠学園生の八神錬様をお連れしました」
深々と頭を下げてそう言うと自分を奥に通された
理事長「君が八神錬君か」
理事長はこちらを見てそう言うと鼻で笑った
理事長「誰の推薦だか知らないが
良くもまあこの成績にこの身分でこの学園へと来れたものだよ」
理事長は手に持っていた書類を投げた
それは自分の履歴書だった
書いた覚えの無いものだけど
一瞬イラッとした
文句を言おうとした時
黒崎「理事長その前に錬様が持って前りました
紹介状を読まれた方がよろしいかと」
そういい黒崎さんは封筒を渡すように促してくれた
理事長「こんなのが持ってくる紹介状など読むほどの意味もないだろ」
理事長は怒っていたが黒崎さんに促され
封筒を理事長に渡した
理事長「どうせどこぞの三流階級の社長の紹介だ・ろ・」
封筒を開け中身を見た途端理事長の顔色が変わった
理事長「おい黒崎コレは間違いないのか
この封筒の送り主」
黒崎さんの方を睨みつけながらそう言うと黒崎さんは
黒崎「はい間違っておりません」
コクリと頭を縦に振った
それを聞いた瞬間理事長は崩れるように椅子に座り込み顔を伏せ少し考えてから顔を上げた
理事長「おいお前確か名前はレンだったな
どういう意味で誰がつけた」
いきなりそんな事を聞かれ少し驚くが
昔からよく聞かされていたことなのですぐに出てきた
自分「練られて強くなりそしていつか金へと変わる子って亡くなった母が言ってました」
それを聞くと理事長は頭を抱え行き良いよく立ち上がるとこちらへと来た
理事長「顔をよく見せろ」
そういう前に顔を両手でわしずかみにされてよく観察された
数分人の頭を動かしていろんな角度から見た後に頭から手を離すと
理事長「黒崎お前は知っていたのかこの件を」
そういい思いっきり睨んだ
黒崎「申し訳ありません他言無用との事だったので」
深々と頭を下げた
理事長「そうか理解した
全くならば次に行くべき場所があるだろさっさと行け」
手でしっしっとして出ていくように促した
理事長室を出ようとした時
理事長「あ、錬君だったね
先程のセリフは撤回するなので後で話がしたいんだ良ければ後で会ってくれないかな?」
理事長は椅子に着くなり言った
自分「はい喜んで」
実際成績のことは良いが家のことを言われた時はカチンと来たが謝罪してくれたし
じっさいなぜ自分はここに来ないといけなかったのかもまだ分かっていないので
その話も聞きないので了承した
理事長「どうせ次に向かうのはあの人の所だろう
気おつけて行ってくるといい 」
自分「はいありがとうございます」
感謝の言葉を述べて退出した
理事長は1人になり
机の1番上の引き出しを開けた
そこには鍵がかかっていて理事長しか開けられない引き出し
そこを開けると1枚の少し古びた写真を出した
子供が4人でうっている写真
理事長「全く昔と変わらず
やはり男の子に錬と付けたか」
そういいクスリと笑ってまた写真を元の引き出しに戻した
黒崎「こちらが教師塔の王の塔です」
目の前の塔には真ん中が時計塔になっていて両端に少し低い塔がたっていた
前から見ると山って字に似ている
目の前には桜の木で出来た道が伸びていた
黒崎「この桜道の先が建物の入口です」
桜道は車で通るには少し幅が短い道らしく歩いて向かった
綺麗に散る桜を見ながら黒崎さんの後を追って歩いていると
少し先のところにある桜の木の下に1人の男がたっていた
桜の木に寄りかかり腕を組んでこちらを睨んでいた
目が合うと顔をそむけどこかに行ってしまった
不思議に思いながらも前を見ると黒崎さんがこちらを見ていて目が合うとニコッと笑い前を向いた
話しかけようと口を開いた瞬間
黒崎「到着致しました」
さいぎられてしまい聞けなかった
中に入ると教師の人と思しき人が何人もいて
黒崎さんを見ると頭を下げて会釈をして通っていく
廊下を進んでいくと突き当たりに左右に分かれていて真ん中にエレベーターがあった
黒崎さんはエレベーターに乗り
スーツのポケットからケータイを出すと
ボタンのパネルの下のところにかざすとピロリンって音がしてエレベーターが動き出し最上階の上の階を示した
少ししてエレベーターの扉が開いた
黒崎「こちらが最上階の理事長室です」
そう言いエレベーターを降りると豪勢な扉があった
黒崎さんはドアをノックすると少しして返事が返ってきてそれを聞いてから黒崎さんはドアを開けた
学園が一望できるような大きな窓があり
その前に机と高そうな白いスーツを着た男の人が座っていた
黒崎「お待たせ致しました
理事長
特別枠学園生の八神錬様をお連れしました」
深々と頭を下げてそう言うと自分を奥に通された
理事長「君が八神錬君か」
理事長はこちらを見てそう言うと鼻で笑った
理事長「誰の推薦だか知らないが
良くもまあこの成績にこの身分でこの学園へと来れたものだよ」
理事長は手に持っていた書類を投げた
それは自分の履歴書だった
書いた覚えの無いものだけど
一瞬イラッとした
文句を言おうとした時
黒崎「理事長その前に錬様が持って前りました
紹介状を読まれた方がよろしいかと」
そういい黒崎さんは封筒を渡すように促してくれた
理事長「こんなのが持ってくる紹介状など読むほどの意味もないだろ」
理事長は怒っていたが黒崎さんに促され
封筒を理事長に渡した
理事長「どうせどこぞの三流階級の社長の紹介だ・ろ・」
封筒を開け中身を見た途端理事長の顔色が変わった
理事長「おい黒崎コレは間違いないのか
この封筒の送り主」
黒崎さんの方を睨みつけながらそう言うと黒崎さんは
黒崎「はい間違っておりません」
コクリと頭を縦に振った
それを聞いた瞬間理事長は崩れるように椅子に座り込み顔を伏せ少し考えてから顔を上げた
理事長「おいお前確か名前はレンだったな
どういう意味で誰がつけた」
いきなりそんな事を聞かれ少し驚くが
昔からよく聞かされていたことなのですぐに出てきた
自分「練られて強くなりそしていつか金へと変わる子って亡くなった母が言ってました」
それを聞くと理事長は頭を抱え行き良いよく立ち上がるとこちらへと来た
理事長「顔をよく見せろ」
そういう前に顔を両手でわしずかみにされてよく観察された
数分人の頭を動かしていろんな角度から見た後に頭から手を離すと
理事長「黒崎お前は知っていたのかこの件を」
そういい思いっきり睨んだ
黒崎「申し訳ありません他言無用との事だったので」
深々と頭を下げた
理事長「そうか理解した
全くならば次に行くべき場所があるだろさっさと行け」
手でしっしっとして出ていくように促した
理事長室を出ようとした時
理事長「あ、錬君だったね
先程のセリフは撤回するなので後で話がしたいんだ良ければ後で会ってくれないかな?」
理事長は椅子に着くなり言った
自分「はい喜んで」
実際成績のことは良いが家のことを言われた時はカチンと来たが謝罪してくれたし
じっさいなぜ自分はここに来ないといけなかったのかもまだ分かっていないので
その話も聞きないので了承した
理事長「どうせ次に向かうのはあの人の所だろう
気おつけて行ってくるといい 」
自分「はいありがとうございます」
感謝の言葉を述べて退出した
理事長は1人になり
机の1番上の引き出しを開けた
そこには鍵がかかっていて理事長しか開けられない引き出し
そこを開けると1枚の少し古びた写真を出した
子供が4人でうっている写真
理事長「全く昔と変わらず
やはり男の子に錬と付けたか」
そういいクスリと笑ってまた写真を元の引き出しに戻した
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