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入学編
おじいさん
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黒崎「では次に参りましょう」
黒崎さんはそういいもう一度エレベーターに乗った
1階のボタンを押し下に向かった
黒崎「次に会って頂くのは
この学園を作った方です」
エレベーターを降り左に曲がり廊下を進むとさっきの理事長室と似て豪華なドアがあった
ドアをノックして返事が返ってきて黒崎さんがドアを開けてくれて中に入ると
??「錬よ~我が愛しき孫よ~」
そう言っておじいさんが飛びついてきた
驚きながらも何とか踏ん張った
??「お~ようやく会えたのう
練よ」
頭を両手で持ちいろんな角度で見られた
一日に2回も頭持たれて顔を観察されるとは
黒崎「当主様そろそろ」
黒崎さんに言われおじいさんは咳払いをして少し離れた
黒崎「では紹介致します
こちらがこの学園の創設者にして貴方様の母上の御父上で在られる
祖神黒冬様です」
黒冬「よろしくな錬よ」
そういい頭を撫でられた
撫でられた時少し懐かしい気がした
錬「は、はい」
頭を撫でられながら返事をした
少し照れくさい感じがする
黒冬「まずは座りなさい
黒崎お茶を頼めるかの」
黒崎「はいただいま」
深々と一礼してから黒崎さんはお茶を入れに行った
黒冬「錬よ座りなさい」
黒冬にソファに座るように促され座った
黒崎「お茶でございます」
綺麗な白いティーセットに紅茶を入れて持ってきてくれた
黒冬についでから自分にもついでくれた
黒崎「錬さまお砂糖とミルクはお入りですか?」
シュガーポットとミルクポットを進められた
錬「いえそのままで」
1口すすると凄く美味しかった
驚いた顔をしていたのか2人してすごく嬉しそうな顔をしていた
黒冬「黒崎確かこの前貰ったケーキがあったな」
黒冬が言うと
黒崎「はいこちらに」
銀のトレイの上に綺麗なバラの様に並べられた桃ののったパイがあった
1口食べると桃の甘みと下のカスタードクリームの甘みタルト生地のザクザクとした食感最高!!
口の中に甘い香りと味を楽しみながら紅茶を1口ふくむと
なんとも言えない幸福感があるれてきて
あっさりケーキ1切れ食べきり紅茶を飲み切ってしまった
幸せなため息をついて前を見るとおじいさんと黒崎さんが嬉しそうに見ていて少し恥ずかしくなった
うんうんとうなずきながらおじいさんは
黒冬「もう1切れどうじゃ?
紅茶ももっと飲みなさい」
黒崎さんがケーキをもう1切れと紅茶をくれた
コレはダメだ美味しすぎて食べすぎてしまう
そんな事を思いながらケーキを1口分に切り口に運ぶと
黒崎「そろそろお話を始めた方が」
そういいおじいさんに話を促した
黒冬「そうか?
もう少し見ていたかったんだが」
少し寂しそうにしながらそういい
話を始めてくれた
黒冬「まず謝らなければならないな
済まなかった」
深々と頭を下げてられて焦った
黒冬「じゃがこの先の事を考えると君にはこの学園に通ってもらう必要があった」
頭を上げ真っ直ぐに自分の目を見てそう告げた
黒冬「まず君のお母さん
つまりわしの娘である椿の話からしないとだな」
母さんは言わいるお嬢様でこの学園の卒業生
そして卒業後父と出会い駆け落ちをしたそうだ
駆け落ちしたことは2人から聞いていたが元お嬢様だったのは知らなかった
黒冬「まあ椿の行き先や行動
錬君の生まれたことも知っていた
そして椿が無くなっていることもな」
母さんの死因は事故だった
当時小学生だった自分を学校に迎えに来て買い物をして帰る際猛スピードできた車に引かれ重症で病院に運ばれたが一週間後に亡くなった
運転手は飲酒していた
黒冬「椿に最後に会ったのは事故から三日後じゃった
椿は弱った状態でワシと妻に自分が幸せなことそしてお前、錬の事を頼むと言われた」
悲しそうな顔をしながらがそうに言った
黒冬「本当は遠くから見守っていくつもりだったんじゃがな
少し状況が変わってしまっての」
渋い顔をし話を続けた
黒冬「実はなお主の存在がバレて閉まったんじゃ
そうなるとお主の襲うものも現れる
そこでお主の父親と話し合い
この学園に来てもらうことになった」
どうやら父さんは全て知っていたらしい
黒冬「お主の父親ももしものことを考え海外に言ってもらった
元々お主の父親の働く会社はわしの知り合いの会社出しの」
そういい笑った
黒冬「これがこの学園に来てもらった経緯なんじゃが
念の為お主は普通に外部からの転入と言うことになっておるが
こちらでできる支援はおしまん
この学園の施設は自由に使ってもらって構わん」
黒崎「こちらをお持ちください」
銀のトレイの上にケータイとリストバンドが乗っていた
黒崎「こちらの端末2つが学生証で施設の会計などもこちらのふたつで出来ます
両方携帯してください
こちらの携帯電話の方に連絡などができます
学友のかた等もこれで連絡ができます」
携帯電話をポケットにしまい
リストバンドをはめた
黒冬「携帯電話の方にわしの連絡先が入っているいつでも連絡してきなさい」
ケータイを確認すると確かに入っていた黒崎さんのも
黒崎「何かありましたら私にも連絡ください」
黒冬「今使ってるケータイじゃがこの学園では使えるので持っていなさい
ただ通常は持ち込み禁止なので注意するのじゃぞ」
少し安心した中学の友達などに連絡を取れるようだし父さんともこれで連絡ができる
黒崎さんはそういいもう一度エレベーターに乗った
1階のボタンを押し下に向かった
黒崎「次に会って頂くのは
この学園を作った方です」
エレベーターを降り左に曲がり廊下を進むとさっきの理事長室と似て豪華なドアがあった
ドアをノックして返事が返ってきて黒崎さんがドアを開けてくれて中に入ると
??「錬よ~我が愛しき孫よ~」
そう言っておじいさんが飛びついてきた
驚きながらも何とか踏ん張った
??「お~ようやく会えたのう
練よ」
頭を両手で持ちいろんな角度で見られた
一日に2回も頭持たれて顔を観察されるとは
黒崎「当主様そろそろ」
黒崎さんに言われおじいさんは咳払いをして少し離れた
黒崎「では紹介致します
こちらがこの学園の創設者にして貴方様の母上の御父上で在られる
祖神黒冬様です」
黒冬「よろしくな錬よ」
そういい頭を撫でられた
撫でられた時少し懐かしい気がした
錬「は、はい」
頭を撫でられながら返事をした
少し照れくさい感じがする
黒冬「まずは座りなさい
黒崎お茶を頼めるかの」
黒崎「はいただいま」
深々と一礼してから黒崎さんはお茶を入れに行った
黒冬「錬よ座りなさい」
黒冬にソファに座るように促され座った
黒崎「お茶でございます」
綺麗な白いティーセットに紅茶を入れて持ってきてくれた
黒冬についでから自分にもついでくれた
黒崎「錬さまお砂糖とミルクはお入りですか?」
シュガーポットとミルクポットを進められた
錬「いえそのままで」
1口すすると凄く美味しかった
驚いた顔をしていたのか2人してすごく嬉しそうな顔をしていた
黒冬「黒崎確かこの前貰ったケーキがあったな」
黒冬が言うと
黒崎「はいこちらに」
銀のトレイの上に綺麗なバラの様に並べられた桃ののったパイがあった
1口食べると桃の甘みと下のカスタードクリームの甘みタルト生地のザクザクとした食感最高!!
口の中に甘い香りと味を楽しみながら紅茶を1口ふくむと
なんとも言えない幸福感があるれてきて
あっさりケーキ1切れ食べきり紅茶を飲み切ってしまった
幸せなため息をついて前を見るとおじいさんと黒崎さんが嬉しそうに見ていて少し恥ずかしくなった
うんうんとうなずきながらおじいさんは
黒冬「もう1切れどうじゃ?
紅茶ももっと飲みなさい」
黒崎さんがケーキをもう1切れと紅茶をくれた
コレはダメだ美味しすぎて食べすぎてしまう
そんな事を思いながらケーキを1口分に切り口に運ぶと
黒崎「そろそろお話を始めた方が」
そういいおじいさんに話を促した
黒冬「そうか?
もう少し見ていたかったんだが」
少し寂しそうにしながらそういい
話を始めてくれた
黒冬「まず謝らなければならないな
済まなかった」
深々と頭を下げてられて焦った
黒冬「じゃがこの先の事を考えると君にはこの学園に通ってもらう必要があった」
頭を上げ真っ直ぐに自分の目を見てそう告げた
黒冬「まず君のお母さん
つまりわしの娘である椿の話からしないとだな」
母さんは言わいるお嬢様でこの学園の卒業生
そして卒業後父と出会い駆け落ちをしたそうだ
駆け落ちしたことは2人から聞いていたが元お嬢様だったのは知らなかった
黒冬「まあ椿の行き先や行動
錬君の生まれたことも知っていた
そして椿が無くなっていることもな」
母さんの死因は事故だった
当時小学生だった自分を学校に迎えに来て買い物をして帰る際猛スピードできた車に引かれ重症で病院に運ばれたが一週間後に亡くなった
運転手は飲酒していた
黒冬「椿に最後に会ったのは事故から三日後じゃった
椿は弱った状態でワシと妻に自分が幸せなことそしてお前、錬の事を頼むと言われた」
悲しそうな顔をしながらがそうに言った
黒冬「本当は遠くから見守っていくつもりだったんじゃがな
少し状況が変わってしまっての」
渋い顔をし話を続けた
黒冬「実はなお主の存在がバレて閉まったんじゃ
そうなるとお主の襲うものも現れる
そこでお主の父親と話し合い
この学園に来てもらうことになった」
どうやら父さんは全て知っていたらしい
黒冬「お主の父親ももしものことを考え海外に言ってもらった
元々お主の父親の働く会社はわしの知り合いの会社出しの」
そういい笑った
黒冬「これがこの学園に来てもらった経緯なんじゃが
念の為お主は普通に外部からの転入と言うことになっておるが
こちらでできる支援はおしまん
この学園の施設は自由に使ってもらって構わん」
黒崎「こちらをお持ちください」
銀のトレイの上にケータイとリストバンドが乗っていた
黒崎「こちらの端末2つが学生証で施設の会計などもこちらのふたつで出来ます
両方携帯してください
こちらの携帯電話の方に連絡などができます
学友のかた等もこれで連絡ができます」
携帯電話をポケットにしまい
リストバンドをはめた
黒冬「携帯電話の方にわしの連絡先が入っているいつでも連絡してきなさい」
ケータイを確認すると確かに入っていた黒崎さんのも
黒崎「何かありましたら私にも連絡ください」
黒冬「今使ってるケータイじゃがこの学園では使えるので持っていなさい
ただ通常は持ち込み禁止なので注意するのじゃぞ」
少し安心した中学の友達などに連絡を取れるようだし父さんともこれで連絡ができる
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