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潮騒7
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しばらくして部屋の扉を叩く音が聞こえた。
「入れ!!」
童顔の若き将校アドン少佐は顔に似合わない大きな声でそう叫ぶと、扉を開けて入ってきたのはまさしくアドン少佐が好みの美少年だった。
「失礼します。ジョセフと言います、今日は少佐とともに過ごさせていただきます。よろしくお願いします。」
ぎこちなくいかにも訓練されたような型にはまったものの言い方にアドン少佐は違和感を感じながらも、手招きをして自分の座ってるソファーの側へと呼び寄せた。
「ジョセフ君か、いい名前だ、しかもよく礼儀をわきまえてる。さあ、こっちにおいで。」
アドン少佐の目の前に立ったジョセフは照れながらアドン少佐の顔を見れずに目は横を向けたままだった。その顔は白菫色のような青白い顔にほのかに赤身が浮き出て少年特有の照れかげんを露していた。
「照れているのかい?ジョセフ。いやジョフ、そう呼ばせてもらうけどいいかい?君は何歳だ?」
ぎこちないのはジョセフ少年だけではなかった、またアドン少佐も年上の大佐との性行為はあったが、遥かに年下の少年を相手にするのはこれが初めてだったからである。
「入れ!!」
童顔の若き将校アドン少佐は顔に似合わない大きな声でそう叫ぶと、扉を開けて入ってきたのはまさしくアドン少佐が好みの美少年だった。
「失礼します。ジョセフと言います、今日は少佐とともに過ごさせていただきます。よろしくお願いします。」
ぎこちなくいかにも訓練されたような型にはまったものの言い方にアドン少佐は違和感を感じながらも、手招きをして自分の座ってるソファーの側へと呼び寄せた。
「ジョセフ君か、いい名前だ、しかもよく礼儀をわきまえてる。さあ、こっちにおいで。」
アドン少佐の目の前に立ったジョセフは照れながらアドン少佐の顔を見れずに目は横を向けたままだった。その顔は白菫色のような青白い顔にほのかに赤身が浮き出て少年特有の照れかげんを露していた。
「照れているのかい?ジョセフ。いやジョフ、そう呼ばせてもらうけどいいかい?君は何歳だ?」
ぎこちないのはジョセフ少年だけではなかった、またアドン少佐も年上の大佐との性行為はあったが、遥かに年下の少年を相手にするのはこれが初めてだったからである。
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