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その意思を受け継いで56
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アドンは少し驚いた表情をしたが、それは決して黙って手帳を覗いた事によるものではなかった。
「そうか・・ありがとう。手帳を見て覚えててくれたんだな。嬉しいよ。ありがとうな。」
「てっきり怒られるかと思ったんだけど、僕のほうこそ嬉しいよ。お兄ちゃん!!ねー僕の事好き?」
「急になんだよ!!いきなり改まってびっくりするじゃないか・・」
「僕はお兄ちゃんの事大好きだよ。とても・・お兄ちゃんと出会わなかったら僕はきっと・・
でも、今はお兄ちゃんと一緒だから、ずーっと一緒にいてくれる?お兄ちゃん・・」
アドンは手にしたハケを下に置いた。
「ああ、ずーっと一緒だよ!愛してるよ。ジョフ。俺のほうこそ感謝してる。機械的にただ上から言われるがまま軍の仕事を毎日して、魂の抜け殻みたいな俺をお前が変えてくれた・・愛してる。」
そう話すとアドンはジョセフを優しく抱きしめていた。ジョセフもまた力強くアドンを抱きしめた。
「そうか・・ありがとう。手帳を見て覚えててくれたんだな。嬉しいよ。ありがとうな。」
「てっきり怒られるかと思ったんだけど、僕のほうこそ嬉しいよ。お兄ちゃん!!ねー僕の事好き?」
「急になんだよ!!いきなり改まってびっくりするじゃないか・・」
「僕はお兄ちゃんの事大好きだよ。とても・・お兄ちゃんと出会わなかったら僕はきっと・・
でも、今はお兄ちゃんと一緒だから、ずーっと一緒にいてくれる?お兄ちゃん・・」
アドンは手にしたハケを下に置いた。
「ああ、ずーっと一緒だよ!愛してるよ。ジョフ。俺のほうこそ感謝してる。機械的にただ上から言われるがまま軍の仕事を毎日して、魂の抜け殻みたいな俺をお前が変えてくれた・・愛してる。」
そう話すとアドンはジョセフを優しく抱きしめていた。ジョセフもまた力強くアドンを抱きしめた。
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