妖魔特捜刑事 宇佐美白百合 人々を悦楽に落とし操る媚薬フラワーハニーを追え

瀬緋 令祖灼

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エピローグ

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「ちょ、ちょっと止めなさい」

 遼子を止めようとする白百合だが言うことを聞かない。
 汗には分泌物が含まれており、更にフラワーハニーを摂取してしまう。

「あうあう」

 何とか増やさないようにしたいが、既に遼子は理性を失っており一心不乱に吸っている。
 止まりそうもなかった。

「……ゴメンね」

 白百合は、ボディースーツの上から遼子のクリトリスを撫でた。

「あああああっっっっっ」

 身体を貫かれたような快感が神経を通じて駆け抜け、身体を大きく反らした。
 すかさず白百合の指が蠢き、的確に性感帯を刺激する。

「あうううっっ」

 度重なる刺激に遂に絶頂した遼子は、大声をあげ、愛液を拭きだし、緊張が極限まで上がる。
 そして精神の頂点を突き抜け、ようやく力が果てて、白百合に倒れ込んだ。

「はう……はう……」

「よかった、落ち着いたみたいね」

 まだ息が荒いが呼吸が落ち着いたし、さらに愛撫を求めるような行動はしていない。
 ただただ、白百合の胸の中で安堵し寝息を立てているだけだ。

「ゴメンね。こんな身体にして」

 遼子の体は穴という穴から体液が出ている。
 身体の各所は熱でほんのりい赤く染まり、胸や秘書などは膨らみ、身体のラインが淫靡な曲線となっている。
 そんな身体にしたのが、自分の愛液、体液である事が白百合には耐えられず、涙が出てしまった。

「ううんんっ」

 落ちた涙が遼子の身体に触れて、甘い声を出す。
 触れた部分から涙に含まれる媚薬、フラワーハニーが身体に官能を与えていた。

「涙さえ流すことは許されないというの」

 自分の淫らな身体では、何処までも人を落としていくことしか出来ない。そんな事実に白百合は落ち込んだ。

「私はどうして兎人族なのかしら」

 兎人族は常に発情しており、そのフェロモンを周囲にまき散らすことで好意をえる。
 場合によっては、子種を貰う。
 生まれてくる兎人族の殆どは女であり、手を残すには他種族の男から子種を貰う必要があるため、このような媚薬成分を出すようになったと仮定されている。
 特に白百合の体液は人々を興奮させるとされていた。
 そこから作り出されるフラワーハニーは人々を中毒にして操られてしまう。
 幸い白百合は自分の作った媚薬であり耐性があるが、耐性のない他人は簡単に落ちてしまう。
 白百合にとって、フラワーハニー、いや分泌する媚薬が自分が淫靡な存在である事を突きつける呪いに等しい。

「絶対に、フラワーハニーを撲滅してやる」

 決意を新たにすると白百合の指に力が入り、遼子の身体を揉み上げる。

「あうっ」

 強く握られた部分から、官能が走り、遼子に艶声を出させた。

「ごめんなさい」

「うううんんっ」

 再び官能に悩むように遼子は眉を曲げた。
 それから応援が来るまで、遼子の容態が落ち着くまで白百合は遼子を優しく抱きしめていた。

「絶対にフラワーハニーをなくしてやる」

 白百合は決意を新たにした。
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