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第三話 新たなギアレンジャー ギアブルー参上
ブルーの狂気
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「……え?」
はじめブルーが何を言っているか分からなかった。
だが、放たれる言葉の響きに、恐ろしいものを、自分への殺意が含まれている事にマダムバタフライは気がつき、背筋が凍った。
「私のレッドを虐めて嬲る……全身を愛撫して、揉んだり撫でたり、あまつさえ口や大事なところを吸う……なんて羨ましい、いえ、酷い事をしてくれるの」
漏れ出た本音を聞いて、マダムバタフライは更に恐怖に陥る。
「あなたのような害虫はこの世から消えてしまいなさい!」
マガジンを交換したブルーは再びマダムバタフライに銃弾を放った。
「さあ! これでお終いよ!」
「ぎゃああああっっっっっ!」
全身に無数の銃弾を放たれマダムバタフライは悲鳴を上げた。
特に、レッドを責め抜いた管のある頭部は念入りに銃弾を撃ち込んでいく。
頭をやられ、声が出なくなっても、弾がめり込む時の痛みによる反射や衝撃で、肺から空気が漏れる声が、悲鳴のように響く。
ようやく声がしなくなったのは、マガジンの弾が全て空になってからだった。
「ふん……愚か者め」
マダムバタフライだった物体を見下すようにゴミを見るかのような視線を一瞬浴びせた後、ブルーは明るい笑みを浮かべてレッドに向かって尋ねた。
「レッド、大丈夫?」
はじめブルーが何を言っているか分からなかった。
だが、放たれる言葉の響きに、恐ろしいものを、自分への殺意が含まれている事にマダムバタフライは気がつき、背筋が凍った。
「私のレッドを虐めて嬲る……全身を愛撫して、揉んだり撫でたり、あまつさえ口や大事なところを吸う……なんて羨ましい、いえ、酷い事をしてくれるの」
漏れ出た本音を聞いて、マダムバタフライは更に恐怖に陥る。
「あなたのような害虫はこの世から消えてしまいなさい!」
マガジンを交換したブルーは再びマダムバタフライに銃弾を放った。
「さあ! これでお終いよ!」
「ぎゃああああっっっっっ!」
全身に無数の銃弾を放たれマダムバタフライは悲鳴を上げた。
特に、レッドを責め抜いた管のある頭部は念入りに銃弾を撃ち込んでいく。
頭をやられ、声が出なくなっても、弾がめり込む時の痛みによる反射や衝撃で、肺から空気が漏れる声が、悲鳴のように響く。
ようやく声がしなくなったのは、マガジンの弾が全て空になってからだった。
「ふん……愚か者め」
マダムバタフライだった物体を見下すようにゴミを見るかのような視線を一瞬浴びせた後、ブルーは明るい笑みを浮かべてレッドに向かって尋ねた。
「レッド、大丈夫?」
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